電信柱と電信柱を繋ぐ電線の上に
天使が羽を休めている
天使を数える場合
鳥同様に羽がはえているから
一羽二羽と数え始めたが
途中で断念した
数えきれない
電線が重みで垂れ下がる
...
天高く
伸ばすてのひらヒラヒラと
透きとおる風、雪舞わす風
あなた待ち
こころがきゅんと鳴る音と
聴かせてあげたいシャランと月光
倒れ込む
キラキラ夜空の下の街
初冬の ...
やらせに文句言う奴は
やらせ以外のテレビ番組が
あるとでも思ってんのか?
んなもん、ねえよ!
全部やらせだよ!やらせ!
CS合わせりゃ
星の数ほどチャンネルがあるのに
やらせでもなきゃ
...
期限付きの
恋?
夢?
人生。
見開いた目
閉じ込めた言葉は、
あなた。
腹の底から息をして
そこに棲む大きなさかなを
二度、三度、
ゆっくりと躍らせる。
待ちぼ ...
遠くの海に風が吹き
今にも波が沸き起こる
私は波の音を聴く
未来からやって来る
運命の波の音を聴く
水は澄み
風は冷たく
海は荒れ
碧天の下
俺は生く
鉛の体を
引き摺っ ...
自分を大切にできる妻は
他人をも大切にする
働き者で、勤勉で、怠らない
人を助け、人のために祈り
人の話をよく聞く
謙遜で、高ぶらない
私はそんな妻の姿に
キ ...
落とした視線に降り注ぐ光
飛び散った心をまとめるように
照り返す熱を真っ直ぐ感じる
一筋の軌道を希望と呼んだ
指先から抜けてどこまでも行けば
体に傷を残す優しい糸で
檻を作った逃げ ...
昔からパジャマを着た事がない
寝る時は冬場でも下着だけ
それでも
夜中に悪い夢に魘されて
はっと目が覚めた時は大概冷たい汗をかいている
そんな時はなぜかオシッコも満タンになっていたりして
...
午前五時四十三分
顔を隠した太陽の光が空に反射していた
光だけ先走ってしまうそそっかしい太陽も
じきに僕のことを覗きにくるだろう
おはよう ありがとう ごめんなさい さようなら
僕は ...
いつまでも愚者
愚者だから愚者
愚者だつて苛立つて
串焼き食べて
愚者ぐしゃぐしゃ
紙にかいてぐしゃぐしゃ
山羊にあげてくしゃくしゃ
もしゃもしゃもしや
もしや
もしや
しやも ...
ガラスケースの中には
成人を迎えた晴れ着姿の女や
子どもを抱いた夫婦、百歳を
迎えた女の満面の笑み
とぼとぼ、夜を歩けば
冷やかな風が問いかけてくる
その顔はなぜ、俯いているのかと
...
最後の最後に
裏切られて死んだ
負けて朽ちた
...
ジーパンに
ジャージの君を
姫として
傅くために
朝焼けろ海
十匹めの
熊を抱いて眠る
波寄せて ひいていく
ながい一瞬に
あらゆるものを天秤にかけ
そして
壊しました
抱いたまま ゆきます
壊れながら
熊たちの なき声を
眠りに ...
こツン、と
硝子戸がたたかれ
暗い部屋で生き返る
耳鳴りがしていた
からの一輪挿しは
からのままだ
幼い頃、祖父が置いていた養蜂箱に
耳をあてたことがある、蜂たちの
羽音は忘れたけ ...
平成最後のなんとかに
みんな全ての瞬間が 人生最後の瞬間だと
忘れちゃったのかなぁ
イエスよ
来てください
憐れんでください
助けてください
弱く愚かで罪深いわたしを
憐れんでください
助けてください
ああ主よ
てんてこ舞いながらも楽しくやっております
うがい手洗いふくみ笑い
揚げ物をあげて落とす勢い
ほとんど徒歩で本当にトホホ
ひとり反省会の二次会はこちらです
君に会えて本当に ...
風の向きが変わってきました
感じる温度も変わってきました
香りも変わってきました
それは朝の空気に飛び込んできました
鼻から吸い込み気管で感じました
今ま ...
君と僕の見つめる方向が違っても
立っているポジションが違っても
もしかしたらいつかは同じ風景を見られるのかもしれないなんて
そう考えてた
でも同じ場所一緒だったあの瞬間さえも
見渡せる情景は ...
命には限りがあるのです
タマネギ伯爵が言います
それを知ってほしいから
我々は皆を泣かすのだと
タマネギ伯爵は言います
隣のタマネギ伯爵婦人は
始まったわよとの溜息を
リキッド状にし ...
両耳にさしたイヤフォンで今
世界を閉じて音楽を浴びる
君は一人じゃないと歌えるのは
その人がとても幸せだから
カーテンを閉めた
孤独の窓には影が映らずに
双子のチェリーを食べた僕に ...
天使だって、
死ぬんだ、って。
それは、
凍りついた川の岸辺に
天使の肉体がたどり着いていた。
なぜか、
人が、
人の心を、
疑い、
恐れる、
荒野の街の、
夕間暮れ。
...
たとえ愛情の持ち合わせがすっからかんでも
財布に現金とカードが入っていれば
ウキウキ気分
それが程度の低い人生だと言うなら
高い人生って何だよ
俺だって金に困っていなければ
美味いもの ...
生まれ落ちたらおっ死ぬまで
食べて寝て泣いて
学校行って遊んで
学んだりサボったり
好きな子ができたり手を繋いだり
イジメてみたりイジメられたり
分からないんだなぁ
就職して ...
誰かが誰かを呼んでいる
しきりに名前を呼んでいる
しかし
その声は辺りの喧騒にかき消されて
落日の空の彼方に吸い込まれてしまう
なにも知らない子供らは
何者かに
何処かわからない遠く ...
古ぼけたオルゴール
今じゃどんな音楽を奏でていたのか
誰も知らない
時代に取り残されて
ホコリまみれになった君は
わたしによく似ている
今のわたしに
必死にしがみついていた
で ...
もう夜にも飽きたよ。って髪を切りながら
本当はこういうふうに使いたかった体、水槽の金魚
たとえば土曜日、
湿気ったスナックと紙ふうせん
わたしの語尾はあなたとくっついちゃってさ。
...
夜に想う
食べ物を想う 何を食べようか
酒を想う 何を飲もうか
酔いを想う 何の酔いか
夜に想う
生活を想う 生きなければならないから
人を想う 死にたくないから
未来を想う 生きて ...
訪れる
時はじんわり
湧き出づる
その時わたしはオレンジの
奥処の懐かしい陽に照らされ
生きている、生きている
くっきり浮き立つ輪郭と
物という物が発散する
確かな響きに包まれて
活 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
洒落にならない風景
こたきひろし
自由詩
2
18/11/15 22:23
キラキラ、初冬
秋葉竹
短歌
8
18/11/15 22:11
ユナボマーからの小包
花形新次
自由詩
1
18/11/15 21:35
テラスにて
三月雨
自由詩
2*
18/11/15 18:30
意志
ひだかたけし
自由詩
3
18/11/15 12:19
キリストの似姿
あおいみつる
自由詩
1
18/11/15 8:32
太陽
ミナト 螢
自由詩
2
18/11/15 8:23
悪い夢に魘されて
こたきひろし
自由詩
3
18/11/15 6:05
朝
小卒
自由詩
2
18/11/15 5:43
● 武者震い ●
足立らどみ
自由詩
1
18/11/15 4:12
夜道 〜19:03 応答せず〜
帆場蔵人
自由詩
2
18/11/15 0:48
今日も生きてヤマザキパンのパンとか食ってる
TAT
自由詩
0
18/11/14 23:28
ジーパンにジャージの
〃
短歌
0
18/11/14 23:16
熊を抱いて眠る
はるな
自由詩
12+
18/11/14 21:59
耳鳴りの羽音
帆場蔵人
自由詩
4*
18/11/14 20:30
平成最後の
小卒
自由詩
2
18/11/14 19:49
祈り
あおいみつる
自由詩
1*
18/11/14 17:51
楽しくやっております
水宮うみ
川柳
2*
18/11/14 17:46
風の香り
佐白光
自由詩
3*
18/11/14 17:43
ただよふ
文字綴り屋 ...
自由詩
1*
18/11/14 15:52
リキッドマジック
ブルース瀬戸...
自由詩
4*
18/11/14 12:47
チェリー
ミナト 螢
自由詩
2
18/11/14 8:22
少女は、荒野をめざす(風塵《改》)
秋葉竹
自由詩
10
18/11/14 7:58
支離滅裂な感情を抱いて
こたきひろし
自由詩
2
18/11/14 7:56
暇人
小卒
自由詩
2
18/11/14 7:33
誰かが誰かを呼んでいる
こたきひろし
自由詩
3
18/11/14 6:43
昔は良かった
卯月とわ子
自由詩
5
18/11/14 4:44
コンビニ
はるな
自由詩
2
18/11/14 2:48
夜に想う
小卒
自由詩
3
18/11/14 2:42
時間・続(改訂)
ひだかたけし
自由詩
3*
18/11/13 23:22
1181
1182
1183
1184
1185
1186
1187
1188
1189
1190
1191
1192
1193
1194
1195
1196
1197
1198
1199
1200
1201
1202
1203
1204
1205
1206
1207
1208
1209
1210
1211
1212
1213
1214
1215
1216
1217
1218
1219
1220
1221
5.79sec.