詩、と思っている文章を所謂『自称詩人』として、これまた所謂『ネット詩人』として発表している。時折、評価を頂く。私自身も感想や批評めいたことも書き込んだりする。草詩人、アマチュア詩人の戯れ。可愛いものだ ... 雷鳴のように ひびく
原っぱからの子供たちの叫喚
それは 独居している
卒寿のお独りさんにとって
なによりものごちそうになる 
が 
それと同時に気がつくのだ
壁時計の秒針が重たげに 
...
目黒川へ桜を見に出かけた
もうすでに あの桜並木にも飽きてしまった気がするけれど
しかし 私の足は ペダルを踏みこむ時
力が入れられているような感覚がいつもよりもしたのだった


そんな気 ...
なんとも気分がすぐれない

することなすことすべてが中途半端で
誰かれ構わず八つ当たりをしたいくらいで
良いことなんてもう起きないのではないかと
そんな風にさえ思う

息をつく
肩の力 ...
闇の中で白い背中を
反り返らせていた君は
この夜が明ける前に
大人の女になってしまい
すっかり明るくなる頃には
どこか遠い林の中で
樹液を啜っているだろう

君と初めて出会ったのは
...
いちごには
まっかなものがあるんだね
白いものもあるんだね

びっしりついた黄色い種に
だれかをふと重ねました

いちごはいつでもみんなで売られています
たったひとつではなく

そ ...
楽しかった日も悲しかった日も、夜は毎日やってきてくれる。
夜が僕にひとりの時間をくれる。夜は僕の、どこまでも広いノート、まっさらな宇宙だ。
僕は毎夜、こっそり成長する。
今夜はなにをしよう。
そこまでは普通だ。学生服を着こんで朝食だ。目玉焼きにはケチャップだ。そして希望が薄くなっていく。
ここのホームは弧を描いている。だからちょいと顔を向けただけで、目が合ってしまった。車両ならふた車両ほ ...
生協の宅配カタログと老女の一人暮らし
一週間生活するには一袋に四個入りで十分です
余るようなら
トイレットペーパーで鼻をかみ
水に浸けて汚れを落とす
それくらいは日常的

新聞だってクシ ...
タイルの壁を眺めている。

拙いモザイクで模様が描かれている。

何を象っているのかわからない。

葉脈だろうか。

馬のようにも見える。

神聖なシンボルではないようだ。

...
... 痛みの中で見つけたことがある

痛みは自分の痛みではなくて

ひとの痛みを想うものなのだ

この肉の袋のことよりも

ひとのこころを想うものなのだ


さくらは散るとき痛いという ...
嘘にまみれたこの日常
嘘が舞い散る街のなか
僕も私もみんな嘘つき
嘘に喜び嘘に泣き
気づけば嘘に生かされている

嘘が転がる時代の片隅で
嘘を買い漁り嘘を着飾り
ありふれた嘘を求め安堵 ...
望んだ転居ではなかった
仕事の都合で家族で
この街に住んで十四年

小学生だった子供は
社会人になった

嫌なことばかりあって
生まれ故郷に帰りたいと思った

大人になった場所
...
 紙ヒコーキが宛もなく漂う部屋に、ため息をつく少女は独りメランコリック。

「ふぅー→」

 自身の名と同じ物をしたためては、雪玉にして投げたり、鶴にしては頭を撫でたり。
 その用をなさなか ...
ふたり初めて目と目があって、
月天のもと、四月馬鹿の日、
ま白の光を浴びながら。

ふたりして、
ふたりとも、

ふたり出逢って
一目で恋して
泣いて、笑って、ケン ...
父親が危篤だと自ら電話してきた
病院から電話していると言ったが
なんだか元気そうだったから
笑ってしまった

悪い冗談はよせよ
と言ったら
これが冗談だったらお前なんかに電話しねぇ
冗 ...
ときには詩人であることが
まったく賢明でない場合もあるのです

彼らの評価のやり取りが
ただ仲が良かったとか
その人が嫌いだからという理由で
合評会をやっているのであれば

詩人が不満 ...
気温が上がったら
雑草が出てきた!
蚊や蝿も出てきた!
水虫も出てきた!
気温が上がると
押さえられていたものが
一気に出てくる
○ 逮捕劇、自首の電話自ら入るる 心がわりをどうにかこうにか 樹木の雪解け 現れた青い幹、白と混ざり

空を映した、青 春空となる

僕を

桜を照らす、サービス旺盛の光量

足が浮き出す気分

さらわれた君に会いたく

皆(みな)浮かさ ...
夢なんて考えなくなって

現実的な、そういう無気力だけが

日に日に頭蓋に滲みてくる

どんな裏切りにも慣れっこになって

くだらない嘘にも付き合えるし

それにいやみのひとつでも ...
胞子の雲を突き抜けてそそり立つ足跡は
黄土色の夕暮れよりは美しいはず
勿論足跡は言葉を持たない種族なので沈黙が支配する
やがて定番のおろおろと徘徊が始まって
痛みの果てに我々人間を産み落とすの ...
愛していたとあの男は思って今も生きているのだと思う。
突然酸欠で死ぬかと思った思い出ももう消滅しそう。
実際のところ数値が低すぎて治療してること多分知らない。
ドクターに罵倒されて診断書燃やされ ...
私の趣味嗜好におもねって(変換してくれないのでママ、つうか、おもねる?だっけ?こんな言葉あったよね)、ネットフィリックスさんが、火星関連やら宇宙関連をお薦めですよとのことで先日『エウロパ』という蛸映画 ... 箱庭は壊れてしまった

誰も皆 遠くへ行ってしまった

子どもである私が 泣いている

子どもである私を 抱きしめられるのは
大人になっているはずの私だけ なのだけれど

(誰も皆  ...
雨上がりに光は音を脱ぐ風に踊りながら
胸に二マイルめり込んだ古い写真機の中で

クスクスを盛り付けるには相応しくない
冷たすぎる大皿を放り投げるまであと一日

蝶々のようにスカートの裾を掴 ...
涙ぽろ、ぽろぽろぽろぽろ雪の中
ここが新宿ゴールデン街

アルコール消毒なんてオヤジギャグ
潰れるまで飲み記憶を消毒

嫌なことを避けて忘れて明くる朝
「しん」と心が聞き耳たてて ...
ガルシアの首が落ちた

真っ赤な鮮血が暗い物陰の魂に降りかかり
闇の雫が夜中の台所の蛇口から一滴一滴、滴り落ちた

おお、ガルシア
切り落とされた生首
たった一本、床に落ちる針が震えるよ ...
キンタマ袋の筋で
その人の運勢を占います
男性限定です

左右のキンタマの中央に入っている筋が生命線
それぞれのキンタマを横に貫くように
入っている筋が運命線です
あなたは生命線が陰茎ま ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
なんか、いいね、ということ腰国改修散文(批評...1*18/4/2 13:03
失 題 (九)信天翁自由詩418/4/2 12:23
そして今年も目黒川番田 自由詩318/4/2 0:14
生きているのがやっとなんだ坂本瞳子自由詩7+*18/4/1 23:16
くちなわもとこ自由詩1718/4/1 23:02
いちご朧月自由詩118/4/1 21:43
夜がいてくれる水宮うみ自由詩1*18/4/1 21:36
死ぬ感じペペロ自由詩218/4/1 21:07
トイレットペーパー為平 澪自由詩5*18/4/1 20:46
ざぁだ・・・よーかん自由詩118/4/1 19:56
フォースと共にあれTAT自由詩418/4/1 16:49
痛みを想うペペロ自由詩118/4/1 14:01
フールなエイプリルwakaba自由詩118/4/1 10:40
三つの故郷イオン自由詩1*18/4/1 8:09
積もる文OMEGA自由詩2*18/4/1 7:51
4月1日、月天のもとふたり出逢って秋葉竹自由詩218/4/1 7:31
私の体にこたきひろし自由詩118/4/1 7:30
エイプリルフールりゅうさん自由詩118/4/1 6:18
春動zenyam...自由詩018/4/1 5:48
自首の理由(わけ)暁い夕日短歌1*18/4/1 5:28
晴天キャンバス(春)自由詩5*18/4/1 5:25
煤けた大人にペペロ自由詩118/4/1 3:08
母体血清マーカー検査腰国改修自由詩2*18/4/1 0:40
若林のルカちゃん自由詩2*18/3/31 23:49
結局火星に行きたいけどその前に死ぬ確実にという件散文(批評...018/3/31 23:07
とり残された春景塔野夏子自由詩3*18/3/31 22:27
難題ただのみきや自由詩2*18/3/31 22:00
恋はピンクといいはるの?秋葉竹短歌218/3/31 21:36
ガルシアの首zitens...自由詩218/3/31 18:18
キンタマ王子「キンタマ相占い」花形新次自由詩118/3/31 13:40

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加筆訂正:
難題/ただのみきや[18/4/1 0:17]
数文字修正
3.98sec.