前略ごめん下さいませ
彼らは両手を広げてやってくるでしょう
打ち勝つために
ぼくの髪は逆立つ
秋は燃え盛る夕陽と枯れ葉のせめぎあい
アイスをあちこちで売る大人

緑に囲まれた快適な空間を ...
元気出してこ

宗教で燃やすんや

神は気持ち良い

仏は救いだらけ

ほら

宗教が飯食って飯食って

成仏しろと叫んでる
腹一杯飯食って
どんと来い宗教
ぶち壊して行こうや
引きずり回して行こうや
どいつもこいつも
宗教で張り倒してやる

どんと来い宗教
どんと来い宗教
仏教キリスト教日蓮宗浄土真宗
...
 ここはひそやかな放課後が続く学校の廊下だけが永遠につらなってできている。壊れて積み重ねられた机と椅子が、防音ガラスの窓から差し込んでくる青みをおびたピンクの夕日に、金色の埃を浮きたたせ、影を濃くして ... 自称詩人の親睦会で
自称詩集を1冊
自費で出版した経験のある
自称詩人界の自称横綱こと
はるま富士彦(32)が
酒に酔った状態で
自称詩人界の自称ホープこと
高嶺の花厳(23)に対し
...
十一月十八日の雨の中
独りで街を歩く
私はひどく寒そうにしていた
晩秋の冷気は
誰の肌にも等しく訪れるというのに
片や暖かさは
幸せを選んで賢く舞い降りる

洒落た厚手のコート
小さ ...
「あなたちの時代はもう終わった。
これからは俺たちの時代だ」
そう言うたくましい若者たちが
限界集落間近の僕たちの自治会にも
現れないかなあ!
冬だけど今日一日は暖かい散策をして自然に触れる

暖冬でスキー場が開かない雪が降らない寒くならない

落ち着かないこの冬の気温上下する厚着にしたり薄着にしたり

雪積もる山々を見て寒々しい ...
23時 死にかけの今日を夜にかくして
なめらかにまぶたを引く
私たちの夜 私たちの今日 私たちの23時

もうすこし愛せるのに と思うと
踏み外す
もう食べられないと言ってるのに
蟻 ...
自称詩人になりたいことを
誰にも言えずに
悩んでいる女子高生に
SNSで
「私が自称詩人になるお手伝いをします」と
甘い言葉で自宅アパートに誘き寄せて
9人を自称詩人にした
元キャバクラ ...
ババアは後ろを
振り返らない
誰かに嘲られたって
詰られたって構わない

ババアには未来しかない
懐かしんだり
誇ったりするだけの過去がないから

未来志向のババア

ババアの視 ...
わたしの骨がぎくしゃくと、鳴る
肯定的な歌
1+1=人間じゃない

不恰好な日々のつまずき、こそ
しんしんと軋み泣く骨の{ルビ声音=こわね}、こそ
人間の調べ

すけるとんよ
ぎくし ...
誰も自分の正体を知らない

一生、気づかぬ人もいる
思春期に一度気づけど、
結局まぼろしの人も

ひとりの部屋で
鏡に映る自画像は
右と左が逆だし
ああ俺は!
一生涯、己の姿を視れ ...
あなたに貼られた
〇×□ etc.
無数のラベルを
べりべり…剥がす

天然のいのちの顔が
出てきたよ

曇った周囲を
仄かに照らし出す
世界にたった一人の

電球の顔  
...
神事なさいと言う内奥の声を
聞いて私は急発進の車を
避けながらプールに飛び込んで
禊(みそぎ)潔斎(けっさい)を
水垢離(みずごり)で済ませてから
ちんちんの熱いお湯を何気なく
口に入れて ...
部屋一面 起き抜けの尿の色だ
永い永い言い訳のような廊下を
既に冷たい素足が横行し続けている

いけない事だ
あぁ 本当にいけない事だ
元気でね、と祈られることは
もう元気でないことが悟 ...
言葉が絡まって出てこない時、
無理に言葉を紡ごうとはしないで
空を仰いでみる
私の悩みなんてちっぽけなもので
誰かに同情される価値もない

言葉が出てこなければ
詩を書くのを中断すればい ...
あまりにも訃報が鳴り響く時代
名誉を剥奪された紳士のように腰が曲がりくねって
星になった少年の瞳のようにはなれなかった
虚ろのウスノロ
エレファント
自分の年金払わずにボランティアに励む牧師 ...
満たされた心の器からぬめりのある液体が溢れ出し、それを笑う魔女の長いお鼻に蝿が止まった。
踏み潰した過去のこだわりは完全に取り払われ、新しい国が生まれようとしていた。
私の手には光、心に穴。
事 ...
朝が黒い

青黒いし

青灰色の

朝が白い


シン・ゴジラを1.7倍速で観ていた

多くのひとが早口で喋ることが

正しいかは別にして災いを遠ざける


朝が黒い
...
味方を撃つものも

殺しに来るものも

写真を撮るものも

みんな仲間のようだった

不愉快な仲間だ

宇宙から見たらこの有り様は何だ


死んだらみんな

あっけない顔 ...
倒れない木

死なない人

瀬戸内海が耀いている

それを望める田園では

枇杷がなる

葉がさわぐ


ラブはラヴでも

LOVEでもなくて

気になる憂うつ

...
語り過ぎるのだよ
いつだって

僕たちは
うんと はやおきをしてつまみながら朝ごはんをつくるきみのお弁当をつくるおくりだしてなんだか眠くってちょっと横になる。
お昼ごはんはあまりをいいかげんにたべるコーヒーは一杯だけよ わたしのおひるごはん ...
一日は
時速1700キロメートルの
超音速で進んでいく
一年は
時速10万キロメートルという
思考をこえた速さで進んでいく
取り返しのつかない時が
凄まじい速さで過ぎいく
 
母音がうつむいて部屋に籠る
空はもう投げ出された孤児となる
白い鴉の群れ

消費期限の過ぎた救命用具の欠伸が聴こえる
LP盤のレコードが針を探して
書きかけのままの日記帳

   ...
母が母でなくなる時 母の手はふるえる
乗り合わせのバスは無言劇
親切だったおばさんは 母の乗車後には夢になる
向かう先はお山の真上の病院で薬をもらえば
また手が ふるえる、ふるえる、大量の薬を ...
咲かぬまま
枯れ色おびて
秋桜
「ごめん」
ぽつりと
雨は優しく
そのバスは込んでいた
しかし、その女性は
隣の空席に紙袋を置いて
占領したままだ
バスが大きく揺れた後
初老の男性が無言のまま
その女性の紙袋を
通路に降ろして席に座った

その女性 ...
電車の自由席
隣の席に荷物を置いて占領している人を
素敵だとは思わない

しかしその人は
自由を満喫するのが自由席だからと
邪魔されないようにしている
自分は知的だと足を組む

満員 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
挨拶ふるる自由詩1*17/11/21 22:32
宗教で燃やすんやmoote自由詩017/11/21 21:35
宗教の歌自由詩017/11/21 21:24
夢夜、四 獣の影と永遠の放課後の廊下 田中修子散文(批評...2*17/11/21 20:47
メガジョッキ花形新次自由詩017/11/21 20:24
孤独と呼ぶには幸せ過ぎる、或る日のことのらさんきち自由詩217/11/21 15:15
若者発言ホカチャン自由詩117/11/21 10:35
厚着夏川ゆう短歌017/11/21 5:22
23時はるな自由詩117/11/20 23:45
誰ひとりとして花形新次自由詩217/11/20 20:52
変わり身の早いババア自由詩217/11/20 20:32
骨の歌服部 剛自由詩817/11/20 18:36
鏡に映る人自由詩317/11/20 18:33
電球のひと自由詩217/11/20 17:57
過ごした間村長自由詩6*17/11/20 15:58
私の家族冷水自由詩317/11/20 10:52
言葉が絡まって無限上昇のカ...自由詩217/11/20 10:51
エレファント2017mix5or6自由詩417/11/20 8:43
20171120_work0000@poetryNaúl自由詩117/11/20 7:59
朝からシン・ゴジラ吉岡ペペロ自由詩217/11/20 0:25
この世界の有り様は自由詩417/11/20 0:23
田園の憂うつ自由詩117/11/20 0:22
詩は言葉に、それとも心に宿るものかのらさんきち自由詩317/11/19 22:52
林檎スパンコール田中修子自由詩2*17/11/19 21:39
時の速さホカチャン自由詩117/11/19 19:35
空へ乱太郎自由詩717/11/19 17:45
ふるえる手為平 澪自由詩917/11/19 15:40
野ざらし朔 水短歌017/11/19 13:52
座席の荷物は社会のお荷物イオン自由詩3*17/11/19 12:26
座席の荷物は心のお荷物自由詩2*17/11/19 12:26

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