僕の心は、僕の思い通りには全然いかない。
思いもしないことで、僕の心は傷つくし、
思ってもみない何かを、今も僕の心は想ってる。
僕の理解を越えたところで、僕の心は何かを感じ続けている。
だ ...
ユビワ
指ぬき
閂
あなたの目の前に
三つを指し示す女神が現れたら
きっとあなたは 真っ先に
アレを選ぶでしょう
金色の瓶
虹色の夢
叶わないと
知っていて
それ ...
わたしを測るものさしと
変わらないリズムで過ぎていく日々
この二つが欠けてしまったら
わたしはどうなるのだろう?
毎日何度もわたしを測り、確認し
毎日同じリズムで過ごす
わたし ...
いつだって平穏を欲しがるけれど
本当は非日常を求めてる
早朝
道端に横たわる亡骸にはカラスが群がり
通りすぎるだけの景色の一部になっていることに少しだけ胸が苦しくなった
...
自身意に反して細胞レベルで
1つの命令に従うヒトは単細胞と呼ぶ
迫るのか向かっているのかは分からないまま
伸ばしてゆくそれが運命
自身意に沿って複数の選択の中から
押さえ込んでゆく成長を ...
落ち葉が集まる
回転ドアの中
振り返る季節に
折り目をつけようと
頬を叩いた紅葉が
赤くなって
蟹みたいな歩き方で
立ち去る
人に踏まれながら
指を捨てたら
大事な約束を
...
最近、寂しいところが少なくなった
宅地開発が進み畑はなくなり
無人化した団地は壊され
樹木は切り倒され、インフラ工事は進み
ホームセンター、リゾート・ラドンセンター、
24時間営業の店、 ...
海が見える最高の場所に
外国風の別荘地が広々とある
静かな環境に身を置き
心も体も休ませて
素の自分に戻っていく
どの季節にも美しさがある
その美しさを楽しめる場所
別荘地と ...
満月が夜にふんわりと浮かんでいる。
それは、輝いているというより
黒く塗りつぶされたキャンバスに一点、塗りつぶされていないところがあるような、そんな空白に見える。
世界の明るさから逃げて、夜 ...
俺の家は狭い1Kでペット禁止だが
木曜と特定のメニューの日には俺の膝の上には猫がいる
まずは都会の暮らしに傷 ...
『赫』
赫いピラカンサス、鮮やかに燃えて
秋が尽きる前に燃えてその杯から
あふれ滴る毒を孕んだ赫い果実よ
あのひと粒 ひと粒 ひと粒に
過去と未来の産ぶ声が詰まっていて
そこに ...
勇者とは
命が唯一つであることを望み
この世に生れ出た
勇気ある者
ゆび先が追う雲……
あの空には、レモン色のなにかがまじっているにちがいない。
かすかな酸味にみちて。
ゆれる線譜のうえを、
つらなる音がながれていく。
それぞれの音が、それぞれの頂点 ...
白い顔、しながら
君を探すんだけど
君の顔が見えない
強い雨が目を刺すから
くぐり抜けた街の汚れは
とりかえることもない
白いカッターシャツを
汚し続けているんだ
ため息を ...
殺戮と破壊、
そして破滅を繰り返しても
学ぶことのない人類
誰しも魂を病んでいる
ひとり残らず
しかし、それに気付かない
現実の狂気の中、
嘆きと涙と血に塗り固められ
暮れてゆく ...
コケまみれを払ったら夢が汚れた
ぷしゅ ごー が 耳で回る部屋
社会の敵でもなく
社会の悪でもなく 空気の
僕はプルトニウムで
人間辞めてしまいたいな
缶コーヒーに脳みそを移植すれば
...
静寂がほしい!
情報過多がカタカタと音をたて
脳内を犯し侵食していく
「もうたくさんだ!」と声を張り上げても
耳を塞いでも侵入し、俺を壊してゆく
ディスプレー越しに俺を覗いている
この ...
金に汚かった訳でも
訳知り顔で
妙に細かかった訳でも
分け入れぬ領域を
自ら指示さぬ和気でもなかった
あなたなら
この色を
選びそうな 気がして
一目惚れ
プシュッ
栓抜 ...
ごめん。
嘘ついていました。
恥にまみれた人生を、送って来ました。
なにもカッコつけたいわけじゃなく、
じゃなく、
とてもカッコをつけたいの。
だって、生きて、
なんのた ...
歩み
収容所は終戦とともに花にあふれ、至る所に陽射しが降り注いだ。男はいくつも国境を越え、国境を突破するたびに銃創を負った。孤独という唯一絶対神は毎日新しく男を創造した。
山里は文明の ...
あゝ、それにしても
時代の騒音は
どうしてこんなに胸に残るのか
夕べ、楽しい
笑顔の写真をみた
懐かしい、カーニバル
踊り狂った
ふたりの距離は
どんな不幸も忘れさせてくれ ...
架空少女事典
あ から ん までの
きみ のこと
ろくがつ だけが
かすんで る
水田
帯解寺の帰り道
奈良の盆地の五月晴れ
水田若穂に渡る風
...
世の中、
人間からや自然から、
悪意や理不尽を、
感じてしまうような時、
わたしたちは普段を試されている
普段、世の中を、どう感じているか、試されている
日々、 ...
悪いことをやり過ぎた結果
良いことしか
言わなくなったドイツ人が
男性名詞とか女性名詞とか
中性名詞とか
未だにそんな言葉を使っていることに
アメリカのLGBT団体から
抗議の声が上がっ ...
夜寒さの無音の部屋で飲む焼酎
薄陽射す花野広がる忘却の果て
ひたすらに草を食む牛只在りて
枯葉のように
舞い落ちた
夏の日の恋
白いボートで
あそびながら
エメラルドグリーンより
コバルトブルーのほうが好き
紅葉のころに
また来ま ...
フルーツポンチの ような顔をして
宇宙の果ての 果ての隅っこで
フルーツポンチを やってはいますが
その正体が いったい何かは
当の本人も 分からないのです
鏡を見 ...
鈍色空は僕の心
鈍色空は僕の気分
鈍色空は行き止まり
そうしてぼんやり全てに呆けて
僕の心に花野が開ける
狭い暗渠を通り抜け
あの無上の花野に至る
休みを取って、
なんとしてでも、風俗には行くまいと、
午前中、戦い抜き、
やっと、エロ動画で、オナニーして射精した。
ああ、私は勝った。
妻と娘が出かけてら、3時間にも及ぶ激闘の末。
...
父さんの部屋には
美しい蝶たちがたくさん死んでいる
父さんのお好みの姿勢でピンに止められ
埋葬もされず
ひたすらあの男から愛を注がれている
父さんの部屋から
解放された死者たちが溢れ出 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
僕の心
水宮うみ
自由詩
2*
18/11/24 16:25
47個の指輪
藤鈴呼
自由詩
0
18/11/24 16:00
鎖国
卯月とわ子
自由詩
3
18/11/24 14:53
平穏と偶像と
十一月の失敗...
自由詩
1
18/11/24 13:14
細胞の数
ムウ
自由詩
0
18/11/24 11:54
分身
ミナト 螢
自由詩
5
18/11/24 8:49
寂しいところ
あおいみつる
自由詩
8
18/11/24 8:38
別荘地
夏川ゆう
自由詩
2
18/11/24 4:59
空白
言狐
自由詩
2
18/11/24 2:01
そんな訳でブルートは
TAT
自由詩
4
18/11/24 1:47
赫、赫と
帆場蔵人
自由詩
3
18/11/24 1:33
勇者の唄
悠詩
自由詩
0
18/11/24 0:25
空
la_fem...
自由詩
4*
18/11/23 22:56
白いうた
秋葉竹
自由詩
7
18/11/23 21:32
現実の狂気
あおいみつる
自由詩
4
18/11/23 21:27
歯車ギギギ
ふじりゅう
自由詩
0
18/11/23 16:08
静寂のない世界~束の間の死
あおいみつる
自由詩
2
18/11/23 16:04
ゴールド
藤鈴呼
自由詩
0
18/11/23 10:40
ラッパ(ごめん。嘘ついてました。)
犬絵
自由詩
8
18/11/23 6:36
歩み
葉leaf
自由詩
0
18/11/23 4:58
夜の砂漠
秋葉竹
自由詩
9
18/11/22 23:49
クロッキー 1 美味しいお菓子のつくりかた
AB(なかほ...
自由詩
6*
18/11/22 23:25
謝りたいと感じているか
ペペロ
自由詩
2
18/11/22 20:56
ドイツ
花形新次
自由詩
3
18/11/22 20:49
無心
ひだかたけし
俳句
3*
18/11/22 18:34
コバルトブルーの湖
st
自由詩
3
18/11/22 13:31
我こそフルーツ、我こそポンチ
ブルース瀬戸...
自由詩
3*
18/11/22 12:53
呆けて
ひだかたけし
自由詩
9*
18/11/22 12:53
私の偉大な勝利
はだいろ
自由詩
2
18/11/22 11:31
標本に溺れ
帆場蔵人
自由詩
6
18/11/22 8:56
1176
1177
1178
1179
1180
1181
1182
1183
1184
1185
1186
1187
1188
1189
1190
1191
1192
1193
1194
1195
1196
1197
1198
1199
1200
1201
1202
1203
1204
1205
1206
1207
1208
1209
1210
1211
1212
1213
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1215
1216
7.45sec.