女を上げることに抵抗し
男を下げる結果となった行司本人が
土俵の上で倒れたけれど
女の介抱により一命をとりとめた後
「こんなことなら
そのまま死なせて欲しかった」
と咽び泣いたとしたら
...
物語の不在すら
切なくて

言葉は失速する

結び目をほどかれて
心と体はばらばら

言葉をなくした君は
数字を失ったアルキメデス

百億光年の孤独の真ん中で
真実のすぐそ ...
○「会議」
3日前いきなり
運営委員を決める会議をやるという葉書が
地区のコミュニティから来て
「出席できない方は必ず代理を出してください」
と書いてあった
こちらの都合はまったく考えてな ...
夢を見るなら
楽しいのが良い

将来の夢も
眠る時の夢も
両方とも
微笑みが
返って来るような角度で
見上げてみたい

夢を観るなら
叶えられるくらいの
現実味も 欲しい
...
垂れ桜の公園には鳩がいて
雄鳩が雌鳩に向かって偉そうに鳴いて
無視されて泣いていて
その近くの無人交番と自走式駐車場の間に
猫がいて目が合った
お互いにじっと見つめあっていたら
近くで別の ...
金色の包みといえばあの薬
悲しい話で満たされた
蒼くて薄暗い日々

今はなんとかゆっくりと
この道を歩いて
俯けば希望のような
淡く敷き詰められた花びら

今はまだ
金色の包みを時 ...
ちいさく囁くのは、
この街に染められた心が勝手に、
懸命に悲鳴を我慢して漏れた
生き残るための
こころの絶叫のひとひらの花びら。

樹氷のビルの屋上に立ち、
過去の私の ...
「へいちゃん」と石坂浩二呼び止める巨泉の肩の緑のオウム よく頼む酒を今日こそ「いつもの」と注文をする(ボクハデキルコ) 天国へ連れて行くKissピーナツバターを拭う厚い唇 産毛に当たった風は示す
そこかしこにもたらされた
水蒸気の束

拝借された通り道は皮膚
花びらが通る度わずかに香る
花畑の猥雑さ

耳元で囁く大気の運動
今年の音色も活性する
強弱 ...
遠い空に漂う
気球のような不思議に問う。


雲の上に立つと
世界が広がってみえますか?

みえないものは、
憎しみの黒い鎖くらいのものですか?

平和がそこには
転 ...
ビシエド
アナスタシア
ネオドロ
ストラヴィンスキー
マヤミネオ
ランチアストラトス
パスカル
テヘランの祈り
詩じみた固有名詞が
スパークする
酩酊の果ての座興
ネオドロ
そ ...
病気を抱えた


舵のきかなくなった船 オモカジいっぱいにきっても

空回りして波の思うまま

どこへ彷徨うのか不安になりながらも

ノアは祈り続けた

私も祈りに託した

...
・階級制
・髪型自由
・ユニフォームとベルト着用
・仕切りと塩撒きはやらない
・立ち合いは行司の笛
・待った二回で反則負け
・土俵は柔らかいマット
・土俵入りではなく選手入場
・部屋は ...
美しい夜が
あなたのまくらを沈め
月からのびた手が
優しく髪を撫でる

夢が砕け散って星になって
夜更けの風の匂いがして
寝巻きとタオルケットの肌ざわりは
静寂へと翻訳された

夜 ...
土俵から降りろと言った
行司が非難されている
アホみたいな評論家が
「相撲は前近代的だ!」だって

当たりめえだろ
ちょんまげでふんどしで
やたら塩撒いて
ブヨブヨしたのがぶつかり合っ ...
それならいいよ

それしかないよ

だっていつも

すれちがいどころじゃないから


雨風にさくらが真白を降らせているね

それが誰かの玄関をたたく

そのくらいじゃ誰もでて ...
○「三無会長」
仕事なし、子育てなし、介護なし
で健康!なんだから
自治会長ぐらいやりなさいよ!
とまわりの目が言っている
俺もいよいよ地域に恩返しする時が
来たようだ

○「記録なし ...
あなたを腕に抱いて、
わたしの背丈ほどの桜の若木の前に立った。
背丈ほどでも、小さな花が四、五輪咲いていた。
あなたにとっては、生まれて初めて見る桜。
なんでも触って確かめたい年頃だから、
...
毎年この時期になると
どこも役員決めで大変だ
ほんとうにやる気がない時は
重苦しい空気に耐えながら
目を上げないで
ただ同じ言葉を繰り返す
「ほかの方にお願いします」と
でも、いつもそう ...
今年も咲いた
家の裏にある公園の桜。

去年と違うのは
手の中で微笑む父の遺影。

ぶわっと強く吹いた風に
花びらが舞い踊れば
「綺麗な景色だ。」と
喜んでいるかのようだ。
   コロコロと 車道ころがる花びらに

         ためいきひとつ 駆け足の春
いたわってあげたい

今一番弱っているから

今年もあざやかに咲かせてくれた

これから 緑の葉をたくさん広げて

来年に備える

さくらが引き込まれる美しさをもつのは

...
耳の奥の海の青さ
朝のまま蝶よ渡れ
俄かに結びまた解ける
気まぐれな踊り手たちの
死の求婚を袖にしながら
ただ風を漕ぎ あの島の
今は盲いた娘の白髪を
露こぼす花となり飾れ
高まる日差 ...
君が世界のすべてではないけれど、それでも君が好きです。
きっと世界にとってはとびきり特別ではないこの恋を、とびきり特別に思わせてくれる君が好きです。
「蒼天」


はげしく病みつかれた後に

安静の机上に

灰皿は戻らなかった

こころさびしく

月明かりにうっとりと酔う心地

朝、白く霞んでいる頬に

背かないように ...
惜しみなく埋める
余白に乾杯 

赤とか白とか 
少し墨のついた
筆を垂らした文字とか
 
幾何学模様から流れる
音符のような階段の先に
咲く未来 

それが
来年と言う名 ...
黒いまんこ 黒いまんこ 黒いまんこ 黒いまんこ 黒いまんこ 黒いまんこ
黒いまんこ 黒いまんこ 黒いまんこ 黒いまんこ 黒いまんこ 黒いまんこ
黒いまんこ 黒いまんこ 黒いまんこ 黒いまんこ 黒い ...
1円が足りないレジの点検でもう5回目の切腹である
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
トランスジェンダーは上がるべきか下りるべきか花形新次自由詩118/4/6 20:01
TO GOたこ自由詩3*18/4/6 19:50
ああ!自治会長2zenyam...自由詩118/4/6 15:10
黄色の薔薇藤鈴呼自由詩1*18/4/6 12:12
猫としての僕の性別が分かりにくい腰国改修自由詩2*18/4/6 6:17
金色の杖自由詩2*18/4/6 5:10
ちいさく、微笑む秋葉竹自由詩218/4/6 4:56
「へいちゃん」と石坂浩二呼び止める巨泉の肩の緑のオウム北大路京介短歌118/4/6 0:53
よく頼む酒を今日こそ「いつもの」と注文をする(ボクハデキルコ ...短歌118/4/6 0:52
天国へ連れて行くKissピーナツバターを拭う厚い唇短歌118/4/6 0:52
うねり小川麻由美自由詩6*18/4/5 23:43
気球のような不思議秋葉竹自由詩418/4/5 23:09
ネオドロ腰国改修自由詩1*18/4/5 22:28
大海原 再発暁い夕日自由詩3*18/4/5 22:21
近代大相撲花形新次自由詩118/4/5 21:39
明日は明日の星が降るヤスヒロ ハ...自由詩3*18/4/5 21:26
女人禁制花形新次自由詩1*18/4/5 20:04
すれちがいペペロ自由詩318/4/5 18:51
ああ!自治会長zenyam...自由詩2+*18/4/5 16:26
北野つづみ自由詩918/4/5 11:56
役員の断りかたzenyam...自由詩118/4/5 8:30
回想梓ゆい自由詩2*18/4/5 3:10
3月末の満開さくらさがらみずは短歌1*18/4/5 1:34
葉桜佐白光自由詩218/4/5 0:36
蝶の便りただのみきや自由詩4*18/4/4 19:56
君が好き水宮うみ自由詩1*18/4/4 19:48
蒼天渚鳥自由詩2*18/4/4 18:47
金魚の悩み藤鈴呼自由詩018/4/4 18:32
現代詩のオマンジュ (訳あり転載)OMEGA自由詩1*18/4/4 16:35
1円が足りないレジの点検でもう5回目の切腹である北大路京介短歌118/4/4 13:11

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