雑踏の中を駆けてゆくまで
見送って欲しい僕の踵が
靴紐の解けた蛇に睨まれ
つまずき転ぶ日もあるだろうね

窓は平等に光をくれて
ブラインドの羽根で目隠しをした
外の世界を封じ込めたって
...
私の人生、1台も新車を買えなかった
カーライフ
私のカーライフ
何台かを乗り換えてきたが
カーライフ
みんな何処かの知らない誰かが乗ってた車
カーライフ
私の人生に新品はなかった
何処 ...
カルピスはもう
カルピスじゃない
長澤さんが飲んでるあの白い液体
言葉にすると微妙にあやしいあの甘い液体
今は
アサヒ飲料さんの登録商標です
ちょっと前まで
味の素さんだったんですよ
...
ゆらゆら夕凪に映える

1.2.3で膨張して

4.5. 6で収縮する

手近にあった虫かごに放り込んだ宇宙

いくら見ていても目を合わせてくれない ひたすら毛づくらいをしている
...
いつくしみを
ぼくに いつくしむこころを

ひとの知の火がなげこまれた
焼け野が原にも
ひとの予期よりうんとはやく
みどりが咲いたことを

 アインシュタインはおどけながら呻いている
...
嵐の到来を伝えるラジオの音
突然の雨がアスファルトを冷やす
雲が覆い尽くした赤黒いアーケードを足早に歩いた

湯気のように霧散していくこともなく
ただじっとりと身体に纏わりついている
ぐず ...
俺はベルゼブブだ
糞だ
女の顔に糞塗りたくってやる
男は糞の中に埋めて窒息死させる

あー糞糞糞糞糞食いてー
糞の匂い興奮する
はぁはぁ

糞だらけの世界を作りたい
神よ俺に糞をく ...
あなたを愛してるから
包丁で刺し殺します
そしてあなたの死体を
冷凍庫の中に入れます

ああ ああ ああ ああ

悪魔が私の中に現れる
私の内臓を食べ始める

ああ気持ち良い

...
仕事
ブラックコーヒー
ウイスキーのストレート
ハードな筋トレ
わかばという銘柄の煙草
サウナと水風呂
お風呂

他にも音楽や飯などがある
脳内麻薬で今日をキメよ
逃げ出したこどもを探している
裸のまま笑いころげ
つるりと石鹸みたいに


雨だからなに
宿題は帰ってから
しかめっ面の福笑い
わからないつまらない 
いいことなんていつも
子猫に ...
どうにも気分が晴れないのを
外の雨のせいにしたい

まだしばらく止まないんだろう
シトシトと降り続けている

憂鬱な気分を募らせて
やる気を失わせる

雨のせいにしていいのならば
...
君の瞳が湛えた海に
いくつも光が反射して、渦をなす。

そのさまに、残酷にも見とれながら
宇宙はこうやって生まれるのかな、と思った。
あなたも 卒寿を 越してみる と
          わかりますよ
        どんなに 心身が
     屈曲してしまったか が
      青い 年代 は もう
     再来しては ...
隣市で土砂災害の危険が高まっているとして
市内全域約三万人に
避難勧告が出された
ほんとに全員が避難したら
八ヶ所の避難所に入りきれるのだろうか
もし避難する人は
そんなにいないという想定 ...
都会は婚活
田舎は終活

都会はハイブリッド
田舎は軽トラ

都会は痴漢被害
田舎は鳥獣被害

都会は満員電車
田舎はふれあいバス

都会はライン
田舎は茶飲み話

都会 ...
re:re:うまれたてのはなし

さんかい命を吐き出して思ったことは
男の子は血生臭く
女の子はとにかく無臭だということ


わたしの血液から絞られるおちちを飲んで
やがて、わたしの内 ...
僕たちは食べ物もお金もなく
日が暮れてから兄ちゃんと
母さんを迎えに
町はずれの工場まで
来たけれど

いくつも並んだ古い四角い建物はすでに人の気配すらなく
黒々とあいた窓はどれも底なし ...
昨日のと 一昨日のと 
明々後日の雪は
積もる手前で 出番待ち 

握りしめる欄干に にじり寄る 
この空気感で 

いっそ 溶けてくれないかと 
願い 込めながら

★,。・ ...
現実が架空の国からやってくる

喜びにあふれた街で夜を待つ

手遅れになる五秒前踊り出す

音もなく忍び寄ってくる四分音符

夕焼けのように素敵な恋をした

青い空鞄に入れて持ち歩 ...
このまま生きていたって
おまえには
大したこと起こらねえぞ
ましてや
自称詩書いたって
おまえのゴミ人生
なあ~んも変わらないぞ
という内容を上手いこと
オブラートに包みつつ
表現出 ...
Q.
何故私があなたを大事にするって言うか知ってる?
それは、私があなたを大事にしない事はあなたが私を大事にしない事への過大な可能性を持つからなの
だから私はあなたで遊ぶの可能な限り
でもそれ ...
右腕が休憩させろと訴える

靴底に違和感があり立ち止まる

腰掛ける話の腰を折りながら

水筒の中には水が詰まってる

包丁で切っても豆腐は驚かない

走り出せそして疲れたら寝転が ...
お薬を飲んでいる時と
お薬を飲んでいない時
どちらが本当のアタシで
どちらが本当の世界なのかな
そう思うたびにアタシは悲しくなって
紅のラインを手首に引いてみるんだ(何本も)
いつか再び
...
もっとゆっくり話しを
聴いてほしい

もっと心に耳をかたむけてほしい

押さえ付けて、黙らさないで
抹殺しないで、縛り付けないで

同じような目線で
かすかでもいいから

心の琴 ...
友人に案内してもらい平日朝から飲み歩く。
彼は長年勤めていた会社を辞め、新しい会社が決まったばかりで暇を持て余しており、私は平日不定休なので。
と、聞かれてもいない言い訳を心で呟く。

小便や ...
響きあう音が
空を渡って
スカートの上に
着陸した今

両耳の中で
澄み切っている
名もなき歌が
青春になるよ

うなずくだけで
始まる恋をして
長く続いたら
寄り添っていよ ...
極太の筆で平和と書いた
しっぽから垂れる墨汁の液が
白い紙に黒い雨を降らせ
平和を台無しにしてしまった

書き初めは何度でも出来るけれど
あの雨が降った戦争のように
やり直せない時代を生 ...
雨の音のくぐもり
かえるの声は少し哀しい
遺伝子を残すために
自分とは違う誰か
或いは
自分と同じ誰かが必要なんて
生きていくことは
素敵で
残酷だね
結ばれない糸は
螺旋を繋げず ...
この世に雨が降る夜に
おんなは体の一部始終を露にした。
男の体の一部始終に刺激されて
おんなは女の声でよがった

無印だけど良い人になれなかった。
と言うより、良い人の基準値ってどのくらい ...
いとこって
不思議な存在だ
兄弟のように親しくしている人もいれば
名前さえ知らない人もいる
先夜飲み会をやっていたら
僕はいとこが70人ぐらいいる
という人がいた
父方40人母方30人と ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
GARDENミナト 螢自由詩118/6/21 9:18
私の人生こたきひろし自由詩218/6/21 5:43
恋をするならカルピスにuminek...自由詩2*18/6/21 5:15
ずれてる赤猫永宜自由詩218/6/21 2:05
永遠の雨田中修子自由詩16*18/6/21 0:31
錆びる青の群れ自由詩1218/6/20 23:02
変質moote自由詩218/6/20 21:05
狂人自由詩018/6/20 20:56
男の快楽自由詩018/6/20 20:44
永遠のこどもただのみきや自由詩7*18/6/20 19:37
雨降りの夕方に思ふ坂本瞳子自由詩018/6/20 16:45
galaxy巳 砂自由詩418/6/20 12:24
 亡 題(その二)信天翁自由詩218/6/20 12:15
避難勧告ホカチャン自由詩018/6/20 11:13
都会と田舎自由詩118/6/20 8:40
re:re:うまれたてのはなしゆるこ自由詩418/6/20 1:19
ジョルジュ・ルオー 「郊外のキリスト」Lucy自由詩9*18/6/20 0:43
左右の階段に積もる雪 藤鈴呼自由詩1*18/6/20 0:23
架空の現実水宮うみ川柳1*18/6/19 21:04
厚い岩盤花形新次自由詩218/6/19 20:06
◇レキ自由詩3*18/6/19 18:53
ありがとう自動ドア水宮うみ川柳2*18/6/19 18:47
The Song of Hiawathaもとこ自由詩12*18/6/19 14:04
障がい者と呼ばれて八木ヒロマサ自由詩418/6/19 13:49
赤羽赤猫永宜自由詩018/6/19 11:15
カーテンコールミナト 螢自由詩318/6/19 9:56
自由詩118/6/19 9:19
まっさらな海へつながるそらの珊瑚自由詩1218/6/19 8:36
良い人の悪臭こたきひろし自由詩218/6/19 7:11
いとこホカチャン自由詩018/6/19 6:59

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