ぜんぶ、紙吹雪になったらいいのに。
そう呟いた人から順に紙吹雪になっていく。
街は君の涙を無感動に見つめていた。
僕達の毎日は、いつまでたっても世界に届かなくて、
幸福な朝にだって白い孤独がち ...
嫌な思い出を反芻して
家の中に籠もっていても
何かなるもんじゃない
家を出て
外の空気を思いっきり吸おう
Fly high
Fly high
いつか飛ぶんだ
必ず翔ぶんだ
月夜の晩
いつも通り軽く蔑まれて
ふっと笑って家を出る
会いに行くたび
同じことの繰り返し
車を運転しながら
ホッとして
気がつけば泣いてる
母のことを
嫌いだと打ち明けたとき
とてつもなく心が晴れて
そして
私は
その安堵の中で死んだ
言ってはいけない言葉だったのか
わからない
ただ解き放たれた自分が
...
あなたに優しくできないのは何故か
なぜなら私が今も
愛されない子供のままだから
あなたがとてつもなく女で母で
愛されたかった記憶が
胸の中で震えるから
まだ娘二人が幼かった頃に
貸借の棲みかを出て建て売り一戸建てに引っ越した
借金して手に入れた家は
この俺の人生を地獄のローンレンジャーにしてくれた
サイコー
な訳がない
だからと言って ...
一つ屋根の下で
ヒトの男と女が
女と男が
つがいになれば
一つ屋根の下で
飲んだり食べたり
着たり脱いだり
一つのベッドで
よがらせたり
よがったり
その結果
ヒトの数が ...
凍える夜を
満月に見ほれて
ゆっくりと
ゆうっくりと
時間をかけて
お家へ帰ろう。
お風呂に入って
苛立ちや憎しみや傲慢や無知を恥じ
すべてを感謝の泡で洗い流してキレイにな ...
今 この瞬間、私の
魂の模型を造るとするなら
あの烏瓜とほぼ相似かもしれない
止んだ歌が まだ聞こえているうちに
あの人の髪の毛に指をいれたい
ボナールの赤を
敷布にまるく包んで、
心ある人間になりたかった……
陽の光が 目に見えない雪になって
町にふる午後 凄く かなしい
沈黙を白く照らして冬の月
寒月や卒塔婆の梵字流れゆく
ワンルームマンションに独り月氷る
母の笑顔を
知りません
父の背中を
知りません
「私はあなたの
味方なの」
彼女が私に
差し出した手の
毛布のような温かさ
幼い私の行き場所が
愛しい彼女の
髪だ ...
遥か彼方、青い幻
煌めけば
欠伸の最果てからそれは聞こえる
カタン、コトン、カタン、コトン
喧騒は刹那
追懐は日記をつけるかのように
瞑想は鋏
夜のしじまのキリトリ線をめがけて
...
異次元の慰めが
青みを忘れた虹の絵のように
私をすり抜け
漂う
残り香は
何かが腐っていることを事務的に知らせる。
――幸せになりましょう。
うるせえな
――あなたは愛 ...
古物が集積された
墓場のようなビルの前
フェンスにもたれて
剥げた手足を
褪せた顔を
晒しながら
途方に
暮れて
きみは空を斜めに
見つめている
いつか駅にいたきみ
もうなに ...
裏が表を憎み
表が裏を憎み
そして回り始めた
回る 回る
裏が表を亡ぼすために
表が裏を亡ぼすために
回る 回る
己 ...
文字をほとんど書かなくなった
反面
スマホで文字を打たない日はない
いったい何の為にそれをしているのか
実用性のない詩にのめり込んでいる自分がいる
詩にとりつかれている自分がいる ...
文字、ぼやけていく
文字、白い下地に崩れ
雨に濡れた卒塔婆の梵字 浮き出る
梵字、
雨に艶めき不定形の蠢き
異界の冷気流れ込む
一瞬の
梵字、すっと消え
文字、再び黒々と浮 ...
愛を言葉にかえるようになってから
何かがこわれてきたみたい
一途であればあるほど他人の嘲笑をさそうもの
夜を与えることで運命の主導権を手にしたつもりです
愚かだなんて言わな ...
同じテーマで何度も言うのは、ほんとに馬鹿らしい
本当にこれが最後の最後です
言葉そのものには罪は無いのです
言葉そのものは過去であり今であり未来であり
言葉そのものには時間は無いのです ...
母は何処へ
消えたのか
父はどうして
殴るのか
「私もあなたと
おなじなの」
彼女が私に
流してくれた
澄んだ涙の一滴
幼い私の行き場所が
優しい彼女の
胸だとし ...
チョコレート一枚
割っただけで
体が熱くなる
こんな季節は
何も溶かす
もののない指先に
曇りガラスの
結露を集めて
誰かの代わりに
泣いてあげましょう
涙の降りる駅は ...
来なくてもいい。
なんども待ち侘びた声の残滓が
まじわる心のゆく先に咲く
いっぽんのありえない人生に追いついて
その熱さに目もそむけ
2度と見られなくなったと ...
きみの眼が 夕映えて
あかく 冷えていく
ぼくは
せつない気持を刈り取って束ねながら
近づいてくる 死の
穏やかさを
度々 おもう
その力を持って自分だけで進むのですか
その力だけを信じて全てのものを犠牲にして進むのですか
違う道もあります
とどまったままで
その ...
原発再稼働の合否を決める原子力規制委員会 ってもう笑ってもいいですか?
原子力規制委員会のメンバーが自宅に地震保険を上限までかけているとかいないとか・・・
原発再稼 ...
偉大な詩人の真似をしても
何も始まらないさ
俺は自分の頭のなかの空気さえ読めないんだから
難しい言葉なんてかき集めて
さも意味ありげに並べたてても
頭のなかにわいた蛆虫は
追い払えない ...
病院の
待合室で
詩を書いている
詩、
とは、
その場のリアルを追求するものであるから。
うそ。
暇だから、書いているだけ。
地獄の
三途の川で
詩を書いている ...
母がこどもの手を引いて、楽しそうにスーパーで買い物をしている。
こどもは無機質な笑顔をはりつけて、母に引きずり回されている。
(おかあさんその子は)
(人形だよ)
結婚して家を出てから、母 ...
強く 抱き締められた形で
ひしゃげたまんま大きく なった人たち
身ぐるみ剥がれたみかんの皮を
物悲しく思いやるということは
良いきもちや悪いきもちで触れる
分別も足りてないってことなんだね
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
卒業式
水宮うみ
自由詩
4*
18/12/27 17:53
私の詩は、呟き以上の何物であるか。
渡辺亘
自由詩
0
18/12/27 15:07
1号線
ガト
自由詩
2*
18/12/27 4:35
籠女
〃
自由詩
8*
18/12/27 4:30
母
〃
自由詩
1*
18/12/27 4:29
夢はけして薔薇色じゃないさ
こたきひろし
自由詩
3
18/12/26 23:41
一つ屋根の下で
〃
自由詩
2
18/12/26 22:40
星屑、悲しみの盃を汲め《改》
秋葉竹
自由詩
5
18/12/26 22:00
烏瓜 5
草野春心
自由詩
3
18/12/26 19:59
烏瓜 4
〃
自由詩
2
18/12/26 19:58
冬の月
ひだかたけし
俳句
4*
18/12/26 19:44
南青山八郎feat.セレブおばちゃんズ「南青山ふたりきり 2 ...
花形新次
自由詩
1
18/12/26 19:13
那由多
中原 那由多
自由詩
4
18/12/26 14:51
腐臭を伴うつみき遊び
R
自由詩
4
18/12/26 14:31
いつかの伝言板
帆場蔵人
自由詩
8*
18/12/26 12:44
裏と表と回転と
そおっと生き...
自由詩
4*
18/12/26 11:13
夜が白ける頃に
こたきひろし
自由詩
5
18/12/26 6:56
出来事
ひだかたけし
自由詩
3
18/12/25 22:44
優雅であざやかでそれは孤独で
十一月の失敗...
自由詩
2
18/12/25 22:17
予言(言葉の予知性)
足立らどみ
自由詩
0*
18/12/25 21:26
南青山八郎feat.セレブおばちゃんズ「南青山ふたりきり」
花形新次
自由詩
1
18/12/25 21:15
憑依
ミナト 螢
自由詩
2
18/12/25 19:57
ほころぶほろび
秋葉竹
自由詩
8
18/12/25 19:53
ゆうばえ
はるな
自由詩
3
18/12/25 16:37
今日という日に
そおっと生き...
自由詩
2*
18/12/25 16:05
悪い冗談だろ
〃
自由詩
2*
18/12/25 13:59
LOVEの雨に打たれて
こたきひろし
自由詩
4
18/12/25 12:53
外来受付窓口前にて
秋葉竹
自由詩
5
18/12/25 10:48
「ままごと」
桐ヶ谷忍
自由詩
3
18/12/25 10:39
釘の鉄琴
なけま、たへ...
自由詩
1
18/12/25 8:58
1071
1072
1073
1074
1075
1076
1077
1078
1079
1080
1081
1082
1083
1084
1085
1086
1087
1088
1089
1090
1091
1092
1093
1094
1095
1096
1097
1098
1099
1100
1101
1102
1103
1104
1105
1106
1107
1108
1109
1110
1111
加筆訂正:
裏と表と回転と
/
そおっと生きる
[18/12/27 13:39]
その人だけではできない 追加
その前の日のスケッチ
/
そおっと生きる
[18/12/25 13:33]
カタストロフの前に ガラガラポンの を追加 戻ってこれたのは の前に ガラガラポンして を追加
4.15sec.