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晩夏の夜、郊外。
棟を連ねる家々の窓明かりが
街路に光を落としている
そこを、通り過ぎる人影が一つ
彼はうつむきながら
こんなことを考えている
…人は互いに繋がりあって ...
自由律?
イエ〜スッ!
むろん山頭火さんの句に惹かれて。
ただの、マネ?
NOよ。
心からの、オマージュ!
その、第二弾ッ!
ウシガエルめの鳴き声やまない夜
...
自由律?
むろん山頭火さんの句に惹かれて。
ただの、マネ?
NOよ。心からの、オマージュ!
あの猿求めて風の中あるく
撫でたひたいが狭い猫か
まちが紫陽花ばかり自転 ...
忘れ物はないかな
今日この街を出て行くけど
春の風は自信がなくて
暖かいのか寒いのか
その真ん中で泣いている
僕等はきっと寂しさを抱きたい
互いの鼓動を楽譜から外して
震える身体に釘は打 ...
そこまで惨いことをしてみせなければ
わたしたちが
気付けなかったとお思いですか
それほどまでして
ただ懸命に生きていた人たちをいたぶり苦しめなければ
地道に生きることの大切さと
命の尊さを ...
二人のライダーすれ違う
その瞬間に交わされる
流れきらめくピースサイン
これがこの世で一番の
短い出会いと別れかも
猫背の彼はVサイン
小柄な彼女は投げキッス
孤独をほぐして笑みを生 ...
「えびフィレオ。チキンフィレオも単品で」にいさんあんた、お金持ちだね
「スタバってWiFiあるの?スタバって」あるよ。あるとも。みんな言いたげ
「街よりもパラオがいいね」って国 ...
イザベラの瞳は大きくて、最初に会った時から、それがとても印象的で、そこが魅力的だった。その瞳で真っすぐに見つめられると、僕は身体が透明に透けて、精神の奥底まで透けて見えるのではないかと、不安を感 ...
イソジンがない
世界を想像してごらん
喉がイガイガしても
頼れるものがない
自分で
塩水を作って
うがいしなければならないんだよ
イソジンを
買い占めている人を
想像して ...
Good vibe
乾いた笑い声が空気震わすと
世界がそれなりに楽しそうに振る舞う
乾杯したグラスとグラスが共鳴
善意と永遠が結婚を表明
そこから連なる 感じのいい調べ
...
森永製菓のエンゼルマークが見つめる先で
ペコちゃんの舌先をチャネリングするアインシュタイン
10年も先の新商品とは廃棄予定の甘みの中にある
往来、口笛はなぜ遠くまで聞こえるのか
...
真夏の空、玄関口
立ち尽くす我
草木の揺れ、
うねる大気、
光の庭
あゝ世界は無関心に
私という存在には
全く無関心に
広がり在った、圧倒的に
その時私は気付いたのだ
異郷のよ ...
白紙が僕にとっての鏡
黒いペンで繊細な心模様を描く
色の数より多い言葉の数
筆でいくつかの言葉をつついて
構想と言う名のパレットに乗せる
ブルーでブラックな心境の時
...
泥濘の
市井で
こってんこてんに
なって
ずぅーんずぅーんと
沈むような
どす黒い
不吉なわた雲のような
詩や
げいじゅつや
エンタメが
その
一切の
精彩を欠くような
日 ...
Pm 9.00過ぎても沈まぬ太陽
日照時間が伸び 上がっていく体温
raincouverと名高い
雨ばかり降り注ぐ陰鬱な街でも
この時期だけは拝める
揚げたてのFish and chips ...
輪切りのレモンが
顔に降り注ぐような朝
希望の匂いに迫られて
僕はとにかく目を開けた
街も人も穏やかな速度で
全てを愛せると思った
階段を降りても
地獄には落ちないと信じた
白い口癖を ...
仕掛け花火が好きだった
真夏の一夜
打ち上げられて 一瞬 大輪の花を咲かせて
儚く消えて仕舞うような花火よりも
その夜
私は幾つだったんだろう
子供だった
その夜
私は ...
{引用=蝶の行方}
レモン水の氷が鳴った
白い帽子に閉じ込めた
蝶はどこへいったのか
太陽が真っすぐ降る
眩い断頭台から眺めていた
あの蝶の行方
自殺した詩人
現実を消去して残 ...
{引用=くらしがある
声がある
間違いがあって
...
体調がすぐれないせいか
気分もすぐれない
食欲がおとろえている
食欲のおとろえは体力を奪い
悪が循環する
遅く梅雨が去った
八月
その後には連日猛暑日が襲ってきた
...
「青森挽歌」
を読むと
もう いいんじゃ
ないかと思えてくる
生活へ すすんでも
かまわない
のだと
かんじる
詩の
気恥しさや
柵 を
のりこえる
その
き ...
カリンバに心あはせて奏でたし仰ぐダイクは初恋の味
ご時世理由に引きこもり
机上に描く悲喜こもごも
蒼い馬にこの身を預けて
たゆたいながら沈まずに
時に追い残された人たち
無名になってしまっても
何百年もそれよりも永く
文字だけは残っ ...
陽の沈む海の子どもの夏休み
真夜中のシンクを游ぐ夏の水
洗濯機を開けて真白き秋のシャツ
お酒飲む代わりに短歌を書いている
大抵の紙たちは底へ昏れていく
俳句やん俳句やんこれ俳句やん
植え込みの中身を下見してみる犬
病院だった。身体中に青いペンキを塗った人々が、病室のベッドで睦み合っている。一階から五階までおおむね全ての部屋がそうなのだ。不思議と廊下や待合室はしいんと静まり返っている。外は薄曇りでところどころ陥没 ...
自称詩人にも
ハナクソぐらいの
恥じらいはある
普段、昼間から
投稿しまくっていると
「ははーん、さてはコイツ
働いてないな」と感づかれるので
なるべく我慢している
しかし、世 ...
{引用=日常の5首}
ジャガイモをチンするだけの簡単なこともできないそんな日もある
一輪のオオキンケイギクを手で折ってはたと花瓶の小ひびを{ルビ憶=おも}う
「あの花は? ...
路上には浮かれた連中が捨てていく安易な欲望の欠片だけが残されている、どこかのビルの三階か、四階あたりにあるスナックの開けっ放しの窓から聞くに堪えない歌声が垂れ流されている、腐敗してドロドロになった ...
ひざから下のなま白い肌
へんなむしが付いたら厭でしょう
こんなにきれいにしているのに
だから徹底しているの
たたみの上へ上がりこんで
家主にはなんの断りもなしに 汚らしい ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
血栓(1)
まーつん
自由詩
0
20/8/10 9:58
お酒に溺れても、山頭火になれないのか?
秋葉竹
俳句
2
20/8/10 9:16
なにを犠牲にすれば、山頭火になれるのか?
〃
俳句
3
20/8/10 9:15
旅立ちの詩
ミナト 螢
自由詩
1
20/8/10 8:32
平和の祈り
Lucy
自由詩
10
20/8/9 22:00
流れきらめくピースサイン
イオン
自由詩
0
20/8/9 21:30
街で
道草次郎
短歌
2
20/8/9 21:15
イザベラのこと 5
ジム・プリマ...
散文(批評...
2*
20/8/9 20:20
イソジン 第2章
花形新次
自由詩
0
20/8/9 19:58
Good vibe
桂
自由詩
0
20/8/9 19:47
キャラメル・パンチ
星 ゆり
自由詩
2
20/8/9 19:43
ある夏の光景
ひだかたけし
自由詩
3*
20/8/9 19:21
Self-portrait
桂
自由詩
3
20/8/9 16:58
まどさん
道草次郎
自由詩
3*
20/8/9 16:05
Summer in Vancouver
桂
自由詩
0
20/8/9 15:11
世界の始まり
ミナト 螢
自由詩
1
20/8/9 15:08
仕掛け花火のような
こたきひろし
自由詩
3
20/8/9 14:30
夏の囚われ人
ただのみきや
自由詩
2*
20/8/9 14:06
出帆
道草次郎
自由詩
2*
20/8/9 12:41
丑三つの時には
こたきひろし
自由詩
1
20/8/9 11:14
境地
道草次郎
自由詩
2*
20/8/9 10:56
カリンバ
足立らどみ
短歌
2*
20/8/9 10:21
フラワ枯れたと誰か笑ふ
〃
自由詩
0*
20/8/9 8:59
夏終わる
もっぷ
俳句
0
20/8/9 8:38
川沿いの木
水宮うみ
川柳
1*
20/8/9 8:26
柳蔭日記 2020.7
春日線香
自由詩
3
20/8/9 7:11
灼熱の自称詩人
花形新次
自由詩
0
20/8/9 6:58
日常・宇宙・哀愁
道草次郎
短歌
1*
20/8/9 0:08
失点
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
20/8/8 23:02
へんなむし
なけま、たへ...
自由詩
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20/8/8 21:20
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