あっきーの冷たいマクランも、あっちゅのしまちゃんはなちゃんもえすけ、抱き枕サイズのファミちゃん、みんないなくちゃダメだから。

あっちゅは中3になって、東京にだってひとりで電車に乗って行けるように ...
自称詩人だけを
荷台に乗せたトラックが
踏み切りで立ち往生しているところに
京浜急行快速特急が
みんなの期待を一身に背負って
時速120㎞で突っ込んだ

これでドナドナ自称詩人は
奴隷 ...
金曜日の夜の街はざわついている。
お洒落した、色情を掻き立てるような身なりの女が居たりして、誰かを待っている。
私は待つべき人など誰もいない。
約束なんてない。
ただここに座って帰りたくないだ ...
{引用=
いかで我この世のほかの思ひいでに風をいとはで花をながめむ
──西行


風を嫌う……

出会いは雨のようなもので、
無常な気持ちのうえに、
さらにはそれを遮る傘の上に、
...
 それは前に進む落下。わたしは音のない世界に迷いこみ、無音の音を聞く。それは花。それは実。それは果実。それは乳房。──それは女。それは男。林檎は世界を映しあったまま、白い広がりへと吸い込まれていく。─ ...  暗闇の中であなたは生きているのでしょうか。私には測りようもない心のあり様を、薄明の海のように思っている。もしも暁闇の中で生きているのだとしたら、その目はかすかに事物を凝視しているに違いない。わたしの ... 多色チークの1番可愛い色。
僕のためだけに使ってよ。
あの日誓った言葉も、
新しく宿った生命さえも、
失ってしまった僕らには
何が残るって言うんだろう。

君の傍にいるってことは
毎日のはずだったのに、
そんなことも非日常になるなんて
誰 ...
イスラエルのまだ宗教さえない
果てしない小麦畑
妖精だけの青空がそこにある

旅人は星を羅針盤に歩く
妖精のパン屋が
月と一緒に開店する

小麦の穂は平和の国旗
そんな想い出を語 ...
廃線の錆びたレールの上で
仙人草が硬いねと言いながら
縫っていくどこまでも
夕日の入口に続く坂道
妖精の列車が風の音だけで
黄昏の海へ入っていく
オレンジ色に焼かれた
パウンドケーキ ...
更待月は香水瓶
リンゴ畑のあちこちで
妖精たちが手をつないで
長い時を一緒に飛ぶ約束をする
古くから伝わる愛の歌が
風に甘い香りをつけ
月夜のリンゴ畑は
酸っぱい思いで溢れた
山車御輿笛も太鼓も耳障り

お祭りが男と女のはってんば

打ち上がる花火阿呆ら口開けて

露店にはその場限りの商いが

あっちこち喧嘩はじまる祭りだぜ
体は凄く健康なんだって
勝手に解釈している

病院には
患者があふれていて
息がつまりそうになる

それはきっと自分は凄く健康なんだって
思いたいからなのかな

嫁さんは危うく命を ...
目障りのよいことばを
こどもの前にさしだす
それでなんだか幸せを
与えた気持ちになれる

口当たりのよい菓子を
思い人に食べてもらう
それでなんだか醜さが
自慢の形に変わってく

...
めがみえない人は世界をどうやって感じているの
それは、めがみえない人それぞれによって全然ちがうのよ
わたしが誰かのママだったなら、誰かにそう言うことができたし
心がない人は世界をどうやって見てい ...
孤独
個の毒
ことごとく

苦悩
愚の脳
このうえなく

恨み
うらやみ
暗闇のなか

夢想
無の相
嘘うたう

存在
その際
空ぞらしく


その ...



胸がひりつく
灼け付く
ましろなひかりに押し潰される




喉がつまる
目から水がもりあがる
なぜこんなことにの大行進




歌をうたえば ...
お刺身の正式な食べ方は
刺身の上にお好みの量のわさびを乗せて
醤油につけて食べる
らしい

それは
とても美しい作法かもしれないけれど
田舎生まれ田舎育ちの俺には
それを受け入れられな ...
{ルビ獣=けだもの}の夜に
暴れだしたい欲望を抑えつけて
のた打ち回って
はけ口を求めて
彷徨いたいのだけれども
自らの目をえぐり出すほどの
高潔なる勇気など持ち合わせず
ただひたすらに ...
{ルビ膕=ひかがみ}が疼くのは
満月のせいだろう
そう思っていたのに
今宵は月が見えない
月灯りすら零れてこない

不意に目の前に現れ
仁王立ちするあなたの
首元に輝くルナフラッシュに ...
昼ご飯を済ませて
横たわって
眠りに落ちて
目が覚めたら
もうすでに夕方で
ふと鏡を見たら
頬に線ができていて
それが畳の跡だと
やっと気づいて
消す術もなく
消す必要もなく
と ...
とある感触はおそらくは動脈からの血液を不規則に浴びるシャワーのようなものだった、だから俺はおとなしくしてそれを浴び続けていた、だってそれは俺の血以外には在り得なかったし、その中途半端な温度は浴び続 ... 神社から秋の音色が聞こえます
夜は長くなりました

あきらめのつかない一匹の蝉が
私に罪をなすりつけてくる

(ちらつく蛍光灯のせいだよ)
(私にはなおせないよ)

私たちは今日から ...
今日は退屈。
退屈だから、タブレットでポエム書くの。

かく言うわたしもさ……
ああ、いいや。それは。

空はまだら模様の晴れ、
さっきまでは雨も降っていたみたい。

未来を売り払っ ...
いとしさ、という最初のことばから始まるもの。
ささやかな4つのかけらによって、
重なりあう多くの想いがふくらみをもつ。
たとえば、い、と、し、さは、
地、水、火、風のようなものであっても良い… ...
優しくして
おかなくていい
一番
嫌いな虫に
優しくして
おかなくていい
月の
きれいな晩に
優しくして
おかなくていい
月曜日と
雨の日には
優しくして
おかなくていい
...
あんたは何もしなくていいよ
そして
あんたは何も考えなくていい

仰せの通り
何もしないけど
難しいな
何も考えないのは

おおいに悩むよ
悩むって事は考える事だからさ
考えるっ ...
小数点かと思ったら蟻だった。
3と10を砂糖と勘違いしたのかな。
パリの妖精
第13話「ノートルダム大聖堂の妖精」



バラ窓から差す
万華鏡の陽を浴びたら
私はもう死んでもいい

言葉はいらない
人生の道が
いや私の歩いてきた道など
ふさ ...
毎晩一枚づつ
花びらが落ちていく

新しい種を誰と蒔くか
恋占いをしているから
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ダメだから鵜飼千代子自由詩5*19/9/6 20:48
唸る京浜急行、泣き叫べ自称詩人花形新次自由詩219/9/6 19:12
金曜日杏っ子自由詩219/9/6 18:58
無題la_fem...自由詩2*19/9/6 15:21
サイレンス自由詩2*19/9/6 15:12
星と星自由詩0*19/9/6 15:11
チーククーヘン自由詩3*19/9/6 12:21
虚無都築あかり自由詩219/9/6 12:20
小麦の妖精丘白月自由詩319/9/6 7:17
パウンドケーキのような列車自由詩219/9/6 7:16
妖精のセレナーデ自由詩019/9/6 7:15
祭りこたきひろし俳句319/9/6 6:36
健全な肉体って自由詩119/9/6 5:18
冒険の前に万願寺自由詩319/9/6 4:18
教育自由詩219/9/6 3:44
孤独のうたシホ.N自由詩919/9/6 3:25
からだからのお便りが届いています万願寺自由詩019/9/6 3:17
お刺身の正式な食べ方こたきひろし自由詩419/9/6 0:07
朝は来ない坂本瞳子自由詩019/9/5 22:52
いまのうち自由詩019/9/5 22:44
午後の贅沢自由詩4*19/9/5 22:31
ただ真夜中が流れ落ちていくだけのホロウ・シカ...自由詩019/9/5 22:25
気配TwoRiv...自由詩2*19/9/5 21:35
あなたの見ない……la_fem...自由詩2*19/9/5 14:46
いとしさ自由詩1*19/9/5 14:44
優しくしてやまうちあつ...自由詩219/9/5 13:28
ノイズこたきひろし自由詩219/9/5 12:43
クーヘン自由詩2*19/9/5 12:21
ノートルダム大聖堂の妖精丘白月自由詩019/9/5 7:08
秋の妖精自由詩119/9/5 7:06

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