今日も空は青かった
にこりともせずただ青く
無限の沈黙のうちに
それは在った

今日も私は無力だった
宇宙の虚無に耐えかねて
あなたにあることないこと
喋っていた

今日も黄昏は優 ...
あなたの現実ってなんだろう
「この世界に現れているすべてと」ある人は言うだろう

私の場合は少し違うだろうか
ただそれは、仮想現実としての妄想ではなく
この仮初の世界を形作るひな形の世界から ...
本能は満たされる
理性は
果てしない貪りへの扉である



錬金術師のように
どんなものからでも美を抽出する輩がいる
彼が対象に魔法をかけているのか
見ている者に魔法をかけているのか ...
「なぜ人は誰かを傷つけるの?」
 と、娘が問いかけてきた。それは、私が常日頃胸に抱き続けている疑問でもあった。

「それは、自分が傷つくことを恐れているからだよ」と、私は答えた。
 春の ...
凪いだ心が
泣いている
いつも
なんでもないって顔して
過ごしていたのに
あなたの言葉が刺さって
涙をこぼし始めた
優しい言葉が
あなたの唇からもれるたび
わたしは泣くんだ
心の中 ...
明るくて寂しくてたまに泣いた
矛盾だらけのメロディが今
私の首輪になって掴んだ
こうやって生きていくんだよ
熱い塊を飲んだような
心が誰かと同じ道で会う
音楽はサイドミラーの翼
輝いて羽 ...
昨日が原因になって
今日の結果に繋がっている

しかし
今日の原因が明日の結果に繋がるかは不明だ
何故なら
明日が文字通りに明るい日になってくれるかは
わからないからだ

明日は暗黒 ...
死んだらサラ ... 絵を描け
コマに入れろ
重力に負けそうな首や背中を

絵を描け
吹き出しを付けろ
世界一可哀想なお前の物語に

のたうちまわるお前は
砂埃と星にまみれている

さっき投げたペンは ...
コロナとか



知った事かよ





この柵を






柵をどけろよ
















藤 ...
 
 おお、{ルビ苦惱=annoy}

 {ルビ琴=harp}、花にも{ルビ瓦=terra cotta }

 内弟子用

 讓渡した{ルビ血液=sang}はおろか

( 天惠の ) ...
私は割れた花瓶に水を注ぐ
花瓶はいつまでも満たされない

俺は目隠しをして
手に触れた物を壊す
壊れたくなかったら
俺に近寄らない方がいい

私は心の裏側を読む

俺は何もない
...
教室のカーテンが
誰のために揺れているのか
分からなくなる夏休み
りんご飴の陰で愛を育み
輪郭を見るたびに大人になる
それは重力に逆らう
僕の夢みたいだな
まだ柔らかいから
パジャマを ...
高々ノーベル賞を
もらったぐらいで
専門外のことに口出して
感染者数が激減してきても
まだまだ油断は出来ませんなどと
不安を煽っている暇があるなら
STAP細胞でも作ってろ

200回
誤ってホームステイを連呼して
武漢からの留学生が
殺到してしまった経験から
緊急事態宣言解除後も
家にとじこもって
Amazon prime videoで
黒澤映画を中心に観つつ
「えっ ...
新型コロナウイルスで死にたくない
人を殺したくないから家を出ない

でも死にたくない
人を殺したくないのに自動車には乗る
自動車事故の被災率のほうが高いのに

家を出ないのは本心では ...
新型コロナウイルスで
どれだけ長く家にいられるか
全国巣ごもり選手権
賞金は十万円と
記念品にアベノマスク二枚
俺は人種差別をしない
でもあいつらは殺してもいい
あんな頭のおかしい奴らは
人間ですらないから

私は表現規制をしない
でもあのポスターは撤去すべきだ
あんなレイシストの落書きは
表現 ...
飛行機に乗ったのはハネムーンの一回だけ
幸せの絶頂期
まさに天にも昇る気持ちだった

でもね
その時はまだ入籍してなかった

お金なかった
けど
式をあげてささやかに披露宴はした
...
ホテルや旅館のように
型に填まった感じのない
民宿が今人気がある

地産地消を心掛けている
美味しい料理がたくさん並ぶ

日常の嫌なことは忘れて
民宿で過ごす時間を楽しむ

古民家 ...
 

今夜は魚の塩焼
ちょうど良く焼き上がって
美味そうだ
食べようと箸を近づけたそのとき
そんなはずあるまい
魚と目が合った
どうかしたのと向かいの母が尋ねるので
なんでもないよと ...
世界は眩暈がするほど傾いていて
正解な円など誰にも描けやしない
眠りの中に真実の夢は芽生えず
寂しい亡霊たちしか生きていけない

それでも風だけは懐かしい痛みを
お前に与えてくれるだろうか ...
ボクラは今日も
肩を並べて干されてる

コロナの日々が来る前は
道ばたに、ゴミ箱に
捨てられていたのに 

人間てゲンキンだな
わが身のキケンを感じると
随分ボクラを{ルビ重宝=ちょ ...
昨日まではただ
過ぎ去っていくだけだった
今はぼんやりとした灯を
消せずにいる

曇り始めた視界の中
散在する音楽に
注意を
払いすぎないよう


消せない灯がゆっくり熔け
...
今日高曇りの空の下、
肉を引き摺り歩いていた
春という大切を
明るみながら覚えていく
妙に浮わついた魂を
押し留めながら、押し留めながら

離れていかないように
剥がれていかないように ...
氷山にあいた窓に
鳥と気球と蝶がいて
空を見たまま飛べないでいる
ひとつ 逆さのアルファベット


雨の隣には雨
その隣にも雨
雨のむこうの雨
雨のふりをした雨
...
日蔭には静かなひかりがあったんだ


俺たちは納豆のように粘っている


鮮やかな魚と羊がいるsky


脳内で花火大会が始まった


踊り場に訪れる夜 鳴る花火
とりとめのない
とめどのなさに
とどめをさして

とっくのとうに
とおくへ行ってしまった
ねぇ仲良くできるかな
臆病なことしか言えないけれど
無口な花のように咲いている
心は変拍子で移りながら
最後の椅子に君と座りたい
焦って泣いた一歩ほど遠くて
炭酸の泡で消えてしまうよ
涙 ...
男娼としてメキシコで生きる嘗ての学友に、昨夜、ふと逢いたくなった。
若き夏にピアッサーで開け合った左耳の孔が、昨夜、微かに痛んだせいか。
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
今日もまた(改訂)ひだかたけし自由詩720/5/24 20:05
世界はそれぞれの手の中に二宮和樹自由詩020/5/24 19:22
道楽者ただのみきや自由詩3*20/5/24 16:02
ある疑問まーつん散文(批評...120/5/24 13:12
心が泣く卯月とわ子自由詩120/5/24 9:32
未来の形ミナト 螢自由詩120/5/24 8:50
心が斜めに傾いてこたきひろし自由詩220/5/24 7:01
ジャイアンズ・ファシズムTAT自由詩220/5/24 0:30
絵を描けマニアル自由詩020/5/23 23:26
コロナとか知った事かTAT短歌120/5/23 22:19
Survivor墨晶自由詩2*20/5/23 20:37
恋昇り挿し詩2「いつか収束する今日へ」トビラ散文(批評...1*20/5/23 20:19
懐かしい詩ミナト 螢自由詩2*20/5/23 18:40
山中教授が嫌い花形新次自由詩420/5/23 16:39
唾三重漏自由詩020/5/23 16:15
次の緊急事態宣言イオン自由詩020/5/23 10:40
全国巣ごもり選手権自由詩020/5/23 10:40
ですらないから紀ノ川つかさ自由詩020/5/23 9:44
飛行機こたきひろし自由詩420/5/23 7:50
民宿夏川ゆう自由詩220/5/23 5:21
命日自由詩13*20/5/23 3:25
また生まれておいでもとこ自由詩5*20/5/23 2:39
コロナ詩篇3服部 剛自由詩120/5/22 23:53
目が覚めたら、口を噤むnoman自由詩120/5/22 21:34
春の意志ひだかたけし自由詩720/5/22 21:13
水光片木立 悟自由詩620/5/22 21:02
静かにあったこと水宮うみ川柳020/5/22 19:29
訥々と自由詩020/5/22 18:17
Understandミナト 螢自由詩120/5/22 13:44
昨夜クーヘン自由詩1*20/5/22 12:16

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加筆訂正:
道楽者/ただのみきや[20/5/24 17:56]
誤字修正
道楽者/ただのみきや[20/5/24 17:55]
誤字修正
道楽者/ただのみきや[20/5/24 17:51]
文末など小修正
4.19sec.