夜に咲くひまわり
いつも
月に合わせて
首を振っていた
物足りない
思いを抱きながら
太陽を
あの明るい
太陽の光を
もう一度
顔いっぱいに
浴びたい
ある夜
止 ...
わたしの箱庭に
あなたは知らぬ間に住み着いた
わたしの瞬きと
全く同じ速度で歩くあなたの長い脚
箱庭に建てた立派なあなたの小さなお城
あなたは毎日
聖書を洗いながら歌をうたってる
わ ...
回転する星達は神様が回すターンテーブル
その上で踊る
僕らの中にはそれぞれのビートを刻む心臓
せっかく招待されたpartyなら
鼓動が止まるその日まで
この世界で自分ら ...
{引用=ひとりでにできあがったものが
またひとりでに壊れていく}
このフレーズが書きたかっただけでその後のことを考えず詩として投稿してしまうというその気分を表す言葉の幾つかが、今、頭にはあ ...
私は嫌われた鳩である。
踏みにじられた首である。
細く細く連打する。
首はやがて脈打ちながら蛇となる。
這いつくばって、あの人の太ももに絡みつく。
赤く細く滴る血を私の中にください。
逃れ去っていく
逃れ去っていく記憶の
その核心を掴もうと
広がる鉛の海を泳ぐ、泳ぎ続ける
失われた薔薇の花と団欒
終わった関係と更地
虚脱の時を刻む秒針
静まっていく
...
豊饒の海に浮かぶ僕の不毛
回想の店が改装するので
僕は暫く不漁だった
恋の意味がわからなくて
むりやり女史に懇願して
いまはとりあえず一緒だ
すぐに飛び去りそうな 小鳥に
な ...
礼二:ということで、最近めっきりおじいさんが
少なくなって来まして。
孝二:えっ?
礼二:これもコロナのお陰かな、なんて考えていたところ
孝二:・・・・・・
礼二:私も咳が酷くなって
孝二 ...
ガタンゴトンガタンゴトン
聞き慣れたはずの電車の走行音
まるで初めて耳にするかのように、注意深く
ピンポーンピンポーンピンポーン
扉が無情に閉まる音
ホームから動けない、私
ズーン ...
最低な日々から抜け出すために
お酒とタイムマシンがあって
あくびを押し殺しながらスイッチをいれる
人気のない街に顔を出し始めた太陽に
なんか浄化されそうだからさっさと眠りたい
でも帰る場所が ...
夏は哀しい季節
全生命が伸びようとする
それ故に
哀しいのです
緑色がかってたバラ肉
手の込んだフローティング広告
外国の森のパッケージ
革命みたいな歩き方
ゴミを出し忘れ
昔の大事件特集
痩せちゃった元選手
見分けだけつくキャラクター群
途切れた ...
此の秋も
彼の酒蔵の冷やおろし
無事に届いた
月夜
肴よ
僕等の距離は
近くて遠いから
サンドイッチを食べて
最短時間の夢を
喉に詰まらせた
吐き出す前の気持ちには
血が混じること
誰にも言わずに
味覚の中に隠した
歯を見せて笑って踊った
...
エアコンを休ませる必要があって
曇りの内に急ぎ窓を開けています
風は無いので
雨粒を受けているかのように木々は震え
小鳥の声も運ばれて来ません
海鳴りに似た電車の音が行っては引き返し
時を ...
{引用=傷}
抗わず流されず
風と折り合いつけながら
トンボたちは何処へ往く
銀の小さな傷のよう
翅で光を散らしながら
{引用=白紙のこころ}
尖った波に足を取られる ...
美しい青と真っ白な雲を
もう幾度も受け流して夏が
終わろうとしている
なし崩しに雨が続いたり
雷に眠れなくなったり
虹や変わった雲より飛び抜けた何か期待して
がっかりして泣くんだ
翻弄さ ...
宇宙にはミネラルがたくさん
浮いてる
数えたりできないとはじめから諦めて
美しい断面に息を呑む
見惚れてる楽な役を選んだと
からかわられてもいい
知識として知ってる
あの中には既に無い光 ...
忘れたことの{ルビ仲=なか}に
あるんだよね
詩は
自動記述というのが流行ったのが百年前なら
意識が流行ったのはいつのことやら
なんなら
アウストラロピテクスの頭蓋骨を
電子レンジに ...
とても間違った言いまわしが
ひとに伝わってしまったとしても
とてもお気に入りの財布が
型崩れしていくように
しょうがないことだ
人はエンジンのまわる間は
やすみなく動き廻って
...
道徳とか倫理とかの上に掛かる橋から足を踏み外してでも
手に入れたいものは有る。
たえず充たされないでいる欲望はきっと誰にでも有る
寂しさに揺れる想い
虚しさに渇くこころの領域
具体的 ...
きみは希望の幼い炎
太陽へ向かって
希望と絶望を燃やす炎
息をしながら上昇する
やがて雨つぶが落下し
一滴づつに絶望の灰を
閉じ込め
朝がもれ出す
あの手この手を駆使し
時間にしてほぼ二時間
ぼくは自分がいかにこれまで我慢してきたかを伝える
君は自分もあなたと同じだけ我慢してきたとさらりという
ぼくはこれでもかというくらいほとんど全身全霊 ...
わからない昨日と明日を留めるため安全ピンを胸ポケットに らどみ
ため息と
その貧しい倫理の置きどころ
この思いをなんと呼べばいい
詩人のみんな
だって
みんなが
すでにしていることが
ぼくがこれから
しようと願うコトだもの
どこにも
...
言葉
宇を身籠もり
身籠もる言葉は
響く声また声の渦
何かが何かが ウマレテイル
〇
夏の炎天下の縁側で
西瓜を食べている
兄と弟、汗流し
その頃青大将たちは
群れ ...
「本日、登山道の除草をしています。御注意ください」、と、コピー用紙にマジックで手書きしたものを車のサイドガラスに貼り付けたのは朝の五時五〇分。その後今季初の登山道の除草に分け入った。
八月中に廃 ...
ふわふわ
ふわわん ふわりんりん あはは
くすぐったいよう-
夏の温度がさがって ほら
クッキリした青い夏のうしろ姿は 日焼けした子たちの笑い声
あの眩しい光にあたりながら歩いたんだね走 ...
部屋に雲が入って
雨に濡れていく、色も形も音も
僕らはどこにも繋がらない二つの心臓
匂いもたくさん嗅いだ
かつては他の何かだったものが
また他の何かになっていく
記憶に触れれば ...
あなたと過ごした夜
とても幸せなはずの朝
私は4時半に起きて
あなたの知らない
私を殺す
出会った頃
あなた
新垣結衣がタイプだと
言ったでしょう?
無邪気なあなたを
責め ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ひまわりと流れ星
ゴデル
自由詩
1*
20/9/7 10:44
箱庭のあなた
桜蜜
自由詩
3
20/9/7 8:10
DJ 神様
桂
自由詩
1
20/9/7 1:42
発生学
道草次郎
自由詩
6*
20/9/6 23:44
血
杏っ子
自由詩
3
20/9/6 23:27
その時その瞬間〇寂寥と平静
ひだかたけし
自由詩
7
20/9/6 22:48
豊饒の海に浮かぶ僕の不毛
梅昆布茶
自由詩
6
20/9/6 22:04
アウト礼二、孝二 2
花形新次
自由詩
2
20/9/6 22:02
ガタンゴトン
haru_5
自由詩
0
20/9/6 21:12
どうしても朝がやってきてしまう夜に
カマキリ
自由詩
0
20/9/6 21:11
哀しい
渡辺亘
自由詩
2
20/9/6 20:22
enum
なけま、たへ...
自由詩
1
20/9/6 19:25
此の秋も
TAT
短歌
1*
20/9/6 18:21
セツナレンサ
ミナト 螢
自由詩
2*
20/9/6 18:10
大気の息継ぎ
よしおかさく...
自由詩
5
20/9/6 15:12
李家の人々
ただのみきや
自由詩
4*
20/9/6 15:12
言いなり
よしおかさく...
自由詩
5
20/9/6 15:10
星
〃
自由詩
1
20/9/6 15:04
忘れたことの仲に詩は
道草次郎
自由詩
4*
20/9/6 10:23
むき甘栗食べながら書いているのでごめんなさい
梅昆布茶
自由詩
11
20/9/6 10:09
道徳とか倫理とかの上に掛かる橋
こたきひろし
自由詩
3
20/9/6 5:41
希望と絶望の炎
フリーダム
自由詩
2*
20/9/6 2:10
鈴虫
道草次郎
自由詩
6*
20/9/6 0:32
安全ピン
足立らどみ
短歌
1
20/9/5 23:30
ため息と
道草次郎
自由詩
4*
20/9/5 22:51
森宇宙(改訂)
ひだかたけし
自由詩
4
20/9/5 20:20
地鳴き
山人
散文(批評...
6*
20/9/5 18:14
にくじう
田中修子
自由詩
9*
20/9/5 16:48
長雨
たもつ
自由詩
9
20/9/5 12:22
素顔になれなくて
花形新次
自由詩
1
20/9/5 12:19
862
863
864
865
866
867
868
869
870
871
872
873
874
875
876
877
878
879
880
881
882
883
884
885
886
887
888
889
890
891
892
893
894
895
896
897
898
899
900
901
902
3.76sec.