視力を失いつつある。
「恋は盲目」シェイクスピア
視力を失った。
誰だか分からないあなたの頬を撫でると
「愛してる」と言っている。
「どうしても愛してる」
ニキビを ...
色んなひとと出会ってきた
少なくはない恋もしてきた
でもこの埋められない空白は何だろう
寝苦しいひとりの夜
寒さで目覚める未明
僕はその隙間の正体を知る
淋しさが僕を飼い慣らそうと ...
夏、おめでとう
快感のために全てを捨てられる?
煙草の煙の行方を追うように、
夕食後私は死出の旅に出る。
言葉が融けていく領域、
全ては無い方がいいのです、
全ては、最初から無いのだか ...
蕩けてしまった君の体温を
両手でかき集めようと、
必死にもがいたって、こぼれ落ちる。
そんなものを僕はもう、
忘れてしまったのかもしれないね。
記憶なんて、きっとそんなもの。
...
好きでこの世界に産まれて落ちた
訳じゃない
俺を産んだ母親も
選んで産んだ訳じゃないんだからよ
いくらこの世界の居心地わるくて窮屈でもさ
今さら母ちゃんの腹には戻れないさ
本人とっ ...
今日の月は電気みたいにピカピカ
お月様ははね 宇宙なんだ
君が言うから見上げてみる
眩しいなあ
今日の月
光が丸におさまりきれないよ
そうかぁ
ピンホールカメラなんだ
...
イオンタウンはいつでも涼しい
冷えた野菜の匂い
乾いた人混みの匂い
駐車場には警備員さんが
汗流し車両整理に精を出している
まるで神さまみたい
むかし、ふたりで
買い物してた ...
水平線のような雨に沈むステージに ヘッドライナーは来ない
透明なレインコートのフードを叩く光のかたさが
右の頬を歩き
左の耳から
プラグを抜いた足音がいくつも遠のいていく
引き潮のよ ...
互いから目を反らすため見るテレビテープを貼った風船に針
見開いて水に倒れた金魚の目土葬にした日の絵日記帳
酒が止み雨に酔ったら{ルビ螻蛄=ケラ}の声死ぬまで愚直に夢を掘り
四十万にも ...
気持ちがサインインしない
俺が俺であるための
ダンス
心が躍ってれば
たぶん大丈夫
そんなことを言い聞かせ
毎日どうにかやっている
ダンス
俺が俺であるための
踊りを踊って過ごせ ...
月をひとつ
ススキの穂先にのせる
コオロギが月に降りる
月旅行の順番待ちの列が
草原に並んでいる
虫の音もいつしか消えて
静かな夜明けはシルクの波
マルベリーの光が溶けて
窓から流れて部屋を溢れていく
ララベリーの大きな羽根が
誘うように天井で私を待つ
夢の中にいるように
ゆっく ...
神様はなぜ
前世の記憶を
与えないのだろう
答えは決まってる
死の恐怖を
与えたいからだろう
それから得るものが
それから始まるものが
きっと与えたいものだろう
...
あなたは私をわかっていない
私はあなたをわかっているか
私の答えは
あなたなのだ
正解にたどりつくまでの
方程式を私たちはたどるのだ
私はあなたと決めている
答えはわかるのに式がわからな ...
今日の地球は輝雲の塊り
夥しい雲を集めては流し込み
遠去かっていく、巨大な星の地平線
)僕は今日という日に何を求めていただろう?
)今となってはすっかり忘れちまった
ただただ絶えず吹 ...
ぼくのてのひらには何ものこってはいない
かどわかした王女を高い塔の小部屋に幽閉している以外は
王女の手のひらには小ちゃな貝殻と等分の人生の重み
新宿2丁目で飲み潰れている僕はいつか夢の中 ...
探しても見つからない
いつも笑顔で明るい姿
むりしてない?
いいところ
受け取る側で違うけど
本当の姿
誰にもわからない
自分にもわか ...
雨でも晴れでも傘をさしていく
表側は防水布
裏は遮光布で紫外線をカット
実は私
屋内でも透明な傘をさしている
表側は防水布
そして裏地は防傷加工の滑らか素材
顔には丈夫な笑顔を貼り付 ...
自称詩人に
自称詩集を出して上げると
声を掛ければ
万単位の自称詩人が集まる
集めた自称詩人を
周囲50㎞に
鉄条網を張り巡らした森に放ち
「今から、あなたたちは
私たちに狩られますの ...
水平線を描く、言葉のない雑談。
色が飛んでいく、星のような瞬き。
風の夢が漂う。丸くねむる夏。
朝のにおい。
君の絵に出会って初めて、絵に出会って、君に出会った。
世界をわすれて、ずっと ...
思いつくと
手当たりしだいどこにでも書いてしまう癖がなおらなかった
ノートは勿論の事
教科書の余白
新聞の折り込みちらしの裏側の白紙
左の手のひらの上にも
さすがに紙幣には書けなかったけれ ...
まだまだ続くと
誰もが思っているだけで
夏は終わろうとしている
長いようで短い夏だと感じる
何をしようか悩むのがもったいない
夏だけは何故だろう
終わろうとする時
寂しさが押し寄 ...
なんでだろうね。
世の中には、ワンピースの分だけ幸せが増える人と、
ワンピースの数だけ絶望する私のような女と
別れるのは。
その境目は
一体、なんなんだろうか。
目的地は海。休日に彼氏の運転でドライブした。
海はいい。いつ行っても広くておおっきいわ。
彼氏もあたしも季節外れの海が好き。でも誰もいない海はなかった。
海にはサーファーが波に乗ったり飲まれたり ...
人と触れ合える人生を贈りたかった
長い廻廊の まだシャーペンも知らないところで
怪物に変えたのは誰だ
お味噌汁には丹精込めていたのに
ハンバーグを美味しそうに頬張る
あなたはにぼしの出汁がど ...
ベランダの枯れた朝顔を見ようとカーテンを開けたら、
雨の雫が電線に。
傘を持って出かけるのが億劫で、特にレコードを見るとき、
邪魔だよなあ、あ〜あ。と声が出る。
川上未映子の「夏物 ...
美しいと感じる心が砕け始めたとき
月は輝いていた
どこか遠くから
かなり遠くから
何者かの雄叫びが轟いた
身構え
四つん這いになって
後ずさりをしてみたけれど
目の当たりにする ...
後ろ髪を引かれる思いに堪えきれず
最後だと言い聞かせ 振り返る
そこにまだ君は立っていた
でもその顔には
未練も執着も感じられず
華やかな微笑みで僕を見送っていた
僕は ...
愛する妻に捧ぐ。
あなたは少なくともわたしの命を救ってくれた。
「あるひとによせて」
神は聞く
いかに生きるべきかと
あなたに逢うた時、わたしは心うたれた
なんと可憐な ...
香しい緑の叢を吹き靡かせてゆく北の風
空の結晶が草の上に漂う開け初めた晩冬の朝
年若き岸辺の揺らぎをたしなむ川は
白い霧のなかに煌めいている
かつて晴れやかな碧の森の風のなかで
わた ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
恋の悩み
幽霊
自由詩
1
19/9/1 2:15
肉食獣
HAL
自由詩
3*
19/9/1 2:11
ソネット
由比良 倖
自由詩
2
19/9/1 1:52
明るい夜
都築あかり
自由詩
5
19/8/31 23:38
口内炎が出来てしまって
こたきひろし
自由詩
3
19/8/31 22:23
満月
鵜飼千代子
自由詩
16*
19/8/31 21:55
静かな世界
秋葉竹
自由詩
13
19/8/31 21:06
アフター フェス
末下りょう
自由詩
1*
19/8/31 21:05
まねごと――悲哀のもどかしさ
ただのみきや
短歌
4*
19/8/31 21:01
ダンス
砂漠枯
自由詩
2
19/8/31 20:38
十五夜
丘白月
自由詩
2
19/8/31 20:30
桑の妖精
〃
自由詩
0
19/8/31 20:29
無い記憶から
〃
自由詩
0
19/8/31 20:27
難問
杏っ子
自由詩
1
19/8/31 14:27
今日の地球
ひだかたけし
自由詩
6
19/8/31 13:23
新宿2丁目のうた
梅昆布茶
自由詩
7
19/8/31 12:59
あなたのいいところ
佐白光
自由詩
0
19/8/31 11:56
晴雨兼用
Lucy
自由詩
3*
19/8/31 10:30
自称詩人狩りseason2
花形新次
自由詩
0
19/8/31 9:06
君の絵
水宮うみ
自由詩
1*
19/8/31 7:51
趣味で詩を書いてるなんて
こたきひろし
自由詩
4
19/8/31 6:48
夏の終わり、寂しさ
夏川ゆう
自由詩
3
19/8/31 5:26
疑問点
杏っ子
自由詩
1
19/8/31 2:10
makeloveがしたくて
こたきひろし
散文(批評...
1
19/8/30 23:39
人と触れ合える人生
ふじりゅう
自由詩
1
19/8/30 23:30
それから
はだいろ
自由詩
1
19/8/30 22:40
明日はきっと
坂本瞳子
自由詩
1*
19/8/30 22:24
夏の終わりに
文字綴り屋 ...
自由詩
0
19/8/30 22:01
詩四編「あるひとによせて」、「木」、「春」、「新鮮なあなた」
ビショプ
自由詩
3
19/8/30 20:53
神話の夏
〃
自由詩
0
19/8/30 20:52
871
872
873
874
875
876
877
878
879
880
881
882
883
884
885
886
887
888
889
890
891
892
893
894
895
896
897
898
899
900
901
902
903
904
905
906
907
908
909
910
911
3.82sec.