現実だったのかそれとも非現実だったのか
その思い出は曖昧でした
曖昧でぼんやりしていながら
自分の知らない内に
いつの間に記憶の紙面に刷り込まれていました
私はまだ小学校に通っていま ...
Ballet d'Homoncule
黃色い誤謬は牧場 卵形の奇景
不死者の猿 增加する尻尾は振動である
屋臺に轉移した天使
その指數はステ ...
嫌々仕事しても
楽しさはなくて
ストレスばかり
好きな仕事を見つける
好きな仕事をすれば輝く
長く続けていける
毎日楽しく続けられる
そんな仕事がいい
遣り甲斐があり成長も ...
お日さま沈む
斜陽のとき
いつのまにやら
くだり坂
過去は加工
してもいい
未来は見ない
ままでいい
世界は難しく
なりすぎた
生はなるべく
シンプルに
言 ...
私が見ている光景と
あなたがたに見えている事件は違っている
ということを
驚きとともに思い知る事がたまにある
でもあなた方が一斉に
同じ景色を見ているのだと思うのは
たぶん私の錯覚で
...
君がいなくなってから
影ばかり追いかけてる
誰も居ない部屋で
帰ってくるはずもない
君の足音を探してる
網戸に残る去年の
タンポポの種
タンスにしまったままの
一度も着ていない ...
時計の針が
あなたと私の間に
さよならを積み重ねていく
もう少し夢を見ていたいわ
命はあっという間だから
見つめていたいだけ
ぬくもりが時間の隙間に
隠れていくようでこわいの
...
夜空の色をした
深い紫色のスミレ
蝶の羽根のように
まるく薄いスミレ
空に生まれた雪が
大地深く濾過されて
一つの季節をかけて
根のストローにとどく
春の日差しに輝いて ...
風、が
向こうの山から降りてきて
体を抜けて
そしてまたあっちに流れてく
風の粒、のなかに
きっかけは無かった
駅も、バス停もない
親だけが、年を取ってる気がしていた ...
死んだ父が
殺された、という
名札をつけて立っている
その横をコンビニ袋に
かつ丼を入れた男が
実存の靴を鳴らして歩く
蛍光灯の下で
頭だけ照らされた女が
命について考えると
...
雨にも負けた
風にも負けた
せめて自分には負けまいと
思っていると見事に折れた
どうしょうもないので
笑ってる
レタスって
あの
苦味がすきなんです
雨降りあとの
鉄さびのような
あの
匂いもうれしいです
かさを
ぐる ぐる
回してみました
ぐる ぐる
ねこが
丸い手 ...
銅線で
脳神経を
キリキリと
縛り上げていく
のは快感だろうから
この春の夜に画策する
までもなく
渦巻くハンマー音の波
ラバー壁に弾き返され
夜半過ぎに獰猛な咆哮
で復讐を開 ...
君の健気さに心打たれたんだ。
こんなにまぶしい景色は見たことがない。
嗚呼、人生はなんてうつくしいんだろう。
真心の交わりに余計なちょっかいは出さないでほしい。
君の健気さに、 ...
兵隊蟻の隊列
ポテトチップスの欠片
吹く風、生暖かく
蹴散らせ!踏み潰せ!
整然とした生の営み
獰猛な死への傾き
俺は天を仰ぐ
二本の巨人の足となり
五輪の開催が危ぶまれている。
しかも延期開催までも、が 。
選ばれる選手たちのモチベーションからいっても1年以内に開催されるのが妥当だろうと思われる。
行きたくても行けない。買いたくても手に入ら ...
ひょっこり魔女がやって来て
箒でお掃除するでしょう、
帽子は中折れするでしょう、
夜はこれから更けるでしょう。
ビルの谷間を翔ぶでしょう、
その身を凍らすビル風は
魔性の心を呼び覚ます ...
星が見えないのに光を探し
誰もが抱えた夢に近い場所
地面が少しずつ高くなった
東京タワーの最上階から
靴紐であやとりをしながら
イルミネーションを作っているよ
街に贈る熱のような火が
丸 ...
とり急ぎ、という言葉を初めて聞いたとき
鳥も急ぐのだと思った
正確に言うと
へえ、鳥も急ぐんだ、と思った
それはユウコの初めての言葉だった
今思えばあの頃
鳥は皆、急いでいたよ ...
私は花のように
あなたのために咲いていたい。
星のように
瞬いていたい。
月のように
闇を照らしたい。
ただただそこにいたい。
ようやく晴れたこの恋の
海は虹色。
僕の地平線に
植木鉢を置きました
君の顔が日焼けをしているから
僕等はずっと一緒にいたんだ
歓びも哀しみも震わせてしまう
君の心を落とした時に
チューリップの花から
雨が降りやがて ...
生まれて今日まで
濃厚なキスさせて貰った記憶ない
どうせさせて頂けるなら濃厚がいいからさ
でも
キスって、させて貰うんじゃなくて
奪い取るもんなのかな
俺って軟弱な意思の
意 ...
冷たい眼と
温かい眼の温度差ってどのくらい
それを計る温度計があるとしたら
見る人と見られる人の
見えないところに隠されている筈だから
体温計みたいにピピって鳴って
引き抜いて確か ...
ラジオペンチで脳味噌をむしるような音が右耳の奥の方で聞こえている、少し湾曲していて、角度によってはまるで聞こえない耳の中で…たったひとつの音譜のスタッカートで塗り潰した楽譜の初見演奏のような旋律だ ...
プリンを冷やし固めている間に、僕はこっそりと旅に出ました。
知らない街で少し心細いですが、僕にはあのプリンがついています。
青い空と白い雲が
草原と仲良く
手をつないでる
ポピーの国の草原で
太陽が生まれて
月が歩いていく
細い茎の先に
いくつもの命が揺れて
昼寝を楽しんでいる
ポピーの妖精が ...
二階の屋根まで届く
ミモザの花が
風に小さく揺れ
春の香りを小径に並べて
猫を誘っている
遠い昔に塗られた白い壁
大正時代の洋館で
満月の夜に
女の子が妖精と一緒に
ミモザの種を ...
なんど買ったのだろう
手のひらに重なって
溢れて落ちるほどに
どれも涙が滲みて
愛の文字が滲んでしまった
あなたに逢おうとして
あなたに逢うために
毎日あの駅へ
切符を買い ...
死体のような
ひたすら一点に
冷たく凝固していく
気配、
辺りに充ち満ち
私は漆黒のアスファルトを進む
蒼く蒼く結氷する
異界の感触、
次第に足許に広がり
じわりと恐怖に浸さ ...
春の宵は
優しくなって
優しくなるから
寂しくなって
気がつけばただ
ひと目見たいと
故郷の写真を探してる
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
氾濫と反乱
こたきひろし
自由詩
2
20/3/21 8:34
ホムンクルスバレエ
墨晶
自由詩
0
20/3/21 7:09
好きな仕事
夏川ゆう
自由詩
3
20/3/21 4:53
沈む
シホ.N
自由詩
2
20/3/20 23:31
今宵強風が吹き始める
Lucy
自由詩
9+*
20/3/20 23:31
君の声
丘白月
自由詩
2
20/3/20 22:33
冬の夕焼け
〃
自由詩
0
20/3/20 22:33
スミレの妖精
〃
自由詩
0
20/3/20 22:32
起源の色を操ることもできる。
うわの空。
自由詩
11
20/3/20 22:28
何時
為平 澪
自由詩
9
20/3/20 22:08
愚痴
かば
自由詩
3
20/3/20 21:30
かさぐるま
ナンモナイデ...
自由詩
10*
20/3/20 21:10
光
ひだかたけし
自由詩
4
20/3/20 20:19
明日君と会う約束
viraj
自由詩
0
20/3/20 18:55
巨人の足
ひだかたけし
自由詩
5
20/3/20 18:21
この際アメリカは五輪の放映権を日本に譲るべきである。
アラガイs
散文(批評...
6*
20/3/20 15:07
魔女と月
秋葉竹
自由詩
4
20/3/20 14:40
東京
ミナト 螢
自由詩
1
20/3/20 11:39
生活
たもつ
自由詩
9*
20/3/20 10:08
黄金の豊かな湖
杏っ子
自由詩
0
20/3/20 10:06
肩
ミナト 螢
自由詩
1
20/3/20 9:09
濃厚な口吸い
こたきひろし
自由詩
4+
20/3/20 7:02
鎖国
〃
自由詩
2
20/3/20 6:29
生きてるノイズが屠るものは
ホロウ・シカ...
自由詩
0
20/3/19 23:10
プリン
クーヘン
自由詩
5*
20/3/19 22:33
ポピーの妖精
丘白月
自由詩
0
20/3/19 22:32
ミモザの妖精
〃
自由詩
0
20/3/19 22:31
星へ行く船
〃
自由詩
0
20/3/19 22:31
異界(改訂)
ひだかたけし
自由詩
3
20/3/19 19:02
港
ガト
自由詩
3*
20/3/19 18:45
854
855
856
857
858
859
860
861
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868
869
870
871
872
873
874
875
876
877
878
879
880
881
882
883
884
885
886
887
888
889
890
891
892
893
894
加筆訂正:
インディアンポーカー
/
足立らどみ
[20/3/21 8:10]
最終連を変更
3.8sec.