学校には道徳という授業があって
ぼんくら頭の俺には
眠いだけの時間でした

起立

着席

いつも心の底で思ってました
こんなの省略してよくないかって

その日
先生は道徳の ...
君は コーラを買った
自動じゃないドアを
少し息を止めて押し開けて
その息を世界へ吐く

ペプシはなかったよ
自動車のドアは断絶だ
いつもそうで 今日もそうだった
コカコーラはうま ...
涅槃にはいけない
ただの凡人だから

命は尽きるのであって
けして
滅びるんじゃないと思ってる

どんなに崇拝しても
神の側にはいけない

でも
死んだら
誰だって
仏にはな ...
 
 
苦い紙を足していく
食べ砕く
本当は駄目だって
みんながそういう話をしている
みんなは不特定多数
一様に挨拶をしていく
風に揺れて紙を足していく
誰も食べないし
砕かないし ...
雨がふりだして
猫の恋も濡れる
傘はどんどん縮んでしまう

ウイルスが街を呑み
国境はふかくなる
社会と生活をかける天秤の
0の目盛りはなくなって

僕たちは星をたべ
想い ...
かつて恋人同士だった人は、その人ともう二度とできない事柄を悔やむのだろうが、
片思いに過ぎない私は、その人と一度もできなかった事柄を頭で思い描いては悔やむのだ。
手に入れたものを失う辛さと、
一 ...
蜜蜂の羽音が聞こえる

春は童話の匂いがする

蕾がたっぷり用意され

妖精は祝辞を読み上げる
昨日には二度と出会えない
閉じた花の中に記憶され
真夜中に妖精が
生まれた星に清書する

風が水面に話しかける
月が揺れる池はミラーボールか
ミモザを沈めたカクテルのよう
美しい記 ...
新しい時間に乗って
やり直せばいい
花のように何度でも
いくつも咲いて見ればいい
上手に咲かせるまで
種をたくさん蒔いて毎晩祈った

いつか雪の精が言った
綺麗ね私の好きな色よと
...
きみの空にはいくつもの風がながれ
きみの血流はいくすじかの未来につながっている

まいにちは規定された演技をたずさえて
きみをいざなってゆくちょっとだけ厳しい教室

でもさ きみの壁をとり ...
できることはもう全部やった。

青春の夢をおいかけてきた。

今、何がなくてもふと安らぎがある。

安らぎを得るためには何も必要ではないんだね。

それがはっきりわかってしまった。
...
君も気付いているんだろう

とっくに一人で歩けることに

それでも一人は不安だから

誰かに寄りかかってたいだけ

人はそれを恋を呼んだり

愛と呼んだり依存と呼んだり

何か ...
全ての生命は最終的に緑になる
彼女はそれを信じているが
俺は確かめたらいけないと思う

そして最悪の見た目のパスタを
最高の笑顔で俺に差し出し
俺の瞳の中に毎回奇跡を起こそうとする

...
この前とは違う洋服を着て
褒められる自信なんてないけれど
そうやって知らないうちに増えた
物語を連れて行きたくて
斜め掛けの鞄で潰す胸が
メロンパンみたいに膨らみ
君が待ってると考えただけ ...
食べたいものすぐ手に入るこの世界貧しい時代知らない子供

春になり春の色した服を着た地味な冬から離れた身体

上司との釣り対決は引き分けにただ純粋に釣りをしたかった

大型のショッピングセ ...
あってないようなものばかり抱えているんだ

スカスカなのにやたら重たくてさ

道の途中でぶん投げてしまいたくなる

けど責任持って最期まで抱えていくよ

唯一つの存在である私

唯 ...
このやるせない 怒りは
この俺の やるせない怒りは
伝染病の恐怖の 最中にあってさえ
執拗に くりかえされる
社会病理に向けられている
理性の壁など いとも単純に破壊し
ものやかねに群 ...
桜色の海におぼれるかのような夢をみた。
陽だまりの風呂敷に包まれているような
暖冬にこの恋は凍え死んだ。
さよならの導火線は
遠い夏の線香花火
最後の夏だったから

雪が溶けたら
春が来たら
そう言って

花咲爺さんに化けた妖精
笑って平気なふりしてた
手品師が出せるのは造花

二 ...
御簾をあげてください
ああ桃の花が咲いている
今日の風はいい匂い
あしたは庭に行けるかしら
もう一年も経ってしまった
夢を見た人形と遊ぶ夢を
紙雛が私を囲んで笑っていた
病は治るよと ...
群衆を華麗なステップでかき分け
黄昏に伝説の船を漕ぎ出すけれど
雨だれのように繰り返し砕けそう
見送る人波のなかで手を振るあなた
くちびるを必死に読む
息継ぎしながら
愛の言葉が箇条書 ...
今宵、記憶の薔薇は咲く
紅い 紅い あの花が

安易なラブソングは好まない
とか
僕はほざいていたけれど
所詮この世は男と女

今宵、記憶の薔薇が咲く
紅い 紅い あの花が ...
ブラウスのボタン一から留め直すまた新しく生まれ変わって 窓が割れたら恋になるよ
日陰の屋根の下で心残り
破片が寝転びチクリと刺さる
君を待つ時間がとても長くて
小指に結んだ約束の糸を
強く引けば切れるのが怖かった
僕の方角に東はないから
君が ...
私はずっと真似と振りを繰り返してきた
だから
私はずっと真似と振りを繰り返している

良い子供の真似を覚え
良い子供の振りをした

いつか
良い子供の真似に苦しみを感じ出すと

悪 ...
 
黄昏を乞う
 
夕餉の香りを乞う
 
あなたを乞う


 
ふたりして春の間際で咲いちゃって あるはずのない青い花弁 うまくいかないことのほうが
詩になるじゃない
ぜんぶままならないまま
明日死ぬんだと知れば
職場のいやなやつだって
好きになれるし
世界一不幸なことが起きさえすれば
キリストにもなれる
...
寒い窓みとったら
みとったばかりの
顔が浮かんでくる
ずる ずる
おうどん おいしいかぁ
ええ音だして
ずる ずる
いわせやんなあかんで
泣く子も
泣き止み
すう すう
寝入 ...
星々が名のない列車に乗ってゆく
それを透明な駅員だけが見送る
自分たちがどこへゆくのかもわからないまま
疑問さえも忘れて

月明かりというのは
死んだ星の遺言だよ

誰かがそう言った
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
教室こたきひろし自由詩020/2/26 0:31
ペプシ・コーラ竜門勇気自由詩1*20/2/26 0:12
彼岸こたきひろし自由詩220/2/25 23:51
たもつ自由詩320/2/25 23:29
かんたんにきえていくはるな自由詩420/2/25 23:17
眠れない恋をすることはもう二度とない。杏っ子自由詩220/2/25 23:10
春の良き日に丘白月自由詩120/2/25 20:56
アカシアの妖精自由詩020/2/25 20:55
セツブンソウの妖精自由詩020/2/25 20:55
教室梅昆布茶自由詩720/2/25 19:26
午後の日差しの中の走馬灯の走馬灯viraj自由詩120/2/25 17:22
ユアセルフたいら自由詩020/2/25 17:20
パスタにかけるなら優しい森だろう山の雫自由詩220/2/25 15:16
君の街までミナト 螢自由詩020/2/25 7:50
純粋夏川ゆう短歌120/2/25 5:03
存の在たいら自由詩020/2/25 3:51
良識を取り戻せナンモナイデ...自由詩4*20/2/24 21:21
杏っ子自由詩220/2/24 19:32
さくら丘白月自由詩020/2/24 17:53
桃の節句自由詩2*20/2/24 17:52
私は月の踊り子自由詩020/2/24 17:52
薔薇の声服部 剛自由詩420/2/24 16:30
a星染短歌020/2/24 14:45
夏の幻ミナト 螢自由詩020/2/24 9:33
連鎖こたきひろし自由詩320/2/24 6:30
乞う殿上 童自由詩3*20/2/24 1:12
間際はるな短歌1*20/2/24 0:07
うまくいえないうみ自由詩4*20/2/23 22:18
うどん修行ナンモナイデ...自由詩12*20/2/23 21:33
名のない列車きみのてを自由詩620/2/23 21:16

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