暗闇ににじむ モニターの光が
風の死んだ 霊廟のような部屋を照らしている
もう長い時間、きしむ椅子に座って ここで過ごしている
深い傷を癒すために
外部から与えられた傷と
自 ...
アリバイは、崩れない、
紙飛行機は、落ちていた。
雪だるまが、崩れていた、
見渡す限り、雪景色。
お正月の、少し寂しい
公園に行って、冬空をみた。
あとで、 ...
戸口にて
人の声、聴く
この夜半
神は生誕し
闇を包み
私はそっと
鍵外す
遠く忘れた抱擁に
我が身を委ねる
そのために
パチンコで負けた金がいま手元にあれば
ipadを買うが
パチンコで負けた金がいま本当に手元にあれば
またパチンコ屋へ行くだろう
ガッデム
ある日、ふと
僕がどこかに行ってしまった
家の中を探しても
戸外を探しても
どこにも見つからない
自分の中を覗き込んでも
ただ海のようなものが広がっている
どこか遠くの方から ...
愛と平等という
矛盾に気づいた深夜に
冷蔵庫は唸り出す
絶えることのない
沈黙にも似た説教に
何一つ解決策は見出せず
労働者は眠る
冷蔵庫の不眠不休
労働者の不平不満
実 ...
光、
光溢れて
空の青、
降って来る
この吉日に
遠い目をして
手をふる君、
いつのまにか
いなくなり
光の青だけ
揺れている
口内炎を舐めながら新年を迎えた。
舌先に、除夜の鐘の青銅の味がした。
四角い秩序が本屋に並ぶ
物語の重さを乗せて
夜空の表紙を見ると
星に隠れてしまいたくなる
この世界で光を放てるほど
誰かの指に触れたわけじゃない
本だけを愛して来たから
青い ...
めぐみのパンはわれらを満たし
我等は一つに結ばれる
主が整えた食卓に行こう
救いの杯と いのちのパンでなく
にわとりが鳴く前に 産んだたまご
はちみつで煮込んだ果物
パン種は不揃い ...
言葉にならない
言葉はいらない
とか
言葉で語るなよ
言葉に寄りかかって
言葉に頼ってるじゃないか
言葉で
上手く表現できないからだろ
それって言葉が足らないか
探し出せない ...
あおぞら ミサイル きれいな封筒
ひみつの話 くしゃくしゃの髪
そろえたつま先 うちあけられる
言葉のぜんぶがいたかった
鳥がないてた
高くて長くて 切れそうに
でも切れないで ...
過ごした青い春
再生し続けては
つれない想像に火をつける
どこまでも
どこまで出来るのか
試すように
確かめる歩みを
香る樹木
訪れ始めた鬱蒼
今年もまた
...
ピッピッ
淡々と読み込んで
ピッピッ
段々とのめり込んで
ピッピッ
資料IDの読み込み。
じっと
じっくりと
左から右へ確かめて
じっと
じっくりと
...
あけおめ
ことよろ
ころころ
ひらがな
そろそろ
ひらかな
かのえの
ねずみの
ぞろぞろ
こうしん
りせっと
はっしん
シマ ...
夏グループの仲間は
もうみんな帰ってしまったのに
僕だけ取り残されて冬が到来した
使わないなら仕舞うように
約束を守れない大人のせいで
僕は異物みたいに抗うこともなく
ただ惨めな思いをして ...
黄緑色の音楽を聞いていよう
河原に座っていればいい
水面に手を差し出して
魔法の呪文
戻ってこい、戻ってこい
ウェハースみたいに華奢な音楽を聞いている
戻ってくればいい戻ってくれば ...
古い道に至るまでの
新しい道をつくっている
道同士が接続することで
道はそれぞれの流れをくつがえし
さらに伸びたり分かれたりを欲する
この新しい年に新しい道をつくり
行き先を指定せずに
...
汚れた街を洗い流すような
雨、そして、歌
傘の中で開くコンサートが
信号機のライトに照らされて
レントゲンを撮っているみたい
真っ黒な肺に混ざる傘の骨
私はまだ本当に咲いてはいない
濡れ ...
いつまでも
私は
ここにいる
から
と
黙祷してる
あなた
と
供に
www.youtube.com/watch?v=_RwTct8K2JM
らどみ
今日の夕飯はお節はないのでサバの塩焼定食
サバの塩焼に野菜サラダと長ねぎのお味噌汁
炊いたご飯以外は
全部コンビニで買ったものだけど
男やもめにはこういう正月がふさわしい
おはこんばんちわッ!(原始の風が人の頬を撫でていた頃から続くギャグ)
お酒を飲んだことがなくて、肉体的な問題もなくて、お酒を飲んでみたい人にお伝えしたいことがあります。
基本的に、飲酒のみで得られ ...
主はわれらの羊飼い
私は乏しい事が無い
水の淀みが 映える大河の {ルビ寄合水=せせらぎ}に
薄墨は髪 櫛に移って 水の中で文字となる
爪櫛で綴る 言葉の群れ
絹は黒真珠 瞬き集めた ...
西洋の暦もそろそろ元年に
口移し餅までするか新婚は
愛と性もてあましてる冬ラブホ
蜘蛛の子も寝室の陰巣をつくる
毒消し屋紙風船と置き薬
鬼灯の実が紅くなる庭の隅
結 ...
ある休日の午後のこと、見覚えのない番号から電話がかかって来て、退屈に任せて出てみたら懐かしい人間からだった、もう二十年近く前かな、同じホームページサービスで知り合った男だった、お互いに詩を書いてい ...
胃空間 Stomach Space
異色銃 Peculiar Gun
意図御菓子 Intentional Snacks
イッヒ 壜 Ich Bottle
鰮水 ...
新年 開けて、街 静か
枯れ葉サクサク踏む森も
川沿い遊歩道歩く人も
透明レンズの瓶底を
斜光に照らされ輝いて
無音無音、また無音
青く濃くなる天空を
見上げ私はベンチに座り
ゆったり ...
少しくたびれた一軒家の生垣に
一面たくさんツバキが咲いていた
手のひら二つ
ひとつひとつを包みこめば
家族の笑顔が蘇る
赤い花がぽっと消えていく
家族で過ごすなんでもない一日は
もう戻っ ...
椿の葉が真白な石のように
陽の光を受けて輝いている
濃いピンクの花は
お正月から蜂を待っている
朝のお墓で
祖父に手を合わす
声は出していないのに
言葉がポコポコと出てきて
声を ...
感情が歩けないまま暮らしてる
あの海へ静かに向かう白い雲
欲しいもの沢山あって、悲しくて
きみの紙ひこうきが未だ刺さってる
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
青い炎
いねむり猫
自由詩
2
20/1/4 1:34
お正月
秋葉竹
自由詩
9*
20/1/3 22:53
委譲
ひだかたけし
自由詩
2*
20/1/3 20:46
手元にあれば
mmnkt
自由詩
3*
20/1/3 19:25
息継ぎ
たもつ
自由詩
2
20/1/3 18:05
冷蔵庫
TwoRiv...
自由詩
6*
20/1/3 16:02
光の青
ひだかたけし
自由詩
2
20/1/3 13:23
口内炎
クーヘン
自由詩
2*
20/1/3 12:37
表紙
ミナト 螢
自由詩
1
20/1/3 11:17
エゴ・エリスⅠ めぐみのパンはわれらを満たし 我等は一つに結 ...
PAULA0...
自由詩
0
20/1/3 8:26
言葉によりかかって
こたきひろし
自由詩
0
20/1/3 7:05
あおぞら
はるな
自由詩
3
20/1/3 0:06
香る想像に 齧り創造に
komase...
自由詩
0
20/1/2 22:09
Zone / Shot / Take it
〃
自由詩
1*
20/1/2 22:03
わたしは、ここに居ます。/即興ゴルコンダ(仮)投稿
こうだたけみ
自由詩
2+*
20/1/2 20:07
冬の扇風機
mmnkt
自由詩
1
20/1/2 18:26
ウェハース
竜門勇気
自由詩
1*
20/1/2 17:59
新年
葉leaf
自由詩
0
20/1/2 16:36
アンブレラストーリー
ミナト 螢
自由詩
3
20/1/2 9:57
わたしは、ここに居ます。/即興ゴルコンダ提出作品(お題るるさ ...
足立らどみ
自由詩
1
20/1/2 9:17
男やもめ
HAL
自由詩
3*
20/1/2 5:11
お酒を飲もう!~今日を終わらせるために~
竜門勇気
散文(批評...
0
20/1/2 4:03
エゴ・エリスⅠ 主はわれらの羊飼い 私は乏しい事が無い
PAULA0...
自由詩
0*
20/1/1 23:42
レイワ二年
こたきひろし
俳句
2
20/1/1 23:23
明々後日の方向
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
20/1/1 23:23
亜空間
墨晶
自由詩
1*
20/1/1 23:12
時流
ひだかたけし
自由詩
3*
20/1/1 22:35
ツバキと家族
灰泥軽茶
自由詩
3
20/1/1 21:24
墓参り
mmnkt
自由詩
0
20/1/1 20:04
歩きかた
水宮うみ
川柳
2+*
20/1/1 15:42
891
892
893
894
895
896
897
898
899
900
901
902
903
904
905
906
907
908
909
910
911
912
913
914
915
916
917
918
919
920
921
922
923
924
925
926
927
928
929
930
931
4.67sec.