蜃気楼
その名で呼んだ色街に
架かって照れてる、夜の虹かも



その過去の
醜聞まみれで死ぬ人生、
夜のうわさの拡散する街


このなみだ
風の奏でる優しさで
洗い ...
この詩が
誰かを幸せにしたら
ぼくは
やっと
明日へゆける気がしてる

けど
知ってる
ぼくに
その力がないってことは

でも
それにもきっと意味がある
かみさまは
たぶん ...
カワイイあのコはサイコパス
この大都市のリーダーだ
良心なんてカケラもない
でもそんなものイラナイ
何かしら政策を打てば
誰かしらが置き去りにされ
そいつは傷ついて涙ながらに訴える
あの ...
回廊の藍い絵 それは万華鏡の空であった 鼓動の海出逢った

深き谷間の野茨で道に惑い 甘糸そよ風の唄を縫い点けては
透過すると魅せる 刃こぼれは細胞分裂の衣擦れを連想させる
息つくも行き着け ...
この大雨のなか
幾つもの黄土の波線が
水浸しの校庭を遥か越え
何処までも走っていく
わたしの意識は冷え冷えと
その光景に呑み込まれ
どんどん平たくなっていく

荒い呼吸を繰り返し
次 ...
貴方が少しだけ
いい気持ちなれれば
いいなと思って
書いています
うけとった感慨を
形にしたくて
言葉を選んで
書いています
心象を
鮮やかに切り取った
リアルな作品が好きです
...
1時限目の授業では線分だったのに、4時限目が始まる頃には、世界に見えない向きへと広がっていった。
すぐ近くにある日々が、どんな場所より遠くに感じるとき、
とても遠くの景色が、すぐ隣にあるように思う ...
踏んだり蹴ったりの目にあって
精神が
ジャガイモのように歪になって
その上、凍てついて
カチカチに固まっていた
そんな僕の精神を
イザベラは、柔らかで、
あたたかな愛で、癒し、とかし
...
君が
君たちがした
たくさんの冒険
知ってるよ

夏の暑い日
タチアオイの咲く中
君の部屋に
みんなで集まってたろう?

あぁ、違う
そうじゃないんだ
あの夏
僕らが子供だっ ...
約束だったでしょ
動きすぎたら休憩って
休憩の後は
進んできた道とは
限らないって

私が勝手に言っただけ?

行き過ぎてたから
戻っても少しよ
きれいに分類したものまで
ぐっち ...
絵心なんて欠片も感じられない
相応に絵の素質なんて持ってないだろう

公衆便所の個室の壁に書かれていた
下手くそな絵の落書きは
下品で卑猥だった

作者は用をたす前に書いたのか
用をし ...
 
尼寺のあじさい笑ふほとけさま
 
 
 足踏みミシンと云うものは、老齢になれば大概、希む夢を視る術を体得しているので、壮年の頃の華やかな布たちとの遍歴を写真帖の頁をめくるように幾度も夢の劇場で反芻しながら陽の差し込む納戸の奥でうつら ...
 例のアレ Hなことしか 浮かばない
 会社で 毎日走ってる 不思議ちゃん
 信号機 自在に操る リモコンちょ
 鏡見る いつも綺麗と 腰抜かす
 アホの身で 老老介護 身に沁みる
 おみく ...
言葉にすることで道が生まれる。誰かへの道。自分自身への道。予想だにしない世界への道。
その道を心が歩く。
心は言葉の上で旅を続ける。
わたしはもっと、あなたの言葉を聴きたい。あなたの言葉はあなた ...
目を瞑り、瞼の裏の夜空を眺める。
この夜空をみれるのはわたしだけ。わたしひとりを観客に、星々は静かに瞬いている。
けれど、そんな夜空を持っているのはわたしだけじゃない。
誰もが瞼に夜空を飼ってい ...
あなたから
教わったのは
こころの殺しかた
海に染み込んでいった夕陽は
逆さまの血のしずく
波にたゆたう血の油

何度も殺しました
あなたに気に入られようと
あなたに見つけてもらえ ...
「がんばってるがんばってるって、それは知ってるよ」


君はぼくに何度そう言っただろう

ぼくも
君も

お互いいっぱいいっぱいだった


けれど生きていくには

相手に甘え ...
七夕の晩、みそ汁の具は短冊に切った人参と大根なのです。
根菜の短冊に恋の願い事をする男、僕はそういう男なのです。
 人格破綻者達との出会いで、随分、精神を傷つけられた。
 看護師から嫌がらせを受けた時も、Kちゃんと顔を合わせる度に、屈辱的な気分を味あわされた時も、なんで自分がこんな目に合わなくてはならないのか、 ...
‥‥とは
まるで忘れられた安置所のようではないか
、重い気圧の層に押しつぶされそうだ。
外はなまぬるい雨が降り続く、暗渠の下
服を脱ぎ捨て飛び出してやろうかと思う、ひとり、
  、わたし ...
夕飯の後の食器洗いは
いつもぼくの役目だったね

陽気なリズムの音楽に合わせてササッと、そうだな…例えばアメリカのホームビデオでお調子者のパパがウケ狙いでやるような感じが理想だったけど

け ...
屋根を強く叩く雨音を
頬杖で迎えた午後
足元に灰はどんどん落ちていって
いつの間にか火の消えた煙草を根本だけ一度吸う

積み上がる吸い殻の横に
読めなかった本が重なって
湧き上がる湿気が ...
水が引いたあとは、
ほるもんばかり。

「ホルモン」屋の店前には、
泥だらえの家具だらけ。

手動式、「レジスター」だけは
以前の水害でも泥だらけになったらしい。

洗って乾 ...
廃屋だと思ったのに誰かが住んでいる
破れた障子が引かれて
その奥の暗がりがあらわになると
豪勢な雛飾りが設えられている
古い古い人形たち
とてもきれいに手入れされて
唇に薄紅さえ塗られてい ...
あじさいの花房は梅雨の色
差し出した白手を青く染め
この七月の静かな一時
あなたは寂寥と戯れる
うっとりとした顔で戯れる

時は輪切りにされ垂直に立ち
私は今日も相変わらず
わかりやすい罠にはまって
人がいいと思われている

湿度に混入された優しさを
享受できない自分は
永遠の独りぼっち

苔むした墓石の
インフレーション

雨 ...
吹き上げられた蜻蛉の、
羽に浮かぶ無数の生命線をなぞる

うつくしい、夜の前の空は脈々と
埃のように舞わせ 焦がしてゆく


 背中に彫った 哀しみの中に

 心臓をひとつ、 ...
このベランダにはほとんど雨が吹き込んでこない。建物が林立しているために風が入り込んでこないのだ。降っていても裸足で出る、湿ったタイルの心地、むすめが背中にぴたりと張り付いてくる。
咲いた蘭、いく ...
ひぐらし、七回くりかえして
また暑くなる
日・月・火・水・木・金・土
最後のホタルがひかるのを止めるころ
かわりみたいに星くずが一陣
暗い夜空に線を引く

あ・ま・の・が・わ

たな ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
白痴秋葉竹短歌620/7/10 7:11
この詩が道草次郎自由詩2*20/7/10 0:40
カワイイあのコはサイコパス紀ノ川つかさ自由詩1*20/7/9 20:47
あおいえあらい自由詩120/7/9 20:09
乖離ひだかたけし自由詩320/7/9 19:57
ポイントとコメントジム・プリマ...自由詩1*20/7/9 18:45
とても広いね水宮うみ自由詩5*20/7/9 18:12
それが答えさジム・プリマ...自由詩3*20/7/9 13:32
野比くんへフユナ自由詩1*20/7/9 2:14
空想はじめ木葉 揺自由詩220/7/8 23:51
卑猥な落書きこたきひろし自由詩320/7/8 23:20
あじさい足立らどみ俳句220/7/8 23:18
墨晶自由詩10*20/7/8 20:07
狂句⑫あい うえお川柳020/7/8 19:37
言葉から生まれる水宮うみ自由詩4*20/7/8 17:54
内部のひかり自由詩4*20/7/8 17:53
夏の思い出Lucy自由詩10+*20/7/8 17:06
無題道草次郎自由詩0*20/7/8 13:01
根菜クーヘン自由詩2*20/7/8 12:34
人格破綻者Ⅱ ジム・プリマ...散文(批評...1*20/7/8 12:28
即興詩「独白」アラガイs自由詩4*20/7/8 3:27
あの日道草次郎自由詩420/7/8 0:37
魔女とリコリスカマキリ自由詩220/7/8 0:31
ほるもんナンモナイデ...自由詩2*20/7/7 21:05
古雛春日線香自由詩120/7/7 20:13
戯れの一時ひだかたけし自由詩220/7/7 19:38
梅雨明けTwoRiv...自由詩4*20/7/7 18:49
邯鄲(かんたん)の枕の側でゆるこ自由詩8*20/7/7 12:21
メモ(いくつもの呪い)はるな散文(批評...1120/7/7 10:10
たなばたにゃんしー自由詩020/7/7 8:36

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加筆訂正:
即興詩「独白」/アラガイs[20/7/8 8:38]
少し修正しました。
紅蓮に染まる白い雨/アラガイs[20/7/7 10:59]
少し修正しました。
盲目/アラガイs[20/7/7 10:46]
少し修正しました。
3.24sec.