見えない星の先を想うほど
遠くなる息は綺麗に積もり
まだ呼んだことのない
あなたの名前を
銀河へ流したビー玉みたいに
探しに行くの
無数に広がる玄関の靴が
夜空で私を待っているか ...
歩こう
歩こう
止まることなど私は知らぬ
歩こう
歩こう
止まれば私は形を失うだろう
歩かねばならぬ
歩かねば
どうすれば私は休める
歩きたくない ...
ある冬夜、僕を布団に残し、俺は家を飛び出した。
持っているなかで最も武骨なジャンパーを羽織って。
四日、私たちは不調の機械をだましだまし使いながら、なんとか山林のノルマ面積を整備した。午前中、少し遅くなったが終わらせたのだった。
軽四のワンボックスのエンジンを掛け、ヒーターを最大にする。防水 ...
餓鬼の頃
俺んちは貧乏で大家族だった
家はあばら家で年中すきま風が入ってきた
破れ障子とぼろぼろの木戸は閉めてもあまり意味がなかった
防犯の役目はしていなかった
もし夜中に何者かに襲われ ...
月だ
月の光がさしている
やがて窓からこぼれるように
羊はいくつ柵を越えただろう
少年は薄目をあけて天井を見る
白いかたまりは柵からあふれて
容赦のない瞳でじっと見つめ返す
人形 ...
窓から入り込む朝陽
明るいリビングルーム
何度も欠伸するあなた
ゆっくりまったり過ごす休日
二人だけの時間を過ごす
朝食をゆっくり食べて
外出はせずに
二人で過ごす時間を大切 ...
フレームだけを残してフロンティアが
朽ちている、錆びたフレームを隠すように
蔦が這い、忘れられた、いろかたち
老人が指差す、そこが境目だと
フロンティアがあったと、かつての
開拓地を指し ...
夜、戦争は静かに始まる
町のいたるところで
戦闘が繰り広げられる
寝ている人を起こさないように
兵士たちは銃を撃つ
戦車は音をたてずに街路を走行し
飛行機は何かを包み込みよ ...
開封できなかった荷物を 第三者のように捨ててしまうこと
日記の続きに 手が止まってしまうこと
着信音に期待するのが 違う名前になること
ここのところ眠れない理由が 贅沢な悩みであること
...
あの頃の僕には星にみえたんだ
ゆっくりと夕陽に染まるユートピア
くらやみに光を描いてくらそうか
至高の愛のフィナーレは死だ。
あの人からは死臭がする。
あの人の立ち振る舞いが、一つ一つ黄泉に属してるとしかいいようがない。
悦楽!
そ ...
六義園を造営した徳川5代将軍・徳川綱吉の側用人・柳沢吉保は、和歌をこよなく愛された方でもあり、
大名庭園で詩作の時間を過ごされてはいかが?
紅葉狩りは、今が一番良いころでした。
http ...
胸に重しする神経の蓋が
外気を変換したエチレンの炎によって
じじじと燃やされて孔を開けられる
胸に溜まっていた喜びは孔から噴き出し
(喜びが在ったことにまず驚いた)
雷のように鋭く光って私を ...
福岡県警が捜査するってさ
NPO法人が福岡にあるからだって
「おまえ、明日からアフガンね」
「えーっ、俺っすか?!嫌だ~!」
「しようがねえだろ
なんかやらねえとクソマスコミが
騒ぐん ...
僕の部屋は、散らかってなんかいない。
たくさんの物で満たされていて、入れないだけ。
転校生は心の内壁に小さな刺青を持っている。
転校生は誰も、そんな秘密ゆえに転校してくる。
僕達の耳は離れていても
ハートの片割れを探している
だから髪の毛で隠さないでね
風に震える柔らかいカーブを
何周すれば君に辿り着くの
脇目も触れず歩いてきた道に
ピンクの朝焼けが広 ...
風向きが変わりゆくのに逆風へ
常に顔向く、ぼく風見鶏
本歌
風向きが変わりゆくのに逆風へ
常に顔向く、きみ風見鶏
ながしそうめん9軒目[798]らどみ2019/3/29
今日のK電車はゆれる
こんな日に限って
いつも以上にゆれてる
ゆれてなんぼなんやろか
ゆらしてなんぼやろか
こころは、こころは
かっくんって
こころが、こころが、
かっくんって ...
今ここにあることが
偶然の連鎖なのか
必然のなせる結果なのか
解らない
今朝も菜も刻み
鍋に水を張って
瓦斯の炎にのせた
沸騰したら
適量の味噌をいれる
味噌汁ができ ...
いつか空に触りたい
人の世のやるせなさを掌に乗せて
暮らしに降りつもるかなしい怒りを
爪先には残しながら
触れれば凍てつく凶器の風
くぐり抜けてありのままの
悩 ...
釘は六寸に引っ掻いた胸の痕跡
左は股の付け根から膝がしらにかけて
合わせて一尺近い縫い込みの跡が盛る
想像するリアル怪人(例えばフランケンシュタインとかゾンビだとか)
切り裂き息を吹き返す ...
ビルの狭間に空遠く
月は薄く雲にて翳り
色付き映える木の葉の末は
キャンバスを染めることなく
道の染みへと成れ果てる
香り薄く
色薄く
四季薄く
寒いなぁ
まっくらな
無臭のまなこに火がともり
京の都に棄てる片恋
起き出すと
地の街あかりと天の星
君とシャワーと鏡とパジャマと
橋の上
届かない未来の水平線
眺め ...
私は断じてあなたではない。
=
毎日飲むものがもうどうしても同じにしたい毎日を同じにして同じにして同じにして
=
足の先から列車の動きに沿って信号機の上をみることもない ...
幽霊の見える日、洗面所の鏡を万遍無く塗り潰して、どこからか忍び込んだ鼠が食い破った洗顔フォームのチューブをごみ箱に投げ込んだ、太陽が顔を見せる時間があまりなかった日、深く息を吸い込んだら黴の臭いを ...
いい歳をしてなんですけれど
だれかに抱きしめられたいと
想ったことはありませんか
もちろんだれでもいいって訣じゃないですよ
ほんの少し心の体温が伝わってくる女性(ひと)に
悲しいときも淋 ...
口笛の奏で、目覚めてこの夜
澄んで響く何処から
明るい旋律音色のループ
微妙に低く高く震え魅惑の相
聴き入るうちに潮騒磯の香
漂いザワメキ布団が波打つ
扉開いて弓形の白浜
広 ...
汚れた街でバナナが腐ってく
自分の芯を曲げた人の心
休みたくなって陽にも当たらずに
傷ついているのが分かるだろう
ぬるっと黒い血が滑る場所で
手放してきた全ての力 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
那由多
ミナト 螢
自由詩
2*
19/12/7 14:54
さんぽ
霧の小灯
自由詩
1
19/12/7 14:31
ジャンパー
クーヘン
自由詩
2*
19/12/7 12:43
二〇一九年初冬
山人
散文(批評...
2*
19/12/7 9:09
自分の存在がやたらうざいと思えても
こたきひろし
自由詩
3
19/12/7 8:14
眠レナイ夜二
石瀬琳々
自由詩
5*
19/12/7 5:21
朝の二人
夏川ゆう
自由詩
2
19/12/7 5:09
寂びる
帆場蔵人
自由詩
3
19/12/7 3:09
夜、戦争は静かに
たもつ
自由詩
3*
19/12/7 2:23
1162日の旅
AquAri...
自由詩
0
19/12/6 22:21
夢ゆき
水宮うみ
川柳
0*
19/12/6 22:02
ニルヴァーナは死である。
viraj
自由詩
2
19/12/6 21:58
六義園の紅葉は、今が見どころ
足立らどみ
おすすめリ...
0+
19/12/6 20:40
喜び
mmnkt
自由詩
1
19/12/6 19:31
おーい、中村くん
花形新次
自由詩
1
19/12/6 19:27
満室
水宮うみ
自由詩
0*
19/12/6 18:28
転校生
クーヘン
自由詩
3+*
19/12/6 12:46
ピンク
ミナト 螢
自由詩
2
19/12/6 10:09
風見鶏
足立らどみ
短歌
0
19/12/6 7:53
K電車
AB(なかほ...
自由詩
3*
19/12/6 7:46
今ここにあることが
こたきひろし
自由詩
3
19/12/6 6:55
空へ
立見春香
自由詩
4
19/12/6 4:58
昔怪人と呼ばれていた男は七面鳥に惚れる
アラガイs
自由詩
11*
19/12/6 4:36
絵の具
霧の小灯
自由詩
1
19/12/6 1:04
万華鏡が、砕け散っても
秋葉竹
自由詩
8
19/12/6 0:06
メモ
佐藤伊織
自由詩
1
19/12/5 23:36
幽霊の見える日、洗面所の鏡を万遍無く塗り潰して。
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
19/12/5 23:34
抱擁
HAL
自由詩
9*
19/12/5 22:02
夢夜
ひだかたけし
自由詩
10*
19/12/5 20:54
黒
ミナト 螢
自由詩
1
19/12/5 20:28
892
893
894
895
896
897
898
899
900
901
902
903
904
905
906
907
908
909
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912
913
914
915
916
917
918
919
920
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922
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925
926
927
928
929
930
931
932
3.96sec.