掌からすり抜ける水
砂の中の骨
早送りで咲いて散る花
骨に彫られた文字
一枚の夜の被い
火にくべられる絵画
壺の中の菓子
家から出ない女
表紙の千切れた古い詩集
頭を割られた男
鏡 ...
通販番組のトマトは未だ切られたことに気付いていない。
事件は既に発生しているのに、この国の警察はまだ動かない。
瞳の中を走るタイヤが
パンクしたのだと思う
つまづいたのはきっと
誰かのきらきらしている爪
僕は頬を引っ掻かれたような
何かに置いて行かれたような
フルーツパフェを食べられなかった
晴れ ...
日が暮れて途方に暮れて眠ってる
有限の雨に無限の星を見る
くるくると色彩揺らし風歩く
光の中 きみが何かを話してる
今日も暖かい光
太陽さんありがとう
おはようございます いつも元気に
管理人さんありがとう
横断歩道止まってくれて
運転手さんありがとう
いつも ...
ねえ最速だよ、最速だよといって、宇宙のことは何か国語で話し合ったら宇宙に近づいた気がしただろう、ね、自分以外異星にいて、カクテルみたいなマイナス一等星、白色矮星、馬鹿みたいだ僕ら希薄な、コーラのような ...
う つになった
つ まづいてしまった
く つがぬげた
し にたくなった
い きることになった
俺たちは昔からの路をたどりながら
遠い国から来たらしい
ジプシーと蔑まれながら
謡いながら踊る
そうして生きながらえてきた
おまえにもその血はあると想う
旅をするっていうのは
その場 ...
秋過ぎて
名残の風は
漂泊の
想いで刻む
たむけ花
{ルビ荼毘=だび}に付したる
{ルビ骸=むくろ}には
五色に浮かぶ
{ルビ懸想文=けそうぶみ}
てのひらほどく
文様も
...
おそらく
この自然には同じといえる
事象はありません
天国と極楽が違うように
希望のシャロンに
輝く未来は到来しないように
青空があの子みたいに笑ってる
青空があの子みたいに笑ってる
青空があの子みたいに笑ってる
青空があの子みたいに笑ってる
青空があの子みたいに笑ってる
青空があの子みたいに笑ってる
青空 ...
さっぱりわからない
まま
死んだひとがいた
けっこう
にくまれていたのかな?
こっちは嫌いじゃなかったよ
けつえんなんだから
法事には行ってたでしょ?
なにかにやぶ ...
いくつもの
打ち上げ花火が
わだつみの瞳に
いくつもの放射状の闇を
咲かせる
ひとりでも
充分に満ち足りていた青空が
ひっそりと
眉をひそめる気配がする
新月が
闇に照 ...
惑星は遊覧する
遊ぶ湖は波紋を広げる
目の星が言葉少なくなる
星の磁場が狂う
森の前に立ち尽くす
十階であると下を覗き込む
君の名前を読むことはない
石碑に歌の跡が残る
写真を撮る
...
4Gが5Gになると何がどうなると思う?
君んちのゴキブリが1匹増えるだけだよ!
「ねぇ、コンクリートの重い建物が
こんなにたくさん建ったら
地球は重くなるのに
どうして地球の回転速度は
変わらないのかな」
「まぁ、そうだね」
「ねぇ、重くなって回転速度が落 ...
学校で教える音楽は
音を楽しむではなく
音を学ぶであって
楽しくなんかない
学校で教える数学は
数を学ぶではなく
数で楽しむべきで
数楽に変えて欲しい
学校で教える化学は
化 ...
唇を重ねていたら冬の揺れ
喪を忘れ投函したの?叱られる
隙間から寒気も入る倦怠期
いさかいの後に沈黙息凍る
店先に売れ残ってる寒椿
地下にある喫茶の店へ冬籠る
寒く ...
のがしたくない つかまえて しまっておきたい
ひかりのはいらない はこのなかへ
ときどき ふたをあけて みて たのしむのさ
きにいったものを あつめ
とくべつなやつにだけ みせ ...
光のもたらす恵みは計り知れないのに
空気より空気感ないよな
太陽光がなくなったら
きっとパニクるぜ
ムーンライトがなかったら
暗黒の夜になっちまう
その昔
俳人松尾芭蕉は旅の途中 ...
涙がこぼれる少し前
僕より先に君が泣いた
音も無く落ちた涙は
いつか水溜まりを作るかもしれない
涙がこぼれる少し前
僕は声を失った
君を慰めることも出来ず
ただ涙をこぼすだけだった
生きている間だけしか
活きられないんだよ
そんな当たり前の事が良くも悪くも
理解できないのは
やっぱりいきているせいなんだろうな
空気を吸って
水を飲んで
食べ物を胃袋に入れてお ...
青が沸騰しながら揺らめく
足元の光を逆さまにして
頭から着替えるような季節は
道路の幅が良く見えなくなった
カステラの耳を残すくらい
曖昧な境目で歩いている
僕はまるで遠視になって
男と ...
青い制服が似合う学生さんが
足早に過ぎゆく川岸
うずくまる野良犬
声も出せずに
いつだって逢いたい心に
吹く風は早くおいでと誘なう
さいはての孤独地獄へ、とか
ハハ。
今日だけは子 ...
そこにある愛
輝きを放つ魂
ただ、感じる
ただ、感じて
本当の自分を知る
何でもどんなことでも
感じることが出来る
深く感じて
深い場所にあるものに
光を当てる
心 ...
パンはもうすぐ焼けると思う
夜が来たり
雨が降ったりする
人間の気持ちを傷つけたくて仕方がないときがあり
着替えて
街を廻る
そんなふうに
蓋をして
砂みたいになっていく
...
細い糸が 雨に洗われている
透明なしずくが 糸にしがみつき ゆれながら
森と空を映している
糸を吐いた蜘蛛は すでに別の場所へ
風に乗って
行ってしまった
水滴の中に 世界 ...
悲しみを癒してくれるのは
時の流れなのかもしれない
悲しみを救ってくれるのは
寄り添ってくれる愛なのかもしれない
しかし
ぼくらはただ知らないだけなのかもしれない
もしかしたら
...
白梅が咲いてる
私がそう言うと
ほらよく見てごらん
そう言って
メガネを差し出すあなた
花に見えたのは雪
眩しいねと同時に言った
遠い国から
春が到着するのは
もうじ ...
天の香具山に綿毛が浮いて
飛鳥の天皇はススキの精
いまはなき宮の跡は海の底
妖精は海を越えて吉野山へ
月は妖精を追いかけて
二つの山を渡る
羽根を寄せ合う二人の恋の歌を
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
点の誘い・線の思惑 三
ただのみきや
自由詩
3*
20/1/26 15:20
トマト
クーヘン
自由詩
3*
20/1/26 12:49
青の目覚め
ミナト 螢
自由詩
1
20/1/26 9:00
声を見ていた
水宮うみ
川柳
1*
20/1/26 6:23
ありがとう
佐白光
自由詩
0
20/1/26 1:39
定理
ねことら
自由詩
1
20/1/25 22:06
うつくしい
きみのてを
自由詩
1*
20/1/25 22:04
ロマの歌
レタス
自由詩
2
20/1/25 21:37
別離 【改訂】
〃
自由詩
2*
20/1/25 21:34
ストレリチアのストイケイア
ナンモナイデ...
自由詩
4*
20/1/25 21:09
青色の夢
水宮うみ
川柳
0+*
20/1/25 20:38
死
立見春香
自由詩
4
20/1/25 18:06
ザクロ色の光
草野大悟2
自由詩
1
20/1/25 14:06
惑星スイング・バイ
這 いずる
自由詩
4
20/1/25 13:48
G
クーヘン
自由詩
3*
20/1/25 13:31
落ちない地球
イオン
自由詩
0
20/1/25 13:01
学校で教える文学
〃
自由詩
1+*
20/1/25 13:00
邪推の
こたきひろし
俳句
2
20/1/25 10:36
箱職人
墨晶
自由詩
1*
20/1/25 10:31
無明と暗黒の差って
こたきひろし
自由詩
5
20/1/25 9:23
涙
卯月とわ子
自由詩
1
20/1/25 9:15
生きて活きていきている間に
こたきひろし
自由詩
1
20/1/25 8:42
陽炎
ミナト 螢
自由詩
1
20/1/25 7:25
野良犬
秋葉竹
自由詩
5
20/1/25 7:15
ただ、感じる
夏川ゆう
自由詩
2
20/1/25 5:33
光りはじめる
はるな
自由詩
15+
20/1/25 0:22
森の雨
いねむり猫
自由詩
1
20/1/24 23:39
不可知
HAL
自由詩
7*
20/1/24 22:00
雪の花
丘白月
自由詩
0
20/1/24 21:09
月は天の香具山の妖精
〃
自由詩
0
20/1/24 21:07
885
886
887
888
889
890
891
892
893
894
895
896
897
898
899
900
901
902
903
904
905
906
907
908
909
910
911
912
913
914
915
916
917
918
919
920
921
922
923
924
925
3.93sec.