俺に怒りがあった。
新鮮な怒りが手に入ったら素早く白紙の上で捌く
なぜなら怒りはスプリンターだと知っているから。
連中は知恵の輪を放り捨てた
俺の心で形作られた知恵の輪だ。
関心なくすぐ ...
あかるい暗やみを
猫がふうふう歩いている。
うすべったい陰を
引き摺るようにして
草むらを
すこし割りながら
白だったり
黒だったり
する猫の、
どこからみても
おなじふう ...
心が充たされた瞬間に
消えていった見えない敵
それはただの
泣き虫だった
喜びも怒りも
誰にも知られまいと
抑え込むことろは
長年の付き合いで
わたしに似ていたね
一睡も ...
陽気がいいので
海が見える横須賀の公園で
ニューヨークタイムズを片手に
フランキーとチェスをしていると
ECMOをしたトニーが
シルバーカーを押しながら
通り掛かった
「やあ、トニー、ど ...
存在には理由がある
存在にはエネルギーがある
君がここに居ること自体
ものすごいエネルギーが集約している
私には見える
存在には理由がある
必ずその存在でしか
癒やされない人がいる
そ ...
なんにもない なんにもない地平に
ポカン ポカンと突っ立って
何から始める?
何かが始まる?
うっとり広がる灰の空
黄色く変色した桜の葉
遠く横切る烏が二羽
空の心が凍っている
...
二〇一四年十一月一日 「She’s Gone。」
風水って、よう考えてあるえ。
そなの?
東西南北すべてに地上があって宇宙があるのよ。
東に赤いもんを置くのは、あれは、お日さんがあが ...
柿木をみていると、
ふと、以前枯木があったこと
をおもいだした。
おとうさんの髪型がとても
斬新でしたね。
吹きすさぶ疾風に
負けないくらい、よかったです。
焦りながら
あせりながら
いきて
どんずまりまできた
ドンズまりの壁をおすと
壁が崩れた
空があった
ただ
空が
因業な菅村長は
一億二千万人いる
村人全員をだまして
村の借金を返さないといけないと
嘘をついて金を取り上げたので
貧乏な村人たちは
そのお陰で
明日の米さえ買えないくらい
貧乏な暮ら ...
やっぱり居心地は万全ではなく
やむを得ずといった感がある今
何をしよう
どうしよう
こうしよう
あ~しよう
画策する自分
画策する周囲
なんぼのもんじゃいと
私は虚空に放 ...
先日
うっかり忘れてマスクし忘れスーパーの店内に入ってしまったら周囲からの凄い視線を感じて慌ててポケットから取り出したマスクで口を覆った
申し訳ない、これでいい
とココロで謝罪しながら買い物を ...
いい詩に接すると
ほんとうはとてもつらい
これは
ふくざつな感情のつまらない吐露だから
あんまり意味がない
だから言うだけ言って
それきりにします
……、
でもやっぱり、
二つあるう ...
とえば澄み応じてみれば天の河
音一つ火星またたく裸眼にて
じぶんとは囲炉裏をおもう{ルビ雨虎=あめふらし}
つきなみの{ルビ濤=なみ}きわだっている広広と
{ルビ蘖=ひこばえ} ...
三畳一間の
小さな木賃宿
窓の下には鶴見川
日雇い労働者6人
あなたは私の
マスクを見つめ
三密すぎるねって
言ったのよ
若くない私は
何もかもが怖かった
なかでも一番クラスターが ...
迷走しているのは私です。
つめたい冬の夜。
不明なことに、ときとして
名辞をしらされることがある。
ただの落書きにも…
道草を食っていたら
道のおじさんに怒られた
おらの道の草よくも食ったな、と
ぼくは頭にきたから
走って家まで帰るとミケの耳をつねった
ミケはミャッと鳴いて逃げていった
次の日先生にその話を ...
夕闇迫る川沿いの道、
君と並んで歩いた道、
一人は一人を置き去りにして
一人は一人で立ち止まり
今頃裏庭に降り積もる
雪を静かに眺めている
)孤独なのはわかっていたさ
)どんなに身を ...
今どき人面犬でもないと思って
ジャージを着て走りに行って
駅からバラ公園に曲がった先の坂に
実際いたのだ それは
柴犬かと思って
首輪もつけていないのはめずらしい
この近所の犬かなと覗 ...
風に振り回され
壁にぶち当たり
人に踏まれ続け
雨にびしょ濡れ
僕は誰にも読まれない詩
優しいおばさんが
ぐちゃぐちゃの僕を拾うと
めんどくさそうに広げ
外れた鼻眼鏡で
じー ...
近江商人(あきんど)吟遊詩人の心知らずに酒を呑む
眠気
睡魔
除夜の鐘
仮眠
熟睡
夕方
溜息
無人駅風が吹く音だけ聞こえ何か出そうで空気が重い
町興しこの町の良さ目立たせる過疎の町とは呼ばせない町
家があり迷路のような道がある高級住宅街に迷い込む
会社から見える景色はビルばか ...
ネジをうまく回せたり
紐を間違えずに結べたり
ファイルにプリントをちゃんと綴じられたり
そんなことができたら
他にはなにもいらない
書くことも捨てていい
ぼくはまともに就職できるんだろうか ...
{引用=『ことばにできない宇宙のふしぎ』48番目のセンテンス「太陽は典型的な恒星〜The SUN IS A TYPICAL STAR」に次のような記述を見つけた。
「太陽は、毎時82万8000k ...
冬茜二度とチャウダーつくんねえ
土鍋の蓋に
細い褐色
目をこらすと
かまきり
眠っているのか
脚を折りたたんだまま
じっと動かない
夕暮れに
畑から採った野菜に
紛れ込んだのか
なかまから逸れたのか
師 ...
最近はまっているのが
youtubeで毛穴の汚れ(ブラックヘッド)
を取る動画を見ることです。
結構デカイのが取れるときの
爽快感たらありません。
ブチブチブチブチ
次から次へと
絞り出 ...
女の温もりも
家族の団欒も
過ぎてすっかり独りである
風が吹き
途方に暮れて
確かな予感を持ち独りである
遠くの森のざわめきが
夜空に木霊し未知を紡ぐとき
私はひたすら独りで存 ...
三島が自死した歳は
はるかに過ぎ
安吾が死んだ歳も
漱石が死んだ歳すら過ぎた
それなのに
俺は
ピンクローターやイソジン転売について
書いている
都知事のオバハンが福笑い顔だと
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
この情緒もまた走り去る
幽霊
自由詩
0
20/12/9 21:39
あかるい
はるな
自由詩
8
20/12/9 20:59
命日
TwoRiv...
自由詩
4*
20/12/9 20:11
コロナ日和
花形新次
自由詩
0
20/12/9 20:07
理由
渡辺亘
自由詩
2
20/12/9 19:41
ポカン ポカンと突っ立って
ひだかたけし
自由詩
4
20/12/9 19:31
詩の日めくり 二〇一四年十一月一日─三十一日
田中宏輔
自由詩
11*
20/12/9 19:13
枯木
ナンモナイデ...
自由詩
4*
20/12/9 13:26
空が
道草次郎
自由詩
3*
20/12/9 12:28
れいわ日本昔話
ジム・プリマ...
自由詩
0+*
20/12/9 12:13
存在はぞんざいに主張するが
二宮和樹
自由詩
0
20/12/9 11:02
明るい未来 暗いトンネルの先に
こたきひろし
自由詩
3
20/12/9 7:09
焚き火
道草次郎
自由詩
3*
20/12/8 22:32
天の河
〃
俳句
1*
20/12/8 21:59
あなたとくらすた日々
花形新次
自由詩
1
20/12/8 21:07
見つけられた言葉
ナンモナイデ...
自由詩
3*
20/12/8 20:55
道草を食う
道草次郎
自由詩
1*
20/12/8 20:44
一人は一人で
ひだかたけし
自由詩
6
20/12/8 19:31
人面犬
春日線香
自由詩
4
20/12/8 17:28
紙屑
宣井龍人
自由詩
14*
20/12/8 11:50
酒(都々逸)
足立らどみ
伝統定型各...
1
20/12/8 8:36
年越
ヨロシク
自由詩
0
20/12/8 7:57
無人駅
夏川ゆう
短歌
0
20/12/8 5:18
ネジをうまく
道草次郎
自由詩
8*
20/12/7 22:24
銀河とスポーク
〃
自由詩
2
20/12/7 21:48
菫印
もっぷ
俳句
1
20/12/7 20:58
かまきり
もちはる
自由詩
5*
20/12/7 20:52
毛穴の汚れ
花形新次
自由詩
0
20/12/7 20:49
独りである(改訂)
ひだかたけし
自由詩
2
20/12/7 20:07
生きる
花形新次
自由詩
2
20/12/7 18:37
788
789
790
791
792
793
794
795
796
797
798
799
800
801
802
803
804
805
806
807
808
809
810
811
812
813
814
815
816
817
818
819
820
821
822
823
824
825
826
827
828
加筆訂正:
ネジをうまく
/
道草次郎
[20/12/8 12:26]
一部誤字なおしました。
3.32sec.