梔子の花は枯れず
ただ一輪として朽ちず
果てしなく昇る夏雲の白さを
その面に留めて
漣は凪がず
ただ一波として静まらず
絶え間ない青い流れにいつか
遠く帰るために
空は果てず
...
ひかりのうたは
やみのなかで
うたうのがいい
いつも
はにかむようにわらう
あなたのえがおに
かげがない と
きづかれないように
きょう
まんかいのさくらのなか
はれつ ...
帰宅
吐瀉
回想
1日_終わり
大雨で川の流れが早くなる日本の何処かで今日も大雨
大型のスーパーばかり作られる近いエリアに幾つも完成
大好きなスウィーツの店完全し行列が出来るほど客が来ない
隠れんぼ子供の頃によくや ...
音楽を聴く分析学的な時間が好き
きみと過ごす解析学的な時間
深く沈潜してゆく愛情にも似た雪のよう
罵られる騾馬のように時間が過ぎていっても
愛撫する隙もないきみと暮らしているぼくは
...
西の空が
赤銅色に燃え残り
薄暮が辺りを包む頃
俺は拳を握りしめ
一心不乱に進んでいく
胸の辺りに蟠る
抑えがたい不安感に
鼓動激しく息を継ぎ
夕闇の道を進んでいく
西の空が
...
Hey, what words do never you speak?
{引用=あのさ、キミが絶対云わない言葉って、何?}
Words which you're gonna speak ...
ソラマメだかマラルメだか
デュマだかデマだか
足りないのは砂時計のすな
キーボードのうえの虫をぷちっとつぶす
するってえと曼荼羅
隠せ嘘なんて!
そうそう
核戦争なんてとうに終わ ...
憂鬱な日は何をしても憂鬱で
コーヒーも美味しくない
不安ばかりが胸の中にあって
鼓動が早くなる
逃げ出すことも出来なくて
自業自得とはこういうことかと自嘲する
もうすぐすべてが明らかに ...
使用済みの下着にしか
性的興味が湧かない
しかし、それを手に入れることは
至難の業だ
今穿いているホッカホカのパンティを
譲ってくれる人は少ない
いてもお金が掛かる
私の性の行き ...
鎌倉の甘味処・無心庵の窓辺で
手の届きそうな垣根の外に
緑の江ノ電は がたっごとっ と通り過ぎ
殻を割ったピスタチオの豆を
口にほおばり、かみしめ
麦酒を一口
また窓外に
江 ...
自身の思考なのか
何者かとの通話なのか
脳裡をめぐる
声を断つため
頭の中を
ノイズで満たす
見えない波線が
ゆるみ始める
底に沈みゆく
静かな一直線
死と ...
暁の空中戦では紅の豚がヒーローなんだが
真夜中の山手通りには椎名林檎しかいない
僕の雑草図鑑できみの名前はハルジョオン
ユーミンの派手なステージとは違う質素な
神々の復活レオナルドダヴ ...
たとえばちょっとした時、他人の車に乗らなきゃいけなくなって乗り込んだ途端、ああ人の匂いだなと思うことがある。その人の、ひいては生活者の匂いだな、と。消臭剤では隠し切れない微妙な生活臭及び体臭、あのそこ ...
わたしだけの秘密がまた増えてしまい
これをどうすればいいかと思案する
王様の耳はロバの耳
宝石箱に小さく囁き
誕生日が同じだと顔付きが似る
クローゼットでひと歩きし
異口同音の人に好かれて ...
秋深し金木犀のご近所に銀杏植えたの誰や出てこい
{引用=#においが混ざり合って大惨事に。}
愛情は
お母さんの微笑みで
叱るのは
お父さんのめっ!と
あっぷ! でと
いつもは楽しい
毎日が
コロナのマスクで
様変わり
お母さんの微笑みが
わからな ...
どんな事にも意味があるというのは
どうも
どんな事にもまるで意味がないみたいで
欲しいものはいつまで経っても
全部お預けなままで
そんな地球の優しさで
そんな地球の優しさは
それを優しさ ...
痛飲
宿酔い
後悔
痛飲
ドラマみたいな綺麗な躰は 誰も知らないだけの
神様みたいな 偽善嗜好 暁光
開かないアサガオの 夢が冷めない
少しだけ 光を浴びましょう
ムーンウォーク 珊瑚礁セグメント
ちぎれたのは ...
、たとえば
君のDNAの配列を此処で見せびらかしたとして
今の世界中に生きている誰ひとりも読みやしない
あれって、書かない方が良かったなと思いながら
過去ログを検索してみると何処にも書 ...
中学生の頃、UFO見たんです。本当に。
同い年の従兄弟も一緒にいて、2人で親戚に伝えたんです。
最近その従兄弟に会ったら、記憶消されてました。
宇宙人って怖いんですね。
綿密な一昨日について思い出す
言問橋を素知らぬ風体で
通り抜け
あなたとすれ違った事になる
アリバイを持たぬことの難しさよ
または容易さよ
池の水面に光が待っている
公園で子どもたち ...
砂漠の上に雪が降る
とてもときどき
どこまでも続くような草原を走る馬の筋肉と
艶のある毛並を思いながら
燭台の明かりで本を読むような事
わ ...
言葉はすぐに空に溶け
誰の耳にも届かない
好きな詩人の真似をする
紡いだ言葉はボロボロで
自分の言葉に返ってくる
私は私以外の何ものにもなれないのだと
とっくの昔に知っていたのに
言 ...
信じてる明日が来ること星月夜
抱きあって傷なめあって冬支度
一人では聴こえなかった虫を聴く
書いては消し書いてはまた消し
消しては書いてまた消して
でもって出来上がった中途半端なのをアップする
我慢がきらいな性分すぐにでも褒美が欲しいのだ
大した褒美じゃないけどないよりはマシだか ...
さようならは
今
何色ですか
真っ青ですか
真っ黒ですか
それともあの日の夕焼けの
だいだい色ですか
さようならは
今
どのへんですか
指先ですか
つま先ですか
それともア ...
ただならぬ妻の叫び声に、ビールの缶を冷蔵庫に戻し男はリビングへ顔を出す。
リビングの一角に据えられた真新しく愛らしいベビーベッド。
ベッドの横に佇む見知らぬ赤毛の女。
赤毛の女のえんじ ...
「小さな朝」
朝8時
卓袱台にはご飯味噌汁卵焼きたくあん
テレビはNHK
ちょうど『小さな旅』のテーマ曲が流れてくる
いただきます
ずずず
茅葺き屋根だね
そうだね
ポリポリ
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
梔子の花は枯れず
につき
自由詩
4*
20/10/6 10:11
えむ
草野大悟2
自由詩
3
20/10/6 8:34
日々
ヨロシク
自由詩
0
20/10/6 8:23
大雨
夏川ゆう
短歌
2
20/10/6 5:13
秋の詩片
梅昆布茶
自由詩
14
20/10/5 23:32
夕闇
ひだかたけし
自由詩
5
20/10/5 21:54
Buoy
墨晶
自由詩
0
20/10/5 21:08
鬱滞詩篇
道草次郎
自由詩
2*
20/10/5 20:38
自業自得
無限上昇のカ...
自由詩
3
20/10/5 20:37
16歳、使用済み下着愛好家の心
花形新次
自由詩
0
20/10/5 18:21
黄色い蝶
服部 剛
自由詩
2
20/10/5 18:01
波線
シホ.N
自由詩
1
20/10/5 17:49
ハッブルの宇宙論に添えて
梅昆布茶
自由詩
3
20/10/5 13:42
他人の車
道草次郎
散文(批評...
3*
20/10/5 13:02
秘密
よしおかさく...
自由詩
6
20/10/5 12:13
秋深し金木犀のご近所に銀杏植えたの誰や出てこい
福岡朔
短歌
5*
20/10/5 11:46
顔半分の大切さ
st
自由詩
1
20/10/5 10:14
回帰
道草次郎
自由詩
2*
20/10/5 9:02
連鎖
ヨロシク
自由詩
0
20/10/5 8:22
ラメント
あらい
自由詩
0
20/10/5 8:18
証し、その先にいる君の為に/らどみ
足立らどみ
自由詩
3
20/10/5 4:37
嘘をつくのがすごく苦手で
がん
自由詩
1*
20/10/4 23:51
アリバイ
よしおかさく...
自由詩
1
20/10/4 21:39
めも
かば
自由詩
3
20/10/4 21:36
言葉の羅列
無限上昇のカ...
自由詩
0
20/10/4 20:27
屋根のしたの宇宙3
もっぷ
俳句
2
20/10/4 18:13
とりあえずニュートラルで
道草次郎
自由詩
1*
20/10/4 17:48
アラスカ
やまうちあつ...
自由詩
4
20/10/4 17:33
ロングパス
六九郎
自由詩
1*
20/10/4 13:03
小さな朝
道草次郎
自由詩
0
20/10/4 12:58
791
792
793
794
795
796
797
798
799
800
801
802
803
804
805
806
807
808
809
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811
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824
825
826
827
828
829
830
831
加筆訂正:
詩と音楽と酒
/
ただのみきや
[20/10/4 13:54]
脱字修正
7.22sec.