どう考えても開催不能な
今度の東京オリンピックは
人類がコロナに打ち勝った
記念の大会にするんだそうだ
だが、この言葉は
東京オリンピックが開催不能になった時
人類 ...
旅の人は足を止める
道は遥か地平迄伸びていく
旅の人は休息を必要とする
身も心もつかれ果てて埃にまみれていた
旅の人は道端の叢に倒れ込む
仰向けにねて見上げた空を鳥の群れが飛んでいく ...
昨日の雨が水たまりのまま凍りついた海沿いの二車線は
曇り空の下で果てしなく寒々しく
わたしはブーツの滑り止めの具合を確かめてから
葬列の最後尾に着くみたいに歩いた
水平線は薄明りと虚無に飲 ...
星の光さえ霞む様な長い時間の中で
一瞬だけ約束を交わした
私は生きるこだま
私の吐く言葉で
街が光り
慟哭が止み
人々は色めいて
大地は舞う
生の喜び
...
余剰を生み出すのが
人間の本質ではないか?
それが文化ではないのか?
その問い掛けに
答えるべく
こうして体脂肪率38%の身体を
長年維持してきた
ただ消費するためだけの
カロ ...
個人的な事で恐縮だが、ずいぶん長いこと失読の状態が続き、もう、右も左も訳も分からずいることが多くなる近頃にあって、一つだけ読める文章がある。
その文章はたったの十五行である。岩波文庫版 柳田國男 ...
眠る種の声を聴いて、いたかった。
時を重ねるごとに汚さばかりに目がいってしまっては、生きていけない。
美しさは奥底から、逆算もされない世界で始まる。
鼓動の音、芽吹く瞬間に、溶けてい ...
今日歩む道、暖かく
急な変化に神経乱れ
沸き起こる不安感に
吐き気を覚えながら
垂直に見上げる空の青
半球描き何処までも
遠い遠い記憶の余韻、
胸奥から懐かしく響き
私は進む、
前へ ...
地面に落ちる葉っぱの全てが
前を向いたら
その日はやっぱり
秋なんだ
誰かの分まで
運命という風を
ひとりで受け止めて
爆発したから
スカートの裾が揺れた
どこかで
傘の骨みたいに ...
老いてほうけていちいちにかく君の名前を先学よ
僕の存在理由は nothing
君の存在理由も nothing
そう思っていた
僕の頭の空洞に 風は吹き
風は滝のように体内の通路を下り
魂の器の底に渦巻けば
遠い記憶は……甦る
...
明日への昔語り
陸の魚と
折節の細道ゆく
陸の鯨と
半人前の空へそら
弁当箱より
陸の海月の揺れ出でて
伊邪那岐伊邪那美坐す社
罷り越したる夢の術も無し
微風に統べて
帰り来ぬ人と ...
広瀬すずの飛沫なら
顔中に浴びても良いと思う
それでコロナに感染しても本望だ
だから広瀬すずが
飛沫感染を防止するように
訴えたとしても
俺には何の説得力も持たない
一方で小池都知事の訴 ...
頬に北風滑り乗る散歩道
折り畳む新聞積もる雪予報
ある日、誰かのこんな会話がありました。
「こんなものを作ったら楽しいよ!」
「僕はこういうことなら出来るよ?」
「なら、私はこうするね!」
いつしか、その楽しそうな出来事の周りに
「何か ...
バビロンまでは何マイル
ろうそくを灯して
行って帰ってこられるという
バビロンまでは何マイル
だがろうそくじゃない
禁断の火を灯せば
バビロンまでは瞬く間
行って帰ってこられ ...
ぼくの名前は
姓は閑で名は散
フルネームで閑・散といいます
よろしくね
ぼくには悪友が二人いて
名前は
姓は感で名は染
フルネームで感・染と
もう一人
姓はコで名はロナ
フ ...
眠りに落ちるまでの
時間を持て余す
今夜はどんな夢を見よう
眠れない夜は更けていく
不眠と過眠を繰り返し
私の日々は過ぎていく
王子さまのキスでは目覚めない
目が溶けるまで眠っていたい
...
最近、文章が書けません。
何かを書きたいのに心の臓あたりが形式化してくれないために、ただ悶々と溜まるばかりです。
詩人とは、心を削って生きていき、そして生きるのが下手どころの話ではないような人 ...
{引用=脳に落ちました
今に
至ります
そういう蛙は
手のひらの吸着力は
詩魂で濡らす
井戸の縦長は
哲理の電解質です
雷が直下型に
地球のコアへ落すれば
炭化した蛙 ...
鶏声
目覚め
トースト、レモンティ
夜明け
激励
出発
青空
憂鬱
挫折
帰宅
駅
早朝
辺りはまだ暗い
耳たぶが凍りついてしまうくらい寒い
ホームで電車を待っていた
十九歳
半年振りに帰郷する
一人だった
彼は落ち着かない
気分が高揚している
昨 ...
ほしかった果実や花
手にした人を見ては
ほしがって、苦しんで
理想郷は遠く、悪態をつく間もなく
暇もなく隙きもなく埋めた感情
苦しみは、声にできない叫び上げて
誰にも知られないよう焼けただ ...
純水とは何も生み出さず何も破壊しない。 by 多児眞晴
含有量0,1パーセントしか含まれてはいない精液のことを精子と呼べるのだろうか。 みんな死んでいる。
これを愛の力強さで甦らせてみ ...
久々に浅草の
{ルビ老舗=しにせ}の喫茶店「アンジェラス」に行ったら
すでに閉店していた
「アンジェラスの鐘」は「お告げの鐘」
もう鳴らない、その鐘は
やがて記憶の風景に響くでしょ ...
ゆめ
ゆき
くも
いつも僕らは分かり合えなかったね
まるで、水と油のようで
どちらかが泣いて
どちらかが怒って
涙と怒りは混ざることはなく
ただ何度も繰り返して
周りの人を困らせていたね
「似たも ...
他に何の症状もないが
ただただハゲ散らかすという
新型コロナの変異したもの
chovit-19が正式名称だが
ちょびっとどころではなく
前から後ろまで両サイドを残して
きれいにハゲ上がる
...
民間製ロケットが無事、
宇宙ステーションにドッキングできたらしい。
ついてみたら定員がひとりオーバーしていたらしい。
地上はコロナ渦で目まぐるしく回っている。
宇宙飛行士たちは大丈夫だろう ...
あんたのことが全然、分からない
これだけコロナが蔓延しているのに
まだGO-TO、止めないのか
まだ緊急事態宣言、出さないのか
まだ特別給付金、出さないのか
地方のほうが ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
呪いの呪文
ジム・プリマ...
自由詩
2*
20/11/20 1:57
旅の人は
こたきひろし
自由詩
5
20/11/20 1:19
過去の歌、散らばる道
ホロウ・シカ...
自由詩
5*
20/11/19 22:59
百年の約束
おろはげめが...
自由詩
1*
20/11/19 22:38
脂肪遊戯
花形新次
自由詩
0
20/11/19 22:08
長い失読の状態について
道草次郎
散文(批評...
1
20/11/19 21:52
大地の詩
武下愛
自由詩
4*
20/11/19 20:32
今日という日に
ひだかたけし
自由詩
6
20/11/19 20:21
Autumn
ミナト 螢
自由詩
3
20/11/19 20:02
まなび(都々逸)
足立らどみ
伝統定型各...
1
20/11/19 19:53
life for a reason
服部 剛
自由詩
4
20/11/19 19:21
あいわず 2
AB(なかほ...
自由詩
2
20/11/19 19:16
飛沫が嫌だとは限らない
花形新次
自由詩
0
20/11/19 17:47
散歩道
もっぷ
俳句
0
20/11/19 14:57
当たり前ということ
月夜乃海花
自由詩
2*
20/11/19 14:50
バビロンまでは瞬く間
塔野夏子
自由詩
2*
20/11/19 14:06
姓は閑で名は散
st
自由詩
3
20/11/19 9:39
眠り姫
無限上昇のカ...
自由詩
3
20/11/19 9:32
書きたくても書けない腐れ物書きのひとりごと。
月夜乃海花
散文(批評...
1*
20/11/19 9:08
漁火と自愛
道草次郎
自由詩
2
20/11/19 8:56
昼間
ヨロシク
自由詩
0
20/11/19 8:16
人混みのざわめき
こたきひろし
自由詩
3
20/11/19 7:08
太陽が地の果てから昇る
トビラ
自由詩
4*
20/11/19 6:32
純水メタル
アラガイs
自由詩
6*
20/11/19 2:30
お告げの鐘
服部 剛
自由詩
4
20/11/18 23:59
11月18日(水)
みじんこ
自由詩
1
20/11/18 23:54
エマルジョン
月夜乃海花
自由詩
1
20/11/18 21:45
ハゲコロナ
花形新次
自由詩
1
20/11/18 21:37
民間製
ナンモナイデ...
自由詩
2*
20/11/18 21:14
菅総理へ2
ジム・プリマ...
自由詩
2*
20/11/18 20:14
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3.06sec.