あの巨大地震に襲われたのは昼の二時頃だったかな
この国の民は地震慣れしてるから
最初は またかって軽くみてたけど
揺れが凄くておさまらない
俺は
その時働いていた製紙会社系列の工場の中で ...
むなしいね
得た物全部
意味ないね
むなしいよ
求めた物全部
価値ないよ
むなしくて
涙さえ乾いてさ
血を抜いて
雪の公園にぶちまけた
鼻歌は
ド♯がどうにも上手く出せなくて
メロディーは誤植した看板みたいになった
でもギャラリーなんかいなかったし
空は穏やかに晴れていたから
俺としてはそれでも悪くはなかった
良く出来た結 ...
<批評対象作品>
枯れ果てない泥水の井戸の前で
•「鳴けない文鳥のためのピエタ」
米津の新曲 だろうか。
大衆歌謡への回帰懐古 リスペクト
鳴けない ...
今年新しい人が生まれる
かつてないほど平凡で
かつてないほど正常で
そうあることを祈っている
新しい人は
何も特別なものなどいらない
ただ平凡で正常であることが
私たちの願い
とびぬけ ...
たどるように
消えるように
すてるように
流れのように
いっさいはながれ
はがれかかったかさぶたは
なかなかとれない
生命線
は
銀河鉄道
黙殺を超え
...
昨晩は瀬古選手語録を調べていた。
気になった言葉。
「
私だったら自分の得になると思って喜んで上るけれど、エスカレーターを選ぶ者はマラソン選手になれないと思う。
」
深夜1時過ぎに就寝し ...
経済の不公平な分配によってうまれてしまう
裕福な家と貧困にあえぐ家
私はこの世界に産まれる事には当たったけれど
ついでに引かされた抽選には大きく外れたに違いない
上流ではなく
中流で ...
新年の夜が深まり
姿を持たぬ思考たち
五感の縛りから解き放たれ
星空の下で踊り出す
遠い過去へと遡行する
魂の営みの始まりだ
透明な窓辺で落ち合って
僕ら、それぞれの旅に出よう
肉を携 ...
現実から逃避したくて
今はやりの動画サイトにはまってる
現実から逃避したくて
今はやりの音楽のお気に入りを繰り返しくり返し聴いてしまう
コロナの風邪も
低収入の生活レベルも圏外にして ...
*
不思議だ
のたうつ腸
肉眼では見えない 誰も見ることができない
便 ...
雨粒が描く横顔
花弁 花芯 青空 花嫁
緑の浪に吼えるもの
朽ちた舟に咲く光の輪
星の渦のなかの横顔
誰にも到かない微笑
空は動かない片翼
分かれては出会う分かれ ...
ふと 命綱を切り離した
白く照らし出された地上に満ちる禍は
無関係のまま皮膚に調和した
昔は幸せでも不幸せでもなかった
路傍の刹那は
ありのままでいられると 凱歌を放った
ふと 命 ...
今日の灯を消してあしたの福寿草
塩辛い水を湛えた星の冬
ヒーリング音楽を聴いて去年今年
今日よりも明日はもっと福寿草
受けつけナイ
受けつけないんダ、もう
バラエティー番組
映画ですら
あんなに高額なギャラをもらっている勝ち気な人たちに
自分のこころを動かされたく ...
人ってことが僕というものの一要素に過ぎないように、
雨粒たちも、雨ってだけではないんだろうと思う。
木々を擬人化して考えるとき、
人も同時に木へ近づいて、人から少し離れていく。
人でい ...
気づ間についた親指に
小さくこんにちはと可愛らしくご挨拶
お前はいつ出来たんだと聞いても
知らんぷりで大きくなるばかりで
親指でえへんと喜ぶ瘡蓋に呆れるばかりで
笑って泣いて過ごしていつしか ...
からだのなかの一本の線が
二本になる
二つに別れたぼくは
一つの体
人と同じものが見えていると思うぼくは
人と同じものが見えていないと思うぼくは
二つが線の分だけずれて重なって
...
世迷言のたもうと言われても
心のまま、心のままよと
思うて来たのみにて
何か間違うたのか
そりゃ何かは間違うたろう
日ノ本の国の
日が昇ろうと沈もうと
何をも感じられぬま ...
人生の半分以上
自宅にいるじぶんにとって
2020年は世界中が
自分と同じ境遇に浸されたようで
人類の同胞として
そのご身分にかかわらず
悲哀を感じざるをえません
私事ではあ ...
おしまいだよ
ああ、おしまいだ
みなさん
お元気で
さいわいを
祈ります
三角の潔い生き様は
四角には真似出来ない
四角の大らかさは
三角の力の限りではない
円は
楕円に嫉妬し
楕円は
平行四辺形のことが嫌いだ
そんな平行四辺形は
じつは円 ...
自我を削る喜びに耽るよ
返済のあてなどなく未来を借り入れたら
今をしゃぶる甘露
なんだってこう美味しいんだろう
数年で賞味期限の切れる希望はさぁ
いいんだよいいんだよ
その先にのたうち回る ...
{ルビ三度=みたび}ばかり 夢魔泣きはらし 新雪の島
裏返る原っぱである {ルビ蝸牛=かぎゅう}も春めき
雪の丈 常夏の丈 冬 海の脊索
ひらがなも漢字も皆 一面銀世 ...
誕生日以前のわたし
誕生した瞬間のわたし
誕生した直後のわたし
それから先もわたし
それから先のわたし
死の直前のわたし
死の瞬間のわたし
死の直後のわたし
それから先のわたし ...
暮れる
時のなかで
凍土の冷たさの下に
埋められた思惟を思う
それらの骸の無念を
思わずして時は暮れることはなく
それらの物語の無惨を
録せずして時は回ることはなく
それでも日は沈み
...
本をひらいて
目を置いていく
本をとじ
目を釣っていく
なまなか
のまま
仰向けの童話となり
何年かしたら
猫の事務所で
逢瀬となる
そういう菌の夢のような
読書観である ...
この街には
音のない叫びが無数に隠れ
僕の頼りない手に、負えない
渋谷・道玄坂の夜
場末の路地に
家のない男がふらり…ふらり
独りの娼婦の足音が、通り過ぎ
酔いどれた僕の足音が、 ...
手袋の中のこぶしや聞き上手
{ルビ皹=あかぎれ}の手に触れる手もあかぎれて
{ルビ凍星=いてぼし}を枕に猫とともに眠る
いにしえの銅貨貫く{ルビ去年今年=こぞことし}
ヘ ...
今年の暦のつれなさよ、
冬休みもうまく取れず、でも今日は、
休みと言うと、大掃除にこき使われるから、
朝から遊びに惚けた。
今年はいい年だったのか、
いい年ではなかったのか、
コロ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
明け方の空に夕暮れの空に
こたきひろし
自由詩
4
21/1/3 8:18
紅白
トビラ
自由詩
0
21/1/3 8:12
ブルースを殺(バラ)せ
ホロウ・シカ...
自由詩
6*
21/1/3 7:59
だから夜露詩句越境推薦
津煙保存
散文(批評...
1*
21/1/3 4:07
新しい人
葉leaf
自由詩
2
21/1/3 3:51
無
道草次郎
自由詩
3
21/1/2 9:50
初夢
足立らどみ
散文(批評...
1*
21/1/2 8:31
裕福な家と貧困にあえぐ家
こたきひろし
自由詩
4
21/1/2 7:09
新年に
ひだかたけし
自由詩
8*
21/1/2 1:12
現実から逃避したくて
こたきひろし
自由詩
5
21/1/2 0:31
便
津煙保存
自由詩
1*
21/1/1 23:07
八季巡夢
木立 悟
自由詩
3
21/1/1 22:58
これっぽっちのさいわい
天寧
自由詩
4*
21/1/1 2:26
福寿草
もっぷ
俳句
3
21/1/1 0:24
TVアレルギー
佐和
自由詩
1*
20/12/31 23:07
擬雨擬木化
水宮うみ
自由詩
7*
20/12/31 22:55
瘡蓋
月夜乃海花
自由詩
1
20/12/31 21:54
この海の中で。
プル式
自由詩
2*
20/12/31 21:41
カムイペッ/ア・カムイチェㇷ゚
AB(なかほ...
自由詩
4
20/12/31 21:38
2020年終わりの詩
ナンモナイデ...
自由詩
3*
20/12/31 20:47
おしまい
道草次郎
自由詩
0
20/12/31 19:19
図形
〃
自由詩
1
20/12/31 14:46
甘露甘露
トビラ
自由詩
0
20/12/31 9:01
雪精魔(破調)
道草次郎
俳句
0*
20/12/31 7:07
ここから先は行き止まり
こたきひろし
自由詩
4
20/12/31 6:22
暮れる
岡部淳太郎
自由詩
3*
20/12/31 0:47
我が読書観
道草次郎
自由詩
0
20/12/31 0:02
Slow Boat
服部 剛
自由詩
2
20/12/30 23:19
冬の炉端
道草次郎
俳句
1*
20/12/30 22:59
年の瀬2020
はだいろ
自由詩
0
20/12/30 21:27
803
804
805
806
807
808
809
810
811
812
813
814
815
816
817
818
819
820
821
822
823
824
825
826
827
828
829
830
831
832
833
834
835
836
837
838
839
840
841
842
843
加筆訂正:
雪精魔(破調)
/
道草次郎
[20/12/31 19:04]
三度(みど)→三度(みたび)変更
3.41sec.