やりたいくらいお前の事が
好きやねんしょうがないやんけ
何でもおごったるさかいに
わいの家に遊びに来てや
何にもないけどお前がおれば
わいの家がシンデレラのお城になるわ
そんな ...
おでこキランとひかった
おしるこがはなたれで
まゆげがピクっとなって
まえがみが
まえがみが
ぱかんと
まっぷたつ
すだれのばけものが
うっすら
みえたような
みえないような
て ...
七色をしたイルカが、
妥協を許さないスピードで海の中を進んでいく。
ああ、わたしたちは誰の子供たち?
皆、神の子供ではないのだと、
そのことを知っている。
皆、神の子供ではないの ...
造ったものを埋めようと思い
草原を掘っていたら
本物が出てきてしまった
その土偶に
隣のミヨちゃん
という名前をつけて
博物館に送った
ねぇミヨちゃん
僕は あといくつ
...
夢のように過ぎてゆきました
何も築くこともできず
何も成さず
夢のように過ぎてゆきます
ただ暮れてゆきます
風吹きぬけ
とまどい惑い怯えています
遠くから聞こえてくるような
懐かし ...
全部リセットしてしまいたい
過去もこれからの未来も
リセットの先に何があるのか
ただ繰り返すだけかもしれない
けど、今よりはマシかもしれない
まだがんばれるよ
だいじょうぶ
そばにい ...
使わないという理由で
祖母にもらった電気スタンドは
明るさを調節できる
調節することは滅多にないけれど
以前に使っていたものに比べ
きれいで新機能があるので嬉しかった
ほぼ毎日使っているこ ...
前略おふくろ様
あなたの息子は
前略おふくろ様が好きで
DVDボックスセットが欲しいと
思っていたのですが
あなたもよく知っている
あの嫁さんが
認めてくれないことは
分かりきって ...
熟れた海に円い波を起こす
だけど小石では何も変わらない
ため息で窓が白くなる
それだけが今を生きている証
折り紙の飛行機 空へ放つ
誰かの指先を待ち続ける
過ぎ去れば跡形さえ無 ...
愛娘が毎朝八時に起こしに来る
歪み捩れた時空の層を超えるのは
なかなか大変だそうだ
)合鍵を作ってやろうか?ちゃんと電車に乗って来いよ
おはようのキスをしながら僕は言う
)そんな ...
駅前でタクシーを拾ったので交番へ届けた。
善い事をしたはずが、690円を支払わされた。
デモ隊が行進をしている
何を言っているかわからないけれど
行進している
プラカードのようなものも持っている
何て書いてあるかわからないけれど
持っている
先頭が角を曲がる
何 ...
いつもいつも君はそこにいた
いつもいつも捨て猫のような目で
僕を見つめるものだから
いつもいつも連れて帰りたくなった
いつもいつまでもそこに
いてくれるものだと
信じてやまなか ...
近代詩耕助はかぷかぷ笑う。
近代詩耕助はゆあーんゆよーんゆやゆよんする。
近代詩耕助は東京に空がないと言う。
近代詩耕助は自分の感受性ぐらい自分で守る。
近代詩一族の詩を集めて ...
たしかに宇宙には星が星の数ほどあるんだろうな
太陽も月もこの地球も星にかわらないさ
なのに
地球をすっかり征服したと思い違いしている人類は
太陽も月もこの地球も
特別な存在にして例外にしてる ...
二人で珈琲を飲んでいると苺のショートケーキを思い出した。
ひとつしかないので二つにわけることにしよう。
飾りの苺はいらないからと彼は言う。
境界線を測るのは面倒だ。
仕方な ...
12月までに稼いだカネを数えた
ばかみたいだ
いくらにもならないことに
時間も、気持ちも、すり減らして
頭を下げたり
間違えたり
悔やんだり
喪ったり
懐かしかったり
恋しか ...
開くとき、ふるえる 感覚のよろこびは、きっと、花が綻ぶときと同じよろこびでしょう
みずの、たわむれに、足先をふれあわせるとき、神経がふるえるのは、きっと、緊迫した緊張の糸が切れたときと同じふるえ ...
また一つ 鍵をしなくてはなりません
出会わなければ 良かったなんて 思いたくはなくて
悲しい 悲しい 悲しい 悲しい 悲しい
貴方の くしゃりとした 笑い方が 好きでした
貴方 ...
ぐっと空気を、背骨が開く、奥から、丸く、盛り上がる
身体的な構造が、喜びなら
感覚は、恥部だろうか
神経は、管で、感覚を開くくさびだ
喜びがつくられたものなら
この身体的な喜びの感覚は
開 ...
特別支援学校に通う
息子が二年生の
ある夜
初めて妻に打ち明けた
ダウン症告知のあの日以来
息子について後ろ向きなことは
もう決して言うまいと
心に決めていたことを
語らう夫婦 ...
心がよれよれになる事がある
当然
体がくたくたになる事がある
でもこれって人間だけじゃないよね
人間以外の生き物にだって
ヒトの心に相当するものが存在していて
時にはドキドキしたりハラ ...
公園の遊歩道の落葉はもう、絶えず踏みしだかれてかたちを無くしかけていた、きみはおれの先を歩く感じで、ただただどこかを目指して歩いているだけだった、木々の装いや、広場での出来事はもう、会話のきっかけ ...
16才にして頂点を極め
17才の今
既に全盛期を過ぎたと言われる
そんな厳しい世界がある一方
生まれてからずっと下降線で
19才で自称詩人となって
マイナス側に突き抜けて以降
まった ...
たぶんそうだろう
名前がなければ
一色にしか見えない
言霊が消滅してから幾千年たっただろう
万葉集がほんとうに
最後の詩集になってしまった
負けたのだった
空一面を灰色の雲に覆われ
隠された層が露わになる
敗北の土地には
敗者が住んでいる
鎮痛剤はテレビと菓子パン
笑って今日をやり過ごす
私はなんとか
どうにかして敗北の土 ...
世界には、まだ誰も知らない素敵なものがたくさんあることを、私は知っている
零れる優しさの水滴に刺さる
雪風が頬を伝う
最後の嘘を纏った電車の発車音が
膝を殺める
指先が溶けそうな
熱風を吐き出す
初めて素直になれる恋を見つけていた
私と君の
一度きりの絶望の ...
灰の空、
カラスがカアカア鳴いてます
枯れ葉は落ちずに
枝に揺れ
終いの色を響かせて
遠く懐かし高曇り、
鉛の身体を引き摺って
今日も今日とて参ります
...
キリストの誕生日は十二月二十五日
ではないらしい
二十五日はあくまでキリストの誕生を祝う為の日で
誕生日ではないらしい
あくまで誕生日を祝う為の日
降誕祭と言うらしい
知らなかったな
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
★を100も200も
間違ったやり...
自由詩
0
19/12/20 22:57
おでこ
次代作吾
自由詩
3
19/12/20 22:54
無題
朧月夜
自由詩
9*
19/12/20 21:22
ミシガン・レリックス 2
AB(なかほ...
自由詩
6*
19/12/20 21:18
おやすみ
あおいみつる
自由詩
4*
19/12/20 21:17
そっちにいっていいかな
佐野ごんた
自由詩
4
19/12/20 21:15
電気スタンド
mmnkt
自由詩
2
19/12/20 20:31
梅宮ファミリー
花形新次
自由詩
2+
19/12/20 20:19
開花
邦秋
自由詩
2*
19/12/20 18:54
このところ
ひだかたけし
自由詩
4
19/12/20 18:17
タクシー
クーヘン
自由詩
4*
19/12/20 13:36
行進
たもつ
自由詩
3*
19/12/20 12:29
捨て猫の君
都築あかり
自由詩
0
19/12/20 11:53
近代詩耕助はかぷかぷ笑う。
にゃんしー
自由詩
3*
19/12/20 10:35
星の数ほど人間はいないよ
こたきひろし
自由詩
2
19/12/20 5:44
苺のショートケーキ
アラガイs
自由詩
5*
19/12/20 4:01
忘年会の鍋に捧ぐ詩
うめバア
自由詩
4
19/12/20 0:49
身体 感覚
水菜
自由詩
0
19/12/20 0:16
悲しさというものに
赤椿
自由詩
0
19/12/20 0:00
開く 尾骨 骨
水菜
自由詩
2
19/12/19 23:50
言葉のボール
服部 剛
自由詩
3
19/12/19 23:36
どうしても題名が思い付かなくて
こたきひろし
自由詩
1
19/12/19 23:08
遭難
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
19/12/19 22:59
ザギトワ
花形新次
自由詩
5
19/12/19 22:46
個性が消滅した時代
丘白月
自由詩
0
19/12/19 22:20
敗者
mmnkt
自由詩
1*
19/12/19 19:39
未知の知
水宮うみ
自由詩
1*
19/12/19 17:01
あの汽笛が耳から離れない
ふじりゅう
自由詩
4
19/12/19 17:00
Walk・on 20
ひだかたけし
自由詩
2
19/12/19 14:58
年に一度のキリストの降誕祭には
こたきひろし
自由詩
3
19/12/19 6:51
803
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836
837
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839
840
841
842
843
加筆訂正:
朝になっても歩き続ける
/
Lucy
[19/12/19 21:40]
若干の細かい修正を入れました。
4.04sec.