君が無限の一列目にいる時、僕は無限の二列目にいてふるえている。君から僕へとたどり着く手段はなく、君は泣いている。僕はどうすれば良いのか分からず、なすすべもなく立ち尽くしている。この世界のどこかには、 ...
悩み多き時代も過去と同じように
過ぎていくのだろう
流浪の果てのこれら営みも
営々と未来のため築かれていくのだろう
幾たびもの涙
幾たびも拭う汗
とどはどこに導かれていくのだろ ...
かれはすごい
てんかんの発作で
鼻の骨が見えそうな傷を負っても
支援学校の上級生に引っかかれ
ほおに血を流しても
夜、パパが家に帰り
ドアを開くやいなや
百万ボルトにまさるほほ ...
君がすくえるひとがいる
この世界の何処かに
僕は時々
間違いをおかすけれど
できれば
忘れずにいてくれるだろうか
君の知らない場所で
今
人知れず、思うことを ...
陽の光と太陽の埃の中で
ブラインドの隙間から射し込む福音は
フードコートの中の
百数十もの人間を
日曜日色に染めている
ま ...
足もとにも見える春の形
桜が散っても淋しがらないで
涙落ちたらその先に咲く
足もとで見上げてる妖精
かかとに舞う花びらたち
春の桃色は心臓の色
妖精まで届く激しい鼓動
花の風呂敷 ...
どんなものにも年齢がある
あの妖精にも天使にも
例外は愛を重ね着する魂だけ
幽霊の透ける指先
胸に満月の魂
ローレルの葉一枚
涙に歪んで緑の星
一緒に行きましょう
妖精が幽霊を案内する
懐かしい匂いがする
葉を抱いて幽霊が泣く
月光が教会に入っていく
...
言葉を覚えたのに
伝えられないこともあるよ
困らせるのが嫌だから
私の存在がただ余るだけ
起きてしまう心に宿題を
貰えたらきっと眠らずに済む
人は花のために優しくなれる
人は人のために寂 ...
書く、
打つ、
叩く 言葉
ひたすら
書く、
打つ、
叩く 言葉
朝方
酷くうなされ
幻のなか
さ迷い出た
便所に行っても
幻に包囲され
恐
の文字、
踊った
...
雨宿り 宿題にまで雨宿る
雨が降る 世界に重さがあったから
鏡面の向こうへ走っていった風
もくもくと曇った空を見上げてる
環境保護に対する
グレタの熱い思いは
新型コロナウイルス感染が
ずっと続くことで
はからずも叶おうとしている
いや、本人も感染したところを見ると
地球にとっての癌は人間に他ならない
とい ...
いしころけった
いしころがった
いしころまって
いしころがって
いしころまった
いしころせずに
色もなく
香りもなくて
ただ
暗闇で
ひっそりと咲く
ひかりも
水もないのに
...
私にはもうすでに一篇が見える
愛に飢えたら食べなさいと手渡してもらった鞄の底に沈んで
そよ風をつれて限りなくリリカルに
それは永遠を彷彿させるワルツのような
過去を一望する夕焼けの丘に立って、海を探して仰ぐだろう
水曜日は午後から天気が下り坂らしいのです。
その坂を下り続けて、僕は海底へ帰りたいのです。
かさついた手
あなたのそれと繋ぐには
愛想のない手
仕事には慣れているけれど
甘えることには慣れていないの
あなたの肩によりかかる
そんなことも出来ないわたしを
置いて行かないで ...
夜に懐いた雨の音が
傘を持たないから良く聞こえる
雨肌は滑らかに
髪の毛をストレートにして
素直な仕草を誘うメロディだ
追い駆けるように歌い
消えるように跳ね返す
ひとつのグルーヴが
...
ファミファミ暗い音
秘密めいた
謎に歪んだ
スタッカートほどの傷
でも救いなのは
ファミは途中の音
次の音の選び方次第
スラーかかって
明るい音になるかも
慎重に
でも ...
葉よ 舞え
葉よ 美しい
街路樹の影が伸びる歩道
私の影がすぐ横で
恋人のように寄り添って
一人の帰り道も
寂しくないわ
小さな新芽が眠るころ
星を見上げて思う
明日も晴れね
街灯の下で一人きり
アク ...
菜の花畑に隠れて見る
緑の森と太陽の中
ミツバチは金魚のように
黄色い水面を目指して泳ぐ
黄色い帽子の妖精が
青虫に声をかける
モンシロチョウに
なったら一緒に飛ぼうね
たくさ ...
祭りの灯が落ちて
桜も一息つき
目を閉じる
月夜の晩に
花びらが
月の精に命をもらう
雪が降るように
蛍が飛ぶ
風がひとり
星に生まれて
最 ...
もうじき二週間になるが
いい加減
テレワークに飽きてきた
自宅で仕事をしてる奴が
何となく今ふうで
カッコいいと思っている
そこのあんちゃん、ねえちゃん
全然違う、大間違いだぞ
やっぱ ...
唾をべっと吐いて
スタンスを取り
必要以上に
鋭い眼光で
強い態度で
何の責任も要らない、関係のない
政治やメディアに噛みついて
なんならやってやるぜと
ジャブを繰り出して見せる
...
駅が眠っている
私たちと同じ格好をして
そのおかげかと思う
狭くなる
窮屈になる
駅の隙間に挟まったしおり紐
五十六頁、大切なことは書いていない
早朝の停車場線を人が歩い ...
春の夜に
煌々と浮かぶ満月は
闇に艶めく大地のあちこち
銀の涙を溢しながら
陶然として傾いていく
わたしは寝床でゆっくりと
その推移を辿りながら
迫り来る世界の無表情に
今夜もやっ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
無限∞
朧月夜
自由詩
2*
20/4/9 10:41
今を、尊いと思いたい時代に
二宮和樹
自由詩
2
20/4/9 5:49
電球のひと ――ダウン症児の息子に――
服部 剛
自由詩
11
20/4/8 23:59
スコップ
〃
自由詩
2
20/4/8 23:58
ショッピングモール 或いはアドバルーンの浮かんでいない商業施 ...
TAT
自由詩
2*
20/4/8 23:11
アケボノフウロの妖精
丘白月
自由詩
0
20/4/8 22:42
永久なもの
〃
自由詩
0
20/4/8 22:40
月桂樹の妖精
〃
自由詩
0
20/4/8 22:39
先生
ミナト 螢
自由詩
1*
20/4/8 20:58
書く、打つ、叩く(改訂)
ひだかたけし
自由詩
4
20/4/8 20:41
黙々と雲
水宮うみ
川柳
0
20/4/8 18:41
グレタの願い
花形新次
自由詩
1
20/4/8 18:21
いし
TwoRiv...
自由詩
1*
20/4/8 17:34
憂いの花
風の化身
自由詩
0
20/4/8 17:08
鞄
もっぷ
自由詩
0*
20/4/8 15:23
〃
〃
自由詩
1
20/4/8 15:08
〃
〃
自由詩
0
20/4/8 13:45
坂
クーヘン
自由詩
7*
20/4/8 13:11
微笑む手
卯月とわ子
自由詩
0
20/4/8 10:49
輪唱
ミナト 螢
自由詩
0
20/4/8 10:24
ファミのうた
木葉 揺
自由詩
1
20/4/8 0:55
葉 Ⅱ
弥生 陽
自由詩
0
20/4/7 23:33
葉 Ⅰ
〃
自由詩
0
20/4/7 23:30
春の帰り道
丘白月
自由詩
0
20/4/7 22:26
菜の花の妖精
〃
自由詩
0
20/4/7 22:25
春の蛍
〃
自由詩
0
20/4/7 22:25
メリー&ハリー
花形新次
自由詩
1
20/4/7 21:34
見苦しい、シャドー
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
20/4/7 21:25
停車場線
たもつ
自由詩
2
20/4/7 20:43
満月とのっぺらぼう
ひだかたけし
自由詩
2
20/4/7 18:37
797
798
799
800
801
802
803
804
805
806
807
808
809
810
811
812
813
814
815
816
817
818
819
820
821
822
823
824
825
826
827
828
829
830
831
832
833
834
835
836
837
加筆訂正:
空瓶
/
ホロウ・シカエルボク
[20/4/7 21:30]
なぜどんなにチェックしても誤植があるのだろう
3.32sec.