書いては消し書いてはまた消し
消しては書いてまた消して
でもって出来上がった中途半端なのをアップする
我慢がきらいな性分すぐにでも褒美が欲しいのだ
大した褒美じゃないけどないよりはマシだか ...
さようならは
今
何色ですか
真っ青ですか
真っ黒ですか
それともあの日の夕焼けの
だいだい色ですか
さようならは
今
どのへんですか
指先ですか
つま先ですか
それともア ...
ただならぬ妻の叫び声に、ビールの缶を冷蔵庫に戻し男はリビングへ顔を出す。
リビングの一角に据えられた真新しく愛らしいベビーベッド。
ベッドの横に佇む見知らぬ赤毛の女。
赤毛の女のえんじ ...
「小さな朝」
朝8時
卓袱台にはご飯味噌汁卵焼きたくあん
テレビはNHK
ちょうど『小さな旅』のテーマ曲が流れてくる
いただきます
ずずず
茅葺き屋根だね
そうだね
ポリポリ
...
研磨?磨耗?朦朧
朧 老 労 牢 朗
ウロ うろ ウロ うろ ウロ うろ彷徨う。
あんよは上手 あんよは上手
酔う 陽 酔狂な今日。
今日も今日とて今日もうつろう?
陽炎 ゆらゆら 膜をは ...
若くて血気盛んな頃
私の作品のテーマは
反戦と平和だった
だけどね
本当はさ
すべては中身のない嘘っぱち
空回りばかりの
風車
何だか
カッコよくて
見栄えが良かったか ...
地平線の終点のない広がり
始まりも終わりもない線
見えないもの達が存在する
海は空と交わることはなく
永遠に夢みる
この広がりは僕が消えても
いつまでも存在する
歳を取り年々感じるのは、死んだ父にますます自分が似てきたという事だ。父は自分が十七の時に他界した。享年五十八。逝ったのは冬のおそろしく寒い夜更けの事だった。その時のことは今も鮮明に覚えている。
...
そんなに無理に大人にならなくていいと
言われた子供は
少し戸惑った後に むすっとしていた
背伸びして見てた景色は 都合の良い子供
知っていたのか 幸か不幸か
...
月がこんなに明いのに
夜がこんなに昏いのに
知覚は依然 檻の中
電線 街灯 建造物
交際 解釈 不安感
それは人間のポリマー
季節の裸体の感触は
切られ 覆われ 語られて
...
1人ぼっち
そんな孤独を抱える夜
大声で泣ければいいのにね
孤独を噛み締めながら
朝が来ないことを祈る
目覚めても死へのカウントダウンは止まらない
生きていたいという願望
希死念慮は消え ...
中秋の名月でした。おとついは。
君の街にも月は出たかな。
過ぎてからわざと教える。
昔から「いい性格」の、そんな僕です。
雨降りの月でもそれはそれでいい。
雨月(うげつ)の月も、たま ...
音のない祭りのような
秋の懐に手を伸ばすと
秋は
私に泣けという
笑えという
成熟した色香を肴にして
酔えという
踊れという
秋は
物詫びた儚さを詠う
孤独を背負った
...
樹間から
覗く秋晴れの青、
ふるふる震え
金木犀の香が舞う夕べ、
時はすっかり透き通り
遠い記憶を辿りいく
)何があったか
)細かいことは忘れちまったが
)ただ喜びと懐かしさだけ
...
ちょっとした花壇の角に
無くしたはずの 鉛筆の
「しん」が
どこまでもモノクロに
「いっせん」を描いている
まがりきれない路地裏を
何となく歩んでいた からだ
誰かが紡いだ意図を
...
{引用=無邪気な錯覚}
窓硝子の向こう木は踊る
風は見えない聞こえない
部屋に流れる音楽に
時折シンクロしたかのよう
時折シンクロしたかのよう
異なる声に欹てて
異なる何かに身を委ね ...
魂の風うららかに萩の里 🍂
コスモスと一生暮らす{ルビ鄙=かたいなか} 🌺
人みんな父あり子あり街の秋 👨👧
会いに来て逢えずに海へ風一路 🌊
はから ...
空の似顔絵を描くとね、どんなに下手でも似てしまうよね。
空には正解がないから、きっと間違えようがないんだよね。
当ホテル、リゾート1989は
バルブ時代に建てられた
滞在型リゾートマンションを
そのまま使っています
辺りも昭和を感じる集落ですし
昭和の建物に黒電話とブラウン管テレビ
当時の番組やニュ ...
時間が経てば
価値がでる
どんなものでも
価値がでる
経てば経つほど
価値がでる
時間が黄金に変わる時
もうそこに
所有者はいない
もうそこに
あなたもいない
...
金木犀が、香ってかなしい
手折って、帰ってきて、グラスに飾って、香ってかなしい
ゴミ箱の中から、香ってかなしい
ゴミ出しをしていたら、金木犀が、香ってかなしい
手折って、帰ってきて、グラスに飾 ...
あまりに多くの悪徳を重ねてきた
まともな頭ではもうない
精神の波はあまりに高かったり低かったりする
地べたをはうようだ
もうじぶんはいい匂いの、きのう庭で見たシュウメイギクや金魚草のやさしさの ...
天気予報通り空は晴れ上がっていた。
夜。一人でアパートの部屋に帰ったら間もなく入口と出口を兼ねるドアがノックされた。
彼は独身で孤独感満載な毎日を生活している三十代半ばだった。彼女はいない。出来た ...
キジバトがアスファルトのすき間の
塩化カルシウムを求めてやってきては
車の気配に飛び立つ
その柔軟で頑強な胸筋は
うすく乾いた空気を捉えては
スノーシェードの向こうへと飛んでいく
その屈強 ...
秋になったばかりだけど
紅葉のことばかり考えている
はっきり言ってまだ暑い
昼間は暑いけれど
彼岸花は顔を出している
人を惹きつける魅力
自然には備わっている
紅葉にはまだ早 ...
愛は大事だとか
戦争はいけないとか
言うまでもないことを
至極当たり前の話を
さもオリジナリティーのように
さも斬新な意見のように
ウンザリするぜ
アキアキするぜ
吐気がするぜ
...
言葉でなくて
石を拾う
このことばには
重量があります
宇宙の蝶番に
薬指を挟みました
いたわっているところに
風鈴が鳴ります
鳶を見下ろす
鳶はいない
そういう思 ...
ついてない日
編みかけのセーターにほつれを見つけて
すべて解いた
料理をしても塩と砂糖を間違える
テンションは上がらず
気持ちは下がっていくばかり
いつになったら浮上できる?
ついて ...
九頭龍を鎮めし社へ迷い込む
ヒメシャラの林を抜けて砂浜に居り
少年の陰茎に似た虫降(ふ)りぬ
紅き鳥井をじっと見る砂
夕日さす湖畔の道は鮮やかに
馬酔木(あせび)ありヒメ ...
炎は薪から放たれた
銀色の薪台と
明々したランタンと
椅子に寄る僕を
確かに捕らえたのだ
星明かりの下
ただただ
炎が爆ぜるのが
天頂に突き落とされる
太古の爆風に思えた
舞 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
とりあえずニュートラルで
道草次郎
自由詩
1*
20/10/4 17:48
アラスカ
やまうちあつ...
自由詩
4
20/10/4 17:33
ロングパス
六九郎
自由詩
1*
20/10/4 13:03
小さな朝
道草次郎
自由詩
0
20/10/4 12:58
酔いざまし
レオレオ
自由詩
4
20/10/4 8:20
足踏まれたら倍返し
こたきひろし
自由詩
2
20/10/4 5:16
地平線の広がり
フリーダム
自由詩
3
20/10/4 5:13
庭の話など
道草次郎
散文(批評...
2*
20/10/4 1:06
去りゆく大人への備忘録
短角牛
自由詩
1
20/10/3 23:23
月と檻
Nautil...
自由詩
1
20/10/3 22:48
償い
無限上昇のカ...
自由詩
3
20/10/3 22:36
中秋の名月
TAT
短歌
1
20/10/3 20:56
秋の心
風の化身
自由詩
2*
20/10/3 20:28
遠い記憶
ひだかたけし
自由詩
7
20/10/3 20:08
おもい・したい
あらい
自由詩
0
20/10/3 19:49
詩と音楽と酒
ただのみきや
自由詩
9*
20/10/3 14:46
秋の愉しい散歩道
道草次郎
俳句
4*
20/10/3 13:48
似顔絵
クーヘン
自由詩
2*
20/10/3 12:49
昭和村字平成
イオン
自由詩
0
20/10/3 11:23
アンティークショップの独り言
st
自由詩
3
20/10/3 10:20
秋はかなしい、なんてったって
印あかり
自由詩
5
20/10/3 9:33
とくにない
道草次郎
自由詩
1*
20/10/3 8:57
何となく日々は過ぎていく
こたきひろし
散文(批評...
3
20/10/3 8:38
キジバト
山人
自由詩
4*
20/10/3 7:58
紅葉にはまだ早い
夏川ゆう
自由詩
1
20/10/3 5:19
この素晴らしき世界
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
20/10/3 0:35
四行詩
道草次郎
自由詩
2*
20/10/2 23:39
ついてない日
無限上昇のカ...
自由詩
0
20/10/2 21:21
龍
アニュリタ
俳句
1*
20/10/2 20:47
三河高原
Giovan...
自由詩
5*
20/10/2 20:32
792
793
794
795
796
797
798
799
800
801
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824
825
826
827
828
829
830
831
832
加筆訂正:
詩と音楽と酒
/
ただのみきや
[20/10/4 13:54]
脱字修正
詩と音楽と酒
/
ただのみきや
[20/10/3 21:10]
少し修正
3.63sec.