雑居ビルの片隅の
空き部屋みたいな光景が
心情として焼き付けられていた
雪の夜
悪魔が暖炉を探して
往来を彷徨ってる
人々は戸を閉ざして
気の早い春を待ちわびてい ...
二〇一五年一月一日 「初夢はどっち?」
ようやく解放された。わかい、ふつう体型の霊が、ぼくの横にいたのだ。おもしろいから、ぼくのチンポコさわって、というと、ほんとにさわってきたので、びっく ...
•なのだ首相 廃品回収業 自治会長
•シャークスキンゴム スイミングインストラクター
•抱擁ボーイ 引きこもり 中学二年
•スカーレット小原 バツイチ主婦 クレーマー
...
単純な答をぼくはたぶん知っているのだろう
人生って単純だけど優しい遊園地だなんてね
知性あるいは悟性とかいろいろあるけど
現実を処理できなけばとりあえずぼくだ
珍しい動物新しい道具予測 ...
無力だ
私は徹底して無力だ
感覚から離れようとして
認識の限界に触れ
虚しく知覚映像を貪る
魂は未だ自立せず
背を正して待機する
思考の直観の領域に
鮮やかな夢を見て
意識は ...
とおく、とほうもなく、微笑して、口をわらない何かがあって。カーテン留めを はずす事にさえ、充分満足できる何かがあって。そういうものをずっとさがしてきた気がする。そしてずっと見つからなかった気がする。
...
音楽室
あなたが好きな曲を何でも弾きこなせるようにピアニストになるよ
あなたが好きな曲を何でも弾きこなせるようにピアノになるよ
高原
今はもう存在しないかもしれないその星に
...
心を奪ってしまう
Eテレのくま
まつ毛の下で
すばらしく跳ねる関心
持てないマグを
もとうとする指
区切られた
きみ
裏方のママは腰痛で
でも
わらってる
きみがジュースをこぼす ...
君が生きて、
僕と出会って、
お前が生まれた。
そこに
運命とか、
宿命とか、
必定とか、
そういうものが、
あったにせよ、
なかったにせよ。
君が生きていて、
僕が君と ...
太陽
月
星
人
相変わらず
瓦解する、わたしの履歴が
夜の犬たちに喰われていく
まっさらな夜明けを望んだ
傷だらけの朝に、残った両目で空をみて
なくなった口で
あいしてる、と何度もなんども
空想の愛を ...
夢の狭間
雪の中に閉じ込められた子供たちが震えている
「ずっと寒いんだ」
真っ白に伸ばした手を救いに行けば
私が取り殺されそう
雪にどす黒い血の跡が這う頃
逃げ出した
白い息を吐きだして ...
競馬もネットで
簡単に出来るようになったので
わざわざ府中や横浜のウインズに
行く必要もない
グリーンチャンネルと日刊競馬と
スマホで土日はこと足りる
だから朝9時から
焼酎の麦茶割りを ...
大きな物語の終焉のなか個人の力で闘うことの限界を
ネット詩民であることの喜びが打ち消してしまって
むしろ、大切な何かが失われていくことが寂しい
朝吹亮二 慶応義塾大学教授
天沢退二郎 明治学院大学教授
鮎川信夫 英米文学翻訳家
荒川洋治 愛知淑徳大学教授、紫陽社経営者
安西均 朝日新聞社勤務
安東次男 高等学校教諭 ...
思ったことをぶつけることしかできない
そうやって生きていって
まよったまま
いつか死ぬ
それだけのことを
これからしていくだけなんだと
腹の底から思うと
わけもわからず
なんだか力がみ ...
何のはなしだかわかっているわね?
「え?」じゃないわよ
あなた、飛んだでしょ、また
空を飛んだでしょ? 夕べ
何とぼけて眼から光線出してんのよ
こっち見なさい、 ...
段々自分、
ひとりきりの自分を思い出している
昔からいつもノートを持ち歩いているので
「何を書くんだ」とよく父に怒られた
詩を書くとは言わなかった
ペンのインクが減っていきます
インク ...
コロナはただの風邪だって
あなたは言うけれど
たぶんそれは間違っている
恋はただの勘違いって
あなたは言うけれど
それもたぶん間違っている
恋
にわかには覚め難い
肺いっぱいに ...
頭ん中の電球が破裂して
覗き込んだ心ん中は真っ暗闇に変わっていた
俺は口が下手で
上手く意志と感情を伝えられないし
無理してそれをしようとしたりすると
緊張してしまうから
声が引きつっ ...
いつもと変わらない。
日曜は、子供の習い事の送り迎え。
月曜はラジオドラマの収録。
月曜から金曜は金を得る為に
活動する。
土曜は、また。子供の習い事の送り迎え。
いつもと変わらな ...
本気になれない自分がいる
今風に表現するならマジになれない自分がいた
的が外れてしまうかも知れないけど
たとえば
逃げ場のないところに追い詰められても
自らの拳を振り上げて闘えない腰抜け ...
人に話しにくい夢をみた
その夢はこんな夢
杉の樹だった
長い事ずっと杉の樹
星や森の理性が
ティンカーベルの様に幹を交流してた
そして山火事
白亜層の匂いで
目が覚め
さめた目をさ ...
...
僕と君はお互いに色を塗り合いたい
おしゃべりは絵筆の一刷き
互いにおしゃべりすることで
相手に色を塗り合っている
君は思い出話で僕を桃色に塗る
僕は仕事の話で君を水色に塗る
そうして互いの ...
残念だけどこの物語はここでおしまいです
眠る前に何かを思い出そうとすると
こんなふうに説明を受けて眼をさます
残念だけどね、残念だけどって
あのよ俺んちにガレージがあってさ
下だけコ ...
僕は時々思い出すのだ。あの頃、昔、僕が歩いていた景色を。そして、休日に訪れた店の、やや歳のいったマッサージ師を。奥さんが台湾の人で、ピータンをふるまってもらったことがある。あれは、安アパートに暮ら ...
昔、歌声が美しき姫君ありて
空も渚もそれは喜び
雲や花はそれを嘆き
彼女は太陽のように輝きて
いつしか戦の源となるが故と
何処ぞの爺が言った
刃を持つ従者に鳴り響く鐘
彼女は自らの死 ...
蜜の朝
蜜の朝、それは春で、くまたちは起きて蜜を舐めます。
弱いのも、おおきいのも、老いたのも、みんなです。
くまたちは優しくて、眠りすぎたくまにも、ちゃんと声をかけます。
けれども、青の家の ...
憧れ、夢、予感の
余韻の奥に輝くもの
わたしが私であって
私で在らぬもの
未知が胸奥から押し寄せる
感覚を越え
溢れ流れるこの今に
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
実感は理性的じゃない
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
21/1/11 21:48
詩の日めくり 二〇一五年一月一日─三十一日
田中宏輔
自由詩
15*
21/1/11 21:04
自称詩人達の就業及び副業
花形新次
自由詩
2
21/1/11 20:06
単音
梅昆布茶
自由詩
7*
21/1/11 19:16
限界のイメージ
ひだかたけし
自由詩
7
21/1/11 18:28
疾走する砂礫へ
道草次郎
自由詩
4*
21/1/11 18:26
初恋の描き方
空丸
自由詩
3
21/1/11 18:10
心を奪ってしまうEテレのくま
道草次郎
自由詩
2*
21/1/11 11:47
あったにせよ、なかったにせよ
浮蜘蛛
自由詩
2
21/1/11 11:22
世(よ)
ヨロシク
自由詩
0
21/1/11 7:59
孤独の成り立ち
瑠王
自由詩
4
21/1/11 4:17
PTSD
秋也
自由詩
0
21/1/11 2:02
賭ける
花形新次
自由詩
0
21/1/10 22:12
麻痺
足立らどみ
自由詩
1
21/1/10 21:59
詩人達の就労、及び副業
墨晶
散文(批評...
3*
21/1/10 20:36
自覚
道草次郎
自由詩
1*
21/1/10 19:55
そこに座りなさい
墨晶
自由詩
3*
21/1/10 17:38
ノート
由比良 倖
自由詩
2
21/1/10 17:31
冬の日
uminek...
自由詩
2*
21/1/10 16:08
頭ん中で電球が破裂した
こたきひろし
自由詩
4
21/1/10 15:59
いつもと変わらない
浮蜘蛛
自由詩
1
21/1/10 13:25
敗北者とか負け犬とか
こたきひろし
短歌
7
21/1/10 9:10
夢物語
道草次郎
自由詩
1*
21/1/10 7:00
素晴らしい詩を書く
幽霊
散文(批評...
0
21/1/10 5:59
色を塗る
葉leaf
自由詩
1
21/1/10 2:47
トライポッド・ジャーナル
竜門勇気
自由詩
2*
21/1/10 2:13
かつて、相模大野で
番田
散文(批評...
2
21/1/10 1:44
とある姫の偶像歌
月夜乃海花
自由詩
1
21/1/9 23:36
くま
はるな
散文(批評...
1
21/1/9 23:27
未知
ひだかたけし
自由詩
5
21/1/9 22:03
799
800
801
802
803
804
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806
807
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810
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813
814
815
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834
835
836
837
838
839
5.73sec.