梅雨入りと聞いてはいるが晴れ続き降りすぎも降らないのも困る

何もない今日を過ごす全身を休ませる日だと思えばいい

バスの事故ここ最近は多い気が長距離移動眠気を誘う

古い店いつの間にか消 ...
セブンイレブンに置いてある森の戦士ボノロン6月号読まれた方おりますか。私は隔月刊のこのシリーズが好きで必ず読んでいます。今回は、千年カヤの願いの巻でした。続いている豪雨のせいで、岐阜の御神木が倒れまし ... ‥今日は久しぶりにオーディナリー*な気分よ。 それにしては一丁まえにオメカシして‥彼女は軽く微笑みながら真向かいに腰を掛けた。1メートルと少しくらいかな。ズレかけたマスクを鼻先まで戻して僕が言うと ... 星屑のそれこそ屑だらけの海を泳いで
ようやく海から這い出たような
じんわり、と、重い。
私を裏返してでてきたものを
両手でかき集めて
ひとつひとつ灯の光に透かして見てみると
とてもきれいで ...
つま先から
ふくらはぎ、ふとももの
静脈をとおり

心臓にかえってゆく血を
凍らせ
解凍して
通わせたい

最後に触れた頬


書いたとき
ペンをもつ人差し指の
指先の冷 ...
いつか街を出ていく
それはいつかわからない


いつか街を出ていく
この街を出ていく

遠いむかし
産まれ
育った
故郷を離れた日みたいに

いつか部屋を出ていく
この部屋を ...
 
          掌編

 夜、蚊取り線香の匂いがする路地を歩き、近所のスーパーマーケットまで焼酎を買いに出かけた。
 店内の豆腐売り場で、五年前死んだ友人のコバヤシが身を屈め、神妙な横 ...
生きる希望
なんて簡単に手に入らない

惰性に転がされて生きているんだからさ
転がりながら生きているんだからさ

生きる希望なんて何処に有るんだよ

生きる希望よりも
絶望に励まされ ...
波の切れ間に見える景色を

逃げ水に浮かぶ風景を

夕涼みに流れる静寂と虫の音を



けれど

青空がこわいから


(臆病は治らない)




夏の気配に

...
 
 緑色の衣を羽織り人が死んでいる。
 うっすらと開かれた瞳に映る永遠。
 絶望や幸福を超越する組まれた手。
 愛に包まれた人生。

 音もなく忍び寄る悲しみは
 目の前に広がる大海を ...
虚無は底を打つ。殴りつけ罵倒しながらわたしはこの地を去って行く。蒐集家、乱暴な男。銭は底をつき廃墟に見送られ一人見知らぬ場所で客死するのだ。   etc.by 胡蝶(多児真晴)

使われない物 ...
『これはそんじょそこらの百貨店には売ってない。』と、
いかにも百円な感じのスコップを持って断言する
大きなサングラスをかけた男の人が立っていて、
変わった人だなあと感想を抱いた。
この人ど ...
この宇宙に
何かが流れ出て
わたしが生まれ

太古のヒカリ
夜の底から
力を貰い

未来のヒカリ
わたしから流れ出る

捧げられ 捧げる 全ては一途な捧げもの




...
誰かに取り残されたみたいな
町に住んでいる
夏が透けると思うのは
隣人の会話が
窓の枠を伝って来るから
生活の音に混ざる方便が
静寂という石灰を溶かして
水が流れるのを聞いている
背景 ...
数十年に一度の豪雨って
よく聞くけどよ
ここんところ
毎年おんなじこと
言ってねえか
どこが数十年に一度なんだよ!

そのうち
毎年恒例の豪雨ですって
言い出すんじゃねえのか

...
 世の中には色々な見識があり、立場の違いによっても見えてくる現実は違ってくるものだ。Kちゃんのことについても、かなりきつくこき下ろしはしたので、彼女に対して同情的な見かたをする人も、中にはいる ... 学校帰りのアルバイト
コンビニエンスストアで
最近話題のいい男
噂のビニ弁レガシィ君

いつもあたしが暖める
彼の夕食五百円
コンビニ弁当ぶら下げて
乗り込むクルマは
ニューレガシィ ...
 名前彫る 金の延べ棒 もういらん
 あさってと 指切りしたよ サンタさん
 かび臭い おいらの言葉 さもあらん
 神様 お化けよりも 弱いんだ~
 エロ詐欺師 言葉狩りされ 廃業だ
 
青年ではなく青魚として、この夏をするりと越えてみせる。
一人ではなく一匹として、父の川を泳いでいた頃の身軽さで。
自粛期間が明けてから
私の腹にジッパー付きのチャックが
度々現れるようになった

それは外側からも 内側からも開けられる仕様になっており
たまに内側から少しだけチャックが開き
体内から何か ...
通りすがり
とある中学校のフェンス越し

昨日からの雨で校庭は
ぬかるんだり
小さな川が流れたり

片隅に植えられた
紫陽花の葉っぱの上では
雨粒たちが
青瑪瑙の勾玉みたいに
一 ...
こころみだれることなく
いたい

ふたりで
こころみだれることなく
いられたら

こんなに
こころみだれることもなかった

こころは
もう
じゅうぶんつかれた

ののはなを ...
昼休み

休憩室
メモ帳の隅っこ


「ツライ」



ポツリ書かれてた


反射的に
ぼくの
頭に浮かんだのはなぜか



「トモダチになろう」



...
夕暮れの間に
部屋に紛れ込んだ
黄金虫が
ノートの上で
休憩している
窓の外に広がる
分厚い雨雲に
遮られた
七月の夜
思い浮かぶ
とりとめのない
想いの数々が
私をとりまいて ...
毒があるんです そういって
その花は泣いた
拭っても洗い落としても 
緑の茎を伝う紫の雫
花びらの裏側に
にじみ出てくる薄暗い素性
どうしても許せないという
戸惑い 悩み
毒などない振 ...
幸せに似ている夜を棄てられず愛ごと間違え続けるわたしは

コンビニの明かりで幸せになれるよ世界で一番神聖な夜

太腿の裏に棲む魔物薬指で撫でるこがねいろの陽が差す

泣く度に水槽に溜めて行 ...
ささくれた日々の赤い地平線
沈まないための甘いルーティン
何も生み出して来なかったから
嘘みたいに祝うものがなくて
今いる場所を太陽に変えて欲しい
一本の筋しか無くても
温度計のように天ま ...
不条理な場面に引っ掛けられ
怒りに駆られ足掻いたら
余計不条理な沼に引き摺り込まれた
泥沼、ドツボというやつだ
晴れない濡れ衣を着せられて
反射的に手を出して
いつも馬鹿を見るのはこの自分 ...
夜の間に翻訳した天球からの言語

「刹那の希望」
「刹那の絶望」
「修羅の光」
「修羅の闇」
「狂おしく」
「激しく迎えよ」
「その時を」
「金色の柱が屹立する」
「螺旋の龍が発す ...
{引用=とある一}
――――――それは
俯く若葉のこらえきれない涙
朝には珠となり蜘蛛の糸を光で撓め
――――――それを
誰が量ったか
人も地も飲み切れず地も人も飲み込むほどに

問う ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
眠気夏川ゆう短歌120/7/14 4:46
絵本と私とあなた足立らどみ散文(批評...020/7/14 4:45
除湿礼賛アラガイs散文(批評...2*20/7/14 1:49
遠泳ねこ(ki)自由詩12+20/7/13 23:49
人差し指wc自由詩520/7/13 22:19
いつかこの街をこたきひろし自由詩220/7/13 21:41
湯豆腐墨晶散文(批評...3*20/7/13 21:24
生きる希望がこたきひろし自由詩120/7/13 20:42
めもかば自由詩120/7/13 20:36
アダージョメープルコー...自由詩020/7/13 4:01
夢の断捨離アラガイs自由詩3*20/7/13 2:44
冒険タオル自由詩4*20/7/12 22:17
捧げもの(改訂)ひだかたけし自由詩5*20/7/12 21:17
静寂ミナト 螢自由詩2*20/7/12 19:14
数十年に一度花形新次自由詩1+20/7/12 18:01
KちゃんⅡジム・プリマ...散文(批評...1*20/7/12 15:38
ビニ弁レガシィイオン自由詩2*20/7/12 15:18
狂句⑭あい うえお川柳020/7/12 14:55
青魚クーヘン自由詩4*20/7/12 12:11
チャックゆるこ自由詩3*20/7/12 10:06
落ちてきて流れてゆくまいこプラズ...自由詩420/7/12 7:56
とてもちいさなねがい道草次郎自由詩120/7/12 1:45
なんでもない一日の中で自由詩2*20/7/12 0:58
翻訳作業ジム・プリマ...自由詩0*20/7/12 0:14
毒のある花Lucy自由詩9*20/7/11 20:34
まとめ1星染短歌020/7/11 19:41
温度計の詩ミナト 螢自由詩3*20/7/11 19:03
トラブルひだかたけし自由詩320/7/11 18:41
夜の間に翻訳した天球からの言語ジム・プリマ...自由詩2*20/7/11 17:54
とある二編ただのみきや自由詩5*20/7/11 15:54

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加筆訂正:
夢の断捨離/アラガイs[20/7/13 10:52]
修正しました。
3.53sec.