遠い場所で
世界が裂けて
私はここで
それを眺める
映画のように
楽しみながら
眉根を寄せて
嘆く演技で
遠い場所で
悲鳴があがり
私の中の
血が騒ぐ
同情しながら
腹が ...
喉が渇いた
喉が渇いた
乾いた目に
湿りの無い,涙
頬を伝う
ツゥーと
唇に到達 隙間,見つけた
案外,塩辛くは無かった
どうでも良かった
...
今こそマロンチック!
目ばゆいほどの色艶
見るとグリーン
感ずるとコハク色
歓喜の晩餐
テーブルの下、
一人っ子は孤独に眠りおり
都会の空気は臭いのに
みんな此処に住みたがる
「便利と便器は親戚か?」
呟く声はどこにある
灰色の真ん中
黒い点の
数ヶ所が
息苦しさと生きにくさとかの
溜め息漏らして
消えてい ...
鶏の ように 飛べない 。鶏冠 を もたない 。神のようで ない 。雉のように長い しっぽを もたない 。鴨のように 美しい 羽根を もたない 雀のように 美しく 羽根を ひろげない。猿のように 鬼ご ...
未来はもっと不確定
気まぐれとわがまま混ぜて
形の定まらないアメーバ作った
夢は形を変えて増えていく
自分と未来は追いつかない
ひとつひとつ失われる記憶があって
それが僕らを焦らせ ...
花色を
包むような霧雨の
白く
ここはまだ、冬の肺か
冷たい呼吸の薄い圧で
梅が散り
色は
夢でしたか
混迷を招く為の五感なら
あ、
あ、
快く陥り
...
知人たちの馴染みのある穏やかな表情や繰言のような発話が、
開かれては閉じ、また開かれて行く中を、
生の伴侶たる時間は細紐のようにゆらめいている。
窓外の散光は変わらぬままと見えながらほんの僅かづ ...
光と暗黒の中間点には
雨の差し込む隙間もない
密閉された空間があって
そこから
たった一本の セイタカアワダチソウが
吹いてもいない風に
反応、それを折り取ろうとしている
いっぽんの 手 ...
世界には悪があるはず 目に見えないが凄く巨大な
しかし僕らはどうだ? まともな武器も持っちゃいない
勝ち目は無い はじめから
銃器があっても 勝ち目は無い
歩きなれた靴を履 ...
桜散る 楊枝にさした羊羹をぷらぷらさせてベランダに春
弱さから生まれる強さを信じたら銀河鉄道追いかけて飛べ
美容院の鏡の濡れた世界にて髪と桜の競うように散る
高みから ...
温もりが恋しい夜は君の名を3回呼ぶと魔法がかかる
ゆびさきで思い出すのはやわらかい春の午後とか君のくちびる
ストロベリーみたいな憂鬱(隠してる)心そっと触れて欲しくて
目を閉じて夢の ...
僕が小さい頃
おじいちゃんは
100まで自分は生きると
言ってたから
あと半年で死ぬと言った
お医者さんは
嘘が大好きだね
病室は薄暗い
やせこけたおじいちゃんが
窓の方を眺 ...
ぼくは詩人
詩人であることに
プライドがあるわけでもない
それはぼくの情熱
それはみんなへの激励
今日もまた
朝の散歩をしていたら
老人に出会った
老人はぼくを見て
...
プラチナだとかダイヤだとか
そんなもの要らない
欲しいのは…
たった一つの確かな“言葉”
アナタの喉を通り私に向けられた
私だけの言葉
ただそれだけ
ただ それだけ
...
すっかり眼が冴えてしまったので、昨日は夜更かし。
聞こえてくる音がやわらかいなと思ったら、雪が降っていた。
まっしろー。
寒い寒い。
真夜中3時、空がやけに赤い・・・
何? 大地 ...
私らは、大麻を吸い、精神薬に手を出し、平和をうたい、実は、弱いという事を認識しなくてはならない。
義務である。
義務である。
泥が とんだ
泥が 笑った
見えたものが
聖者だったから
...
こんぺいとうくらいの幸せがいいな
かくれんぼ上手の冷たい季節
やっとしっぽ、つかまえた
それっくらいの発見で、こんぺいとうの幸せ一粒
赤い駅弁、あかるい器
きらいなしいたけが入ってた ...
会いに行くって言われたい
今から行くって言われたい
待ってるだけでいいと思ってるわけじゃないよ
ただ
そういう夜があってもいいじゃない
隣りのあおいちゃんじゃなくて私に
お向かいの向井 ...
カーペットの厚さだけが氷を渡って
郵便箱に届くけど
ハム詰め
大したことないエンジンにばかり
間接を押し付けすぎて
タープの色に染まった
そう思っていたのに
豚毛の毛羽立ちは最 ...
{引用=こづきまわしていた犬が、ラリルレ感情を剥き出しにし
発狂してしまった(仮に彼をビタミンZとしよう)
良く晴れた日、
ベランダで汚れた靴を洗っていた僕を
ビタミンZは後ろから突き落と ...
きみがきみを吐きだそうと くるしむあいだ
ぼくにできることは 背中をさすってあげることくらい
うすい膜にくるまれて 吐きだされたきみが
またつぎのじぶんをは吐きだそうと のたうちだしても
ぼく ...
『もういい』
、で片付けられたらいいのに
キッチンでは妻の脱皮が始まっていた
手伝われるのを拒むように
かつて僕が愛撫したことのある皮膚を
ゆっくりと丁寧に脱いでいく
新しい箇所は少し湿って
しわしわしているけれど
やがて ...
人と同じように笑えない
うつむいて歩いてた
通り過ぎる人達は急ぎ足で
どこに向かうの
私を置き去りにしたあの人さえ
立ち止まることなく
無表情で行ってしまった
あなたの ...
写真の顔が赤く焼け焦げた頃
天然水が飲めなくて心が濾過していた
早熟な豚は獣道に魅入られたまま引き返せなくなっている
ブースリー ブースリー 美しい声、マグネットに吸い寄せられ
弾けるようにあ ...
「どうして詩を書くの?」
もしそんなことを聞かれたら
何って答えればいいのだろう
「単純に好きだから」
ただそれだけで良い筈なのに
その言葉が言えず
無言のままに書き続ける
呼吸 ...
冷却装置 吸殻 リス 轍
木々 雲 残飯 嘘
喋りすぎた男が歩く
後には言葉が落ちている
今日も美味しいネタを求めて
街を彷徨うただのジプシー
否定するな否定するな否定するな
否 ...
あぁ、今日も朝日が昇る
坊さんがひとり佇む
ガリレオ・ガリレイを吸って吐き出した
今は三時三十三分
ルンルン留守番上手な瑠璃カケス
なんだ坂こんだ坂
苦労ばかりが張り付いて
ろくでなしを ...
黒い布が飛んできた
ふわりと落ちて
黙って泣いた
風の吹くのを待ちきれず
騒いで泣いて
踏んづけられて
ずたずたに
黒い布が死んだように
横たわる
風呂敷包みのお姉さん
見ない ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
亀裂
澤井ハツ
自由詩
1
06/3/25 3:25
脆い,僕の喉
梅ゼリー
未詩・独白
0
06/3/25 2:51
今こそマロンチック!
じょうじ
自由詩
1
06/3/25 2:48
「幻想シティ」
木賊ゾク
未詩・独白
1
06/3/25 2:29
人は
すぬかんなが...
自由詩
3
06/3/25 2:10
「喪失アメーバ」
木賊ゾク
自由詩
5
06/3/25 1:48
乱
A道化
自由詩
7
06/3/25 1:35
集い
アシタバ
自由詩
1
06/3/25 1:26
天女
阿麻
自由詩
13*
06/3/25 1:24
タナトスは笑ったよ
木賊ゾク
自由詩
2*
06/3/25 1:21
日常×幻想ミックスサンプリング
たたたろろろ...
短歌
4*
06/3/25 1:17
春色の魔法
ユメミ リル
短歌
3*
06/3/25 1:13
おじいちゃんと雨
ゆうさく
自由詩
1
06/3/25 0:45
ぽえむ君−誠実−
ぽえむ君
自由詩
5*
06/3/25 0:43
一番欲しいもの
朱華
自由詩
1*
06/3/25 0:21
いつも少しずれてしまう
三浦謙樹
自由詩
1
06/3/25 0:13
乱文
奥津 強
自由詩
6*
06/3/24 23:41
こんぺいとうハピネス
かなりや
自由詩
7*
06/3/24 23:23
会いに行くって言われたい
〃
自由詩
2*
06/3/24 23:20
13.ジェイソン・ビッグス
合耕
自由詩
0*
06/3/24 22:55
犬に突き落とされる
英水
自由詩
5
06/3/24 22:54
そろもん(リフレインの話)
みつべえ
自由詩
4
06/3/24 22:31
キモチ
くるす
自由詩
2*
06/3/24 22:22
味噌汁
たもつ
自由詩
6
06/3/24 22:21
Boy's Life
maumi
自由詩
2*
06/3/24 21:50
火の骨
シャーロット
自由詩
4
06/3/24 21:46
亡き貴方に詩と言うラヴレターを書き続ける
海月
自由詩
1*
06/3/24 21:11
岸辺露伴「だが断る」
虹村 凌
自由詩
0*
06/3/24 20:55
*あーがいるなくろこだいるはころもがえきぼう*
かおる
自由詩
6*
06/3/24 20:00
黒い布
あおば
未詩・独白
5*
06/3/24 18:41
6290
6291
6292
6293
6294
6295
6296
6297
6298
6299
6300
6301
6302
6303
6304
6305
6306
6307
6308
6309
6310
6311
6312
6313
6314
6315
6316
6317
6318
6319
6320
6321
6322
6323
6324
6325
6326
6327
6328
6329
6330
加筆訂正:
天女
/
阿麻
[06/3/25 2:18]
少し書き足しました・・・
*あーがいるなくろこだいるはころもがえきぼう*
/
かおる
[06/3/24 20:58]
すみません。字間違えました
5.86sec.