噛み千切ってしまおうかしら。
痛いだろう、そんなことをしては。
そんな会話ばかりが
あたしを幸せにしていた

おまえの髪に指を通すと、人のぬくもりがあらわになるね。
冷たい指先があたし ...
ずっとだよって誓った約束も

家が離れて
学校が離れて
毎日が離れて

遠い遠いモノクロの記憶

でも
もう一度出会えると信じた時
それはいつでも色を取り戻すんだよ

2人で踏 ...
東京が、間違えている
霞む家並みと赤い夜の下
眠れない腕の中に同じような灯りを抱いて

夢を、覚めない
点から散らばる線に乗せて
人と人とが離れていったころ
夕暮れを繰り返すビルの窓から ...
旅立ったパンツの形を思い出しながら
肘をつかえさせて
そうしてできた環の向こうに置き引き犯を見たい

パンフレットだけで身を隠すよりも
中身を覗けないポップコーンの容器を投げ合って

か ...
    ロゼッタは口ずさむ
    いつか王子様がやってきて
    あたしをさらってゆくの

    白い馬
 
    赤い髪

    緑の    
{引用=
        ...
枯れ葉を踏みしめていく
君の背のように湿った、足取りで
雪はまだ時間を閉ざそうと
道端で爪を研いでいる

忘れようと辿り着いたのに
捨て去るなと
朽ちかけた木橋が
つららを流す渓流で
...
お日様が眩しい日は耳が痛くなるの

私はほっぺたが膨らむ感じがするわ


きれいなきれいなお水を
汲んで飲みたいな

私も飲みたい


蜘蛛の巣に
ダイヤモンドのネックレス
...
木蓮の花が咲いたら

私を呼んで下さい

何時でも構いません
場所も問いません



私を呼んで下さい




【声】
風の音で名前を呼ばれてた気がして
見上げてしまい ...
(割れ落ちた心の軋みより流れ出す)
せせらぎの音に我身を任せ
消え入りそうな意識の果てに
あなたの額より滴る汗の熱さを慕う


さよならってどこまでも悲しいのね

狂おしさは許されぬ愛 ...
大音量のイヤホンを床に転がしたら音が砕けて
もれて はじけた

垂れ流しのノイズに目をやっても 涙は止まらない

「次へ行こうよ」

欠けた、欠けたものを埋めるのは何?

...
胸いっぱいにすい込んだ煙を
  青空にはきだした

煙はやっぱり雲にはなれなくて
   風に巻かれて消えちまったよ

煙草もあと三本
    僕は君を待ってるんだ
この公園のまんなかに ...
どうして私はこうなんだろう

わからない
わからない
わからない

どうしたらいいんだろう
どうしていつもこうなんだ
どうして
わからない
何がわからないのか
わからないこともわ ...
きみは
なにもいいもしないで
ただ
みみをあかくしただけ

それだけで。
わたしの私語の中に
あなたはいた
白い百合の花が
畑のようにどこまでも続き
そのようにあなたは
私語の中で
匂っている
しーっ
誰かがわたしの唇に
指を立てる
少し湿った感触で ...
一月、すすり泣く

欅の枝が揺れて

お日様をちらちら隠す

公園に車椅子の少年

壁にボールを投げていた

車の下の猫

愛し合う? さようなら

学校の鐘が遠くて
...
「詩遊人たち」とは、詩人交流サイト「詩遊会」の有志によって出版された、若々しく、みづみづしい詩集である。
これは未熟といふ意味ではない。
たとふれば、こんこんと湧き出づる泉のやうな・・・。
さう ...
厳しかった今年の冬の寒さに
思わず手にした鰐の着ぐるみ
澱んだ日常の沼地にひっそり
停滞中の鰐輪にくろこだいる

しとしとピチョンと桜色の雨降る日曜日
菱形の鎧はギシギシと軋ん ...
 「ニュース23」には、本放送が終わった後に「月(Mon)day+」という特集が組まれている。これは特定の地方では見ることができないという勿体ないものだ。今回(3/20)のものは韓国の反日感情について ... 冷え性は物心ついた時から
指先や掌は誰よりも冷たかった
「氷の手」と呼ばれ続けられていた
こんな呼び名が変わることはないだろう
君が僕の手に触れるまでは

春 待 つ 君 の 
 そ の ...
たとえば、
雨の日、傘を二人でさして歩いていた時の事
次の日には、水溜りの跳ねながら二人で笑って
たとえば、
夜中、淋しくて淋しくて電話をかけた時の事
他愛も無い話で胸がきゅんとなって二人で ...
身を捩り、言葉を搾り出しては書き留める。
そんな行為が報われることはあるのでしょうか?

こんなにも残酷な世界で。

愛の言葉さえ瑞々しさを保てない時代に。

誰か、この言葉が届いていま ...
いつだってそうだった
僕らは手を繋いで歩くのが
精一杯だった
二人で撮った写真は無いし
もらった手紙も数少ないけれど
それでも幸せと 思えたの、は
紛れも無く 君だった、から

たとえ ...
 ギター

潮風に錆びていても
ギターから夜明け前の余韻が鳴る
サウンド ホールの
その夜のなかから
ぽうぽうと吹き抜けていくならば
一体 どこにいくのか たどりつくの
知りたくて 歩 ...
木はそこにいて
降るようだった
午後を咲かせ
庭を照らし
笑みを空へ近づけた


駅もなく 列車もなく
鉄路だけがあり
長く取りはずされることもなく
街をふたつに分けて ...
かっこ悪い男が笑いながら風呂で溺れている
(クラクラ)
歯の抜けた女が頭を打ってカプセルに埋もれて
(クラクラ)
最後のパーティ羽目を外しすぎてその日一番寒いクィーンに
(クラクラ)
夕暮 ...
ぼくは詩人

あらゆるものを感じ
それを言葉に変えていく
それがぼくのぼくとしての使命

たとえば森の中

その茂った緑の中にある明るさ
それは光

ぼくを包むやさしい空気
そ ...
雨の日は嫌いです
心にさす傘 持ってないから


でも・・・


雨の日は好きです
きっとあの虹(きぼう)の下で
雨宿りできるって 信じてるから
宇宙は一秒間に四〇〇〇キロ

膨張している説がある

そう今まさに

宇宙はなお一定のものすごいスピードで

成長している

何故こんなに成長しているのだろうか

そして一体い ...
今日という日は伏せていく。
端末の強制終了と共に伏せていく。
呼ばれた今日が拒否される一日、
現実の危ういあしおとにふと惑わされる私のウサギ、ウサギ、ウサギ。

現実の、危うい跫音。あ・し・ ...
部下や家族にアレコレ注文して
病院でフルーツを食べる

電話*して閑談に耽りながら
病院でフルーツを食べる

アクロバティックな体勢のまま
病院でフルーツを食べる

健康を配慮した食 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
歯を立てて、悲鳴を。田島オスカー自由詩306/3/23 1:38
再会朱華自由詩006/3/23 1:27
首都高霜天自由詩706/3/23 0:33
11.ポール・ウォーカー合耕自由詩1*06/3/23 0:17
葉書ふるる自由詩1*06/3/23 0:00
流星雨、私を湿らせてたりぽん(大...自由詩606/3/22 23:57
春雷ふるる自由詩5*06/3/22 23:55
木蓮−CALL TO ME−蒸発王自由詩2*06/3/22 23:47
三月のオフィーリア恋月 ぴの自由詩17*06/3/22 23:40
「3/22」hiyoku自由詩006/3/22 22:52
君を待つ休日なごまる未詩・独白3*06/3/22 22:37
どうして葵 悠貴自由詩006/3/22 21:00
ぼくはめろめろ日朗歩野自由詩806/3/22 20:41
私語たもつ自由詩706/3/22 20:07
停刻相馬四弦自由詩006/3/22 19:31
詩集「詩遊人たち」読後感三州生桑散文(批評...506/3/22 18:35
*アーガイルなクロコダイルは衣替え希望*かおる自由詩7*06/3/22 17:16
歴史の転換点竜一郎散文(批評...0*06/3/22 16:50
春 待 つ 君 へ海月自由詩0*06/3/22 15:35
幸福な、一瞬の永遠自由詩206/3/22 15:20
難破船436自由詩1*06/3/22 15:12
一瞬の、永遠一瞬の永遠自由詩106/3/22 14:34
ギター便乗鴎自由詩0*06/3/22 14:03
午後とうた木立 悟自由詩206/3/22 13:51
(クラクラ)チアーヌ自由詩106/3/22 13:35
ぽえむ君−感受−ぽえむ君自由詩4*06/3/22 13:02
The rain make the rainbowHonest...携帯写真+...3*06/3/22 11:32
宇宙説の考えこめ自由詩706/3/22 11:02
Tomorrow of the same rabbit (2 ...篠有里自由詩1*06/3/22 10:50
病院でフルーツを竜一郎自由詩1*06/3/22 10:46

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