雲ひとつない
ここはグラスの底
{引用=
では次に、炭酸水をきちんと測って
フラスコにいれましょう。さあさあ
...
今日朝目を覚ましてどうしようもなくて私は笑うだろう一体なんで夢を見てい
るのかアングルは微妙に歪んでとは言え正常ってのは何を持ってそう判断され
るのかはついぞ分からないそう多分これはこれでいいのだ ...
人逝きて風呂場に残る水ゆるむ 石鹸ひとつ投げ入れてみる
玄関に変わらぬ夕の陽が伸びる 履かずにおいた草履の箱にも
あるじ居ぬ蛇口はぬるき水を吐く キッチンに廃棄待つ ...
うだだ
うだだだ
ぼそそ
ぼそ
へっ
へへっ
へっ
あぁ
ああん
へっ
うだだうだ
うだ
だ
(ねねちょねちょ)
あん?
うだ
あぁ ...
調子のいい別れ言葉なんか全く思いつかなくて、
ナイフを垂直に落としてゆくようなものだと、
先生に教わった。
扇情の末、夜の雷が地面に突き刺さる
詩の朗読 なんて
しないで
あなたの ではなく
そのもの の
想いを受け止めたいから
耳を
研ぎ澄まさなければ
ならなくなったなら
そのときはひょっとして
お願いするかもしれ ...
おかえりなさい。
あなたは部屋に帰ると
私のことなんか目もくれず
あの子の体に真っ先に触れる
私がいくらすねたって
どんなに泣いたって
見向きもせずに
最近のお気に入りはもっぱらあの ...
その木になる
だいだい色の
かきのような実は
一年に一度しか
ソコにならないから
一年に一度しか
食べられない
一年に一度しか
つつけない
東京 ...
緑の花が
緑の草原に
謙虚に咲いていました
豊潤な匂いに誘われた蝶だけが
その甘い蜜を汲むことができるのです
あぁなんと素晴らしいのでしょう!
私は蝶の後をこっそりと追 ...
駆け抜ける 音
混ざり合う 声
雑踏に紛れ
あなたを探しています
忘却の果てに
かすれた ひくい 声 響く
消えて 仕舞わぬよう
繋ぎ留める
繋ぎ留めた
悲し ...
その日も、少年(予定)は、間違えた言葉をそのままに口にする
変換の仕方も削除の方法も、最後には気付けないことばかりなので
いつまでも、「あ」と「い」が上手く発音できない
それでもいいか、なんて思 ...
あの人は私を呼ぶ
名前ではない 記号のような音で、
私は歌わなければならない
縛りつける鎖が痛みを伴うので
切ない声を あの人は悦ぶ
灰の壁に囲われた箱の中
羽根はとうに千切られてしま ...
誰かのせいにするのは簡単
自分のせいにするのは困難
逃げてばかりなのは僕の方
待つのをやめたのは君の方
居場所がないから僕の部屋
居場所が欲しくない野良猫
傷つけたのは本当は僕の方
傷つ ...
その手 静かに
ティーカップに添えられ
石のように
また
白い風のように
{引用=
午後の日差しが軽くなったと感じる。
...
故郷のような
異国のような
そんなどこかの路地裏で
「こういうことか」と嘯きながら
もうすぐ彼は
終わるだろう
二階の窓を
閉め切って
眼鏡を外し本を閉じ
フィラメントの熱の下
...
あれは いつの頃だったでしょうか
公園にあった 長い滑り台
私ははしゃいで 滑り降りた
気を付けたつもりだったのに
両足を開いて 速くなりすぎないようにしたのに
震えてしまうほどに 私は ...
僕の熱を奪わないでくれ
僕を奪わないでくれ
止めてくれ、もう
熱を奪うのは
体が凍えてしまうよ
心まで冷めてしまうから
これ以上、僕を
零度の海に突き落とさないで
満たされる
病めて ...
いつまでも
いつまでも
いつまでも
いつまでも
いつまでも
きみと居たいんだ
そして
ずっとずっと
おはようと言いたい
そんな我が儘が
いつまで
いつまで
あの子を探して
旅に出た
あの子の好きな
歌口ずさんで
散る桜
浮かぶ月
どうして
眩しくて
あの子はどこにもいなかった
あの子はどこにもいなかった
記憶の中で
ただ ...
あなたと結婚しました
やさしいあなたと結婚しました
スーツの似合わないあなたと
缶コーヒーが似合うあなたと
いっしょにハンバーガーをパクつける
あなたと結婚しました
あなたを産み育てた故郷 ...
ため息が湿ってる
気持ちまで湿ってる
泣いたわけじゃないよ
ただ
疲れたみたい
汗もかいてないのに
少し濡れた頬
悲しいんじゃないよ
ただ
君が今何しているか考えただけ
...
薄暗い部屋の窓に
雨粒と風がぶつかって
音を奏でている
貴方はさっきから
弦を弾いて
膨らんだ音に声をのせて
随分幸せそう
届かないよ まだ
歩いていく先に貴方がいるかもわから ...
子供たちの遊ぶ声と思っていたのが
機械の音になっていたよ
ぼくは
旅立たなければ
旅立たなければならない
夜のうちに
この夜が明ければ
もう二度と終わらない光が来るから
ぼくは
旅立 ...
夜―コリアンハイウェイ。
広がるネオン 照らされた十字架のシルエット。
できることなら 僕はそこで祈ってみたい。
格子のすき間から チラッと見る神父。
椅子に座ったまま 声を喉に詰まらせる恋人 ...
暗い部屋で目を閉じて、唇を重ねる。
少し開いた唇から舌を割り込ませて、
舌の先で彼女の口の中を触ってみると、
自分よりも歯が小さい事や、
歯の表面がつるつるしている事や、
唾液に味が無い事を ...
回る風車を 川面に浮かべよ
風車は川面を渡る 風に吹かれていっそう
それを浮かべた 二人を向いて回る
汚れた手のひらを 水中に差し入れよ
手のひらは川の下の 流れに押されて
...
爪楊枝が太陽と泥を仕切るとき
音波がグラグラ揺れながら引っ張られてゆくのと
同じような見え方で覗き込みたい
滝と沖が縦だったとき引いた線とずれてるのに
肘の筋はここからよく見えて
定規を ...
ゆくえをさえぎる雲は
散っていきました
春です
昨日までの私はふるえていました
波に洗われる消波ブロックのように
、ふるえていました
風に吹かれる朽ちて傾いた電柱のように
、 ...
この、聞こえない左耳で
この耳で聴いてみたい音
それは、世界に
あふれる音ではないのです
時間を追い抜いていく時計の刻む
バンアレン帯に太陽風が吹き付ける
海溝の暗闇で深海魚のため息
...
愛しき人へ
あなたに積み重なった苦しみに
どうか終止符を打たせてください
歪む顔は見たくない
震える背中は見たくない
さようならと
小さく手を振って
安らかにと
瞼 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ソオダ光
ふるる
自由詩
10*
06/3/29 9:01
dreamscape(1)
篠有里
自由詩
0*
06/3/29 8:26
一日
紫野
短歌
1
06/3/29 8:18
やつとぼく
よーかん
自由詩
2*
06/3/29 4:56
雷鳴
花丸ぺけ
未詩・独白
1*
06/3/29 3:39
わからない
FUBAR
未詩・独白
1*
06/3/29 2:47
ライバルは電子レンジ、冷蔵庫の憂うつ。
夕凪ここあ
未詩・独白
2*
06/3/29 2:33
かきのような実
なかやまそう
自由詩
2
06/3/29 2:28
果樹薫る音楽
美味
自由詩
0
06/3/29 2:08
音声
アザラシと戦...
自由詩
2*
06/3/29 1:52
少年予定
霜天
自由詩
45
06/3/29 1:41
叶
夕凪ここあ
自由詩
2*
06/3/29 1:27
My Room
436
自由詩
2*
06/3/29 1:09
CAFE
ふるる
自由詩
8*
06/3/29 1:06
チャコール
空論
未詩・独白
3
06/3/29 0:53
「いつかの少年」
しいたけ
自由詩
5*
06/3/29 0:40
宵病みのアイスノン
美味
自由詩
1*
06/3/29 0:35
永遠、
蓮見
自由詩
1
06/3/29 0:34
空の彼方
〃
自由詩
2
06/3/29 0:32
けっこん
yaka
未詩・独白
10*
06/3/29 0:27
勿忘草色、空の色
Keico
自由詩
2*
06/3/29 0:24
逢えたら握手
〃
自由詩
2*
06/3/29 0:03
夜の旅立ち
今唯ケンタロ...
自由詩
6*
06/3/29 0:00
コリアンハイウェイ
プテラノドン
自由詩
2*
06/3/28 23:59
暗い部屋
イグチユウイ...
自由詩
1
06/3/28 23:26
KAZAGURUMA
金槌海豚
自由詩
3
06/3/28 22:31
17.山中聡
合耕
自由詩
0*
06/3/28 22:29
ふるえて、空 見上げて
たりぽん(大...
未詩・独白
7*
06/3/28 22:26
モノラル、聞いてみたい
〃
自由詩
12
06/3/28 22:16
慈悲殺人
ラプンツエル
自由詩
5*
06/3/28 21:58
6284
6285
6286
6287
6288
6289
6290
6291
6292
6293
6294
6295
6296
6297
6298
6299
6300
6301
6302
6303
6304
6305
6306
6307
6308
6309
6310
6311
6312
6313
6314
6315
6316
6317
6318
6319
6320
6321
6322
6323
6324
加筆訂正:
音声
/
アザラシと戦うんだ
[06/3/29 1:59]
微調整、カーン
駐車場
/
よーかん
[06/3/28 23:02]
色んな思い出がごちゃ混ぜになってます。ごちゃまぜなのが自分だったりするから、ごちゃまぜのまま書きました。「あそこ」は、色んな時代のなくなってしまった遊び場です。
6.01sec.