私は一人でバスに乗った。乗客は私だけだった。
バスはバス停のない民家の前で止まった。庭先から、
喪服を着た大勢の人達が車内に乗り込んできた。
そして皆一様に、最後部に座っていた私の前に来ると
...
 一面緑の草原に囲まれていた、人気のない路上で私は
太っちょの男と一緒に、真っ白な車のボンネットを
ぐいぐい押している。それを車内から美しい娘が見ている。
心配そうとも申し訳なさそうとも、そして ...
私の祖父は今年で八十半ばになった
少しは名の知れた人物だったが今は違う
痴呆を伴い記憶が錯乱している

{引用=
記憶とは大きな水溜りであり
{ルビ情報=いきること}は雨の様に降り続く中を ...
雨が降っている

傘は
持っていない
濡れれば冷たかろう
止むのを待ってみようか

雨が降っている

傘は
持っていない
濡れれば冷たかろう
冷たくなるのもまたよし


...
国境には まだ 霜が 降りて いた

ぼくは ひとさしゆびを かかげて

空 いっぱいに 伸ばした

虚空の なか 水の 夜明けの アラベスク

{ルビ四十雀=しじゅうから}が ...
こんな静かな雨の日は

ひざっこぞうぶつけ合って眠ろうか

あったか毛布にくるまって

あなたとふたり同じ夢



ゆうるりゆうるり時流れ

哀しいことなど何もないと
...
走馬灯がまわり終わったので
私は森に行きたいと言う
彼はちからづよい腕で
私を針のように持ち上げる

空はぬあーと曇っている
森の中に広場があり
むかし私たちが戯れたベンチがある
彼が ...
ぱかぱかと口をあけてあなたは話す
いつかエルモのようだねと言うと
うえーんと泣いてどこかへ行ってしまった
 
タバコを吸ったあと
あなたはすぱーっとけむりを吐いて
「Kは生き方がへたなんだ ...
まぼろしの道への開門でもあろうか
一日中にごっていた空が黄昏に割れ目をつくる

はてしないもの
       そのささやき
枝にめばえる若芽
      若芽にひろがる祈り

問いかけ ...
ぼくは詩を書きたい

他人の存在に気がつかなければ
自分の存在は孤独となる

今日もまた

朝の散歩をしていると
葉の露に出会いました

雨の通り過ぎたすぐ後
緑の葉の上にはその ...
月光を浴びて生まれた一人の少女
その唇から
言葉がツタのように伸びてからまり
あの家を覆ったの

家の中には
青白い顔をした少年が一人
小さな椅子に座っていて
コーヒーミルを回していた ...
         ヘマタイト  夢で見たレ  紅柱石黄色  淡緑四月の
         メタルに光  モンクォー  や緑や赤に  音楽聴いて
         る密やかに  ツ色の花二  見えま ...
当然ながら、人は未来を生きることはできない。
今、この瞬間を生きることしかできない。
にもかかわらず、人は皆、過去に縛られている。
それどころか、過去を生きているかのように見える人さえいる。
...
緑色に発火した昼が
わたしたちのまだ柔らかな背を滑り落ちたら
全ての事情が濃紺になる川原にて
音が消えてゆく水音の肌寒さでわたしたち
ちょっと強張って、けれどそのこ ...
人殺しカレー饂飩
銀行強盗とろろ蕎麦
強姦ラーメン
地獄で狂った様に咲き誇る真っ青な紫陽花
天国で狂った様に咲き誇る深紫の沈丁花

超悶絶 絶倫 倫理 理科 科学マドモアゼル
超悶絶 絶 ...
くるくると
動いてる
空気清浄機の上に
置いてある
ラジオから
流れる
女性ヴォーカル
疲れたときに流れ込んでくる
アシッドジャズ
みたいな
よくわからない

上に上に
登り ...
今からコンビニへ行くのかい?
魚肉ソーセージ 山葵 醤油 アンパン
忘れ物の無いように行くんだぜ
コンビニのねぇちゃんにも宜しく
一目惚れしちまって顔も会わせられない

ばぁさんには内緒だ ...
バイトも授業も人生だってサボって
河原や部屋ん中で寝ころんでるのさ
流れてくるのは時代遅れの
グランジ パンク ロックンロール
死にたくなる様なナンバーのパレード
生きてるから何時だって聞け ...
早朝の
夜が やっと明け始めるころ
眠りから覚めた
鳥たちが挨拶を交わし始めるころ
色白の
肌が青白く影を帯び始めるころ
私は、

私自身の気配にかすかな境界を感じ
縁側でぽつねんと ...
ジュウネンゴ わたしに あいに 行った。

ジュウネンゴ の わたしは しわだらけ の おばあさんだった。

わたしを みて すこし わらったが すこし さめていた。

わたしは おばあさ ...
少しだけ見えた

頼りない明かりが

それがたとえば

自分を苦しめるとしても

それがたとえば

自分を焼きしめるとしても

私は行かずには

いられないの ...
無を抱いて生きる
私の
存在が無で

誰かと笑いあったり
じゃれあったり

先輩のお通夜に行く
病床の彼は
いつも怖がっていた
功とげ財を成し
誰もがうらやむ位置にあってもそれで ...
旅人は血
あてどなく彷徨い
訪れる場所に何かを残し
何かを持ち去って
また何処へともなく
去っていく

街というものが
心臓だの肝臓だとすれば
さしずめ僕は
その間を流れゆく
...
雨の日には、少しの香水を纏うのが好い

薫り立つその体温を残しておいで

鼻をくんくんさせて、君を捜しに行くよ 
僕にとって

大切な事

大切な人

大切なもの



ほんとう

と聞かれて戸惑った。

ちいさな引っかき傷は

少しずつ広がって

広がって

広がって。
...
今夜、真っ白にスーパーノヴァ
土砂降りの流星群が降り注ぐ高速道路に今夜、
時速150キロで移動しながら取り交わされる約束は
時速150キロで片っ端から破棄される今夜、
耳鳴りと同じ音程で吐き気 ...
いつも通る公園の入り口に
いるホームレスのおばちゃんがいなくなっていた
でも
そこにあるマグノリアの木に
真っ白い 大きな花が咲いていた
おばちゃんがその大きな白い花の中から
にこにこ手を ...
嵐の夜、だったらしい
水底を叩くように
爪先立ちで歩く恋だったらしい
苦しくない呼吸で、まだ淡い空を見ていた

今、街は静かに水没して
新しい水面を探している
六月の底辺は、眼鏡なしで目 ...
エアーアイトライドトゥーエアープレインセイアイトライドトゥー
セイエアープレイ/ン//エアープレインエ/アープレインエアープレ
インエアープレイン//エアープレイン/エアープレインエアびよー
ん ...
僕と君の{ルビ卵=みらい}は混ざり合って一つとなる
{ルビ菜箸=さいばし}を使い縦に混ぜ合わせる

熱したフライパンの上
乾き枯れた都会に似ていた
そこで出会った
水を持っている先住民族
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
バスプテラノドン自由詩0*06/6/7 17:51
初夏の救出劇自由詩3*06/6/7 17:18
「記憶の水溜りと祖父の手紙」 海月と雨宮一縷海月自由詩4*06/6/7 15:40
ゲコゲコかぜきり自由詩1*06/6/7 15:15
かたいくちびるモーヌ。自由詩11*06/6/7 14:48
「 雨の日のララバイ 」椎名自由詩006/6/7 14:43
小鳥渡邉建志未詩・独白5*06/6/7 14:35
エルモ未詩・独白106/6/7 14:31
乾いた空信天翁自由詩106/6/7 14:29
ぽえむ君−葉露−ぽえむ君自由詩5*06/6/7 12:44
ひとつだけお願いふるる自由詩22*06/6/7 12:29
                      鉱物標本短歌15+*06/6/7 12:07
今を生きる、ということについて。大覚アキラ散文(批評...2+06/6/7 11:56
水性感情A道化自由詩906/6/7 10:41
まんだらけ虹村 凌未詩・独白0*06/6/7 10:34
空中チアーヌ自由詩306/6/7 10:17
スカボロ市場(コンビニver虹村 凌未詩・独白0*06/6/7 10:10
qあwせdrftgyふじこ自由詩006/6/7 9:53
ジャメビュの朝こしごえ自由詩22*06/6/7 9:05
10年後。すぬかんなが...自由詩0+06/6/7 7:27
誘蛾灯プル式自由詩1*06/6/7 5:16
無を抱いてuminek...自由詩6*06/6/7 4:59
遊羽自由詩1*06/6/7 4:56
6/6エラ自由詩106/6/7 4:23
少しだけねプル式自由詩0*06/6/7 2:44
ホワイトアウト大覚アキラ自由詩606/6/7 2:34
一緒になっちまう水在らあらあ自由詩18*06/6/7 1:53
誕生日霜天自由詩1506/6/7 1:48
エアープレイン渡邉建志未詩・独白006/6/7 1:32
プレーンオムレツ海月自由詩1*06/6/7 1:22

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加筆訂正:
「記憶の水溜りと祖父の手紙」 海月と雨宮一縷/海月[06/6/7 15:41]
二つの詩の合体です。
薔薇手錠/虹村 凌[06/6/7 13:37]
元に戻す
薔薇手錠/虹村 凌[06/6/7 13:22]
繋がる先は→繋がる先は真っ白い君の
夕暮れよ/浅見 豊[06/6/7 3:02]
2006/06/07 一回目
6.63sec.