横顔しかない女の人が
土木事務所の壁に
縦書きの落書きをしている

ビニル袋いっぱいに
梯子を詰め込み
狭い路地を走る子供
その影の跡を
母親が掃除しながら
やはり走る

隣 ...
高村さん お元気ですか! お忙しいんですか!
しばらく書き込みがないから 案じてます
猫目石さんもエールを送っておられますよ

私たちには春4月は多忙な季節です
人類は好き勝手に忙しがってま ...
なにが響いたか
きっと飛べる ここから

電柱をみている
ジュ・リューウェ・の空

愛があっても
神様がいないから
精一杯の光で

なにを見ている
飛べる きっとここから
神様 ...
今日は嫌いな姉の誕生日
俺は豪華な夕食を腹いっぱい食べ、
大好きなケーキに手を伸ばす
俺の誕生日は半年以上先
だから今のうちに食べておかないと

お姉ちゃん
生まれてきてくれて ありがと ...
 祖父が死んだ夜、私は世界の夜たちが一斉に瞬くのを知覚した。私はそのとき、一つのうつろな音階として瞬きの中に捕えられ、祖父の死んだ情念に触れた。その日、夜は間違いなく私を通過したのだ。背面から視界に向 ... 私も

君も
祖母の法事に出席した。
たくさんの親戚達が一同に集い、
今は亡きマチコさんにありがたいお経をあげるのを聞いた。

坊さんが言っていた。
今この時、今の自分がいるのは故マチコさんのおかげである ...
ねこねこすきだ
ねこがたまらなくすきだ
なんだろうあの高慢な
なんだろうあの愛らしい
ねこねこおいで
こっちへおいで
ぎゅってして
肉球をぎゅってして
ほわん
ほわん
ここはどこだい?

僕は自分自身に尋ねる

訳も分からず僕は歩き出した

不安で満ちた

道のりの過ちに気づかずに

いろんな種類の悲しみが滴になって

バケツをひっくり返した ...
ぼくは詩人

人は人として失いつつも
失った以上に人と成す

今日もまた

朝の散歩をしていると
タンポポの綿毛に出会いました

めしべと花びらを落とした
小さな子房はがくを翼に ...
桜並木の通学路
秋風そよぐ渡り廊下
あたしはきみからかくれんぼ

リボンの端をひらひらと
切なく揺らし 息 止める

遅れて曲がる影にさえ
見つけて とすら 言えないで

ひとり遊 ...
ヲノノケ、コレガaaaaaaa.......

A!天使の手繰る-ル 四季の既視た騎士団の
万象旗ガ或ルBeeのト音の震えに染まってイル
皆ノT字路、ソコでの交感のイル嶺ーションと
思想 ...
先週教室のみんなで飼っていた「リス」が死んだ
死んだというか「窓」から逃げたのだ
クルミを食べるときに動くほっぺや小さな歯
かごの中を走ったりしているときの爪のかりかりする音
たいそう人気者の ...
うたがすき わたしは やっぱり 歌が すき テクテク歩くの 歩いて いくの 。

歩いても とどかないなら いっそのこと 回り道して スキップ するよ 。

回り道 道草 食った あのひとの  ...
  もうちょっと
  眠らせて
  楽しい夢の余韻を味わっていたいの

 彼女はそう言って静かに瞳を閉じ
 しばらくして頭から布団をかぶった

 鏡のない部屋にぷつりと残された僕は
  ...
  

すんでしまったことは 
もう
とつぶやく

握りしめたこぶしを
ためいきといっしょに開くと

あの頃の、
なんて夢がしわくちゃになって

君の高く振り上げたこぶしにも
...
傲慢なアロエが花開き
狼煙が上がれば
いけないものが
ひとつ ふたつ みっつ
投げ入れられた天然の業火によって
焼却され始める
炉の中で 
いけないものは
極上の白く澄んだ水晶の球に
...
 俺は怪人ランバオウと一騎打ちになった。なぜか野原が舞台だ。
 街を襲う軍団を叩き潰し、残るは頭目のランバオウ一人となったのだ。
「ランバオウ、さあ、来い!」
 俺はこれから戦わんとする相手 ...
たち まち たつ ま

ほれい の じくすみ
うれ けむる めへび

つけどの ない ふた
そい はぐ ねひぐも

わ せいて こときる
たつ まち たつ ま 
針で突いた指先から風が滲む
そこから綻びが生まれ
体が糸になって{ルビ解=ほつ}れていく
傷口には絆創膏を貼って
巧く隠しているつもりだけれど
私の体の中は思っていたよりも
ずっと黒く ...
白鳥が悲しい最後の鳴き声をあげて飛び立つ、
夕暮れの鮮烈ないのちの地平線が、
赤いインクで跡形も無く修正されてゆく。
絶えず流れ出ている蒸留水の蛇口に、
コップを置いて眺めても、
決して溢れ ...
もうちょっとなんです。


海鳥の白い背中が雲間からこぼれる陽を滑り、調度波の波長と重なるようにゆるやかに漂っているのを見ました。


(白い午後)

波打ち際には、打ち上げられたクラゲがゼラチン ...
非常に手前味噌なおすすめで恐縮です。

2005年に行いました即興プレ詩会(参加者は私、遊羽と片野晃司さん)の作品をHTML詩集にしました。

http://www.green.dti.ne. ...
遙かなる 雲 待ちわびて 待ちぼうけ おそらに 浮かぶ ゆうやけの くも 

くじらぐも 昔 しょくした 給食の 小学校の おにぎり 饅頭 。

鰯雲 夕焼け空に 振り返り 今日一日は あなた ...
それでもわたしは生きていたのでもぞもぞとまた高校生になりまた中學生に戻った。中學でサークルに通いバイトにもいった。バイトの先は武者地獄。中学生にはきつすぎた。いよいよ中学も卒業の頃急に高校にいくことに ... 中学生だったわたしはパターン化によるパターンに伴い大きく周りのパターンから外れひとりパターンを形成していった。わたしが形成したパターンはいつの時代かまた人々がまた同じ鉄を鉄として踏んでしまうのだろうか ... わたしは中學ぐらいから病気だった。理由は訳はない。よくあるパターンがパターンに重なりパターンを形成していったのだと想う。パターンをパターンとして分析複合していっても結局パターンにしかならないのでパター ... さあ喜べ、虹だ虹だ
わたしたちの求めていた虹が
ついに流れはじめたのだ
 夜

煙突にのぼって
覗きこんで呼吸したら。

まるで壜笛みたいに
ほうほう と響くさ


 街中に僕らの、底抜けに深い
ふかいかなしみが伝って
 犬がこたえる
 靴が家出 ...
 手のひらになじんだ約束は 紅茶が来る前に冷めてしまった
 切り刻まれた家族写真 バス停のベンチの下に散らばって
 あつめても元に戻らない 砂塵舞う風に消えた


  ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ジョークたもつ自由詩806/4/29 19:22
惜春あおば自由詩7*06/4/29 17:18
エトピリカシャーロット自由詩206/4/29 17:13
歪み亜枷るい自由詩006/4/29 16:12
葉leaf自由詩506/4/29 16:05
見るだけfuchsi...携帯写真+...306/4/29 15:37
法事腰抜け若鶏散文(批評...2*06/4/29 15:21
ねこねこ暗闇れもん自由詩1*06/4/29 14:54
こんな僕は僕じゃないこめ自由詩506/4/29 14:38
ぽえむ君−綿毛−ぽえむ君自由詩6*06/4/29 13:57
秘恋慕(かくれんぼ)椎名乃逢自由詩3*06/4/29 13:23
6:20至12:23 清潔な光の設計六崎杏介自由詩3*06/4/29 12:41
オバケちゃんへモリマサ公自由詩15*06/4/29 11:50
テクテクすぬかんなが...短歌406/4/29 11:13
マジっすか?山崎 風雅自由詩1*06/4/29 11:02
絶対領域AB(なかほ...自由詩606/4/29 10:55
ガラスの海阿麻自由詩18*06/4/29 10:31
対決! 怪人ランバオウ日雇いくん◆...散文(批評...2*06/4/29 9:50
くい砂木自由詩3*06/4/29 9:01
絆創膏から滲む私美味自由詩1*06/4/29 8:48
いのちの荒野—不毛の夏前田ふむふむ自由詩11*06/4/29 7:50
もうちょっとなんですベンジャミン自由詩6*06/4/29 7:30
2005年三浦プレ詩会詩集遊羽おすすめリ...206/4/29 6:43
きらめけ 宇宙 。すぬかんなが...短歌206/4/29 2:52
それでも 神 は散文(批評...106/4/29 2:38
パターン散文(批評...106/4/29 2:31
わたしは散文(批評...206/4/29 2:23
ヤギ自由詩2*06/4/29 1:58
壜笛便乗鴎自由詩3*06/4/29 1:19
斜線の雨カンチェルス...自由詩506/4/29 1:11

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加筆訂正:
マジっすか?/山崎 風雅[06/4/29 11:12]
最後修正しました
硝子/ヤギ[06/4/29 1:20]
全て消えてしまいます→消えてしまいます に変更。/と、を最終行に追加。
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