肘をついたテーブルで
肘をつかれたテーブルが
平たいのはなぜ?
テーブルに触れた肘が
こりこりとしているのはなぜ?
部屋一杯に広がったゼリー状の
新しい光が
また
捨てられて
...
小鳥たちが行く先も告げずに
飛び立っていく
行く先を告げたとしても
僕は小鳥たちの言葉を知らない
空!
机の引き出しを開ければ
今日もガラクタでいっぱい
...
羽をたたんで天使が降り立った
悩み事 弱音を語っても
天使はニコニコしている
なんだか悩むのもバカらしくなった
いずれすべての人は一つになる
まばゆい光に ...
身を投げようと川辺を歩く
川
深い
踏切
降りる
しゃがむ
電車
通り過ぎる
上がる
しゃがんでいる
降りる
電車
通り過ぎる
上がる
立つ
歩く
橋
通り過 ...
★☆★ 法律大魔王から、5度目の最初のお達し ★☆★
●自作のショートギャグを楽しむスレッドです。誰でも参加OK。過去ログや、
まとめサイトのパターンを参考に、面白いネタを考えてここに発言して下さ ...
ぼくは詩人
静は動の中にあり
動は静の中から生まれる
今日もまた
朝の散歩をしていると
雷雨に出会いました
家を出たときから
ゴロゴロと遠くの方で聞こえていた
ちょ ...
あなたとわたし
またここにいる
良いも悪いも興味がないわたし
緑と赤の区別が付かないあなた
不釣合いのようで均衡を保つ
わたしはあなたの喜ぶことを知っていて
あなたはわたしを怒らせ ...
追いかけてきたものは、何であったか
追いかけるべきものは、何であったか
あの蒼々 あの爽々
届くはずもないと{ルビ諫=いさ}められても
羽ばたく自由まで
奪われたわけじゃない
...
あなたはいつも少しかなしい
春の肌の女の子 薄桃色の乳首のように
きれい
「あなたはいつも少しかなしい」
ハッカのにおい
耳たぶをふるわせた「かなしい」を思い出して
まるくなる
私は ...
10センチメートルに
来てはくれない
ので
美しいオーツーと
悲しいシーオーツーが
かすか、乱れ
誰かの名として震えては
10センチメートルの位置で消 ...
神戸のモザイク広場には
一隻の船が飾られている
かつて世界一周を果たした船を、復元した船が
けれどその船は、航海してここまでやってきた
海を渡ってきたのだ
だが、いまは
陸に固定され、帆が ...
タンタンタン
ぼくは『かえるのうた』をうたえるようになった、カエルのカスタネット。
いつもぼくとあそんでくれる、ともちゃんが『かえるのうた』をおしえてくれたの。
ともちゃんは、とてもものしり ...
くらい でんとうの
よぎしゃに のって
いまも
おまえが
そらを
のぼって ゆく
おおきな ほしの
そらに
たちのぼる
たばこの
けむり
真理
ない
真理
ひとも
わたしも
たまたまの
ここに
ない
真理
それが
真理
もうすぐ
ちから
ぬいて
...
ひとは ひとである
ひとは ひとで あるので
ほかの ひとのことは
わからない
ひとから かえることは
できない
どこへ どうやって
かえるのか
わから ...
日が昇る
色が包む
やはらかく
まなかひに
まるい
かたちが
ぼんやりと
気付きます
息をしていることに
それに飽いたら
もぎたての ...
週末だから町外れのスナックで朝まで飲もう、と言われたのだが、恐怖を覚え、
「イヤ!」
と叫んで、思わず逃げてきてしまった。なぜか服装が乱れるほどに走った。
いい人だと思うのだけど、まだ ...
声に出したら
全部壊れちゃいそうだったから
口を閉じたら
言葉の代わりに
涙が溢れてきた
もう
簡単に離れてったりしないでね
湿気ばかり多くて
気温が上がらない夜は虫なんかの
季節を送る歌など気にせずに
眠ってしまえばいい
閉じた瞼の裏が
奇妙な色に透けるのはまだ生きている
証だと思えるのなら
眠ってしまえ ...
顔もなく通りすぎる人々はきっと
混り気のない白に苛々させられたのだろう
けれどそこに燃え尽きたよな
黒が垂れてよごされれば顔を顰める
太陽が氾濫して
アスファルトが溶 ...
故郷へ一旦帰った。その年の暮れのことだった。
高校を出てから新聞奨学生制度を利用して上京し、その後別の専売所に移って、寮で勉強をしながら働き続けていたのだ。
だが、当初の約束とは違う仕事 ...
優しい顔の朝は嫌い
やるせない正午の空気が嫌い
やがてくる夕刻のわざとらしさが嫌い
夕焼けの終わりに
ゆらりと一瞬揺れる炎は少し好き
酔ったように戯 ...
かけら、そう、欠片だ
重なり合った煩雑な余情の群れが
核を持てずただひたすらに時間を伴って
固まっていったもの
形の定まらないその塊の欠片を抱いて
彼ら(僕らとも言えるだろう)は生まれて育っ ...
君の肩が弧を描く
君の肩が弧を描く
君の孤独を綾どるように
拙く
淡々と
おぼろげな輪郭が
浮かび上がる
その姿は
どこか滑稽で
どこか悲しい
...
set me free、って
叩きつけるみたいに入力したって、
セット、ミー、フリー、って
喉が裂けるぐらいに叫んでみたって、
そんなの
何の意味もないことぐらい
イヤになるぐらい ...
希望は風に細切れて
愛は化石に埋もれた
思い出は酒の波間に漂って
一口飲めば目から零れた
世界の終わりに宝石はなく
ただ涙だけが幾重にも輝いて
三つの絃が語る未来と
孤独が朗 ...
元気ですか?
ご飯はきっちり食べていますか?
また自分に落ち込んでいませんか?
今どこにいるんですか?
ベッドの中?
いやなは夢見てない?
猫みたいに丸くなってなぃ?
う ...
気がついたときには世渡り上手で
海渡り上手になっていた
キラキラした夜の海を彼女は
水面と共にうなりながら歩く
体にさざなみがこびりついて離れない
頭にひとなみがこびりついて離れ ...
羽をもって生まれてくるはずが
雲をもって生まれてきてしまった
彼女は目に見えるさまざまなことを
間違いだと言う
わたしとの出会いも間違いだったのだろうか
憂鬱なときは雲となり雨と ...
きっと夢はさめる
この小さい部屋で
ただ認めたくなかったんだ
この手には何もないことを
ただ知られたくなかったんだ
君には
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
?
ふるる
自由詩
2*
06/5/2 17:48
未知
たもつ
自由詩
9
06/5/2 17:08
きまぐれ天使
山崎 風雅
自由詩
8+*
06/5/2 15:04
暗渠
渡邉建志
未詩・独白
1*
06/5/2 13:22
エリオットしとりあそび(5)
過去ログ倉庫
06/5/2 12:37
ぽえむ君−雷雨−
ぽえむ君
自由詩
9*
06/5/2 12:02
またここにいる。
KEIKO
自由詩
2
06/5/2 11:42
風をくぐって
佐野権太
携帯写真+...
17*
06/5/2 11:29
あなたはいつも少しかなしい
たちばなまこ...
自由詩
16*
06/5/2 10:53
光わずらい
A道化
自由詩
7
06/5/2 9:43
神戸のサンタ・マリア号
逢坂桜
携帯写真+...
5*
06/5/2 6:57
カエルのカスタネット
壺内モモ子
自由詩
3*
06/5/2 3:10
夜汽車
こむ
自由詩
3*
06/5/2 2:25
真理
〃
自由詩
2*
06/5/2 2:21
ひと
〃
自由詩
2*
06/5/2 2:17
日が昇る
/////
自由詩
3
06/5/2 2:16
たいようはぼくらのてき
日雇いくん◆...
散文(批評...
1*
06/5/2 1:43
繋がっていたい
さー行きまし...
自由詩
0*
06/5/2 1:43
眠ってしまえばいい ( 2006 )
たりぽん(大...
自由詩
10*
06/5/2 1:30
街
明日殻笑子
自由詩
1*
06/5/2 1:27
成人式には、間に合わなく
日雇いくん◆...
散文(批評...
2*
06/5/2 1:25
欠けら
半知半能
自由詩
5*
06/5/2 1:17
仮想現実の実感
〃
自由詩
2*
06/5/2 1:13
僕の無力さと君の孤独
ジム・プリマ...
自由詩
0
06/5/2 1:04
セット、ミー、フリー、
大覚アキラ
自由詩
2*
06/5/2 0:42
化石の荒野
アマル・シャ...
自由詩
4
06/5/2 0:25
あなたへ
柚姫
自由詩
1
06/5/1 23:59
ウミンチュ
アサリナ
自由詩
7*
06/5/1 23:46
ソランチュ
〃
自由詩
2*
06/5/1 23:45
嘘と言い訳の繰り返し
ふれる
自由詩
0
06/5/1 23:34
6238
6239
6240
6241
6242
6243
6244
6245
6246
6247
6248
6249
6250
6251
6252
6253
6254
6255
6256
6257
6258
6259
6260
6261
6262
6263
6264
6265
6266
6267
6268
6269
6270
6271
6272
6273
6274
6275
6276
6277
6278
加筆訂正:
風をくぐって
/
佐野権太
[06/5/2 13:01]
ちょっこり修正^^;
そろもん(ロマンの話)
/
みつべえ
[06/5/2 6:20]
ひらがなを一部漢字に変更。全体のレイアウトを微調整。
9.12sec.