旅が恋しき若人よ
舟を一艘かそうかよ?
私が腕にかかる橋
こえて見せよと泡を投ぐ
星の向こうのあの国は
煌々常夜の酒場の国
門をくぐれば酔気の虹がお出迎え
 その空間には慈悲深い静寂と
 時間が意思を持って寝息を立てた
 喉を鳴らす鳩の存在を確認する限り
 現在は早朝だろう
 運命だよと
 そう寝言を囁いたのは時間で
 ぼくはさながら飢えた草 ...
荷物が重くて
帰り道が遠い夜も
星が しゃん、と
鈴を鳴らすことがある

鞄で傾いた右肩を
白銀色の響きが
そよ風となって撫ぜるから
もう少しだけ進んで行ける

余韻の尻尾
...
通り雨が春の香りを全て洗い流したことを告げた
淡い緑色をしたカーテンを揺らす風が
頬を少しだけ撫でてくれている

そういうふうに風が流れている



男が乗り込んだ電車は
いつもより ...
人差し指のフラフープ
鍵と小さなキーホルダー
くるくる踊るマスコット
鈴つき猫のプリマドンナ
陽射しにきらきら反射しながら
彼の指に操られて
自由に回っているようで
その手に閉じ込められ ...
ある世紀の100年に起こることは

前の世紀の最後の10年に凝縮されているそうです。


ということは


ある10年に起こることは

その前の1年に凝縮されているのかもしれません ...
ぼくは詩を書きたい

詩であれ絵であれ音楽であれ
それらはそれそれぞれの違う形で
生まれたものだが
その生まれるものは同じである

今日もまた

朝の散歩をしていると
哲学者に出会 ...
そう、それはイバラの森と言われても人間として扱われるなら

待ったのは誰も知らない駅でした君も先ほど通過している

泥沼でもがけよもがけと君は言う吾はペンギンの羽も持たない

その夜に予 ...
ジンジャーエイルでいいです
知ったかぶりして注文したら
それはどんな味がするのかな
一杯回してくれないかね

亡くなったお祖父さんに冷やかされた

お祖父さんは
お酒が好き ...
 息苦しく霞掛かった密室にて{ルビ終臭=しゅうしゅう}と吐く白煙。
 前 分からぬままに
 後 退く道も無いが
 右 何処だ、此処は
 左 ボクハココデカスミニトケテキエルノ

 否々 ソ ...
色鉛筆に
一本一本
名前書いた

青 みどり
緑 ドングリ
赤 マリア
白 ふんどし一家の末っ子
黒 ピアス

etc

色鉛筆に
一本一本
名前を書いた

...
透明は恐ろしい
隠すことを拒むから

透明はずるい
隠さないふりをして
その深みに秘密

透明が重なってできた
その暗闇に
オシアンを
読みつつ思いを
馳せるのは
神々よりも
君の唇

ストーカー
そう呼ばれても
かまわない
僕の叫びは
愛の本質

欲しくなる
理由は君が
ただ単に
普通な男( ...
つんと重い土の匂い
くっきりと黄色い
ガザニアの花
が目にとびこむと
くらくらまわる
からだのうら側

脳天のおくに
かゆみのような
眠けをもちつつ
乖離してしまった
うちと
...
そなたに{ルビ傅=かしず}くことこそが
我が至上の喜び
麗しき龍の女帝よ 至高の眼の女性(おみな)よ

そなたこそは いと高き玉座に住まう東洋の神秘
その黒曜石にも勝る 美しきぬばたまの髪は ...
宗太は朝方、警察についていきました。

そこは樹海の、
小道からよく見える位置でした。

丁度、立っているような姿勢で、
声をかけたら届く距離で、
幸枝は青緑になっていました。

長 ...
この本をご存知の方はいますでしょうか?
少しは名が知れていると良いのですけど・・
なんで、この本について書こうとしたかは、ある{ルビ一台詞=ひとせりふ}が印象に残ったからです。

{引用=
...
夏の気配と湿気とが
充満するこの部屋で、
私は思う
六月は麻痺している、と。
ベッドの上で横になっていると、
爪先や指先や腹筋、
恥骨までもが渇いた息吹に
やられてしまう。
どうしよう ...
クレープを たべながら
女の子たちが へらへら
そよかぜに とばされている
男の子たちは ぼろぼろ 
あるきながら こわれている
少し前から幸福についてばかり考えている。
どうしたら人は幸福になれるのか?

分かった事がある。
どうして人は幸福になれないのか?
答えは、人はたくさんの人と一緒に生活しているから。

...
なついあつの日に僕等は出會つた
其れは僕乃顏が崩れ始めた頃だつた
萬國旗乃スカートしか記憶に無ゐのですが
彼乃時君乃御尻に指が觸れた乃は覺ゑて居るよ

佐藤ヲ入れ過ぎた冷珈琲ヲ流死込 ...
  (チューンアップ!)

愛してチュー 愛しているのよチュー
今夜のチューよいい匂い
チュー華がよかったとか言わないの
チュー途半端は大嫌い
全て自己チュー 仕上げにチュー


愛 ...
葉っぱのジョニーは
うそつきジョニー
さよならジョニー
枯れ葉のジョニー

空き地に捨てられた
冷蔵庫にもたれて
ぬるいコーラを飲んでいた
おれたちは明日
銀行強盗にゆくんだって
...
だしぬけに
あなたへ伸ばした腕が
抱きしめ方を知らないことに気付いた

どれだけのやさしさで包めばいい
触れるだけでこんなにもふるえる心なのに

何度も何度も 何人も何人も に
恋をし ...
一日の終わりに
公園でくつろぐ
空気が美味しい
ナラの雑木林

子供のかけ声
鬼ごっこ
白いアジサイ
犬の散歩

夕陽がちらりと見え
カラスが鳴く
チョウが舞う
全てを忘れる ...
自サイトにて開設していたコーナーのなかから抜粋。
※現在、このコーナーは廃止されています。

暇つぶしに御楽しみ頂ければ幸い。


【あいづち:相槌】
少なすぎれば怪訝に思われ、
...
一枚のざぶとんに
君と背中あわせで座っていると
温かさがここまで伝わってくる
つまりそれは
君のここに
僕の冷たさが伝わっている
ということなのだろう
二人の真ん中くらいに夕日は落ち ...
打ちひしがれた 女に
睫の 長さに 打たれた
私の 心は 

殺される

死とは 半死の 
境界線はなく
生は 母胎だ
恋など 冒涜だ
打ちひしがれた 女よ
死を 楽しめ
男達 ...
暗い人をみたら
いつも尊敬しなさい。
父さんはいつもそう言っていた。
南の島へライオンを助けにいったきり、
かえってこなかった父さん。

明るい人がぼくは好きだ。
明るい人はなんてすてき ...
 私は一人でバスに乗った。乗客は私だけだった。
バスはバス停のない民家の前で止まった。庭先から、
喪服を着た大勢の人達が車内に乗り込んできた。
そして皆一様に、最後部に座っていた私の前に来ると
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
門の女主daisak...自由詩106/6/8 7:19
抽象的な愛自由詩206/6/8 7:03
星の馨りまほし自由詩16*06/6/8 6:44
無題.自由詩206/6/8 3:38
舞 姫椎名乃逢自由詩1*06/6/8 3:28
次の刹那くらいブルース瀬戸...自由詩2+*06/6/8 1:59
ぽえむ君−表現−ぽえむ君自由詩5*06/6/8 1:50
壊れていく夜たにがわR短歌606/6/8 1:25
雨にさらわれたあしたへあおば未詩・独白18*06/6/8 1:25
人間バルサン影山影司自由詩106/6/8 1:23
机の上の無色の世界第二次テーブ...自由詩006/6/8 1:02
とうめいたりぽん(大...携帯写真+...15*06/6/8 0:51
連作・若きWの本音AKINON...短歌006/6/8 0:21
存在の泉シホ自由詩006/6/7 23:56
【物語詩】龍の女帝〜Serve my Lord, Solit ...AKINON...自由詩006/6/7 23:56
emolition mold-boy(後日談)人間自由詩006/6/7 23:44
著 辻 仁成 「ニュートンの林檎 上」より海月散文(批評...3*06/6/7 23:23
思考停止。葛西佑也自由詩17*06/6/7 23:15
そろもん(街角の話)みつべえ自由詩706/6/7 23:07
人の幸福について考える。腰抜け若鶏散文(批評...3*06/6/7 22:54
さよふなら。今は微塵も君を愛して何か居無ゐよ虹村 凌散文(批評...006/6/7 22:50
チュー子のテーマアサリナ自由詩7*06/6/7 21:39
葉っぱのジョニーしゃしゃり自由詩506/6/7 21:35
憂えゆく少女たちなるせ自由詩106/6/7 20:15
白いアジサイペポパンプ自由詩5*06/6/7 19:59
■抹茶に和菓子千波 一也散文(批評...14*06/6/7 19:13
たもつ未詩・独白9*06/6/7 19:07
朝だ 老女よ奥津 強自由詩206/6/7 18:34
暗い人をみたらZUZU自由詩1206/6/7 18:25
バスプテラノドン自由詩0*06/6/7 17:51

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加筆訂正:
【物語詩】龍の女帝〜Serve my Lord, Solitary/AKINONA[06/6/8 0:12]
微修正しました。これからもちまちま修正するかもしれません。
かたいくちびる/モーヌ。[06/6/7 19:13]
終行を、訂正しました。
6.84sec.