かくれんぼうを捜していると
日が暮れ出すばかりか
いつの間にかサラリーマンになっていた
そうして欠勤者の中に彼を見つけた
電話をかけて理由を聞くと
厭きちゃったからという
今度は君が鬼だか ...
悲しみは なぜ
訪れるのだろう

忍び足で 近づく音もたてずに

涙は なぜ
こぼれるのだろう

想いの泉 溢れて・・・


自分に素直に やさしく生きる

そんな子供が 生 ...
オレンジ色の光が
橋の頂点に向かい緩やかに移動する

三日月と夜行バス
溢れかえる光と涙

滲む風景は残像を作り、耳が、ノイズを拾う

幻のような佇まいの君と
目が合う

多分触 ...
1
光の棲む場所に立てた、
煉瓦の墓標は
あの子の水晶体の
最期の反射によく似ている

2
朝日がなぞった煉瓦の質感は
どこか罪悪にも似た
紫陽花の萼の如き裏切りの反芻で ...
無言のまま階段を上がる
放課後。
誰もいない校舎でひっそりと息をしてる僕ら
先生が来るといけないから、と
なるべく音をたてないように
階段を一段一段

手だけを繋いで
まるで心臓がそこ ...
日々の営み
食べかけのマンゴー
砂のようにどこまでも
ずれていく少年
手段を知っている僕たちは
まだ本当の悲しみを知らない
日々の営み
食べかけのマンゴー
それが癖であるかのように微笑 ...
子供のころに母に言われ見上げた夜は透き通った紫
故郷を出て大人になり今見上げる夜は漆黒空に星はなし
何かを探しに来たはずが日々に追われ求めること飽き
仲間集まれば現実以上に鮮やかな世界昔の話
...
紙の上
の白

の下の


ね重なる
行為ゆえにさらに
かさねては文字盤の上の
ほこりのよにかさかさと動いて
何度目かの憑依、幾度目の翻意よ、とろりくずれて
紙の上とどまり ...
窓と壁のはざまから
水のような顔があふれ
外を見もせず消えてゆく
風が光に 光が風に
裏切りの等価を与えるとき


狭いところ
熱いところ
いたらぬ波をくりかえす舌
輪 ...
 重くのしかかる空の雲は
 梅雨入り宣言を確信させる
 
 長く続く雨の中
 傘もささずに歩いてみる
 路地裏で黄色やピンク色の傘が咲いている
 小学生の下校途中
 
 梅雨も悪く ...
心に空いた穴を埋める様な長い雨
哀しみの様に地に響く{ルビ鎮魂歌=レクイエム}

出勤に向かう車達の排気ガスの匂い
錆びの匂いに似て懐かしさを思い出させる

子供の頃に秘密基地として遊んだ ...
いつもより

深く煙草を吸い込んだ途端に

君を思い出す

細かい雨と灰が交じり合って

僕の目がかすむ

もう一度

君に抱かれたいだなんて

かなわぬ幻想

もう
...
{引用=夜を裂く青星の爪 雄たけび上げ
駆け下りて来い わたしのなかへ}

夜の天蓋に{ルビ静寂=しじま}はこぼれ
瞬くのは
ただ蒼い隻眼
その牙は光り その爪は光り
そのたてがみは光り ...
ぼくは詩を書きたい

雨は雨であり
風は風であり
人は人である

今日もまた

朝の散歩をしていると
雨風に出会いました

家を出るときから
雨が降ることはわかっていた

...
僕は僕として
今朝も時計のネジを巻く

君は君として
今日も自転車のペダルを踏む

今日は今日として
日が昇っては落ちてゆく

減った荷物に増えた荷物

もう来ない新しい昨日にき ...
明日というものは見えないモノ

明日というものは解らないモノ

明日というものは識らないモノ

今日という安寧から明日という暗闇に放り込まれる人々は

その絶望に涙する

だけど
...
私は、もう一時間もこうしてパソコンの前に座っている。
書こうか、書くのを止めようか、迷っている。
しかし既にこうして指を動かして居るという事は、
私自身の意志は書く事を選んだのである。

私 ...
どこまでも どこまでも
        どこまでも 続く闇の道

   音さえも聞こえない
     自分の居場所さえ分からない

 ただ 抱き合った相手のぬくもりを感じて
  ただ や ...
#11

 あんパンに
 刻まれた歯形
 整然と
 環状列石のごとき
 聖痕
 


#12

 フィンランドとか
 ノルウェーとか
 そういうかんじの
 とにかく寒い国 ...
女にふられたので、
川へ行って死のうと思った。
留守番電話に就職試験の結果が入っていた。
今日が面接だった。
洗濯物がたまっていたのでコインランドリーに行った。
着ていた服も汚れていたので、 ...
黒猫 道で倒れている
わたしは黒猫 抱き寄せる
黒猫はわたし 抱き寄せる

黒猫 血を吐いている
わたしは黒猫 さすってる
黒猫はわたし さすってる

黒猫 風にじゃれている
わたし ...
やまびとの散文詩 断片12

わたしたち、やまびとが星々を汚した罪が
償われる日が訪れた。それは二百年の歳月を必要とした。
幾世代にわたる長い期間であった為に、
もはや悲願であった。
青い ...
僻地に住むため、詩集が手に入らなかったんだけど。
ついに、念願の詩集を手に入れてきた。

 荒川 洋治 詩集
 吉岡 実 詩集
 入沢 康夫 詩の構造についての覚え書

読むべきだ、読ま ...
#01

 心臓が
 とまっちゃうほど
 うれしい
 なんて
 恥ずかしくって
 心臓が
 とまりそうだよ



#02

 いつかはこの魔法が
 解けると思ったら
  ...
ずっとずっと他人(ひと)より重いものを持っている
楽をしてきたあたしには分からない あなたの気持ち
そんな簡単に分かるほど単純じゃない
上っ面の撫でるような甘い言葉なんて
口にしてしまった ...
{引用=
なぜか生き延びて、
 帰宅すると
 既に ことばが在った
 このことばに アソビ半分 というよりも、
 理由のない つよい衝動によって
 試みに 瞼を閉じ 映りつづくことばの像を ...
ぼくは詩を書きたい

自分の過去が幼く拙く思うのは
自分が成長しているからである

今日もまた

朝の散歩をしていると
小鳥に出会いました

まだ幼い
飛び立とうとするも
飛ぶ ...
望んで、息を止めている
駆け抜けていったのは誰だったのか
その先に生まれない景色を夢見て
地図の見方を覚えていたはずだったのに

信号の変わる瞬間を逃さずに、狙撃する
駅前の海は潮騒を響か ...
薬指 伸びた先には あなたの手 一泊五千四百円の
十階から覗き込む
見慣れない街の灯りは
夜が更けるほど明るく
時が経つほどに寂しい

小窓から隣の駐車場を覗くと
一人きりの姿が振り返り
何故だか視線があった気になり ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
鬼ごっこtonpek...自由詩9*06/6/9 19:45
贋作、 ぼくのなかの のび太Lucy.M...自由詩406/6/9 19:36
光点アザラシと戦...未詩・独白306/6/9 19:28
煉瓦を積んだのは朝日に知らせるためではなく士狼(銀)自由詩8*06/6/9 19:03
横になる、夏。夕凪ここあ自由詩11*06/6/9 18:56
微笑たもつ未詩・独白9*06/6/9 18:54
忘れられた48色の色鉛筆のためのソネットマッドビース...自由詩306/6/9 18:31
PAST E ?かぜきり自由詩206/6/9 18:13
午後の名前木立 悟自由詩606/6/9 16:20
嫌われなきゃいいな山崎 風雅自由詩5*06/6/9 15:59
梅雨入り海月自由詩4*06/6/9 15:42
砦希(ユキ)自由詩106/6/9 15:41
シリウス石瀬琳々自由詩12*06/6/9 15:19
ぽえむ君−雨風−ぽえむ君自由詩6*06/6/9 14:26
「手紙」436自由詩1*06/6/9 14:22
明日というモノ朱桜天 遊雨自由詩106/6/9 14:02
遺書(ショート&ショート)虹村 凌散文(批評...1*06/6/9 13:39
世界でいちばん長い夜美夜奈自由詩006/6/9 12:42
フラグメンツ(リプライズ) #11〜20大覚アキラ自由詩306/6/9 12:25
川へ行って死のうしゃしゃり自由詩1506/6/9 10:10
黒猫アサリナ自由詩7+*06/6/9 10:09
やまびとの散文詩(四)前田ふむふむ自由詩9*06/6/9 6:35
なんだよ、そういうことかよ英水散文(批評...1+*06/6/9 3:38
フラグメンツ(リプライズ) #01〜10大覚アキラ自由詩10*06/6/9 1:10
言葉じゃ足りないきもち蒼依自由詩306/6/9 1:00
ヴィーナスの誕生 ☆ atsuch...自由詩7*06/6/9 0:57
ぽえむ君−滑空−ぽえむ君自由詩4*06/6/9 0:57
ハロン霜天自由詩906/6/9 0:55
躊躇蒼依川柳306/6/9 0:49
労働者の哀歌-名古屋編-松本 卓也自由詩4*06/6/9 0:46

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加筆訂正:
シリウス/石瀬琳々[06/6/9 16:25]
一部修正しました。
/さくらほ[06/6/9 15:57]
最終章、入れたかったエピソードを入れました。
労働者の哀歌-名古屋編-/松本 卓也[06/6/9 0:47]
2006/06/07 筆  とりあえず仙台編と札幌編と東京編も書く予定。
6.85sec.