風が吹く
 僕はなびく

 雲の切れ間から日の光が射し込むと
 休日の街は輝きを増す

 今朝は遅くまで眠りすぎた
 午後の喫茶店のテラスで
 コーヒーを飲みまどろむ

 空を賑 ...
燃え上がる巨大な寝台列車から逃げ出すひとのいないやすらぎ


草上にレモンはひとつ落ちていてあなたのいない夜のはじまり


街中にひらく紫陽花5Fから観ている雨の降りしきる朝


...
自殺した 友の魂が
あちらこちらで まだ 蠢いている
その


喰ってでも 生きていかねばならぬ
この
修羅


青天が
両手を広げたまま
立ちすくんでいる

どうし ...
満足せよ
何としても満足せよ
満足するなら徹底的に満足せよ
おまえが浮かれるのはまだ早い
今のおまえは新幹線に乗っただけで博多に着いたと思ってるんじゃないか?
今のおまえは行列の出来るラーメ ...
意外な展開を。
先の読めない展開を。
今までにない展開を。

そうでなければ進歩がないから。
今あるものにはもう飽きてしまったから。

ありきたりなものは売れないから。
客の入らない映 ...
粛然として初夏は重なり
カーテンを引く
夏の重さは水面を広げる
わたしたちは口止めをされている
沖の方では服を脱ぐようにして
海の肌が見える
わたしはあなたが好きだっていうことを
莫迦み ...
じっとして
息をひそめていればよかった
そしたら
なにもかもが感極まったままで
なにもかもが仏尊としたままで
かるがるにスキップ
輝かしいばかりの海原
だったろうに

鞄なんかも ...
恋になる
前に終わった
恋心
うだる暑さの
夏の午後
「そんなもんさ」と
言い聞かせ
「ああ、それでも」と
後悔し
「もし言えたら」と
思い馳せ
言えぬ思いが
癒えぬまま
と ...
頭から血を流した鳩が
白くつめたいコンクリィトに横たわる。

いつか見た死の形

それは何故かリアリティがなくて
置物みたいに思えた。

どうして飛ばないの、
お前は鳩でしょう?
...
ただひとり 生き延びた僕に、
残された海。
激しく、荒れ狂った夜は 引き潮に連れ去られ、
空と海とをわかつべく 曖昧な区切りは
さも穏やかに微笑んでいる。

磯際を覗くと、ウミスズメたちが ...
「日本(にっぽん)で
戦争なんて
あったんだ」
小学生の
弟おどろく

 聞いて驚け 相手はアメリカ

アメリカに
パールハーバー
あるならば
日本にあるのは
広島・長崎

...
ファミレスのおもちゃ売り場は、小さい頃から特別なもので
欲しかったおもちゃがあっても
「ここはご飯を食べるところなの」って
一度も買ってもらえなかった
帰りに寄ったデパートのおもちゃ売り場には ...
お見合いしないの?
って、長いつきあいのおんな友達に聞いた。
「しないよ、どんなの来るかわかんないじゃん。」
いやなら断ればいいんじゃん。
きっとさあ、

銀縁メガネでさ。
市役所の市民 ...
順繰りに咲き誇る花々は
緑に浮かぶ星の煌めき

晴れ晴れとジューンブライドになるはずが
ほんのちょっぴり なみだ顔

夜の帳の降りる時間も
知らぬ間に間延びして
雲がたれ込めている ...
草や葉や花の蕾が香る午後
六月の雨に空気は濃さを増している

植物の吐息が混じった空気が
血中に入り込み
くすんでしまった細胞を浄化すると

かすかに残った本能が
脳裏に囁くので
...
街角で黒い蝙蝠傘の君に出会った
夕闇に隠れてこちらから顔は見えないけれど
黒い傘からちらちらと映える赤い紅の色が卑猥で
どうしようもなく赤面してしまったことを覚えている

こんな記憶に必死に ...
 さびしがりやだけど
 ひとりがすきなの

そんなのはうそだ

さびしがりやは
ひとりがすきじゃないし、
ひとりがすきなら
さびしがりやじゃない。


ぼくはひとりでいても
さ ...
本当はセリカがよかった
が、人気車には、やはり手が届かなくて
中古車屋のおやじに勧められるまま
同じエンジンだというコロナにした
家に帰ってよく見ると
左のドアが少しへこんでいた

―― ...
さて
カタカナを 話すとするか 若者よ
お前の 腰は 猥雑であるとすれば
言葉を 使うべきだ 若者よ
カタカナの 説得力
言語の 悲哀が
お前の 中身を 捨て
猥雑な ものだけを 残した ...
幼いころからクレヨンに嫌われていた。
僕がクレヨンを握って紙にあてても
クレヨンは色を出すことをかたくなに拒んだ、
紙は真っ白のままだった。

僕のほうでクレヨンを嫌ったことはない。
鉛筆 ...
現代詩フォーラムで自分が好きなのは、ゲストブックのごあいさつの部分。はじめの一歩だね。

入会するには、いろんな儀式がある。まず、ハンドルネームを決めなくちゃいけない。本名でやってくかっていわれる ...
夜の眩しさを拭って
時に沿わずにこころみる
陽の束飲み乾すその刻に
えにかお映さぬ線をなし
最に煌くその時間に
ついをもとめずはなちゆく
夜に焼けた肌の色は

とても
とても

...
喪でつながる距離を冷たい指先まで這う

クッキーの型から皿へくるしみぬく

盲点へ脳傾けてビー玉吐く

窓に干してあるさそり揺れる殴られて

散らばる石に祈る冥福もあるだろうか

...
Deception(まやかし) 深夜を駆け抜ける

  屈折したプリズムが 光と影の狭間を照らし出す
 決して混ざり合うことのない
           
       光と影

 上目 ...
晴れわたっていた
ページをめくるたびに
空はその青みをまして
澄んだ悲しみのように
雲ひとつ見つからない
その向こう側から
誰かが僕の名を呼んでいる
今朝旅立つことは
すでに決めていた ...
月隠れの夜
街灯の影に咲き

暗い空の裂け目に
眩しそうな眉間の皺
寄せては返す
夜の嘘 その甘さ

秋の夜風の
気まぐれさに濡らされて
潤んだ瞳のその甘さ

じりじりと迫 ...
雨が降る
雲がほつれるように
空がほどけるように
滑り落ちる雨が

弾ける
割れる
砕け散る

ほら、あっという間に水たまり
さっきまでの青空を
吸い込んだかのような
真っ ...
戦陣の背後に黒い山脈が 影絵のように拡がっていた。
 狼煙のけむる夜、
恐れよりも闘うことの歓びに身体が震えている。
 「死と生の戦い 」
生きのびても、
ただ死ぬまでつづく日々が残 ...
 智恵子のかじったサンキストのレモンにはたちの悪い農薬が入っていたのではないか、それが彼女を余計に苦しめたのではないかということが、気がかりでならないのです。しあわせな智恵子はそんなことは気にしないだ ... あのころの僕たちの会話は
みんなシュールレアリスムだった

僕の家は金星なのだった
ここから車で片道十一時間かかるので寮に入っているのだった
数学の小テストで図中の線分ABに太さがあったら減 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
そろそろバイバイ山崎 風雅自由詩3*06/6/11 19:24
とうめいな部屋本木はじめ短歌1106/6/11 19:21
生きてから 死ね第2の地球自由詩806/6/11 19:10
満足新守山ダダマ自由詩206/6/11 18:49
トリック2を観てきた。腰抜け若鶏散文(批評...106/6/11 17:57
カーテンを引くtonpek...自由詩11*06/6/11 17:52
茅屋ミネ自由詩106/6/11 17:44
【長歌】とある夏の日AKINON...伝統定型各...106/6/11 17:37
鳩とコンクリィト朽木 裕自由詩1*06/6/11 17:37
Sirens ☆atsuch...自由詩8*06/6/11 17:12
大工の息子がにやりと笑って〜War and Religion ...AKINON...自由詩9+*06/6/11 16:06
あの時欲しかった指輪壺内モモ子自由詩3*06/6/11 15:49
市役所の村田さんZUZU自由詩9*06/6/11 15:23
*雨にさらわれたあしたへ*かおる自由詩9*06/6/11 15:20
サバンナの雨マッドビース...未詩・独白2*06/6/11 15:14
蝙蝠傘暗闇れもん自由詩2*06/6/11 14:56
さびしいひとねしゃしゃり自由詩406/6/11 14:42
描いた青の軌跡は佐野権太自由詩16*06/6/11 14:33
カタカナで話すか奥津 強自由詩306/6/11 13:32
嫌われ者Tommy自由詩406/6/11 12:35
ハンドルネームとはじめの一歩uminek...散文(批評...12*06/6/11 12:16
夜空の同系かぜきり自由詩106/6/11 11:55
このくれやみ黒川排除 (...川柳306/6/11 11:55
プリズム美夜奈自由詩006/6/11 11:41
旅立ちたもつ未詩・独白14*06/6/11 10:39
夜顔チェザーレ自由詩2*06/6/11 9:46
あまいと自由詩2*06/6/11 9:44
風のなかの松明atsuch...自由詩5*06/6/11 9:40
高村光太郎「レモン哀歌」を読んでTommy未詩・独白2*06/6/11 7:57
シュールレアリスムの友達自由詩506/6/11 7:48

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加筆訂正:
大工の息子がにやりと笑って〜War and Religion五七五/AKINONA[06/6/11 16:22]
改題&カテゴリ移動しました。
駅・近鉄奈良 〜猿沢あたり/たりぽん(大理 奔)[06/6/11 16:12]
階段 → 石段
世界が深呼吸する日/望月 ゆき[06/6/11 12:00]
リニュ。
5.68sec.