ほんのささいな言葉でも
心がこもっていればいい

ほんのかすかな響きでも
僕を覚ましてくれればいい

ほんのささいな優しさの
心のこもった言葉があって

ほんのかすかな響 ...
去年庭に埋めた
枇杷の種の、
芽が出るのを見れなかったこと

家に帰ると、
朝、家を出たときと
何一つ変わっていないこと

揃いのコ−ヒ−カップが
片方だけ古びていくこと

「バ ...
またその本を読んでるの?
空翔ぶ竜の勇者の話を

何度読んだって
何の変わりもないのに
君はいつもその本を読んでる
いい加減にしなよ
何度読んだって
君はその勇者にはなれない
わかっ ...
僕たち
頼りなくも
この小さな灯りで
明日の方向くらいわかる
いつだって
踏み出す一歩は
小さなものでしかない

続く指針が
結果的に幅を描いて

そっと広がる
ランドスケープ
駅を出る

左に見えるカフェDesign

カプチーノと今日買ったB級雑誌
ここでのヘッドフォンは邪道だ

聞こえるのは心地よいお皿の音と
少し大きめのコップ
油紙に包まれた店名入り ...
赤いくちびるの、艶かしい呼吸の高まりが、
耳元をかすめ過ぎて、
世慣れた顔のひろがりは、穏やかに浮かび上がり、
成熟した夏を秘めた、
落ち着く若い寡婦の頬をかしげて、
経験にさばかれた甘い水 ...
全ての言葉が、その海辺へと集まっていく
見送るためでなく
出迎えのためでなく
肩からの荷を下ろし
波打ちへと捨てていく
やりきれない空の起伏を
ひとしきり戦わせた後で
すこやかに
ただ ...
ゆっくり流れた時間の中で
少しだけ遠くを見た君の目が
瞬き 瞬く

私は少し揺れているから
あなたの瞬きの風が
私のことを遠くへ飛ばした

緩やかな記憶の雨は
思い出の中で淑やかに降 ...
水面のやさしさを信じ
身を投げる木の実の
沈んでいく運命の先を
知らないかのように
綺麗な音色だと
美邪気に笑う君に
かなしくなる

西の雲は入り日に
焼かれるからかわいそうと君 ...
ははうえはおむらいすをつくるのがとくいなのでございます
そのことはわたくしもみとめておりますし なによりもははうえじしんがほこりにおもっていらっしゃるのです
ははうえはごじしんがつくられるおむらい ...
嗚呼 線香花火
叶わなかった約束事

逞しさでもって駆けた夏
きらりと残り火

何も奪わない恋だった
駆けっこみたいな関係性

風化しない
約束の言葉は

大事にしすぎてはいけ ...
母は
随分と老いたけど
声は変わらない

母は
もう私に「早く早く」とせかさなくなったけれど
私に「早く」とせかされる

母は
なぜか私よりスタイルがいい
ちょっと癪だけど
ちょ ...
{引用=「愛とは{ルビ何=なん}ぞや」}

冬目 景さんの「イエスタディをうたって」の一巻のある人(ハル)の台詞です。
実際に愛とはなんでしょう。

一般的に{ルビ性的関係=セックス}が{ル ...
☆きら☆きら☆おほしさま☆

そらには 満点の星 きらら
あいよりも 深い夜につつまれる
きんやぎんの星砂
  
  天の川 さらら
      流れ星 ひとつ
       ふってき ...
街頭が射す光の行く末
暗闇の公園を照らす
きらり、輝く

携帯電話の{ルビ付属機能=メール}
傍に君がいるような気がする
生ぬるい七月の夜風
ゆるり、吹く

夏祭りまで指 ...
レイン レイン
降りやまぬ雨
はじけ したたり
集まり 流れ あふれ

激しく打ちつけたのは
霧のように絹のように
こまやかだったのは
細い肩を震わせて
柔らかに濡れて
...
ぼくは詩人

幻は時に
現実までをも映しだす

今日もまた

夜の散歩をしていると
夜の月に出会いました

目の前の道をまっすぐに歩けば
右斜め上には煌々とした満月

歩む後 ...
            祈り と
              と複数の 層に
            たたずむ 一つの祈りの
            音 韻を たなびかせて
        ...
空白の空間に立つ彼の前には、
「{ルビ0=ゼロ}」の文字が浮かんでいた。 

「0」に足を踏み入れ{ルビ潜=くぐ}り抜けると、 
そこは社会に出て間もない頃の職場で 
七年前の彼が先輩達に囲 ...
解かれるものがあって
解けないものもあって
元気ですか
その言葉だけで繋がっている

わたしを折る
折りたたむ
そして開けば
鶴にでもなりたい

配達の遅れた願いのようなものが届く ...
信じたいと思えば
それだけで強くなれる

聞く耳を持たないのではなく
揺るぐ理由がないのだから

期待ではなく、
見返りを求めず、
注ぎ込む物。

求めて欲しかった
それでだけは ...
葉の塔が
空へ到き ゆらいでいる
ふたつに見ると
ふたつに見える



わがままな芽が
からだを迷い
爪の水を飲み
背に根付くことにして一息つく



食べもの ...
芝生の上のような キップルいっぱいの仄暗い室内のような
エッチングのごとき輪郭となり 紗の薄さに 別れを口にできず
フレーズが頭の中でチリチリとスパークし続ける


とても残酷に朝陽がの ...
水の中に
カエルが一匹
鳴いている
失わないと分らない

寂しさがつのる
悲しさが零れる
夜を泣き明かし
元には戻らない

友達を失った悲哀
救えなかった自分
彼は助けを求めた ...
いつか
鳥になろうと
思って
空飛ぶイメージトレーニングをしたら
低空飛行しかできない
雀になった夢を見た

いつか
遠泳をしようと
思って
目的地を探したら
そこは遠浅の海
...
青ざめて
心臓がドクドクする
そんな体験を
過去にもした
体は小さくて でも受け止めなきゃって
世界は広すぎて
反抗するだけ
無駄だった

今もそう
大人なのに
怖いものは怖くて ...
詩はいつも夜明けの相貌
足の記憶をひもとく余裕もなく
私は迷う
自らの足を踏みつけながら
置き去りにしてきた
枯葉の午後を追う
踏破せよ
惑いの道
あらゆる塩に咽びながら
入眠の甘さ ...
ジョニーは昔バンドをやっていた
ジョニーはギターでヴォーカル
音楽の才能は全くなかったが
どうしてもやると言ってきかなかったので
仕方がなく俺はベースをやり
アキラがドラムをやった
俺は素 ...
すべてをわかった瞬間
羽根が風を駆け上がるように
あの空に溶けてしまうかと思った
それほど あなたの存在は鮮やかで
哀しいほどに遠かった

あなたが見つけた道と
わたしが求めた道は
違 ...
バスに小川が乗ってきた
どこにも流れることのできない小川は
だらしなく床に広がった
立っている人は足を濡らした
座っている人は足を濡らさないように
座席の上に膝を抱えた
大学病院
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
「そして言葉が支えてくれる」ベンジャミン自由詩10*06/7/2 1:34
からっぽユメアト自由詩4*06/7/2 1:20
砂時計の扉宙空 心自由詩1+*06/7/2 1:20
指針ランドスケープ藤原有絵携帯写真+...6*06/7/2 0:31
止まる時間maumi未詩・独白2*06/7/2 0:21
ダブリンの草莽前田ふむふむ自由詩18*06/7/2 0:11
水際へ霜天自由詩1106/7/2 0:09
私の小さな致命傷プル式未詩・独白2*06/7/2 0:06
ホタルブクロたりぽん(大...自由詩16*06/7/2 0:05
オムライス由香自由詩306/7/2 0:04
線香花火藤原有絵自由詩7*06/7/1 23:27
さくらほ自由詩16*06/7/1 23:17
疑問海月散文(批評...0+*06/7/1 23:04
*七夕恋慕*かおる自由詩6*06/7/1 22:36
月に、走る。海月自由詩0*06/7/1 22:35
レインまどろむ海月自由詩5*06/7/1 22:11
ぽえむ君−幻夜−ぽえむ君自由詩5*06/7/1 21:52
sweets静山和生自由詩306/7/1 21:46
「 0 」 服部 剛自由詩6*06/7/1 21:29
いつかインターネットでこの詩を読むであろうあなたにtonpek...自由詩24*06/7/1 20:52
一方通行自由詩106/7/1 20:39
ノート(陽雨)木立 悟未詩・独白206/7/1 20:23
Across The Waterクリ自由詩2*06/7/1 20:11
ナベちゃんペポパンプ自由詩3*06/7/1 20:00
不器用しいこ。自由詩2*06/7/1 19:32
ユーミン自由詩1*06/7/1 19:07
迷路、あるいは疲労した道岡部淳太郎自由詩9*06/7/1 18:32
ジョニーのロックンロールしゃしゃり自由詩406/7/1 18:04
蒼の軌道でこ自由詩3*06/7/1 17:54
最初にたもつ自由詩1806/7/1 17:39

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加筆訂正:
夜を歩く/下門鮎子[06/7/2 0:20]
つながりのない→つながらない
「 0 」 /服部 剛[06/7/1 21:35]
200作品目の投稿詩です。今迄読んでくださった人と、これから読んでくださる人に感謝を込めて。 
6.58sec.