書くという行為を問題にするとき、いくつかの進め方が考えられる。
「なにを書くか」「どう書くか」「なぜ書くか」などなど。
これらはそれぞれ截然と独立している問題なのではなく、混淆としているのが実際の ...
雪は山を白く染めてゆく いま銀縁の壁掛け時計に蠅がとまり

文字盤を透かしたガラスの上を音もなくあるくまず12から




鉄の壁が溶ける
溶けて落ちてすべて床に染み込んだ
夕暮れだった
聖人がひとり ...
50を過ぎて
39度8分はちときつかった

もうちょいで
タンパク質は凝固するな

なぜだか
目の奥がひどく痛いし

かぜひきならば
ココアでしょう

37度代まで下がれば
ココアでし ...
仮想現実
仮想家族
 
僕等まだ
おままごと状態
 
プラスチックの人参
食ってりゃいいの
 
すべり台の上で
君の帰り待ってるよ
 
偽装現実
偽装家族
 
雑草お味噌 ...
まるで私に、
泣いてもいいよと
語りかけるように
 
雨、私に溶ける
雨、私を抱きしめる
 
晴れ待つ私を
 
 
肯定する。
ホントはずっと前から知ってたよ
だけど信じたくなかったから
現実を見たくなかったから
知らないふりしてたんだと思う

ゆっくり目を開けてみると
やっぱりあなたはいなくて
周りを見渡しても ...
「おらあ悪党だすけ、地獄の閻魔様にも嫌われてなかなかお迎えが来ねぇ」
と元気に遊びに来ては、父によくこぼしていた祖父だったが
晩年はながいこと寝たきりだった
曲がったまま固まっていた脚のせいで棺 ...
なぜ?
なに?
だれ?
どこ?
いつ?
どして?

いつもいつも
頭うずまく
5W1H
ボクをとりまくはてなの数々

なぜ?
なに?
だれ?
どこ?
いつ?
どして? ...
扉をあけると
暗がりのなかに
箱がひとつあった
急に恐ろしくなり
扉をしめた
夢からさめると
朝になっていた
母から
箱をひとつ
物置に置いてきてと言われ
扉をあけて
...
おれは
ふにゃふにゃの魂を
強靭な鞘で守る方法を
身につけたおかげで
狂うということから
とても遠いところにいるよ

そして
なんといっても自由だ
今にも背中から
翼が生えてきそう ...
「    」
それ どういう意味って
聞けばいいのに

恥ずかしがって


「    」
それ こういう意味だろうって
考えてしまうから

ビルが崩壊してしまうだよ
時間を空に ...
電線の雪ぶつ切れて落ちて来し

ポケットに凶器あたため暮れかぬる

妻を殺して帰る家 冴え返る

遺書などは無くとも二月の首縊り

シクラメン呪いは無垢なこころから
のどかな田舎道を歩いていると
温泉が昼寝をしていた
地面に寝そべって
いびきが山々の中を響かせる
その横をせっせと郵便ポストが走ってくる
汗がまぶしい
温泉は深い眠りの状態なのか
全く反 ...
春の水濁れよ神の指触れん                   ―RIOJAにて



見渡す限りの葡萄畑を歩いてゆく
そこ此処に きれいな花をつけた木が点在している
アルメンドラ!とおまえが叫んで 駆け寄って
木 ...
空からは 降りてくる
土からは 起きあがる
手をさしのべて
のびをして
あくびする
呼ぶ声にこたえる
うつくしく
わらう





                    { ...
                     ―RIOJAにて



?.

なんだかこれは
フリーメイソンみたいだ
俺達は深い地下にいる
NAVARIDASというリオハ ...
川のせせらぎを聞いている
部屋の隅で
部屋の隅を見つめて
あるいは目を開いて
焼き付ける首都の低い霧
♪歌うんだよ
 逃げまどうひとたち
 川の方にいらっしゃい
などと終日
歌いなが ...
あなたの声が聴きたい
かつて私を魅了した神秘的なあの{ルビ詩=うた}を
あなたの声を聴かせて
そしてまた私を夢の世界へ{ルビ誘=いざな}って

あなたの声は
私の梢を揺らす一陣の風
あな ...
雲の透かした月は淡く
軟らかな草木を育て

飛ぼう何処までも
間違わずに行けるなら
それこそ奇跡だ
はしゃぎすぎて血を吐いた夜は
これをあげよ
あったかいメロンスープ
どろどろと喉の奥に流れ込み
赤い胃をなでまわす

ぐるぐるまわして緑色
スプーンが溶けるまで

泣き ...
 きみの名前をおぼえた日から
 ぼくはふたつを呼んでいる


やさしさは偽らないからね

溢れても
まみれても
ささやかなすべてを
見失わないように


 疑うことは
...
生きている世界に
足跡を遺して月の影の扉をあける
小さな扉は静かに傾ぎ
永遠の世界に繋がる

旅人は僕
月の虹に立つのは君
押入れの中に詰め込まれた
古い衣類はしわしわになったまま
寒い夜にはそのまま冷えて
家で母と一緒に年を越す

滅多に開けられることのないふすま
取り出されることのない衣類
毎日開けられる ...
邪推だけれど
あなた僕が好きでしょう多分間違いないと
思うんだけどな
なんて僕は
言えません
あなたの事が好きだから。
ある日曜日
いつものように遅めの朝食をとりながら
新聞を眺めていたら
君が日本代表に招集されていた

確かに最近の君のパフォーマンスには
目を見張るものがあったけれど
(贔屓目になんか見 ...
ざわめきを聴いていた

誰か、いいえ
それよりもっと
わかりやすいものたちと
孤独を分け合って
ざわめいていた
聴いていた


つばさを諦めることで
繰り返されてゆく、
...
田舎道で話しかけられました。

「ピープル!」って言われた。

私しかいなかったから 私のことだろうと思います。

相手は トビでした。
羽をなくした鳥は
 
もう二度と
 
飛ぶことは出来ない
 
でも歩くことなら出来るわ
 
だから助けはしない
 
遠くから
 
見守ることにしたの
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加筆訂正:
眠れない/水町綜助[07/2/26 16:02]
誤字修正
9.79sec.