たぶん、ここの現役さんのなかで投稿された作品を一番読んでいるのは、ぴ@じゃないのかなと思っています。お名前を勝手に出して申し訳無いのですが、ここでの古参のおひとり、たもつさんが4187ポイント出して ... 凍えてしまえば
つもるものに
かけられる冷気にも
なれてしまって

記憶をなくしていくことだけが
自分へのやさしさ

ぬくもりにさえ 気を許さなければ
白い唇のまま 冬に 終えたのに ...
手のひらを 空へ かざそう。
瞳を軽く交わしあい、
そして、僕たちは生きていこう。

いつの日か、何処からともなく集まっていた。
他人と自分の涙で、冷たく手を染めて巡り会って。
...
さっきからわけもなく
ティースプーンで
カップの中をかき混ぜてしまう
テーブルをはさんで
向き合うアナタの輪郭がぼやける

沈黙が岩のように押さえつけるから
うつむくしかなくて
あざ笑 ...
また去年と同じ
桜が咲いたらあの公園まで歩こう
伸び過ぎた黒い髪を夜風にさらし
二人どきどきしながら、少しずつ触れ合った
そんなことを思い出しながら
この坂道を踏みしめ歩く、一歩、また一歩
...
足りない

足りない!

足りないの!!


今すぐキミを

街中から探し出して

口付けをしたい

流し込みたい

でもキミは

こんなちっぽけな街にはいない

...
しけもくを すいながら
ひがないちにち なにもせずに
すわっているのは すべての
ひみつをしって しぬことにさえ
あきてしまった ひとかもしれぬ
右耳が

キミの声で

犯される。
この世界で2人だけになれたらいいのに



笑顔で言える幼さの
無垢さと純粋さの

影に

潜む、狂気

恋してるからこそ
この世界のすべては、うまくいかない

そら ...
夜を走る、

トンネルを走る、のとは

訳が違う

わずかな光に

希望をかんじながら

涙ににじめば黒いお花畑


どんな暮らしをしているの

新聞にのるような暮らし? ...
街の明かりを

遠くに見ている

近づいては

時間のように消えてゆく

行為だけが

宇宙の計算式で積まれてゆく


ひとはどこから来て

どこへゆくのか

そこに ...
雨あかりのなかを

ふたりの足が歩いている

濡れているのは

傘だけでもなくて

ホテルに向かうしか


だれにもみとめられずに

ふたりではみたされなくて


雨あ ...
時が流れば折り返し
春を教える梅が咲く
匂いを風が染めあげて
空には花の色がつく
春を描けるこの春は
今は今しか紡げるものを

わずかばかりの若草に
蝶がひらひら飛びまわる
草から草 ...
人の流れに逆らって 夜の隅で
束の間の休暇を 弄ろう

僕達は あまりにもお互いに貪欲で それでいて
お互いを 労わりすぎるから

いつも 触れるか 触れないかで 離れてゆくけど
今日だ ...
現場、吉祥寺
マクドナルド井の頭公園店、店舗改装におけるはつり、解体作業。
ともに働くおっさんたちは寡黙だし
公園には猫や水鳥がいる
10時と3時の休憩にはそこに猫をさわりに行く
...
夢が舞う歩道橋の上で
東に浮かんだ夕陽を眺めていた

崩れた表情を整えながら
笑う君の残像に目を奪われて
僕はただあざ笑うばかり

まるで閃光の中に消え去った事実のように
...
たぶん僕はずっと幻を見ていたんだ
他人同士が仲良く集まって
微笑んで喋っているその内側で
交錯する真の思いを見抜けずに
見えない糸で操られた世界
そう僕はマリオネット

幻の ...
認めて 拒絶して
理解して 批判して
感情のままに人は生きている。
機械ではない証拠。
生きている証拠。
誰かからの批判も受け入れたら良い。
受け流したら良い。
自分の感情を見つめると良 ...
エアー、夏のように
薄い服を着たあなたが
少し口を開けて
世界とつながっている
あなたの唇も手も皺に慣れましたね
前より縮んで
それでもまだ懐かしい

エアー、吸えるものは
たくさん ...
消せない想いが今もある
消せない記憶がいつもある
消せないメールがいくつもあって
どんなに消そうと思っても
やっぱり消したくなくなって


あなたが私を忘れても
悲しいけれど
か ...
ピクルスはお入れになりますか。
何にといってハンバーガーにでございます。
ハンバーガーを注文されてないと申されましても
そのことがピクルスを入れるかどうかを尋ねることを
妨げるものとは思えませ ...
日差し
西側に深く傾いて
水平線の手前
あの焦燥の中で
握る掌は粘って
開くことを引き止めた
私はその時反対側の手で
スカートの裾 
飛沫が掛かるほどに
石を投げ込んで
あかねを表 ...
俺はきっと幸せ者なんだ
色んな物を失っても
生きていられる
失う物すらない人間が
死んでいくよりは
ずっと幸せなんだ

だから
壊れちゃいない
まだ壊されちゃいない
俺が生 ...
カフェラテの香りと、
タバコの臭いと。
ほのかな緊張感。

シックな店内と、
イヤホンから流れるHipHop。
隣のスーツのおじさん。

壁を向かいにして、
誰かと目が合うかな。 ...
素足のまま

駆け出した

貴方の 聲 だけ

鮮明に

思い出して

思い出して



朱く

淡い

空色は

もう 幾らも

待っては くれない から

闇が くる 前に

遠く とおく

...
世界中に爆発音が響き渡るよ
僕らの背中を押す夕日が泣いている
僕らの帰る場所は
粉々に砕け散って
あの夕日に突き刺さってるんだ

雨が降るよ
雨が降るよ
僕らの生まれた一 ...
どんなに美しい一瞬も
どんなに醜い一瞬も
ただ通り過ぎていく
戻っては来ない

どれほどの喜び
どれほどの悲しみ

心の中に何を残そうとも
もう戻っては来ない


むーん、むやーん、る・る・るん

さかんに どうぐをとって とったてで そらにかかげる

やあ! やあ! やあ!

さあ せかい! これからが おまえとのたたかいだ
し ...
少し考えればわかりそーなことは
少し考えてもわからなかったことで
それにしてもアレがなんだったのか
いま考えてもさっぱりわからない

ささやかな疑問の数々を
シドニー発ホノルル行き航空便の ...
うちの体重計はくまのプーさん
いい子だけれど
ときどきうそをつくのが玉にキズ

おもた〜いためいき
つかずにいる朝

かかってこない電話
待ってる真夜中

トイレの出口で
そおっ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
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