春の花を見つける
忘れないように匂いを嗅ぐ
きっとこの花が
私を飾る
だから忘れないように
匂いを嗅ぐ

夏の果実をかじる
熟す時期を覚えておく
きっと私が最期に食す ...
そういや桜の季節ってあったな
夜中でもぼーっと光ってるあれ
雨だとざーっと流れるあれ

そういや
ずっと昔じいさんに会った
俺の墓標を見て桜の樹だと言いやがった

ちょっと待てじいさん ...
無限級数を終わりまで数えるように
世の中の果ては
終わり無く続いていく

いつだって
終わりの無い物だと
考えていた

逆算するように
正解は
必ずイコールで結ばれていると
考え ...
ぼくらは たがいに
記号に すぎないと
了解しあった あの場所で
待っています なんどでも
そこから はじめましょう
100年たったら、会いにいきます。
その日まで、私は、ここで生きて行きます。

私は、とても不器用な人間ですが
胸に、いつも問いかけ続けているのです。
まだ、私には ここで
でき ...
初めて 貴方の部屋に 入りました。

散らばったディスク

書きかけのレポート

主を待つぬいぐるみ

埃を被ったパソコン

友達から借りた漫画

私に返し忘れた小説

無 ...
あんた、何がしたいん



その一言が怖いねん。



あんたを信用したいねん
あんたを愛してみたいねん
手を、伸ばしてみたいねん


でもな、そんな簡単な事も怖がってしまう ...
午前九時の朝食 平日の明るさが眼に沁みる
窓の向こう 物憂げに歩く人々


 働いてんだなあ


ホントにしたいことと重ねて 胡坐ばかりかいてる毎日
カタチないものに逃げて リアルを語 ...
君が 泣かないように

君が 悲しまないように

君が 苦しくないように

僕は 祈るだけ。

浮気 してもいいんだよ。

別れ 告げてもいいんだよ。

我慢 しなくていいよ。 ...
 彼女は意識が戻らないままだった
 季節は夏を通り越して秋になっていた
 生き物達は冬に備えて食料を蓄え
 永い眠りに就く準備をしていた
 僕は情緒不安定になっていた
 彼女のことを思う度
...
君がこの世に存在しなくなってから
今日で四年になります

朝、起きて 静かに静かに
君が横たわっていた場所にたたずんでみる

二月とは云え 雪も降る
あの日もとても寒かったよね


...
あいつは愛情を 貰える日

あの娘は勇気を 貰える日
いくら手を伸ばしても
空をつかむことはできない

いくら手を伸ばしても
水をつかむことはできない

あなたの描いた夢は
姿や形はないけれど

精一杯 手を伸ばせば
つかむことができ ...
家に帰ると門が壊れていた
妻と娘が代わりに立っていた
家の中では妻の短大時代の
同級生だった山本さんがいて
食事の準備をしていた
十年ぶりですね、と言って笑った
煮物の味見をしてあげた
...
花の咲いた間だけ
とげに触れぬように

見張るように透明なコップに
移し変えたのは

空の下で枯れるすべての事から
逃げるためですか
守るためですか

とげよりもおそろしい指で
...
何も見えなくていい
だから
闇色の世界に連れて行って

偽善で塗り固められた笑顔も
狂い咲く愛の花も
想いで出来た幻想も

全て壊れて
消えて
無くなってしまえばいい

貴女の ...
わたしの妻は冷たい。
どれぐらい冷たいのかというと、
夜中に妻の躯の冷たさで、
飛び起きてしまうほどである。
そんなとき妻に触れていたわたしの部分は、
軽い凍 ...
心の中で瞬く星
誰でも一つは持っている

晴れたり曇ったりで
見え隠れするけれど
ちゃんと心の中で煌いている

心が闇に包まれ不安になった時
その星は姿を現し仄かに光る

心の中の ...
鋭いペンでメモすることを怠けて
けさ見た夢を 忘れてしまった
と この 夢を忘れたことも 忘れてしまわないように
いま 空色のペンで書いている

けさ見た夢だけでなく もっと色々なことを忘れ ...
     仏陀に教えを説く


「そらそうだよ
あんちゃん
そんなことやったってなんにもなりゃしないさ
腹が減るだけよ
腹が減って、な
そのうち痛くなってくるんだよな
腹が、な
も ...
もっともっと
描きこみたい

もっともっと
近づきたい
どこまで行くかな。

どこに行きたい?

外してあげようか。

僕たちみたいに。
下弦の月
空に星

静かに見上げる
この窓の憂鬱に
暗闇は満ちる潮

夕焼けは あの約束

長い沈黙
昼から 読み続けた 本

見上げれば 夕闇 押し寄せ
スタンドに灯

...
ねえお金をちょうだいよ
あのヴェルサスのワンピースが欲しいのよ
私をもっと綺麗に飾り立ててくれそうでしょう
ねえもっとお金が欲しいのよ
この肌を美しく保つためには
あの高価なコスメティックス ...
それはかなしいことだけれど
わたしたちは
ひとつになんかなれません
べつべつのからだのなかに
べつべつのかなしみがあるの

それはかなしいことだけれど
わたしたちは
いたみをわかちあえ ...
一瞬で恋に落ちたりこの歳までときめき知らず生きて来し吾が 海を見にゆこう
大きな風車が回っている
いくつもいくつも回ってる
海は光っている
風も光っている

山の神社に守られて
音はあるけど
音がない
そこから陽が放たれる

海を見にゆ ...
うなだれた湯船に乗って対岸へと渡ると
おもむろに湯を三度かぶり
最初はシャンプーと決めてある

目をいつまで開けていられるかという挑戦をいまだ続けつつ
怒られた記憶を引き出そうとして ...
今日も この 時やってきて

僕は両手 を失ったので

家にかえった

次に耳 を失ったので 

僕は夕食の シチューとサラダを食べた

そして両足を 失ったので

僕は ベッ ...
この硬い道には
菜の花など咲かない
けれど
その種までもないと
ほんとうにここにないと
誰が言えよう


それが
ありきたりに書かれた詩だけのことと
誰が言えよう



...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
四季の森なかがわひろ...自由詩12*07/2/4 22:55
サナギ自由詩3*07/2/4 22:53
limねなぎ未詩・独白007/2/4 22:46
そろもん(スタートポイントの話)みつべえ自由詩1007/2/4 22:17
「everlasting blue」和 路流(N...自由詩0*07/2/4 22:10
受け入れたくないのです。Anima自由詩0*07/2/4 22:09
泣き声ことは未詩・独白3*07/2/4 22:08
いつだっていい成澤 和樹自由詩307/2/4 22:03
君は怒るかな?Anima自由詩2*07/2/4 21:58
君の街まで桜色のバスに乗って〜2004年秋〜はじめ自由詩5*07/2/4 21:42
生きて朽木 裕自由詩4*07/2/4 21:29
2月14日むむ自由詩207/2/4 21:29
あなたの明日へ鼈甲自由詩1*07/2/4 21:25
たもつ自由詩1307/2/4 20:55
きっと いつまでも砂木自由詩20*07/2/4 20:42
狂い愛心自由詩3*07/2/4 20:20
「 つめたくて。 」PULL.自由詩10*07/2/4 20:17
ajisai自由詩3*07/2/4 19:48
どこかのあなたへの手紙ゼロスケ自由詩3*07/2/4 19:46
仏陀に教えを説くふくだわらま...自由詩107/2/4 19:17
雑草その後weed &...携帯写真+...1*07/2/4 19:04
見えない鎖。狠志携帯写真+...207/2/4 19:03
時間にアハウ自由詩4*07/2/4 18:48
お金をちょうだい九谷夏紀自由詩5*07/2/4 17:50
それはかなしいことだけれどふぁんバーバ...自由詩12*07/2/4 17:48
病棟の恋(2)愛穂短歌407/2/4 17:25
海を見にゆこうぽえむ君自由詩8*07/2/4 16:52
対岸の人七味とうがら...自由詩6*07/2/4 16:03
闇の中ひとし自由詩107/2/4 14:16
菜の花など咲かないフユナ未詩・独白507/2/4 14:06

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