通気口から地獄の呻き声が聞こえてきた
僕はいつもそれを聞くと心が砕かれる
頭は混乱して呻き声が通気口から耳許に移って永遠と苦しめ続ける
僕はこの詩を書いて身を浄化させるつもりだ
僕 ...
夢を見て飛び起きた
ビル群に花火の光と影が飛び散っていた
今日は年に一度の花火大会だ
同じように地上に大輪を咲かせている観覧車
光り輝いて点滅したり色彩を多様に鮮やかに変化させてい ...
いつの間にか変な癖が付いてたんだ
あの人が手を挙げるだけなのに
僕は頭を庇うように手で隠れるような
そんな仕草を反射的にしてしまう
どうしてだろう?
ううん、判ってる
ごめんなさい
伝えたい
言葉の先に
飛び出たみたいに
嘘が付く
素直さに
後ろを向いて
泣いていた
あなたじゃなくちゃ
駄目だった
くだらない
意 ...
イディオとサヴァンは瓜二つ
それもそのはず 種ひとつ
フィリアとフォビアも瓜二つ
それもそのはず 花ひとつ
イディオとサヴァンは
フィリアとフォビアとめでたく結婚
だけ ...
迷走した夜明けが今日に辿り着いた
しまい忘れた記憶が日に焼かれ
過去になりきれなければ後悔になる
朱の刻
その頃眠りにつくのがいい
闇と格闘した疲れを明るく癒す ...
夜のように黒いギター
男の心は弦のように震えている
お前を求める狂おしさに
かき鳴らす指は赤い血でにじんだ
男の心は届いているか
男の歌はお前に響いているか
闇のように黒いギター
...
教室の隅で林檎かじってた
ただ眺めてた
いじめられてる田中君
授業崩壊
泣いてる山口先生
僕には関係ない
教室の隅で林檎かじってた
陰湿噂話
流行りのファッション
飼ってる犬が ...
ダイヤル式、赤の公衆電話
バーの片隅に隠れるようにあった
この電話って使えるわけ?
マスターはゆっくり頷いた
つい懐かしくてコインを落とした
手は勝手にダイヤルを手際よく回す
この ...
ぼくは大きな釜に出会った
冷たい緑色の海で
コロシアムのような釜の内側では
みんなが僕を待っているような気がした
釜の中へ
...
俺の片目は何時も赤いけれど
何故か知ってるかい?
兎みたいに
寂しいと死んじゃうんだ
知ってたかい?
と言うと
君は心底可笑しそうに笑って
それじゃあ
鏡の中に映るあなた ...
珈琲一杯
一気に飲み干した
星を見るために
君に逢うために
海で待ち合わせ
時計は午前0時
あと1時間何をしようか
とりあえず
君が来た時のこと
ゆっくり考えて待つよ
不思 ...
こんにちは こんばんは おやすみなさい
おはよう
そんな 挨拶が 日常になって 僕達は
そんな 挨拶を 当たり前に 思ってしまうけど
本当の 本当は
君と そんな挨拶を ...
待っていたものが
いつだって
くるわけじゃない
何かを失って
きっと ぼくらは 何かを得るのだろう
君が僕をふって
ずっと、友達
あてもない権利だけど
手に ...
ついに定規は曲がった
まっすぐにしか使われない自分が
悲しくなったという
まっすぐに測れるものなんて
世の中のほんのわずかしかない
そう思ったらしい
もっと柔軟のある生き方を求めて
現実 ...
無理して話そうとしなくていいよ
涙の跡がすべてを物語っている
そんな君に教えてあげるよ
スキップで街を歩く方法を
一日目
まずは思い切り泣こう
溜まったものを全部吐き出そう ...
風が落ちた音がしたので
私の目は窓をみました
窓には装飾が施されていて
モザイク調の風が白く見えました
白く見えた風は
ただの空のかたまりでした
かたまりはしばらく白色になると ...
目覚めれば夢で聞いてた雨の音
春うららんこっそりスキップしたりして
マーガレット雨の日だって上を向く
一粒のイヌフグリ咲く浅い春
明け方の寝顔の奥に春の ...
どんなに近くても
どんなに近づいても
あなたとわたしは別の人
けっして同じ人にはなれない
一人は独り
さみしくてもかなしくても一人
うれしくてもたのしくても独り
ちぎって分けあうこと ...
生きるか
死ぬかは
誰にも
決められない
自分でも
寿命で死ぬ
病気で死ぬ
他殺で死ぬ
自殺で死ぬとしても
それが
『運命』
自分で
決めたつもりでも
それは違う
『運命』 ...
ハンマーが叩くその音の色は
いろいろな色が封じ込められ
厳選された白と黒の二つの色
明るい黒からくらい白までを
全速力で駆け抜けそして戻り
死に物狂いの手首の先の方を
下目で見下ろし煙草を ...
住宅街を
奥へ奥へと
入っていくと
だんだん足が浮いてくる
足をつこうとして
何度も何度も足踏みしながら
歩いていくのだけれど
なんだかおかしいな
どこが自分の家なのか
本当はよくわ ...
わたしの脳に誰かがベジェ曲線を描いている。
そう、これからわたしは胡桃になるのである。
幾重にも曲線が描かれ、その細い糸はわたしの想像を拘束する。
リターン 。 …120度 。
リターン ...
死にたがりのハレンチは遠い夢
感覚も感触も陥落して
ただただ、ないているのです
途切れさせないための夢に夢を見て
鳴いているのは彼
泣いているのは誰
...
愛してるがとまらない時
そっと胸に手を当て
想いを抱きしめる
愛おしくて 愛おしくて
たまらなく触れたくなる
あなたの髪をなで
頬に肩に
踊る指先であなたを感じと ...
幸せだと感じるとき
そのかげにある
幾つもの悲しみを思う
忘れているわけではないよと
悲しみたちに告げる
幾つもの悲しみの上にある
一つの小さな幸せ
そのことをいつも
忘れない私 ...
何のとりえもない
こんな僕をどうして好きになったの?
「気がついたら好きになってたんだよ それだけ。」
彼女はそう言って 恥ずかしそうに笑った。
抱きしめずにはいられな ...
余裕のない毎日の ほんの一瞬を
君といられる幸せ
わたくしは、
そ知らぬ仕種で
かおる紅茶をなめる。
風に頁がめくれようとも
見果てぬ大空が翻ろうとも
わたくしは、
そ知らぬ
今日に
ほころび
いつかあえる
光子の微笑む
丘の上 ...
そのモデルには
頭がなかった
世の中には
頭の中身がないモデルは
たくさんいるのだが
頭がないモデルは
史上はじめてだった
国内外のデザイナーたちは
頭のないモデルを
自らの ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
地獄の声
はじめ
自由詩
1*
07/2/27 17:09
大花火
〃
自由詩
1*
07/2/27 17:08
忘れたけど
AKiHiC...
自由詩
2
07/2/27 16:55
だからきっと、届かない
蓮未
自由詩
4*
07/2/27 16:18
*イディオとサヴァンとフィリアとフォビア*
知風
自由詩
1
07/2/27 16:03
「毎日が違う目覚めなら」 (青年詩片)
ベンジャミン
自由詩
4*
07/2/27 15:03
黒いギター
石瀬琳々
自由詩
16*
07/2/27 14:55
単独視
倉持 雛
自由詩
2
07/2/27 14:40
電話
vi
未詩・独白
5*
07/2/27 14:32
海で
ポッケ
未詩・独白
2*
07/2/27 12:55
青、紫、明け方の、匂い
虹村 凌
自由詩
9*
07/2/27 12:25
珈琲
美月朱恋
自由詩
4*
07/2/27 12:25
anytime anyday
ウデラコウ
自由詩
2*
07/2/27 12:14
クラウン
くるす.wh...
自由詩
1*
07/2/27 12:11
曲がった定規
ぽえむ君
自由詩
49*
07/2/27 11:39
三日後
1486 1...
自由詩
4*
07/2/27 11:31
連想カーテン
ふく
自由詩
4
07/2/27 11:30
春うららん
七子
俳句
3
07/2/27 11:04
ひとり、一つ
詠乃
自由詩
2
07/2/27 10:49
運命の歯車
春日 凌我
自由詩
0
07/2/27 10:41
ハンマーが叩くその音の色は
Six
未詩・独白
7
07/2/27 10:09
住宅街を奥へ
チアーヌ
自由詩
4
07/2/27 9:53
可能世界と現実世界
和泉蘆花
自由詩
1
07/2/27 9:43
あなたはほんとうはいつだってひつようなのですよと
R
自由詩
3
07/2/27 9:42
同じ想い
空 春色
自由詩
1*
07/2/27 9:37
小さな幸せ
weed &...
携帯写真+...
5*
07/2/27 9:31
君が好き。
空 春色
自由詩
2*
07/2/27 9:29
愛コンタクト
〃
自由詩
0
07/2/27 9:21
月とあおい春
こしごえ
自由詩
16*
07/2/27 9:19
頭のないモデル
シリ・カゲル
自由詩
1*
07/2/27 8:41
5775
5776
5777
5778
5779
5780
5781
5782
5783
5784
5785
5786
5787
5788
5789
5790
5791
5792
5793
5794
5795
5796
5797
5798
5799
5800
5801
5802
5803
5804
5805
5806
5807
5808
5809
5810
5811
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5815
8.58sec.