はじめて
青い本の表紙に
CHOPIN
という文字を見いだしたとき
その下にショパンという名前を確認したとき
華やかな、うわずったような気もちが、
早く弾きたいという、せっつかれるような気 ...
無言にて薔薇一枚を差出され
祈りの如きさまに受け取る
抱え持つ洗濯物の子のズボン
ポケットに鳴るは はだか銭らし
かきつばた あやめか しょうぶと論じつつ
床几に寄りて賑はふ ...
平助は重苦しい空気をひしひしと感じながら、発言を続けていた。
こういった問題の検討について倫理的な側面ばかりでなく、生物学的社会的なアプローチが必要だということを、平助は執拗に説明しようと試みた ...
べたつく夜の
触れたくない君の
肌に透き通る
3つめの目を見た
けだるい夜の
触れられたくない僕の
心をすり抜ける
君の吐息を聞いた
壊れそうな僕たちの
指先に伝わる体温の
...
当たり前の夜に
悪い事はしてしまう。
外に放り出された
気持ちが歩き出している。
横を通る車に
私の体がふやけて
地面に抜け殻を作る。
蛾が群がって、街灯 ...
ゆるい鎖にずっと 繋がれていたい
それを愛と思っていたい 思い違いでもいい
だから気づかないフリでごまかす
なににも帰属していないことに それでもまだ
気づ ...
まあ、炭酸でも飲みなさい。
そんな堅苦しいこと言って
論理矛盾が許せないとか
知性が霧散していくとか
考えなくていいから
まあ、炭酸でも飲みなさい。
まあ、炭酸でも飲みなさい。
そん ...
それから百年後心は平和になり
あなたはまた洗濯物を畳みだした
だからもういいと思っておきたい
まっくらな子供部屋で
チカチカと色を変えて呼んでいる
淋しい映画を今夜は取り出す
黒いシフォンのスカートも
全部脱ぎ捨てて毛布に包まって
甘く馨った果実が
酒樽の底に沈んで眠った
...
なんだかいつも
青い空だったような気がする
手を合わせる人の横で
小さな子が
走りまわっていたような気がする
遠くから
懐かしい歌が聞こえてきて
それはもう当たり前のことのよ ...
空が段々と綺麗になってきました。
夏です。
気分もカラッとしなきゃ、
ですね。
生きてくのって本当に恐いよ
これ以上恐いことない
死ぬより恐いことかもね
でも 生まれてきた以上
死ぬまで生きていかなきゃいけないんだ
それがもしかして
最大の宿命?
でもね
生き ...
青すぎる空はこんなにも哀しい
なぜ
高すぎる空はこんなにも苦しい
なぜ
血を流し続ける傷口に
陽が容赦なく突き刺さる
剥き出しのこころに
熱風がひりひりと沁みる ...
ペロペロペロ
だって女の子だもの
みだしなみに気を配るのは
当たり前じゃない
探し物をしていたら
押入れの奥から出てきた
学生時代のルーズリーフ
こんなものがこんなところに
物理のノートだろうか
数式やらグラフやら
長々とした漢字による専門用語やら
今では何が書か ...
残念ながら
愛はもうどこにもないので
地球外生物を探しに
旅に出るしかないのかもしれません
地球外生物にはきっと愛がある
地球内生物には愛なんかない
いくらひび割れた心をくっつけようとした ...
そこに時間があれば一服
そこに空があれば一服
そこにたばこがあれば一服
吸える範囲は狭くなる一方だけど
そこに自分の場所を見つけてはまた一服
白いあじさいは天使の繭
喜びのうちに生まれるので
雨を涙だとは思わない
ちいさな雨粒は
神様のみ言葉
あの時
あの瞬間に
なんで僕は
たたずんでいたのだろう
世界は半透明に
まるで水あめのよう
どろっとして
ぬちゃっとして
生暖かく
...
あなたは眠っていて
わたしは目覚めていました
あなたは眠っていて
その間
眠っている夢をみるといいます
わたしは目覚めている間
ずっとあなたのそばを離れて
あなたが眠る夢から
...
ワンルームほくろを薄くして眠る
はみだした生命線をツッタカター
葉が風を揺らしているよいつもいつも
夢の中で殺された者は息を吹き返さない
今まで原因不明の病気と言われ死んでいった者達の原因は夢にあった
夢の中で死ぬことを夢死と呼ぶ 人々はいつ夢の中で殺されるか分からない だからいつもビクビ ...
きょうは
雪が降った、
とうそをつくと
泣くひとがあるので
つきません
泣くひとが森のなかで
雪の結晶をみつけて
みせびらかしたとしても
その雪の結晶には
...
月が後ろから見てる。
前から見てくれないとヤダッ!
と、ワガママに言ってみる。
声、聞きたかったな・・・。
あなたと反対の空には
星がきれいに
私の ...
夜の闇に雪が舞う
灯りなどないのに
冷たい光を
放ちながら
風に踊り雪が舞う
風音に混じり
高く悲しく泣く声が私の凍えた耳に届くのだ
しばれた体を
引きずるように
声の主 ...
私は小学生の頃は母の影響でミヒャエル・エンデや宮沢賢治、ゲド戦記、そういったものをずいぶんと読みました。拙作「さそりの心臓」は宮沢賢治の銀河鉄道の夜の影響を多大にうけたものであり、また私のつたない詩群 ...
小さな埠頭に飾られた
裸婦像のデッサンは
優しい夜を映していて
僕はそれを見るのが好きだった
そのデッサンには
味のしない名前がついていて
僕が生まれてから死ぬまでの間に
たった三人 ...
幸せなのに苦しい・・・
全部わかってたつもりなのに、苦しい・・・
自分で選んだ道じゃないか!
何度もそう自分に言い聞かすけど、
でも、胸の奥が痛くて、寂しくて、涙が止まらなくて・・・
...
息が苦しいと思った。
とても。
決して首に結んでるリボンのせいでは、ない。
ほんとに苦しいなら、立ち止まればいいのに
あたしは立ち止まらない。
きっと立ち止まっ ...
秋の風 初夏の中にも 混じり居り
秋来れば ちいさき 虫達 喜びて
秋茄子に ブラジル 生まれの かぶとむし
かぶと虫 卵を いだき 土の中
みみずはね 土を 耕し 活き ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ショパンとあなた
美砂
未詩・独白
4*
07/6/25 22:01
24P 「短歌2」より
むさこ
短歌
7*
07/6/25 21:57
白いタルタルソースの伝説(1/2)
hon
散文(批評...
1
07/6/25 21:56
36.5℃
ゆうと
自由詩
2*
07/6/25 21:12
吹く
飴森
自由詩
0
07/6/25 21:12
つながり
まりも
自由詩
1*
07/6/25 21:03
炭酸サバイバル
ブルース瀬戸...
自由詩
4*
07/6/25 20:31
その後
ロカニクス
自由詩
4+*
07/6/25 19:22
淋しい映画
かのこ
自由詩
6
07/6/25 18:49
かりゆしウェア
AB(なかほ...
自由詩
5*
07/6/25 17:24
夏空、キモチ。
狠志
携帯写真+...
5
07/6/25 17:22
ひとつだけ
愛穂
未詩・独白
4
07/6/25 17:16
夏空
あずみの
自由詩
3
07/6/25 17:00
けづくろい
OLGA
携帯写真+...
1*
07/6/25 15:53
思い出ルーズリーフ
ぽえむ君
自由詩
11*
07/6/25 15:37
地球内生物へのメッセージ
チアーヌ
自由詩
5
07/6/25 14:50
そこに
ponjir...
携帯写真+...
2
07/6/25 13:28
白いあじさい
曠野
未詩・独白
3
07/6/25 13:26
孤独
kei99
自由詩
0
07/6/25 13:08
眠るさざ波の間で
ネクタイ
自由詩
0
07/6/25 13:01
朝日が夕焼けのむなぐらつかんで言った「沈んでんぢゃねーよ」な ...
しみまん
川柳
1*
07/6/25 12:23
夢の思想
円谷一
散文(批評...
1*
07/6/25 10:52
こもり
貝だったらど...
自由詩
4
07/6/25 9:46
半分の月夜
空 春色
自由詩
2*
07/6/25 9:38
悪夢
彌月
自由詩
2*
07/6/25 9:34
銀河鉄道の旅1
ワタナベ
散文(批評...
3*
07/6/25 9:24
痣
おるふぇ
自由詩
8
07/6/25 8:59
頭の中の自分と胸の奥の自分
ゆずっこ
自由詩
1
07/6/25 8:54
透明の存在
すみれ
自由詩
0
07/6/25 8:39
生体実験 。
すぬかんなが...
俳句
0*
07/6/25 7:44
5435
5436
5437
5438
5439
5440
5441
5442
5443
5444
5445
5446
5447
5448
5449
5450
5451
5452
5453
5454
5455
5456
5457
5458
5459
5460
5461
5462
5463
5464
5465
5466
5467
5468
5469
5470
5471
5472
5473
5474
5475
加筆訂正:
あまのがわ
/
前田ふむふむ
[07/6/25 15:21]
加筆訂正
あまのがわ
/
前田ふむふむ
[07/6/25 15:20]
加筆訂正
ちょびっとおとなしめな感じの川柳
/
しみまん
[07/6/25 12:14]
いろいろちょっとかえた
7.1sec.