あった方がよかったのか
なかった方がよかったのか
考えはじめると夜を越えてしまって
ますますひどい顔になる

手と足があって
布団の中でいつまでも冷えている
眠気を待ちながらすりあわせて ...
生きることを拒むには
この場所は少し寂しすぎて
僕は死ぬことに
ほんの少しだけ恐怖を憶えた

喜びと哀しみと
憂いと切なさと
そして怒りや嘆きの類さえも
此処ではそんなものでさえ無益で ...
雨をふくんだ地面が
静かに沸騰して
おいしいものが
出来上がるそこを
夜明けを待たずに
ぬかるみながら歩く
無意味を信じて
無意味な逃避をして
正しいつもりになって
砦の先はるか遠く ...
雨が世界を 洗い流す間だけ

全てが僕達から 目を逸らすから

君の手と 僕の手の間に
一滴の雨粒さえ 入り込まないように
強く 握り合ったら

落下を始める あの曇天を突き破って
...
電車
向かい合って座るくらいなら


タバコの煙交換するくらいなら

いくらだっている
人の中

一番いっぱいの
感情投げつけた
あなた

離れること
あれば

あた ...
男女が裸でまぐわう姿 みだらにうなだれる姿 下着一丁または全裸
そんなものに興味はない
全てにおいて 少女 というエッセンスが加われば
服を着ていようが座っていようが眠っていようが何をしていよう ...
自分の

感情 

琴線

心 

精神

品格

情緒



本心

感性

気分



感動

そして



本質

真実
...
億万彼方の果ての果て
君に伝えたい言葉を
運んできたんだ


とっさに掴んで来てしまって
言葉を選ぶことはできなかった

でも握りしめた言葉は
朝焼けの太陽の様に
きらきらと輝いて ...
変わらなことへの怒り

やり場がないから丸めて食べた。

ちっともおいしくなくて

涙がポロポロでたんだ。










氷を3つ浮かべたグリーンティ

涙 ...
夜空の真ん中に浮かぶ月のように、きれいな顔。

ちいさくて
ちいさくて
ちいさくて
ちいさくて
ちいさくて

死んでるの?ほんとうに?
写真を見なかったら、記憶とは重ならなかった。
...
何かが暴走しようとして
何かがそれをなだめて
何気なさを装った
毎日が過ぎてゆく

心の内の葛藤は誰の目にも触れない。

何気なく装われた
世間用のその人を見て
問題のない幸せを想像 ...
死によって別れるいがい

ひとと別れるとは

公共と自我の

ぶつかりあいいがいない


別れたひとからメールがくる

手術まえの胸を

目で、指で、記憶しに来てくれ

...
                   一
 
 どことなくうすぼけたひかりのてらす、砂浜だった。
 ここには、風のふくけはいがない。うち寄せる波もない内海がひろがる。海は、あるいは死んでいるかの ...
もめて

盛り上がって

四人の女とそんなことしてる


六月の太い風が

熱をはらむ

公共と自我の

相克がはじまる


もめて

盛り上がって

四人の女 ...
愛し君の面影は
絶えず目蓋の裏に
笑顔のままに時をとめ

溢るる想い出は
柔らかき棘と
甘き疼きを伴って

遠く滲む記憶の端より
はらはらと溶けて
やがて淡く淡く ...
なにかが しきりに
こぼれる
鈴のように
銀のように
ふるえる 天窓
大系化された知識
たとえばヘーゲルの国家
シュタイナーのファンタジー宇宙論
たとえばテレビゲーム

巨大な大系は荘厳された城
法則 ルールを知っていれば
いつまででも 泳げる
囲われた ...
The world owes me nothing. I didn't ask for beauty and I wasn't expecting it. But there it ... とぐろを巻いている。 ため息だって

出るときゃ出る



愚痴だって

出るときゃ出る



涙だって

出るときゃ出る



人間だもの

出るもんは出る


...
おりのそとには あおいもりだわ

はだしであるく みずごけのうえ

うでよりほそい おがわがあって

あたまくらいの うえきもあったよ

むせるほどの きいろいひかりに

ふらつく ...
君とふたりで並走
自転車で並走
笑いながら
たったふたりでの並走を
僕はずっと夢見てたけど

きっとその夢 ずっと叶わないね

バイバイ 僕の自転車は
夕暮れの
スモッ ...
朝露を
含みて光る
横顔に
心奪われ
夢に旅立つ
白い粒が膨らむ 弾けて落ちる 鈍くハネル

 -ポップコーンの散らばった並木道

白い粒が膨らむ 弾けて落ちる 鈍くハネル

 -ソーダ水のつぶれる気泡みたいに

白い粒が膨らむ 弾け ...
 夏が玄関口まで来てベルを鳴らした
 
  こんにちは、私、夏と言うものです!

 元気一杯の挨拶
 その声だけで俺をいらつかせた

  帰ってください!
  間に合っています!
...
靴をはくくらい自然に恋ができたら良いのに、と思う。
たとえば右と左を間違えた、と言い訳ができる。
きのう雨で濡れてたんだって思いだせる。
今日は見栄を張りたいと自覚できる。

もう少し大人び ...
祝福のことばには
飾りたがりの
性分があり

僕はまだ
あこがれの盛り


 あなたの階段が
 あたらしくなった日も

 僕は
 初夏の匂いだっただろう

 あいも ...
うずくまる腕に ひざこぞう、ふたつ
私の体に わんぱく坊主が 
ふたり

そっと「膝小僧…」って 呼びかけると
ひとりだけじゃあないことに ふと きずいたよ

どこかになにかを預けて い ...
はじめて
デパートへ行った日曜日

父は紳士服売場で
ジャック・ニクラウスになる
母は婦人服売場で
エリザベス女王になる
兄はスポーツ用品売場で
王貞治になる
姉はレコード売場で
...
己の甘い詩に
石をなげろ!
どうせ壊れやしないのだから
石を投げろ!
血なんて流れっこないけれど
いしをなげろ!
石に罪はない
石は投げられるためにあるんじゃない
投げるのは意思だ
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
眠れない夜なんて本当は無いのに自由詩307/7/1 23:44
寂寥智鶴自由詩1*07/7/1 23:42
キッチン小川 葉自由詩407/7/1 23:31
ニワカアメウデラコウ自由詩3*07/7/1 23:13
最後には 帰りますつちやしほ自由詩507/7/1 23:04
性癖Itha散文(批評...1*07/7/1 22:48
dont make yourself fake相良ゆう未詩・独白107/7/1 22:46
【____】赤月 要自由詩107/7/1 22:33
*あやまち*ちと自由詩2*07/7/1 22:26
おじいちゃん散文(批評...2*07/7/1 22:24
仮面行列美琴自由詩207/7/1 22:20
別れたひとから吉岡ペペロ自由詩307/7/1 21:40
夏の骨今唯ケンタロ...自由詩7+*07/7/1 21:00
相克吉岡ペペロ自由詩107/7/1 20:58
君ありて幸せあずみの自由詩607/7/1 20:54
そろもん(啓示の話)みつべえ自由詩607/7/1 20:43
自分でありたい〜創造の掟アハウ自由詩307/7/1 20:40
愛して水在らあらあ自由詩19*07/7/1 20:30
都会吉岡孝次自由詩007/7/1 20:05
出るときゃ出るむむ自由詩107/7/1 19:46
深い森に埋没する少女Itha自由詩6*07/7/1 19:11
夕暮れの並走楓川スピカ自由詩2*07/7/1 19:00
朝顔秋桜短歌7*07/7/1 18:05
ポップコーンの木未詩・独白5*07/7/1 18:02
訪問山崎 風雅自由詩507/7/1 17:42
つたう吉原 麻自由詩807/7/1 16:39
未完成千波 一也自由詩14*07/7/1 16:22
膝小僧たちの歌るるりら自由詩907/7/1 15:55
デパート小川 葉自由詩207/7/1 15:43
アマル・シャ...自由詩207/7/1 13:29

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加筆訂正:
雨をつなぐ/さくらほ[07/7/1 23:17]
文章いろいろ入れ替え
停泊する夏/前田ふむふむ[07/7/1 23:16]
若干の修正、推敲しました、
吉符入り 〜祇園祭が始まるよ/北大路京介[07/7/1 18:58]
写る → 映る
5.41sec.