俺は無理をし過ぎた
廃人寸前までいった
太陽を見つめてイカれてしまった
友達はかかしんぼう
ただ、壁の一点を見つめていた
たばこを買いにいくだけが
俺にできること
モ ...
君がこぼした言葉の数の、
その全部が知りたい
君がこぼした言葉の数の、
その真相が知りたい
君がこぼした言葉の数に、
僕は入っていたのかな
君がこぼした言葉の数に、
僕は入っていない ...
流れていくのは
いつも昔のもので
西でギラリと
湾を満たすものは
せめて夕日に
清らかに染まろうとする
夜の寒さなど
思うこともなくながめていた
港を出て行く
貨物船の短いマス ...
黒い独楽に心臓を奪い去られた街が
朝を待っている
メダリオンを施された靴が
血と土を踏みしめ
骨ばった指の先が
染みのついた君の前歯に触れる
君はいろいろなところに穴が開いてい ...
空にある月が
まんまるで
とっても綺麗だったから
撮ってみたんだ
だけどまんまるで大きな月は写らない
今ある月はこんなにも綺麗なのに
雨をつなぐ
今日の空と明日の地を結ぶ
季節が駆け足で巡ろうとしているから
雨をつないで季節をとどめる
一粒一粒
雨をつなぐ
想いとは裏腹に
光の粒を散りばめた朝が訪れ
梅雨は明ける ...
日が昇るのと同じ速さで絶望が走る
それを二人は美しいと言った
もう戻らぬ片手間の未来に
ライラックのキスを
あの日から
月は止まり
太陽が語りかけ
僕だけの星が生まれた
未だに雨と病院の匂いだけは
好きになれない
人生が楽しかったとは限らないが
彼女に見放されない為に必死だった
...
その特別な血に
近づくと
顔をひそめてしまうくらい
ひどい、だが
虐げられたような、それでいてはむかうような
やるせないような
においがする
あるいは
海のようにきびしくて、底知れぬほ ...
360°
どこから見ても
アンバランスな僕たちは
中野ブロードウェイの人ごみを避けて
細い路地裏を行ったり来たりした
365日
一緒に居たくて
ひとりぼっちになりたくなくて
君の服 ...
最近どうにも足が疲れて疲れて仕方が無いので病院に行くと
一応疲れていますねと診断された
一応と言う言葉にむっとしたが
いやそれは最初から分かっているのですが
原因が分からんから調べて欲しいので ...
夢を見ていて悲しいことがあると
純粋に悲しい感情だけが高まって
夢の中で
押しつぶされそうになってしまう
そんなとき
胸の上の猫を払い落とせば
急に楽になれる
目を覚ますと
猫のいない ...
呪文を となえれば
砂の虹が くずれる
言葉の なきがらを
なきながら ふんで
風の道に とどまる
ついに機械は人間を征服した
自ら創り出した機械に追われた人間は
やがては
絶滅の道を進んでいった
地球を征服した機械は
だからといって
自然を支配しようとはしなかった
むしろ
自然 ...
「一番星はどこに」
風薫る陽だまりの中少女跳ね触れようとする新しい夏
どこへでも吹くなら吹けと夏風に弾む心と手に入れた恋
この海はいつかあなたと出逢う海一番 ...
鱗が一枚一枚
剥がれ落ちるように
今はまた
別な種類の魚になって
あなたを飼うことに
とても忙しい
引き出しを開けると
テーブルと水草がないので
ホームセンターへ買いに行く ...
結膜や角膜も干上がっている
内耳や外耳も塞がっている
鼻翼や鼻腔も欠けている
口腔や口唇もむくんでいる
そんな そんな
孤高の埴輪を黙殺して ...
私がここで
見上げた魂は
小麦色の女の子に
吸い取られちゃう
くらいに軽いんだけど
だけどそれで
ピュアにもどる
この道が
続くなら
泣いた子供が母親を 呼ぶ声で
...
ありがとう。
さようなら。
アクセルを踏み込む足は
わずかな躊躇を阻み
回転数をあげていく
ミラーを横目に
流れる景色を客観視しては
座りこんだ目に
命を預けてみる
緩める事に躊躇いを感じ
加速させたままの風
カーブに鳴くタ ...
湖の上
淡く、輝く光が
ちらちらと
飛び交っている、その横で
私は息を潜めて
空を
じっと、眺めている
儚く光る
空の、瞬きと
目の前を飛ぶものが
重なる
...
だぼはぜようけい釣って二匹食う
仕事なくパンを売る大阪風流
ビールの酔いロマンチックこわれそう
みつけたかった、のに
上手くはいかなくて
でも、
たまたまの風が
心地よかったりするもので
選ぶことのたやすさは
果てないそらを
みずいろに
ひろがる
しあわ ...
むこうの山の町あかり
ひとつ、ふたつ ふるえている
星が 落ちてきたのだ
夜になって、ここまで下りてくるのだ
今は遠い、大切な人の
あなたの 部屋のあかりにも 星が落ちた
私はこ ...
ひとりで歌う歌は かなしみに似たララバイ
かなしみのくれたものが分かる?
とてもせつなくて うれしいもの
心の奥には 見えない河があるの
このさびしさ このかなしさ
このいとし ...
星が彼方へ流れてって
眼を閉じて僕ら何を願う
いつか見た夢忘れかけて
うなだれて今日も歩いてくの
ねぇ
繰り返す毎日の中に
昔見たあの ...
A break in the clouds
陽の光浴びて
晴空昇る真っ赤なカイト
繋いだ糸 風受け泳ぐ羽
黒雲も突っ切って、往くよ
さあ、見上げれ ...
ぼくは哀しみを探索する哀しみ皇子
つぎの停車駅は、鏡のない二人だけの世界なんていう
変な名前の駅なんだ
哀しみ本線って、かなり変わってるよ
でも、あんまり揺れないのはいいところ
「哀 ...
逢瀬まで
幾日ばかりと
数え上げ
吾が中ばかり
満ちゆきたるや
幾日が
長しと思ひ
指折りて
疾くと希ひて
逢ふ日を待てり
海のない町で
静かに月の海をみあげる
溺れることのないそこは
僕の心を沈めて
耳に木霊するあの声は
よせてはかえし
ゆらゆらと僕の心を
手繰り寄せる
つながる月
つながる夜
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
千羽鶴
山崎 風雅
自由詩
4
07/6/30 23:39
君がこぼした言葉の数の、
ゆうと
自由詩
2*
07/6/30 23:32
駅・大阪港
たりぽん(大...
自由詩
12*
07/6/30 23:18
半透明な休日
一般詩人-
自由詩
2*
07/6/30 22:57
綺麗だったから
OLGA
携帯写真+...
2*
07/6/30 22:48
雨をつなぐ
さくらほ
自由詩
12*
07/6/30 22:30
固く手を結んだ
よしか
未詩・独白
3
07/6/30 22:23
宇宙ヲも跨ぐ呼吸 ----サイクル----
酸素の枷
自由詩
2*
07/6/30 22:08
ゲッケイ
美砂
自由詩
5*
07/6/30 21:59
僕の視界200°
楓川スピカ
自由詩
3*
07/6/30 21:59
あし。
もののあはれ
自由詩
23*
07/6/30 21:39
夢の中の悲しみ
チアーヌ
自由詩
8
07/6/30 21:12
そろもん(幻像の話)
みつべえ
自由詩
5
07/6/30 21:07
アンチテーゼ
ぽえむ君
自由詩
6*
07/6/30 20:53
■共同作品■ 絵日記
Rin K
短歌
16*
07/6/30 20:42
今
小川 葉
自由詩
12
07/6/30 20:38
守護神
信天翁
自由詩
2
07/6/30 20:25
優しい人よ 愛を歩め
那津
自由詩
5
07/6/30 19:16
UNBALANCE。
狠志
携帯写真+...
3
07/6/30 19:03
歯止め
見崎 光
自由詩
3*
07/6/30 18:53
避暑地
山中 烏流
自由詩
5*
07/6/30 18:52
だぼはぜ
生田 稔
川柳
2
07/6/30 18:42
少年世界
千波 一也
自由詩
8*
07/6/30 18:37
星のあかり
紫翠
自由詩
4
07/6/30 17:21
かなしみのくれたもの
いすず
自由詩
2*
07/6/30 15:20
『星』
しろいぬ
自由詩
1
07/6/30 15:10
『カイト』
〃
自由詩
0
07/6/30 15:09
哀しみ皇子(6)
アマル・シャ...
未詩・独白
3*
07/6/30 14:55
七夕 贈答歌
秋桜
短歌
4*
07/6/30 14:23
月海
アマル・シャ...
自由詩
11
07/6/30 13:25
5425
5426
5427
5428
5429
5430
5431
5432
5433
5434
5435
5436
5437
5438
5439
5440
5441
5442
5443
5444
5445
5446
5447
5448
5449
5450
5451
5452
5453
5454
5455
5456
5457
5458
5459
5460
5461
5462
5463
5464
5465
5.3sec.