振り込め詐欺がまだオレオレ詐欺と呼ばれていた頃の話。当時私は両親と同居していた。ある日の午前中、たまたま私は一人で家にいてその電話をとった。電話の向こうで泣きながら喋っているのは見知らぬ私!両親のう ... 列車の出入り口近く
一番混みあうところ
何かの手違いか
小さな花が咲いてる
どんなに混んでも
人は花を踏まないようにしている
もしこれが花ではなく
うんこだったとしても
誰も踏まなかっ ...
埃をかぶった辞典を開いて
君に伝えたい言葉を探してみる

学のない頭から出てくる言葉は
ありふれた簡単な単語ばかり

君を勇気づける言葉を知らなくて
根拠も言えず「大丈夫」を繰り返す ...
自由な蝶が 僕を超えて行く
ああ また夏が来るんだ

羽ばたく速度を上げて 僕を超えて行く
ああ 切ない日々に 刹那の記憶を 忘れられない 
僕が いつ どんな方法で死ぬことになっても
それはギャグです

ウケなかったらゴメンなさい

少しでも面白くなるように
あなたのツッコミ 期待しています
鳥はいいなぁ
と誰かが言った

鳥のどこがどういいのか
説明こそしてくれなかったけど
何となく理解できた

きっと空を自由に飛びまわれるから
なんて単純な理由なんだろうけど
...
経過そして解決

解決という名の忘却

忘却から欠落へ

欠落と同時に脱落


病的に失われるくらいなら

意識的に失いたい


自動的に忘れられてしまうのなら

今こ ...
 僕は生まれた後に盲目になった
 気が付けば暗闇の中に放り込まれたという感じだ 僕には盲目になる前の鮮明な世界の記憶がある
 だから余計盲目になったことが悔しい どうして神様は僕をお選びになったの ...
一人ぼっちになって
寂しいけれど
泣かないで
ここで待ってます
だって
また頭を撫でてもらいたいから
またおいしいご飯を食べたいから
だから鳴かないで待ってます
大好きなあなたが帰ってくるまで
言い訳の言い訳なんて要らないんだ
?
せめて言い訳の代わりにため息吐いてるんだ
?
ゴジラが放射線を吐くみたいに
?
俺はため息を吐いてるんだ
?
右目の代わりなんて左目があれば充分な ...
きみはサンドイッチは一方向から食べるべきだと
散々ぼくを罵倒したあとにもう行かなきゃって朝
細かく眉間に皺を刻んでそれっきりでもうサンド
イッチのことはわすれてしまった。

冷凍庫を開け ...
一人部屋
雨音の部屋
湿った部屋
花咲かぬ部屋
日の差さぬ部屋
 
長雨を
眺めるわたし
袖振る君
水が土に
流れる予定
 
軒下で
笑う坊主に
しかめっ面
わたしを牛耳 ...
てのひらから青い地球がころりとこぼれ落ち
てしまったので、園児たちはみなぽかんと口
をあけて空の穴を眺めていた。外は真昼で季
節外れの台風のように雨が降っている。降っ
ているのに空は晴れている ...
何故、私はそこに居ないのですか。

そんなに邪魔ですか。

私が出るとみんな居なくなって。

淋しさが広がります。

私の隠し切れない綻びに、

光がちらほら差し込まれます。

...
おひなたさま

おひなたさま


ときどき きみは 耳慣れない言葉を発する。

「 "陰"よりも"日向"のほうが良いでしょ 」と笑う。


...
明日から
あなた以外のものを
ちゃんと直視できるだろうか

あなたがいれば他に何もいらないと
それが美しいことであるかのように歌われていた歌が
今では怖くて仕方がない
その身体はどこまで ...
傷を摺り合わせて

流れるのは 血か 涙か

今はわからずとも

朝が来ればわかるでしょう
メタファだといってしまえば
なんだって許される?

リアルだといってしまえば
なんだって嘘になる?

ほんとうのこと
知っているのは自分だけ

愛してるって
それさえ嘘だ
 
...
スーパーマーケットの野菜畑で
トンボを追いかけてたら
彼女は冷凍食品畑で
ピアノのお稽古をはじめた

お父さんは
と聞けば、お仕事
お母さんは
と聞いても、お仕事
おじいちゃん、おば ...
どこかの古墳を解体して
壁画を科学することを
別に
否定はしないけど
私には興味がない

どこかのコロッケが
牛肉だろうとどうだろうと
それは
当たり前のこと

預けたお金が
...
わたしと働く人たちから
わたしは能力がある
仕事ができると
評価してもらえたら
わたしはきっと大丈夫だ


わたしにとっての最悪の状態を
一度経験しているから
わたしは他のどんな状態 ...
かばんを一つだけ持って
やって来たのはさびれたバー
水を恵んでもらおうと
立ち寄ってからもう7日

クツはとっくに無くなったし
国もとっくに無くなった
埃が風で集まるように
なぜかこの ...
貧しい村の群衆に紛れ 
無数の足音の下を 
痩せ細った 
病める女が這っていた 

低い目線の前に 
舞う{ルビ砂埃=すなぼこり}の向こうで 
長い間-----  
女が ...
盲目の地平に金属の悲鳴を響かせ
悲しみの影に歩みを合わせ
荒い呼吸を繰り返す
やがて風の音が消え
その夜空に星が瞬くことはない



彼は夜の影
螺旋階段を登っていく
頂上の鉄柵 ...
迷惑だったら

ごめんなさい


眠たいのに
ごめんなさい
忙しいのに
ごめんなさい
疲れているのに
ごめんなさい
雨の日なのに
ごめんなさい

迷惑だったらごめんなさい
...
夜の底に潜む
白く荒い呼吸の流れ
予想外の眩暈と共に
私は落ちていきます

停滞したまま動けない意識と
静けさの砂嵐の中で
乱れている小片の明り
それは現実でなく事実です
私は落ちて ...
二号館には
幽霊がいる


獅子のような尾を持った犬が
檻の内側から近づいてくる
わたしが檻の中にいるような
錯覚が怖くて目を逸らした

左側の夕焼けが
セキレイの羽音を焼き切る頃 ...
誰かに嫌われたり
誰かに騙されたり
誰かに愛されたり

全て混ぜ合わせると
結局は黒になる

人は生まれもって

白、白、白
(もしくは親色に少し)

そして
いろいろい ...
襲ってくる波はどうしてあたしを動かすのだろう

あたしはどうして動かされて うごくのだろう

何度繰り返してもけしてうまくならない
細いだけのものを紡ぎ
不器用に飾られた
花のネックレス
朽ちてしまうことも知らずに
綺麗さだけが
二人を青空にする

失ったものを見上げる
高層の谷間は
つくられた
あの娘の{ルビ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
詐欺深水遊脚散文(批評...2+*07/6/28 10:01
手違いたもつ自由詩907/6/28 9:03
見つからない北大路京介自由詩30*07/6/28 9:01
トライアル那津自由詩4*07/6/28 8:59
僕が死んだら北大路京介携帯写真+...6*07/6/28 8:55
優飛自由詩12*07/6/28 6:23
vi未詩・独白007/6/28 6:13
CHE.R.RY(不完全版2)円谷一散文(批評...2*07/6/28 5:29
待ってるからOLGA携帯写真+...3*07/6/28 4:08
マイ フット芦名自由詩307/6/28 4:06
おっぱいれつら自由詩207/6/28 3:24
支配殿様が得る短歌107/6/28 3:12
てのひらからmizu K自由詩9*07/6/28 2:57
Perfect Sky 。狠志自由詩107/6/28 2:38
おひなたさま北大路京介未詩・独白7*07/6/28 2:34
眠れば身体、愛せば、かのこ未詩・独白207/6/28 2:23
夜明け優羽自由詩3*07/6/28 2:16
ネバーランドuminek...未詩・独白3*07/6/28 1:51
スーパーマーケット小川 葉自由詩407/6/28 1:50
キトラスティヌスは夕暮れてuminek...未詩・独白6*07/6/28 1:43
内なるコエ1相良ゆう未詩・独白107/6/28 1:30
バックドロップ・カフェ自由詩307/6/28 1:18
病める女 服部 剛自由詩407/6/28 1:14
地平線結城 森士自由詩3*07/6/28 0:57
迷惑だったらごめんなさい蒼木りん未詩・独白307/6/28 0:48
夜の自画像結城 森士自由詩2*07/6/28 0:41
あかい ち士狼(銀)自由詩5*07/6/28 0:27
パレットえいぼる自由詩207/6/28 0:27
気まぐれに自由詩007/6/28 0:19
ジルの野原たりぽん(大...自由詩12*07/6/28 0:00

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