重たいスカートのひだも
ほっとして忘れていく夕方
会社前のバス停で くみちゃんと会う
寮に帰るため一緒に並んだ

秋田へ帰るんだ
熊本出身のくみちゃんに言った
そうだってね これ ...
 西へ向けて 私は海を渡った
 揺れる気持ちを波のせいにして 逃げていた

 生まれつきの どうしようもないこと
 恨んだところで変わることもないし
 なら 愛そうと 愛そうと思って
 そ ...
グレーのクレパスで
空にクレバス

そぉっと、
宇宙が飛込んできて

いつの間にか
まっ暗闇。
コンビニで
買って来た耳栓は


誰かの言葉に
惑わされないように


君の言葉
聞こえなかった


自分の声すら
聞こえなかった


喋っているのか
喋られているの ...
手首切るみたいな気分でまたくだらない詩を書くつもり?
何度もおなじとこ廻る僕は猿みたい。

夜がきて頭が白けて涙一つ零れないまま朝がきて
ただれた体が重くて息を吐き出し舌打ちしてるそんな時
...
君は息継ぎが苦手だからプールの真ん中で立ち止まってはいつも大きく深呼吸してる
わりと息継ぎが上手に出来る僕は昨日まで立ち止まる事も無く此処まで平気で泳いで来た
でも今僕は何故だろう息継ぎが出来ない ...
女の子は、言いました。
 
「おそらがね、ないてるの」
 
青く、晴れ渡った日のことでした。
 
「かわいそうだから、えがおにしてあげるの」
 
得意げにクレパスを掲げて
リボンふり ...
ブロック塀の微かな綻びから
雑草が太陽を求めて背伸びする
大地とはかけ離れ場所に根を伸ばし
少しでも高く登れるように
もっと光を浴びれるように

梅雨も明けた七月の末
夜の内に蓄えられた ...
思いがけず強い力で押され
はっとする
そして君は自分にとまどっている
そんなふうに
わたしがよろめくとは
思ってもみなかったのだ

どこからわいてくるのか
その力は
どこへいったのか ...
四角い箱 赤い
 ネオン、信号機
レール
  殴った。電灯がスーツだから
自動車が緑色を吹いていく。影から出てきた映写機が
                自転車が
まるいもの、ま ...
皆の優しさが、僕を苦しめ、泣かせ、死にたくさせる。
なんでかわかんないよ。
なんで僕なんかかまってくれるの?
人の優しさに殺されるなんて、悲しくて、涙が止まらないよ。
人の優しさが信じられない ...
気の抜けた

サイダーみたいな夏

梅雨は

まだあけない
ブルドーザー河川工事に爪上げて
アワダチ草を踏みしだきゆく

谷わたる霧のさざ波見て過ぐる
炎ゆるが程の紅葉なかりし

皮はがれ磨がかれし肌のつややかさ
杉の匂いの立ちこむる里

杉 ...
何年ぶりだったろう
母のうでの中で眠っていた
幼いころに 暑がっては
アトピーの背中で いら立つわたしを
そうっと うちわで仰いで寝かせつける
記憶が 優しかった
起きたときに
とても
...
やってもいないのにやってみる前から

どうせだめだーと思ってしまう

君はいつものマイナス思考



やってもやってもうまくいかなくて

僕なんてだめだーと自分を責めて ...
海のように
大きくて命の源たる水は
わたしには重すぎて大きすぎる

湖のように
優しくてたくさんの命を抱えた水は
わたしには重すぎて大きすぎる

河のように
涼やかで柔 ...
風が立ち止まった
蚊取り線香の煙が
まっすぐに天井へと昇ってゆく
一匹のハエが
ぼくの前を通り過ぎる
振り払おうとしても
もう飛べない
風は今も立ち止まっている
夏の夜が固まってゆく
...
涙ため
こらえるために 
夜空見る
滲んで見えた
君のいる星

ふと呼ばれ
涙ぬぐって
後ろ向く
浴衣姿の
君がいた

花火出し
そっと火をつけ
笑いあう
煙の向こうで
...
切り刻む術を得ていない手は
汚れの中で服従する

卑下の渦は思いのほか深く
改善しうる点から背けさせ
怒りばかりを生み
暫定をも喰い荒らしていく

未熟故の愚かさを
飲み込めないまま ...
どんよりと どんよりと曇ってきました

雨を降らせたくとも降らせず じっと耐える雲
空は重く重くなっていきます

このまま滴を落とすことなく 暗い空が続いたら
喉が渇いてしまいますね
お茶を飲んで

音楽を止めて

さあ、書くぞ

でもやっぱり

書けなかった

何ヶ月放置?
環境に優しい天然ガス自動車


を運転ながら


窓を開け 口から煙を吐く トラックドライバー
                07/07/26


じとじとして
鬱陶しくて蒸し暑い
長すぎる梅雨が明けると
今度はまっ白な太陽が照りつけて
まだ乾かない大地からは
じくじくと水 ...
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=122465

 詩人は詩を書き始めるにあたって、一つの静寂、一つの待機状態に身を置く。詩人が詩の発端をつかもうとすると ...
おれたちはみんな
けっして像を結ぶことのない欲望を
一人で処理する方法を
ビデオから学んで育ち
大人になるまでの
永遠のようなモラトリアムを
飽きることなく
オナニーを続けることでやりす ...
夭折者への挽歌−私だったかも知れないあなたとの対話 -
http://www.geocities.jp/kanshi44/G-LIST/open.htm

若くしてお亡くなりになった方々の詩や ...
夕闇のなか
あのひとを恋しく想う気持ちまで
まぎれてしまった

夜のなかに
人込みに紛れ 
駅構内の階段を下りていると 
背後に 
「 だいじょぶですか 」 
という声が聞こえ 
思わず振り返る 

車輪の付いた 
買い物かごの取っ手を 
細腕で握り 
「 ...
ほふくで前進
ほふくで前進
ほふくでいいん?

いいんとちゃうか?
キツいけど

だからちゃうねん
ワシらはなんでこないして
そこそこ人も見てるちゅうのに
こないしてやな
メイン ...
おれは一人で
けものみちを
歩いていくから

だから
身を守る
ピストルがほしい

持っているだけで
きもちいい
そんなピストルがほしい

あちこちに
死体が転がっていて
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
気をつけて砂木自由詩7*07/7/26 23:46
吐息北大路京介自由詩20*07/7/26 23:45
グレーブロッコリー...自由詩207/7/26 23:42
サバイバル自由詩2*07/7/26 23:35
ウララカmoof. 自由詩307/7/26 23:27
別れの詩川口 掌自由詩4*07/7/26 23:16
おれんじのくれぱす青井 茜自由詩7*07/7/26 23:07
雑草以下松本 卓也自由詩107/7/26 23:02
思春期美砂自由詩3*07/7/26 22:59
まばたきしているあすふぁるとハンドル自由詩107/7/26 22:45
諦めたからには生き続けるのさ、できるだけ、楽しく笑ってうおくきん自由詩1*07/7/26 22:24
*雲隠れ*かおる自由詩6*07/7/26 22:21
44P 「短歌2」より 〜北山杉 etcむさこ短歌6*07/7/26 21:39
夏、もろうで唐草フウ自由詩11*07/7/26 21:31
プラス思考むむ自由詩007/7/26 21:28
水のはなしあずみの自由詩607/7/26 21:27
風が立ち止まっているぽえむ君自由詩7*07/7/26 21:20
夜。君の星。愛心短歌1*07/7/26 20:49
現実という醜さ見崎 光自由詩3*07/7/26 20:46
どんより北大路京介携帯写真+...4*07/7/26 20:41
聞かないで、ハニーAnima自由詩2*07/7/26 20:00
無意味こうや自由詩2*07/7/26 19:55
しちがつの祭りあおば自由詩9*07/7/26 19:50
もりおかだいち「蜘蛛の内部にて」について葉leaf散文(批評...9*07/7/26 19:49
ネオテニー大覚アキラ自由詩207/7/26 19:35
夭折者への挽歌楓川スピカおすすめリ...4*07/7/26 19:30
夜になったら風音携帯写真+...3*07/7/26 19:22
忘れもの 服部 剛未詩・独白8*07/7/26 18:47
ほふくでgo大井圭自由詩007/7/26 18:47
けものみち大覚アキラ自由詩2*07/7/26 18:31

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加筆訂正:
夏、もろうで/唐草フウ[07/7/26 21:48]
タイトルを変えました。
シンデレラと、魔法使い。/愛心[07/7/26 20:18]
時間がなかったので、今日書き直しました。
7.03sec.