空をこんなきれいな青にしたのは
いったい何のチカラなの
ベニバナのあざやかな黄色
苔と杉の緑のコントラスト
清流の鮮烈な透明さ
鮎のうろこの輝き
うずまく私の耳のデザイン
桜貝みた ...
ある日ふとあなたは
わたしの優しい母となり
慣れないヒールの高い靴を履いたまま
図書館のカウンターのはるか内側
シチューを煮込んでいる
戸外、三角ポールの静かな
駐車禁止区域に来 ...
映画を観た後
外は黒で暗く固められていて
妙に丸い機械の部品ばかり転がっていた
映画を観た後
キラキラとしたフィルムは頭を離れることなく
そのまま走馬灯に加えられた
映画を観た後
...
その戦争は巨人を森へ這い蹲らせた
ハチドリの先発部隊が蒼を奪い
カラスの爆撃で森の3分の1を焼いた
蝙蝠達が占領を開始すると
ハチドリの羽をたまに拾い
丘の中腹から蒼へ放て
...
来週末、私が出かけるかどうか??
そんな電話をしょっちゅうかけてくるのやめてよ
私を天気予報がわりにしないで
そりゃ、私
出かけるときは、必ず傘持って出かけますけど ...
降り止まない豪雨
微かに水を切る車の音
窓伝いに零れる涙の雫
渇いた歌声
整えられた髪飾り
銀の指輪が錆びて
嘗ては、歌姫と持て囃された自分自身
今は廃れた自分自身 ...
最後の夜が直ぐ傍まで来ていた
闇に二つの姿が飲まれていく
彼女の瞳は硝子玉のようで
薄汚れた世界でも綺麗に映す
少しの衝撃で砕けてしまいそう
そうしたら、醜い世界を見せなくてす ...
やりたいときに
やりたい分だけ
自分の都合だけの
マイペース
マイペースは
自分で進んでゆく速度のことだ
けれどもその前に
自分で進んでゆく道がなければ
ペースはつくれない
そこ ...
目を凝らし耳を澄まして口を噤んだ男を知っているか?
消して目を逸らさない
過去も そうであろう未来も
現在はそっと棚の下
俺達は公園を与えられたのに
ゴミ捨て場として利用してい ...
24年間 恨んで暮らした
病気になったときも 浮かんだのは あなたの顔だった
心の中で 仕返しをした
でも、先生、それは あなたが生きていると
思っていたから
今朝、あなたの ...
そんな下らないことを考えているうちに、僕は病院に着いていた。
僕のことなど今はどうでもいい、彼女には先があるんだ。
自分で自分を終わらせてしまった僕なんかには、到底辿り着けないはずの先が。
...
入梅に映えるはな
雨の雫を身籠って
まぁるく結実して
空の蒼さをうつす
大歓声のその後に 俺の名前が呼ばれてる どこかおかしな発音だ
片手を上げたこの俺を まばらな拍手が包み込む
ゴング響いたその後に 左のジャブを軽くつく 左のジャブを軽くつく
意に介さない日 ...
何故と聞かれても困るけど
ある日突然死にたくなった
死にたい理由は無数にあるし
その逆もまた然り
どうしても知りたいと君が思うなら
僕の脳ミソを渡すから
好きな理由を選んで構わない ...
キミが初めて僕の前に姿を現した時 その光景が頭痛がする程脳裏に焼き付いた
今思い出しても頭痛がする
キミが可愛くてふわふわした気分で同じ夜を過ごしたんだ
けどキミは2日後に死んでしまった ...
バイクを買って一年が経って
初めて後ろに乗せるのは彼女がいいとかなんとか
妄想していたのに結局
バイト先の28歳のおんなのこを乗せている
今日も一号線は真夜中です
28歳のおんなのこはし ...
ある日から大切になる人を信じれなくなってた
それがすごく苦しくて
信じれなくては何も始まらないのにと
分かっているのに・・・
恋や愛は誰しも臆病になって傷ついてしまう
誰かが言ってい ...
絡まった心のシンプルな構造
見つけた答えをそっと包み
速達で送るよ コトバヲ
電波の中ではじける光
行き場をなくして戻ってくるの
キミを思って押したボタンも
ガンバ ...
まばたきのあいまに
この空は
つくりものなので
階段の向こうの誰かが
おしゃべりに夢中で
プールサイドの高い椅子の上で
うたたねしていて
...
特別で平凡な単純作業 特別で平凡な探求作業
ダイヤモンドの透明な硬度
やわな音や言葉を削ぎ落としたソリッド
メソッドに頼らない自由主義革命マゾシスト
避妊具より決闘のリング 言葉のピストン ...
泣きじゃくって深く深く眠るように沈む夢の淵。白い光あふれるのはいつもの台所。規則的に響く包丁のリズム。静かに終わる洗い物の水音。印画紙に写しきれなかった想いが酷く幽かな音で泣いているみたい。写真を ...
打ちっぱなしのうえの空
油いろした月にじむ
骨のいろした光たち
ビジネスホテルの暗い壁
さてどうだろう怒鳴るだろう
うだる蒸気のむらさき色がな
でぐちいりぐち踏 ...
ぼくらについて驚くべきことは
それで相手がどんな気持ちになるか
まったくもって分からないまま
ことばを口にしていることだ
しかも
その人が笑いかえしてくれたところで
それはやわらかな微 ...
雨上がりの蛙が
行間を飛び越えて
次の行方をさがしている
わかったような顔をして
いつか確実に訪れる
本の終わりも知らずに
行間を飛び越える時
蛙はなにも
考えていないのだ
それ ...
くろに燻ったぼくのいかりと、きのうのゆめが
ちらかったなつのよる、小さなさんぶんをぬりつぶします。
くれよんとかえんぴつをなめて、蛍のうみをえがこう。
あじさいのはなびらが、 ...
{ルビニート=希望無職}
落とし穴を掘った
たくさん掘った
通り行く人たちが
すこんすこんとはまっていった
はまった人のいる穴に
名札を立てかけて
名前なんて知らないんだけど
名札があった方が便 ...
ああそうか
何も 変わっていないんだ
暗く 耳が痛いくらい静かな夜に
ゆるやかに しめあげても
浅く 傷つけても
やっぱり そのまま
背中を向けると
追ってくる
その 柔らかな ...
ボクが傷ついたら
君が傷つく
だから
ただ
笑う
バカみたいに
笑う
てっきょうごしに
くもがかけていき
ゆうがたのはずれに
ひとり
ろうばたちが
きしゃをみおくりながら
さいげつのはなしを
している ひとは
いつかしぬ
かみを
ていねい ...
日付順文書リスト
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教えて
a/t
携帯写真+...
2
07/6/30 13:20
波
たもつ
自由詩
15
07/6/30 12:44
映画
ロカニクス
自由詩
6
07/6/30 12:16
トライアル
那津
自由詩
2
07/6/30 12:16
超一流の雨女
北大路京介
未詩・独白
4*
07/6/30 12:12
歌姫
海月
自由詩
2
07/6/30 12:10
世界
〃
自由詩
2
07/6/30 12:09
マイペース
ぽえむ君
自由詩
8*
07/6/30 11:23
heart failure
maynar...
自由詩
1
07/6/30 11:23
追悼〜憎しみから哀しみへ〜
池中茉莉花
自由詩
2*
07/6/30 10:37
小説『Is it no use crying over s ...
宏
散文(批評...
3*
07/6/30 10:19
*紫陽花月のはな日和*
かおる
自由詩
11*
07/6/30 9:51
噛ませ犬
楠木理沙
自由詩
3*
07/6/30 9:36
浪漫
百合
自由詩
1
07/6/30 9:15
キミに逢ってからキミが死ぬまでの間
円谷一
自由詩
5*
07/6/30 5:25
タンデム
haniwa
自由詩
2
07/6/30 4:41
臆病
saya
自由詩
2
07/6/30 2:10
mail
徒歩5分
自由詩
0
07/6/30 1:42
まばたき
床野トイツ
自由詩
3
07/6/30 1:15
特別で平凡な単純作業
takamc
自由詩
0
07/6/30 1:11
蜜色の夢
朽木 裕
散文(批評...
3*
07/6/30 0:52
油いろの月
吉岡ペペロ
自由詩
5
07/6/30 0:44
喋っていることば
つばくらめ
自由詩
1*
07/6/30 0:42
行間
小川 葉
自由詩
3
07/6/30 0:33
やせいのなかでおどれ
はらだまさる
自由詩
25*
07/6/30 0:30
ルビを振る
花丸ぺけ
未詩・独白
0
07/6/30 0:28
落とし穴通り
なかがわひろ...
自由詩
7*
07/6/30 0:06
そのまま
麻生ゆり
自由詩
4*
07/6/29 23:50
偽善者
043BLU...
自由詩
0
07/6/29 23:38
六月のおわり
及川三貴
自由詩
8
07/6/29 23:28
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5.22sec.