花選び散散迷いて りんどうと
決めて俄かに秋をさみしむ
帰り来し子にぞ言はれて屋上に
上りて見れば満月清し
木犀の匂へる塀に沿ひ行きて
訪ぬる家を過ぎしも知らず
野生美の紫 ...
白い花
バナナのように
焦げて
梔子よ
腐ってゆくのは
それは
常
ではないのだよ
白い花
バナナのように
焦げて
あたしは知ってる
あなたがとても孤独なこと
あたしは知ってる
あなたが笑いたいのに笑えないこと
あたしは知ってる
あなたは実は泣き虫で
ほんとはとても、シャイなこと
あたしは知ってる ...
いつのまにか
溶け込んでいた、世界と
私との接着面に
体温計をさしてみる
ゆっくりと
開いた手のひらと
大気との間
握ることはせず
また、摘まむこともない
少しずつ ...
いま じぶんには
まだ 見えていないものが
あると ためらいながらも
言わねばなるまい 最大で
ひとり 必要ですと
関連作品→http://po-m.com/forum/show ...
暑くて猫もバテ気味
クーラーの温度下げようかなぁ
でも環境のために
ガマンするかなぁ
そういいながら温度を下げる
すると田中さんは立ち上がり
ニャーニャー
と外にでたそう
仕方がないから窓を ...
ありがとうを言おう。
さよならを言おう。
もっと冷静になれとアナタは笑いながら言った。
あたしにはムリだ。
アナタに追いついて追い越すまではそんな余裕生まれるわけが無い。
我武者羅になればな ...
2007/06/28
ブラックライトアップ同盟
Wikipediaによると、
日本のライトアップの嚆矢は
1963年神戸ポートタワーだと ...
ときどき浮かび上がる記憶の断片
もっとよく見ようと手を伸ばすと
するすると溶けるように消えてしまって
あとにはもどかしさばかりが残って
鮮明に思い出そうとすればするほど
ぼんや ...
青い空には なんにもないけれど
天使が住んでいるの
今日は行けないとあなたが云った
抑揚がなくなるときのあなた 読めなくて
心が痛んだ
好きだよともう何度もいってくれない
Ican ...
虹がミドリで怖い
茶色がミドリで怖い
喉の奥がミドリで怖い
目を瞑るとミドリで怖い
近所の肉屋がミドリで怖い
ドアを開けるとミドリで怖い
黒塗りのベンツがミドリで怖い
彼女の浮気の言訳が ...
新種の君に
逢いたくなった
波は引力に導かれ
おおよその生き物はSynchroしてる
僕らは元々繋がっている
逢いたいなぁという想いだけで
愉しい瞬間は揃ってる
取り払っ ...
点描したゾウリムシが
紙に対して小さくてもいいと思うのです
ゾウリムシは元々小さいから
「27才−言い訳」
とんがりコーンに指突っ込んで
爪!
と言いながら食べても ...
他人に優しくしたいなら、
それは、とても簡単なことだ。
その人の事を何も知らなければいい。
あなたのたましいはきっと水色
見たこともないほどきれいな水色
そばに行くと私のたましいまで洗われていく
そんなふうな水色
私なら 泡じゃなくて風がいい
いとしい愛しいあの髪を
そおっとなぜて消えていく
そんなふうな風がいい
悲しく零れそうな梅雨空に、ハグを。
ムカつくくらい綺麗な夏空に、キスを。
在り続けなければいけない僕たちに、ラブを。
けだるく 深く
大気はうねり
緩い曲線を描く
高曇りの靄に
太陽は弛緩して
街路樹 空をくねらす
小鳥の声 空の波紋
雲は雫で出来ている
まさに夏 夏の昼下がりに
木々 ...
ポーチの中には大切なものがいっぱい
チャックが壊れたのを人のせいにするのはもう嫌
その澄んだ目には青がお似合い
君に光を そう誓うよ
小さい頃の思い出はどうしても消えない
あの星を君のた ...
放課後には少しはやい 午後
夏の始まりを
逃がさないように
自転車同士
つないだ手
ふたり 風になって
長い長いお休みは
もうすぐそこ
追いかけるように
でこぼこ道
スピードを ...
笑いながら抜けた永久歯、
人生を箇条書きにするならば。
目が醒めたら口にガムを放り込む 噛んでから思い出す行方知れずの歯 目の前でミントが揺れる そして眠りに誘われる
銀のブリッヂに嘘を ...
お前は優しく俺を愛撫して癒してくれる
お前は優しく俺に微笑んで安らがせてくれる
狂った世界に長くいた
誰のための世界なのだろう
バラバラに散らばった心をかき集めて
...
恋をするなら
声の素敵な子猫を飼って
恋しい 恋しいと啼かせます
一人の夜に膝に抱いて
小さな頭をやさしく撫でて
恋をするなら
おろしたての靴を履き
街をあてもなく歩いてみます
...
夢が
ラーメンと絡み合い
汁を押しのけていた、朝の
ギターは脂の
のった昼下がりの
温度
、
散った
花は焼肉
ぼくと一緒に
焼きそばを探しに行きましょう
乙女の
腹の贅肉 ...
1
昔、三人の男が互いに足の速さを競っていた。最年長の男はやがて体力が落ちてきて競争から脱落した。だが彼は、健康のためにいつも歩き続けることを自分に課した。凡庸な男はやがて自分の才能に見限りをつ ...
薄明かるい、白んだ灰色のフロアで、その右手前にひとつの白い影がある。
まるで皿の上にくしゃりと放り出されたナプキンのように、その少女は打ち捨てられていた。
ひしゃげたように張り付きうつ伏せて、彼女 ...
一つの授業が終わるたびに
階段を下りて
一階にある自動販売機で
レモネードを飲んでいた
今日も暑い
昇降口の近くでは
これから体育の授業だろうか
下級生たちが体操服で
わいわいと騒いで ...
弾が来て
落ちると
なかは鳥だった
音だけの羽が
土になびく
三角の影が
道の端に
牙のようにつらなる
空をゆく弾が
曇に消える
遠い光が
聞こえ ...
脳内メーカー
http://maker.usoko.net/nounai/
名前を打ち込むと
その人の脳内がどんなもので満ちているか
分布図が出てきます。
参考:
...
* 雨 ぷらす 享楽
かたつむりを追いかけたり
水たまりに入ってみたり
いつもと違う遊びができる
この日を待ちわびていた
泥だらけのズボンの裾を誇らしげに
明日の約束を交わした
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
26P 「短歌2」より
むさこ
短歌
8*
07/6/28 21:43
梔子よ
吉岡ペペロ
自由詩
2
07/6/28 21:42
I Know...
moof.
自由詩
2
07/6/28 21:41
体温
山中 烏流
自由詩
12*
07/6/28 21:23
そろもん(また読者の話)
みつべえ
自由詩
3
07/6/28 21:17
今日も暑いね
OLGA
携帯写真+...
1*
07/6/28 20:52
世界
依玖侘 なつ...
未詩・独白
1*
07/6/28 20:51
不確かな公案
あおば
自由詩
6*
07/6/28 20:43
モネの見た世界
あずみの
自由詩
4
07/6/28 20:20
さみしさの十字路
いすず
自由詩
1*
07/6/28 20:16
ミドリ
大覚アキラ
自由詩
14*
07/6/28 19:52
枷
アザラシと戦...
自由詩
1
07/6/28 19:51
「15才−言い訳」
〃
未詩・独白
5
07/6/28 19:43
優しさ
DoGear
自由詩
1
07/6/28 18:33
水色
a/t
携帯写真+...
1
07/6/28 17:55
人魚姫へ
〃
携帯写真+...
3
07/6/28 17:29
アイ。
狠志
携帯写真+...
6
07/6/28 17:16
夏・午後
アハウ
自由詩
5
07/6/28 17:03
child
cass
自由詩
2*
07/6/28 16:34
夢の世界の住人たち
紫翠
自由詩
4*
07/6/28 16:00
私の歯
伊葉幸緒
自由詩
2
07/6/28 15:29
感謝のモンスーン
山崎 風雅
自由詩
2
07/6/28 14:45
恋をするなら
石瀬琳々
自由詩
22*
07/6/28 14:41
もぐら日和
ネクタイ
自由詩
1
07/6/28 14:20
神話
葉leaf
自由詩
18*
07/6/28 13:44
冷たい床
むくげ
自由詩
4
07/6/28 13:36
暑い夏
ぽえむ君
自由詩
7*
07/6/28 13:34
ノート(午轟)
木立 悟
自由詩
6
07/6/28 13:26
脳内メーカー
〃
おすすめリ...
1+
07/6/28 13:22
梅雨
倉持 雛
自由詩
10
07/6/28 10:28
5429
5430
5431
5432
5433
5434
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5465
5466
5467
5468
5469
6.46sec.