かわりゆく気持ちの中
かわりゆく日々の中
自分自身さえも
信じることが出来なくなった
この気持ちが
本物なのか
それとも
偽物なのか
...
斜光のまどろむ講義室
ノートを広げて座る僕と
入口には車椅子の男の子
授業までの待ち時間を持て余し
ふたりは
ノートの隅に書かれた
シュレーディンガー方程式の
井戸の中で
はにかみ ...
帰ろう
帰ろう
君が住む場所まで
還ろう
還ろう
君が逝ったその場所まで
孵ろう
孵ろう
君のその体の中まで
返ろう
返ろう
君がいた場所まで
何もかえり ...
ガラス時計から
コードは生まれ
世界のどこか
不協和音の子供たちの
空を信じてやまない
平和とそれ以外が
夏に調和したら
秋の足音が
もう道に迷っている
夕暮れの歩道橋で見ている風景
行き交う人波が思い思いに辿る家路
西と東と北と南を結ぶ交差
自分の影と誰か達の影が
重なってはゆっくりと離れていく
言葉を交わす事さえ無い
デジタル時計は ...
記憶の中でざわざわとゆれる
届かない手のひらを裏返す
もどかしい程に幼い記憶
それはいつまでも声になる事無く
心を刈り取って行く
まるで古びたロープが
音も無く千切れゆく様に
静かに
...
この言葉達がこの作品自体を破壊する
私が私の奴隷になってはならない
この言葉達がこの作品から自立するが為に
自らが言葉である事を放棄する
自らの存在意義を放棄した先に
真の自由が待ち受けてい ...
男性は自らが余りにも単純過ぎたが為に
未知なるものを求めてきた
女性は自らそのものが未知であったが為に
自然に生きようと心掛けた
男性が見出してきた未知なるものは
最終的に女性に吸収されてき ...
僕はなんでも欲しかった
「意味がないもの」なら、なんでも欲しかった
僕は僕も欲しかった
あの子を僕の代わりにしてたから、あの時はあの子も欲しかった
あの子は頭が悪かったから ...
泣いた
別れがつらくて
自分が、
自分だけが可哀相で
私の手の中で、硝子の輝きが、踊る。
とがったとこに月明りを灯し、表面を虹色にして。
ただ、無心になり、月と硝子に、とらわれる。
輝きに恋をする。
月明りが消えるまで、硝子を。
恋心を。
何度 ...
荒んだ感情に とがった心で
向き合えば互いに傷ついていく
しょせん人間はこんなもんだよ
エゴでヒトを傷つけていく
戦のない平和な世界を 望めど叶いそうもない
いつの時代も 戦 ...
もう、止めようか。
からっぽの砂時計を眺めるのは。
明日の風が吹いても、砂は入らない。
「泣き砂」でも入れようか。
どこにあるか解らないけど。
ほら、上を見てみ。
...
07/07/30
不連続な顔を揺らして
新幹線の列車が通る
チラチラと漏れる明かりが
旅情を誘うが
いつまで経っても新幹線と呼称さ ...
するうり
抜けるような巣立ち
さようなら、無垢な瞳
降り立つのは戦場
ナイフと機関銃どちらを選ぶ?
踊るように
歌うように、あなたは
永遠を空へ放った
よごれた手のひらで
つ ...
恋の磁石で
くっつき合った心と心
ユリゲラーでも
曲がらない
固く結ばれた絆
リロードも
追いつかないほど
君に言いたいことは
まだ、たくさんあって
溜め込んだ想い
...
目には涙を
瞳には空を
まばたたきすれば
心には華が
咲き乱れる
プールの底から見上げた太陽
薄く白くキラキラ光って
青い水の中から見上げた君の
細く白くしなやかに踊って
水面から浮かんで見るよ
見てないフリしてさ
でもほんとはじっと見つめて ...
/水膜現象
ざざあ、と音を立てて降る雨の中を走っていた。暗い。フロントガラスにぶつかり続ける雨は視界を著しく遮り、ライトの届くその先を見通すことはできない。ワイパーがぞんざいに動き、僅かな間だ ...
与党が歴史的大敗をした日
雷は空に{ルビ皹=ひび}を入れるどころか
あのピカドンのような
世界の全てを一瞬に包む光で
家々の中に身を寄せる私達を震わせた
再び空が真白く光ると ...
夕飯が思い付かなくて、家にあったパンとサラダと生ハムとオリーブと白ワイン。テーブルの上だけスペイン風。
ただし、白ワインはビールみたいな味がして、ぼくは独り眉をひそめる。
瓶の蓋に注いでもらっ ...
紙片は消えた
あなたが消えたら泣くだろう
きっとごそごそ
探すだろう
きらきらした
部屋の中
あなたがいたら撫でるだろう
南部鉄がチリリン
梅酒を飲んで
うちわを扇ぐ
タマがすり寄る
ヤキトリのお兄さん
今日は疲れてないよ
と言う。
客が少ないのだろう
友だちはお前は
自由だから良いと言う。
...
七月の海が三日月たべている
平和な孤独をつかんではなして
猫だけに見える景色があるという
二足歩行の失敗例です
席を立とうとしてつま先を踏んづける
また僕 また僕 また僕なん ...
ねぇねぇ
ふんわりお布団に
ごろごろごろりとおるすばん
しっぽをふりふりおでかけなんて
やめて私とあそばにゃい
週末の三日間
成功者たちのセミナーに参加した
講師たちの話に
俺はたえうる受信機でありえたのか
休憩のたび
俺は携帯で仕事を片づけていた
それが現実だ
理 ...
遠くを思う
思うが積み重なる
それは思う時間で
測定される
もしかして人間って奴は
がらんどうの愛のなかを
すさまじい時間をかけて
きらめいたりしずんだり ...
電話が鳴る
漆黒の闇の中から
それは誰でもない
誰かからの沈黙の暗号
受話器の向う側へ
言葉の無い声を弄る
焦げ臭い私の指先
電話が鳴る
跪いた気怠さの上に
凶器に ...
ほとばしるような朝だった。
私は何者かの言葉で
急かされるように目を覚ました。
すべては夢であったと
この期に及んで、
何に対して言えばいいのだろう。
解せないことが多すぎるか ...
「さざなぐ海へ」
Runaku Masaki* Zakuroishi* Fujko*Rin Kazanagi
蒼低く岸辺に寄せる夜想曲(ノクターン)傷みをけして、染める ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
いまさら、
蓮未
自由詩
4*
07/7/31 3:17
車椅子の背中
悠詩
自由詩
4*
07/7/31 3:05
■■■ 君の場所まで ■■■
じゃんじゃっ...
自由詩
0
07/7/31 2:46
調律
小川 葉
自由詩
1
07/7/31 2:18
平凡な旋律
松本 卓也
自由詩
3
07/7/31 1:35
波打ち際のボウタオシ
プル式
自由詩
5*
07/7/31 1:27
行動的な詩
狩心
自由詩
1*
07/7/31 1:23
説明的な詩
〃
自由詩
3*
07/7/31 1:22
ガリレオ・ガリレイの溺死
柳瀬
自由詩
2*
07/7/31 1:19
おわかれ
紺
自由詩
2+*
07/7/31 0:58
一夜の恋人
愛心
携帯写真+...
2*
07/7/31 0:49
人
北大路京介
自由詩
18+*
07/7/31 0:42
涙時計。
狠志
自由詩
2
07/7/31 0:34
コーヒープリン
あおば
自由詩
8*
07/7/30 23:52
Good-bye, seventeen.
なるせ
自由詩
1
07/7/30 23:43
恋の磁石
アラモード
自由詩
0
07/7/30 23:38
華
結華
短歌
1*
07/7/30 23:34
■■■ 青の世界 le monde de bleu ■■ ...
じゃんじゃっ...
自由詩
1*
07/7/30 23:28
あるいは、あめからの呼びごえ
月見里司
自由詩
5
07/7/30 23:10
空が割れた日
服部 剛
自由詩
1
07/7/30 22:43
_
リュウセイ
散文(批評...
0
07/7/30 22:35
待ち合わせ
ロカニクス
自由詩
0
07/7/30 22:26
夏の夜は夢の如し
ペポパンプ
自由詩
5*
07/7/30 22:15
七月の海
しろいろ
短歌
8*
07/7/30 22:13
ねこにんげん(11)
暗闇れもん
自由詩
0
07/7/30 22:06
アンテナ
吉岡ペペロ
自由詩
2
07/7/30 22:03
遠くを思う
〃
自由詩
5
07/7/30 22:01
沈黙
松本 涼
自由詩
6
07/7/30 21:48
南アメリカ大陸の布団
ブルース瀬戸...
自由詩
3*
07/7/30 20:52
■共同作品■ スペース・オペラ
Rin K
短歌
19*
07/7/30 20:36
5418
5419
5420
5421
5422
5423
5424
5425
5426
5427
5428
5429
5430
5431
5432
5433
5434
5435
5436
5437
5438
5439
5440
5441
5442
5443
5444
5445
5446
5447
5448
5449
5450
5451
5452
5453
5454
5455
5456
5457
5458
6.79sec.