二日前。
隣の家の物置から話し声がする。

三日前。
近所にある橋の欄干から飛び降りる人に会う。

四日前。
家がどこにあるのか忘れてしまった。

五日前。
途方もなく遠い場所から ...
真っ白な目をして
真っ黒な頭の中を吐き出せず
それでも生きているのか
僕にはわからない

何が生きてるって事
何が死んでるって事
うつろな目をした
水槽の魚が語る言葉は
僕には届かず ...
恋人の胸から腹を人差し指で切り開くイメージいめーじ
中にはたくさんの臓物と水と血
それらが休むことなく動いて恋人を形成している
私は、あなたの体に耳をあててその蠢きを聴いている
ここまで愛した ...
深夜だというのに遠い空は
いつも紅く燃えている

街の明かりにしては冷たく
群集を誘う目印にしては穏やかで
坂道の中腹で眺める景色は
星や月と並べるには不釣合い

ほんの少し前まで
...








し は 詩 です。

わたしのなかのわだかまり

みんな 昇華して 消化して くれるもの










...
パンイチで
阪神戦を
睨む父
 
熱帯夜
父のパンツは
でっかいや
 
横たわり
股間むしった
手で柿ピー
 
「俺、臭い?」
ハニカミながら
聞く王子
 
「退かぬな ...
おんなのこは慕ったら図に喋るのです
やわらかいはだはきずつけられるためにある紅いジャムはちみつまーがりん
くちびるが6月の花びら左目の片隅で覚えてた
髪はくるんと栗鼠の尾っぽかわいい白い歯でくる ...
ただ 目が腐っているだけなの、お馬鹿さん

ろくに考えもしないで、世界を否定なさるのね
それなら、いっそお死になさい


勘違いしないで

興味もなければ、愛もない

そんなもの  ...
ただ
みずからの内部を冷やし
その恩恵として
私の食物を長期保存し
やがてそれらは胃袋で消化され
私の腹を肥やし
あなたはただ
それだけのためのように
生きて
今日やっと
天に召さ ...
 しとしとと雨が降る昼休み。美奈子はいつも通り、おなじみの女子のグループに混ざり、綺麗な箸遣いで少しずつ、少しずつ、弁当の中身を口に運んでいる。
 俺もおなじみの連中と昼飯を食べる。美奈子の様子を横 ...
あんまり好きじゃない、甘いクッキーを口に運びながら
どうしようと思い、でも電話をしてみる。

3か月ぶりの声。
電話になると聞き取りづらい、こもった低い声。

「会話が圏外だよね」と笑いな ...
自分は生きているのだろうか?

そもそも
生きているとは
なんなのだろうか?

死んでいるとは
なんなのだろうか?

生と死は
似ているのだろうか?

そもそも
似ているとはなんなのだろうか?


な ...
夏の氷は透き通っていた
四角いその宝石を
水の中へと入れると
しゅわぁという音が聞こえた
それをじっと見つめる
自分の中に固まっていた何かと
同じようだった

さようなら
この氷の最 ...
木蓮の花は
{ルビ宇宙=そら}を見上げる



『木蓮の咲く丘で』



花木好きの彼は
木蓮の花が一番好きで
白く甘い芳香が
中途半端にひらいた花びらから立ち上るのを
まる ...
水がうろたえていた
「レセプタがないから、レセプタがないから!」
額から汗がぽたぽた落ちて
やり場に困ったように腕が
頭を抱えるそぶりを見せたり
突然ひきつけを起こしたように首が
一般的に ...
無花果が口あけ雨を受く姿勢
姑独り居の狭庭の隅に

家の建つ工事現場の土もらい
それぞれの鉢に土満たしてゆく

人よりもおくれて登る鞍馬寺
熊に注意と立札のあり

足弱き友に ...
もう初夏だと言うのに

凛と張りつめた世界

雲は今にも泣き出しそうで

僕の吐く息はほんのり白く曇り

僕の方が泣き出しそうだ

海は灰色に染まって

何者もの侵入を頑なに拒 ...
ココ・ド・コード



充電中のケータイも 起動中のパソコンも 
ウォークマン中の僕も
コードで世界とつながっていて


世界は 壁の向こうの記憶と つながっていて
記憶は その向 ...
世界平和
景気回復
環境保全
明日のテスト

考えなきゃいけないことは
たくさんあるのに

僕の心は
君のことしか考えさせてくれません
何かを無くしてしまうかもしれない

小さい頃から感じていた不安

何かはわからないけど不安で

不安で不安でしょうがなかった

でもいつ、どこで

それを無くすかなんてわからなくて ...
身近なものに世界という名前を与える
だから私たちは世界を知っている
世界という名前を与えた私たちは
神である







おのおのが良いと思う形で祈り
...
綺麗な言霊の尻尾を
自分の歯で捕まえておいて
絶対に?はなさない?で
後で恥を掻くだけだから

あなたが産んだ物は
既に生まれていた物
?はなす?事をよく考えて
一度飲み込んで

...
なんで??
僕は早送りの緑色の蛙の残像見えるの可能になりましたか??
いつもいつも、幻覚幻覚、勘弁勘弁してください。
ソイツらは2006年5月27日ピーズの野音ライブの後の日比谷公園の森の中にて ...
逢いたい

逢いたい

愛し合いたい 哀を乗り越え



逢いたい

逢いたい

見つめeyeたい 藍のように深く



あなたとキスすると

きらきら ...
あの人のことを言葉にする作業は

色とりどりのビーズの中から

綺麗な綺麗な水色をすくい出して

銀の糸に通していくようなかんじ
わたしはさがしているのです

この世に生まれおちる
その前の

母のナカで見た
あの光を



わたしはさがしているのです

わたしが生まれおちる
その時の

慈愛に満ち ...
                    07/07/02



で。
パート。
あ。
パート。
アッバウトな挨拶
奪われた空の
コバルト
不足する金属のコインを紙で代用
紙コイ ...
僕にはかけがえのない友人がいる

母からは、悪い人と付き合ってはいけませんと言われたが
彼らを失っては僕ひとり生きていけないだろうと思う
彼らは厳しく、いわれの無い罪まで僕にかぶせ、なじるけれ ...
へらへら顔に
爆発頭
だけど心はセンチメンタル

僕に触れたら
誰もが懐かしさに浸って
死んじゃうから
離れててほしい

昔のアルバムを
朝焼けに
溶かしてしまいたい

十六 ...
霞みがかった空気の切れ間に
夢を見た、悲しい夢

やみかけの雨が
焦らすように肌を湿らせ
不機嫌な木々達は
上に向かう途中でうつむいていた

枯れかけの薄紫色
小さな花弁は滴をまとい ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
1週間で終わってはじまる。大小島自由詩007/7/3 1:27
生きてる化石プル式自由詩4*07/7/3 1:23
左腕と右腕でわたしをだいてよクーラーの風邪がうつるki未詩・独白207/7/3 1:21
紅い夜空松本 卓也自由詩007/7/3 1:13
相良ゆう自由詩007/7/3 0:34
パンイチ王子殿様が得る川柳207/7/3 0:23
やらせてよ女の子。ki未詩・独白0*07/7/3 0:19
哀れと恋と×(かける)自由詩107/7/3 0:09
冷蔵庫小川 葉自由詩007/7/2 23:43
青い鳥が青い訳桜井小春散文(批評...107/7/2 23:23
空気の距離吉原 麻自由詩207/7/2 23:12
『わからない』神楽坂 猶叉自由詩1*07/7/2 23:09
夏の氷ぽえむ君自由詩12*07/7/2 23:04
木蓮の咲く丘で蒸発王自由詩7*07/7/2 22:21
水のこと一般詩人-自由詩4*07/7/2 22:16
28P 「短歌2」よりむさこ短歌6*07/7/2 21:50
こないだの海日記テルテル坊主自由詩007/7/2 21:40
ココ・ド・コード青の詩人自由詩2*07/7/2 21:36
思考内容北大路京介自由詩5*07/7/2 21:36
不安テルテル坊主自由詩1*07/7/2 21:32
世界と名前とカミナリ嘉村奈緒自由詩12*07/7/2 21:00
non メモリアルパッケージ酸素の枷自由詩007/7/2 20:59
幻覚リクエストありがとうございます!!うおくきん自由詩2*07/7/2 20:55
たなばたキッスむむ自由詩007/7/2 20:41
恋は水色a/t携帯写真+...407/7/2 19:18
さがしもの秋桜自由詩8*07/7/2 19:17
デパートあおば自由詩10*07/7/2 18:57
逃げちゃだめー花山草太郎未詩・独白007/7/2 18:57
ゆうさくゆうさく自由詩7*07/7/2 18:55
雨夢dew自由詩007/7/2 18:35

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加筆訂正:
フェンス/とうどうせいら[07/7/3 0:55]
カテゴリ変更
26P 「短歌2」より/むさこ[07/7/2 21:52]
金木→木犀  間違ってタイプしてました by代筆人
6.18sec.