昨日友達と会ったら 友達じゃないことが分かった
剥げ落ちた友達の抜け殻は 少し目を離した瞬間にどこかに行ってしまった
目の前の元友達は 公判中の元少年みたいで 何者か分からない存在に思えた
...
一日一日が吸い込まれる
乾ききった心に染み透る君の声
鮮やかな夏の日差しを避けて感じる
光りと影の織り成す町で
暑過ぎる想いを風に乗せて
天に昇りて
振り返る
足 ...
瓦礫の海を躓かないように慎重に歩きながら
君の姿を盗人のような目つきで懸命に探している
廃墟の中 放心しきったストリートミュージシャンの少女がアコースティックギターの虚ろな音を鳴らしている 一円玉 ...
そっと抱いた人間模様
水玉
しましま
いやいや
そんなもんじゃなくて
優しく撫でた人間模様
ドット
ストライプ
いやいや
そんなことでもなくて
...
今日の天気予報
今日から明日の夜にかけて
太平洋側の前線や発達した低気圧の影響で
大雨となるでしょう
大雨となるでしょう
...
炎天の亀キャラメルと取り替える
花失い壁画に孤児の不滅見える
踊る文字 遺跡の空欄に向かって
祖父来ず農地の爪楊枝に近付けとある
こころ以外なにももたず砂漠に凹部
佳作の ...
片恋のボタンはずして息をする
坂道を二人乗りして夏が行く
できたての朝は真夏のゼリーかな
水族館ガラスに映るあなた見てる
砂浜の足跡がまた波に消え
潮騒の残響に潜む君の声
マンホールを開けて
すっぽと中に入った
地球を抜けて
ずっと抜けて
だんだん熱くなって
手足が溶けて
胴体と頭が
どろどろになって
固まって
真っ黒になった ...
so far
so far away
今僕らは随分
遠くへ来たけど
このソファは本物さ
今僕らは随分
遠くにいるけど
このソファはリアルで
遠い ...
よろず、よいのとばり、飛行する烏賊よ。きものの裾はいつになく
現前のいぶかしさをイソギンチャクに吐露する。むせらエビ、とり
しばたきの水晶よ、日のもとつ中つ国、うおのめのもと州に懇願せ
よ。ゴミ ...
縮れた髪をくしゃくしゃと
(握って)
鼻先にかかる枝をぶちぶち
(伐採)
愛車の前輪がパンクしていたから
いつもより30cc
汗腺からの放流
このまま海へ続く
...
彼の歌う声に
やっぱりベティが一等だなぁ、と思う。
彼にそう言う事は出来ないのだけれど
やっぱりそう思う。
いつまでも同じじゃいけないのだと
判っては居るのだけれど。
多分、僕が一番認めら ...
白鷺のいる雨
わたしは生まれて初めて牛をかっこいいと思った
君は赤い牛が真ん中でにらみをきかせた黒いTシャツを着ていた
いいだろ マイケル・ジョーダンがいるシカゴ・ブルズのだぜ
得意そうにTシャツを広げると ...
てのひらから
指折り数える時間の粒があふれ出す
指の間からぼろぼろ零れ落ちる速さは増し
掴み取るのが追いつかなくなる
焦って
その姿を子供たちに見られていることに
また焦って
わたしの欲 ...
手紙を受け取った
封を切り
畳まれたわら半紙を開く
遠く隔たれた真夜中
何人もの死体を積み上げる
その羅列を殺すのだ
路上で横たわるネズミは
細菌という凶器と共に死んでいた
...
銀の鱗たちの抱擁に
十重二十重に被覆されたまま
世界の深奥に 沈むもの
嵐 過ぎて後
マンホールの隙間より聞こえる
ゆるやかに 鼓動するもの
いつか伊太利亜 ...
なくした瞬間
白い花が咲き乱れ
カウントダウンが始まった
咲いてしまった記憶の一つ一つが
美しく、瑞々しく、終わってゆく
一輪挿しに生けた花が
水を吸い続けられる間
それがタイム ...
なぜあなたは
病の親の世話をして
毎朝歯を喰いしばり
家の門を出て来る部下が
体調崩し仕事を休む
辛いこころが見えぬのだ
わたしは今日も ふんふん と
あなたの腐った愚 ...
夜の夏がほのかに飛んで
闇の中に夢を描く
この世界に音は必要としない
ただわずかばかりの光だけが
飛びさえするだけで
夜の夏は十分なのだから
夜の夏が静かに飛んで
闇の中に夢を灯す
...
触るな!
触るな!
口を付けるな!
真っ赤な太陽
縞の囲いの
甘いプールに
小さな悪魔たち
俺のスイカだ!
ファーストフード店ではコップにストローが立てられて出てきた
マニュアルが与えてくれた親切
私のささやかな楽しみはスタートラインに立つより早く消えた
仕方なく暗幕を下ろし外界を隔離し ...
07/07/24
これからは、
哺乳類のように生きていきます
そんなこと言われても
初めからそうなのだと言いたかったが
爬虫類と言い違えたのかも知れない ...
アンドロイドになるのは容易い
毎朝 世界にいざ、入獄
反復する彼の言葉だけ持参
雨ざらしの秘密
振りながら縺れる水、を笑う
時に大きくうねる
波、それからプラト ...
双つの雨音を右目にもどし
煙を数えて夜は明ける
みな何かをすぎてゆく
みな何かを置いてゆく
欠けた娘を肩にのせる
鏡の向きがいつもと違う
欠けた娘を肩にのせる
...
攻撃用メモリーをセットして開始のゴングを待つ間に汗が首筋から噴き出てくるのを意識する。手でセンサーの位置を少しずらして、改めて合図を待つ間に戦意が遠のくのを覚え、敵陣の相手の顔をもう一度睨み付けて、憎 ...
チョキチョキと なんでも切るよ チョッキンな
僕の鋏は グーにも勝つよ
僕を支えてくれる柱
小鳥が運んできてくれた 一本の枝
あまりにも短すぎた夏 あまりにも短すぎた夜
僕らを邪魔した虫達は今
小さいけれど美しい羽 ...
おい
ローズマリーが
茂りすぎだよ
中に何か
住み着いてるんじゃないか
お前は
ここで待ってろよ
俺が
見てきてやる
(いやいや、その手には乗らん)
私が戦士じゃないとしたら
それは、この剣を捨てて
あなたを助けてしまったことに
由来するのかね。
それとも、
もう戦いは終わったから
ということかね。
こうして月光に照らされて
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
君は友達
楠木理沙
自由詩
4*
07/7/25 4:48
万華鏡
山崎 風雅
自由詩
2
07/7/25 2:19
3度目の原爆2
円谷一
自由詩
3*
07/7/25 1:45
人間模様
青井 茜
自由詩
3*
07/7/25 1:40
今朝のニュース番組
むむ
自由詩
1
07/7/25 1:38
シュトッペンテアリー
黒川排除 (...
川柳
5
07/7/25 1:31
真夏のゼリー
小川 葉
俳句
6*
07/7/25 1:24
地球の裏側
なかがわひろ...
自由詩
8*
07/7/25 1:19
■■■ 遠いソファ ■■■
じゃんじゃっ...
自由詩
0
07/7/25 1:04
海底探索
もしゅ
自由詩
0
07/7/25 0:58
天然ぱーま
青井 茜
自由詩
1*
07/7/25 0:52
銀色のくもの巣と
プル式
自由詩
6*
07/7/25 0:51
雨(三)
A-29
俳句
0*
07/7/25 0:48
牛の魔法使い
楠木理沙
自由詩
6*
07/7/25 0:32
置き去りカンバス
悠詩
自由詩
6*
07/7/25 0:28
亡霊と手紙
たけ いたけ
自由詩
2*
07/7/25 0:14
千のベーゼ
ムラコシゴウ
自由詩
7+*
07/7/25 0:02
永遠
mayaco
未詩・独白
1
07/7/25 0:00
虫の味
服部 剛
自由詩
11*
07/7/24 23:56
夏の夜
ぽえむ君
自由詩
10*
07/7/24 23:38
俺だけの夏一途
酸素の枷
自由詩
1
07/7/24 23:23
レム睡眠障害走100m未満
ひげ爺@雲夢...
自由詩
1*
07/7/24 23:02
哺乳類
あおば
自由詩
8*
07/7/24 22:55
ライフ
うわの空。
自由詩
7*
07/7/24 22:52
降り来る言葉 XXXI
木立 悟
自由詩
6
07/7/24 22:39
擬人化
あおば
自由詩
5*
07/7/24 22:28
チョキ
北大路京介
短歌
7*
07/7/24 22:21
柱
〃
自由詩
13*
07/7/24 22:15
ジャングル探検もしくは自由への逃走
weed &...
携帯写真+...
6*
07/7/24 21:51
私が戦士じゃないとしたら
ブルース瀬戸...
自由詩
1*
07/7/24 21:38
5431
5432
5433
5434
5435
5436
5437
5438
5439
5440
5441
5442
5443
5444
5445
5446
5447
5448
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5450
5451
5452
5453
5454
5455
5456
5457
5458
5459
5460
5461
5462
5463
5464
5465
5466
5467
5468
5469
5470
5471
加筆訂正:
置き去りカンバス
/
悠詩
[07/7/25 1:19]
「買えて」→「変えて」に誤字訂正しました。
6.88sec.