僕には名前がない
目立たぬ場所で 限られたモノだけで生きている
踏まれて踏まれて 優しさに触れることもなく死んでいく
それでも生き残った者は 名も無い花を咲き誇らせ
いつかは死に往く
僕 ...
陰樹の茂りに
やさしい 幻を見せて
吸われた強いタバコ
陰でささやかれる 会話
もうろうと 煙り
奥の端の席に 織るべき 夢
この店は 沼の匂いがする
湿りの温もり
肌にしたた ...
寒風が追いやって
落下する陽は
屋上から見える
十字架の影に
もえている もえているのだ
あの方角に
確かにいた
小さくて熱っぽい
手が
いま またしても
握 ...
日々の暮らしに疲れた頃に
僕は君に夢を語り出す
グラスに映る君に向かって
「気付いてしまったのさ」なんて呟く
エメラルドの光は悲しみにとけて
大事な言葉と共に消えていく
Where had ...
語る為ではなく
沈黙するために
残す為ではなく
消滅するために
自らがここに居る事を肯定する為ではなく
人々がここに居ない事を否定するために
何を考えているか分からない人々の為ではなく ...
綺麗ね、羨ましくは無いけれど
白い羽根、純粋な幸福
真っ直ぐ生きられるほど強いのね、
とても{ルビ綺麗な=うつくしい}あなた
汚れた私にはとても想像できないわ
弱く小さい私にはとても考え ...
長くて短い夏休み
「短い」と感じたのは きっと楽しかった なによりの証拠だ
夏休みの始まり 暑いから自販機で喉に潤いを与えようと無意識に提案
「10円足りない」
最悪だ…
そんな時 隣から突 ...
予報は雨
(真昼)
あらがえないの
この時計の刻む
奥底からきこえる声には
自性が宿っているのだから
茫洋として連なっている先へ
零時の胎動しているのは不在
の影が失わ ...
ふっとい木だと
思われてませんか
一応、人です
私は
なんか嫌な予感がして
目を覚ました。
ら、オッサンが枕元に正座しており。
めんどくさいけど突っ込んだら神様だって言う。
これ水木しげるの世界きたよ。
貧乏神か貧乏神だなと問い詰め ...
廃墟のドラムセット。
ハタチまでのカウントダウン二人、
(人を、生きもの、を、殺すってどんな気持ち?)
ピー、
ピー、
ピー、
バックします。
抱っこします。
ガッツ ...
部屋の置時計は
カチカチ時間を
ループループ
その間に時の番人は
朝の広場と
夜の涅槃を
行き来する
僕は番人を追いかけて
時の狭間で
右往左往
もがく僕を見て
番人 ...
ニャァニャァと 鳴く犬がいて メールした
ホントだってば ホンマやってば
床に寝転がった際に
背中に違和感を感じて探すと
皿ネジが一個
転がっていた
ポケットの中で
取り合えず元に戻そうと
組上げてみた物の
どうしても一つ
ネジが足りなかった
...
呼吸すら億劫になるほどの草熱れ
立ち込めるのは夏の匂い
ジーク… ジーク…
緑陰に身を屈め、獲物を狙う少年
まるで、その空間だけが別世界
ジーク… ジーク…
...
いま おれ
日本語じゃない言葉で話したい
誰も知らない言葉で話したいよ
ハロー かみさま
そして グッドバイ
歌うように吐き捨てて
そしたら
ひと ...
白くしずかな八月の
午さがりのあかるい部屋である
私はただソファに横たわっている
そして部屋の中空を
一個の檸檬が歩きまわっている
まるで散歩でもしているようだ
いつのまに出現したものやら ...
東京の夜は明るい
コンクリートの森には魔女が笑う
木馬は走らない
東京の夜は明るい
虫達はさ迷い影を欺く
星は見ない
東京の夜は明るい
そこに闇は無い
そこに竜は息づかない
...
赤い血がナガレオチタ
空が燃えている
銀色のツバサが折れて
黒い雨降り注ぐ
街がゆれる
また、ひとつ
街がおわる
街がしずむ
また、ひとつ
街がおわる
...
甘いモノが好き
いくつでも食べられちゃう
あのひとの笑顔が好き
いくらでも見飽きない
でも
そんな風に笑ってないで
もう いいから
何もかも忘れて
抱きしめちゃって
不可思議と呼び捨てるにはまだ早い
猫の目うるる、美しいよる
いくすじも星をえがいてよるが降る
ふたつ並んで揺られあう尾に
滅びても興り続けた王国をたどり違える満月の ...
真新しいブラウスの
短い袖がまぶしいね
軽やかにステップ踏んで
夏の扉に飛び込もう
光の娘たちが踊る夏の道で
いつも空を見上げていたね
湧き立つ雲の{ルビ眩=まばゆ}さに心魅かれて
...
あぁ、そうか
僕は僕だったんですね
気付いてしまいました
つまり僕は今まで
僕を演じていただけで
なんていうのか
僕自身が勝手に
ありもしないドラマを
でっちあげて
存在もしない ...
多分詩というのは日本人が普段中々言葉に出来ない感情を表現するのに持って来いな表現方法なのだろうとおもう。それは例えば愛について、友情について、死について、人について、政治について、生きる意味について、 ...
ミンミン、シャララと
朝からセミの声
思いきり
深呼吸して
空を見上げて
ぽかりと浮かんだ
雲に手を振って
よし。
夏を迎える
準備ができた。
おうっ。
おういぇー。
そうでやんすか。
カラオケに。
つきが。
とってもまるいから。
夜はあおい。
蝉ぶんぶん。
光がしろい。
おうっ ...
僕が一昨日 贈った月は
クロワッサンだったけど
君が今日受け取ったころには
オムレツに進化していた
たった二日間でパンから
ずいぶん太ったね
それは不思議な ...
僕の観覧車に
君は乗ってこない
僕の観覧車に
君は乗ってこない
高いとこから
低いとこまで
この観覧車で
ぐるぐるまわるよ
空に近づき
太陽 ...
何ゆえあたしは起きているのか。
人が眠る時間に。
ああ、冷凍庫の変な安いアイスでも食せばよいのかしら。
もう意味がわからないわ、広い広いこの地球にいてガリガリくんを食べるなんて。
...
あなたから生まれいずる愛がある
バス停に生まれてバスを待ってたの
向日葵がくびかしげてる夏野原
恋に溺れ綺麗なままで水中花
夕暮れにネオン涼しき予感かな
今年またなくなり ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
その存在
掘鮎涼子
自由詩
2
07/8/1 17:13
女の店
アハウ
自由詩
6
07/8/1 17:09
友人現象
naho
自由詩
6
07/8/1 16:44
Where Had I Gone?
南ススム
自由詩
3*
07/8/1 16:28
自殺志願者
狩心
自由詩
3*
07/8/1 16:13
汚れた羽根
桜木 ハル
自由詩
1
07/8/1 15:59
麦藁少女、麦藁少年
掘鮎涼子
携帯写真+...
1
07/8/1 14:12
おとずれる
こしごえ
自由詩
11*
07/8/1 14:11
あの、失礼ですが
weed &...
携帯写真+...
4*
07/8/1 14:00
神様が来た!
菊池ナントカ
自由詩
14
07/8/1 13:46
東京カウントダウン。
〃
未詩・独白
0
07/8/1 13:42
時の番人
kuria
自由詩
1
07/8/1 12:45
Believe it or Not!
北大路京介
短歌
5*
07/8/1 12:22
vis
ねなぎ
未詩・独白
0
07/8/1 12:05
蝉時雨
由希
自由詩
2*
07/8/1 12:01
ハロー、グッドバイ
大覚アキラ
自由詩
4
07/8/1 10:30
檸檬の歩行
塔野夏子
自由詩
10+*
07/8/1 10:10
手を延ばして走る事は出来ない
プル式
自由詩
1*
07/8/1 9:49
黒い雨
アラモード
自由詩
1
07/8/1 9:46
甘いモノ
風音
携帯写真+...
2
07/8/1 9:14
◆美しいよる
千波 一也
短歌
17*
07/8/1 8:56
夏の瞳
未有花
自由詩
12*
07/8/1 8:26
エキストラ
優飛
自由詩
5*
07/8/1 7:14
うだうだと月見酒
プル式
散文(批評...
0+*
07/8/1 7:04
夏支度
風音
携帯写真+...
5*
07/8/1 6:25
おういぇー。
吉岡ペペロ
自由詩
1
07/8/1 5:55
■■■ 何時も其処に在るもの いつもそこにあるもの ■■ ...
じゃんじゃっ...
自由詩
1
07/8/1 4:58
■■■ 僕の観覧車 ■■■
〃
自由詩
1
07/8/1 4:49
ガリガリくん
山内緋呂子
自由詩
16*
07/8/1 4:18
水中花
小川 葉
俳句
0
07/8/1 3:21
5415
5416
5417
5418
5419
5420
5421
5422
5423
5424
5425
5426
5427
5428
5429
5430
5431
5432
5433
5434
5435
5436
5437
5438
5439
5440
5441
5442
5443
5444
5445
5446
5447
5448
5449
5450
5451
5452
5453
5454
5455
7.72sec.