わたしのたいせつな彼氏
ちょっと太めで
なんだか見た目はイマイチだけど
ひたむきって感じの横顔が
とても好きなんだ

でもね
困っちゃうんだよね
おんなの子はこうあるべきだという信念
...
やばいよ やばい

「僕がいるから」

あなたの言葉の不確かさに

「孤独になる」

取り残され  頭上に広がる闇に

「早く 早く」

焦って何かに摑まる  不 ...
一番目の男が言った。
「彼はいつになったら来るのだらう?」
「いや、彼はもう行ってしまったのさ」
と、二番目の男が言った。三番目の男は黙ってゐた。
「それを残して行ってしまった」
三人の男達 ...
 あたしは車を降りた。ここまであたしを連れてきてくれたあのひとも。あのひともあたしも、黙って川の流れに向かって歩き出した。
 川原には石が延々と転がっている。これが全部星なら、ああでも星は実際にもっ ...
しにたい
いきたい
どっちもしたい

生きたい
逝きたい
どっちもほしい

いきたい

いきたい

いきたい

いきたい

ここじゃない

どこかへ
やわらかいメロディで
押しつぶして
お願い

僕の中で君が渦巻いている
目が回って気持ち悪くなりそう
また何かを巻き添えにして
何かを犠牲にしていく

やさしいメロディで
押し ...
  しんとした
  もりのおく
  ざわめいた
  ゆめのあと
  くちびるで
  きみのこえ
  ゆびさきで
  きみのこえ
  たしかめる



  たしかめる
...
「八月、愛するものにもどってはならない」
これはアンディ・ルーニーのコラムのなかで、バーニース・ケニヨンの詩の一節として引用されていたものである。
バーニース・ケニヨンって誰?



ど ...
老朽化の進んだ体育館は
二階に観客席が付いていて
死んだ蛾や蝉がたくさん落ちていた
わたしは
つま先の赤いうわばきで
それらの死骸を踏み砕き
空へ近づこうとするかのように
一人でそこへの ...
幼い頃お父さんは万能だった
何でもしてくれて
出来ない事なんて
何にもないと思ってた
そんな私一人の思いこみを忘れた頃
それと私は向き合った

朝起きたら動かなくなっていた鳥を
季節は ...
どうしようもない私だから
どうしようもないくらい
人の役に立たない私だから
せめて死んだ後くらい
人の役に立てるよう
私が死んだ後
私の体を利用してください

自分があきれられるほど
...
くぅるり からり くぅるり からん
時計の針が廻るごとに
時の糸を紡いでく
くぅるり からり くぅるり からん
紡いだ糸を織り上げて
あなたはそれを染め上げる
あなたの心が染め上げる

...
貴方は俺の敵
お前は俺の敵
君も俺の敵…?
 
そんなふうに騒がずに
俺は黙って眼を閉じよう
 
『お前はカスだ』
『お前はクズだ』
『お前はゴミだ』
 
そんな言葉なんか気にせず
俺は笑顔で耳を塞ご ...
彼女は、いつ。

彼氏を、諦めたのだろうか。

彼氏は、そんなこと気付かずに。

彼女は、新しい抱き枕を抱きしめた。

そんな彼氏は、いつ。

彼女を、忘れられるのだろうか。

...
もちろん分かっていたの
もう、さようならなんだっていうことは
あんなに熱くはしゃいでいたのに
最近はすごくよそよそしいし
ねっとりしていた風も
そよそよ
蝉も鳴かなくなって

ほんとう ...
夜が
おいでおいでと
わたしを{ルビ誘う=いざなう}

いっそ
夜に溶けてしまってもいい

夜に溶けて
とろけて

闇になる

それでも
月には
届かないのだろう

月 ...
僕が愛や恋を語っているときは きっと君の顔浮かべてる 抱きしめたことを思い出すたびに
胸を締め付けられる
愛していると伝えられない数だけ増えて
忘れたいなんて綺麗事を
脳内で繰り返す愚かな僕が居る

飛べない
動けない
心から束縛されて
...
ベンチは

座ってくれるひとを待っている

そこに
在り続けなければならないから

誰も座るひとが
いなくても
磔みたいに動かぬ石は自分の形を忘れていない。
射殺すような光と熱が身体を焼く。
焦げ付く髪と汗ばむ手の平。遠くに見える蜃気楼。
僕から伸びる黒い影は夜にも似ている闇のようで。
呑み込ま ...
突き抜けるような青空に

立ち竦んでしまう私でも

退路は全て遮断してきた

==========

空が本当は何色かなんて

私は知りもしないけど

ただあるがままに受け入れ ...
 

あなたが知っているのは遠くの記憶と貶めかたであり、
それらをもってしての言動にはいつも薔薇のような棘がつきもの
いくつも刺さってしまえば、存外痛くないことに気が付いた。
(小指をぶつけ ...
エンジン快調アクセル全開
夢の超特急
頭が爆発する
体はもうボイリングポイント

何も考えていない
唯存在するだけ
気持ちがよければよい
癖になる

何を言われても気にしない
夢 ...
空がパッと閃いて
少しあとで雷が鳴った
昨日も今日もたおれそうに暑くて
夕立でもあれば少しは何かを思い出すかしら、と思った
この邪魔なおくれ毛は刈りあげるべきじゃないかしら、と思っ ...
洗面器の水に
指を浸す
わたし達の海はこんなに小さい


手と手が触れ合える
ささやかな暮らしでよかったね


ざざぶ〜ん
ときどき窓のそとで水音がする
あれはイルカ
あれはシ ...
最初の 真昼の 星が

ことばの 紀元前に またたいて いる

やってきた 9月

地には ことしの 豊穣を

やくそく した 稲穂たちや 曇った空

透明な 稲びかり ...
ぼくには声はないよ

さけんで さけんで
声はきこえなくなってしまったよ
ぼくは、うたえないよ
ただ、卑屈な笑みしかつくれないよ


正直、今日も死にたいと思っているよ
病気と言って ...
 下等列島日本諸島 パクりのゲットーモットー横行 超馬鹿馬鹿しいよ
 無理過ぎる振り付け 吹き付ける雨風 現代社会&未来世紀はこの様で
「殿様、冤罪打開&気合掲示は御前様次第だい」
 この国を産 ...
こんな曖昧な風が吹く夜は優しくなれなくて
自分のなかにある悲しみや小さな孤独が
心のなかでドタバタと暴れまわる

「毎日いろんなことがあるよねぇ」
そのいろんなことが三日くらいで ...
夕刻を告げる時計が
散らばった色鉛筆を
一本だけ、手折る
 
私がその光景を
消しゴムへと告げ口した頃
光りだした小指は
小さく震えて、色鉛筆となった
 
立て掛けたキャンバスには
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
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命題木賊ゾク未詩・独白207/9/7 18:05
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八月、愛するものにもどってはならないんなこたーな...散文(批評...107/9/7 16:43
赤いうわばきとたいくかん吉田ぐんじょ...自由詩2507/9/7 16:13
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恋詩-SIX Sick.ver-流希-Яuk...自由詩207/9/7 12:27
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はんぱもーん影山影司自由詩0*07/9/7 2:33
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美術室山中 烏流自由詩6*07/9/7 0:11

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