大雨、にワイパーを動かさずぼんやりする信号待ち
君が隣にいないと「この雨男」って怒れないよ
私が運転席なら君は助手席にいなきゃ嫌
好きなお買い物も写真だって君が居ないと楽しくないよ

…変な ...
私たち 午後には散文を開いてエレクトロニカにする どうしても、というなら黒人霊歌でもいいわ だけど、こうして眼を閉じるわね 表通りのニレの木に(嗚呼、もうこんな時間)絹のつやをした鴉が居る 美しい眼を ... 星をしいし奉りて
繁茂の青い原を這い

この血は
痩せた醜い
器に
灯る燈よ

暗闇に啼かす事も
声高なうすい羅列さえも

この皮膚が
焦げ付く匂い
今際に
咽る喉と

...
近所の人が芸能の話題で盛り上がっていた。
聞き耳を立てつつ、玄関前の植え込みの草をむしる。

ああ、大御所と呼ばれる人たちは
ちやほやという栄養をたくさん食べなければ
生きていけないらしい。 ...
さあ行こう
すこしだけ
生きることを考えよう

ぼくたちはもう
生きることしかできないのだから
こわいものはないよ
ぼくたちは死を選ばないから

負けは認めるよ
だから
ぼく ...
{引用=























上の空に しき、つめられた
雪、口の
中の
他の、世界の、ときめきに、はきだめに
とざさ ...
小学校の時
夏休みの宿題で
日記を書いた

まだ 朝だったから
今日は何もしていない

でも 朝のうちに
勉強をすませたかったから
何もしていない今日の
これからする事を 日記に書 ...
満身創痍の豚は 空を飛ぶ

傷だらけになったら
耳が 大きな羽根になるんだ

嬉しそうに だけど
だけど その短い足は
慣れない空気の足応えに
ただ ただ 成す術も無く
ただ ただ  ...
内側から
ほとばしる強い力で
殻を 割るの

抜け出したいのに
この殻から 抜け出たいのに
ああ 飛び出したいのに

殻が 割れない

足りないの?
力が 足りないの?
私はこ ...
ビニールの傘持って
忍び寄る夜から逃げて

敷き詰められた落ち葉を蹴って
去って行く夕日を追って

彼女は暗い森の中

ビニールの傘差して
溢れそうな涙こらえて

そしてタバコに ...
これからも少しずつ 君は綺麗になっていくだろう

そして いつかを境に 年老いてくだろう

そんな君を追いかけることに 全てを捧げる
昨日は泣く暇もなく寝てしまったから、少し体が重い。
生きることの意味とはなんだと、口々が問うけれど、きっと答えを知っている人と出会うことはない。だって、きっとみんな死んでいるから。

ど ...
雨粒が
なみだみたいだなんて

陳腐ね
とても

雨滴も
落ちてしまえば
ただの雨水

なみだだって
たぶん
ほどよく冷えた桃の
皮が剥けるのも
待ちきれない様子で
傾いでゆくあなたの
日焼けした首筋

滴る果汁か
それとも
戯れの残り香か
甘い匂いが
鼻腔の奥に絡んで
涙させる理由
...
雨から身を守る道具としては
七割の完成度
軽く三割は濡れてしまうもの

完璧でない
アン・バランス

正に
人が持つべき
人の為の
人に似た
道具ね
誰もいない学校の記憶には
目障りな人形の影がケタケタと耳障りな音をたてながら奇妙に歪んでいる

机の上に伏せて寝たふりをしていた僕は
その下にノコギリと木工用ボンドを隠し
使わないことを祈っ ...
病室やマンションには4号室と9号室が無い



昔から「4」と「9」は





を現し不吉な数字と言われてきたけど

厄介だね



最初に言い出した ...
性能は読み違えた
解体処理は返品された
変形された甲殻は
背骨から突き出た石の傘
平行して過ちを犯す
A、B、の角度を測る
私はシーソーの上に立っている
その中心で子猿が
母親の骨をぶ ...
遊歩道に列をなした花たちが
ちいさないのちの
ちいさな手から
水をもらう

風になびいて
呼吸ができたと
よろこんで
くすぐりあった
品川駅の階段に座り込んで聖書を読みふけっていた。

僕の靴を脱がしてくれないか。

もう歩かなくてもいいんだ。

携帯が鳴って、出てみると神様だった。

いまさら何を言いたいんだ。
...
うれしかったこと

悲しかったこと

楽しかったこと

辛かったこと

今日の箱を
棚の奥にしまい込んでくれる
夜の暗闇

どこに置いたかなんて
明日になれば
きっと
...
複雑と考えた

それも合わない

バランスだとも

それも違う

では不釣合いでもない

では無定形か

やはりそれでもない

ではもう無いのか

いやある

作れ ...
涙一粒
海に零れる
海に一粒
愛が混ざる
(ほろり)

愛が一粒
涙に溶ける
僕は一人
それに気づく
(ふわり)

君一人
僕に寄り添う
涙一粒頬伝う 頬伝う
僕一人
...
僕は菌の研究してる。

よく顕微鏡でかわいい菌たちを眺めてる。

いつもと表情が違う、いろいろ考える。

菌が生きてる器の中は雑菌がいなくて、

かわいい奴らのキングダム。

器の ...
あいつらは俺に言った。

この両手が何のためについているか、知ってるか?
知らないなら教えてやろう。
目の前にいる人を、抱きしめて離さないことだ。
愛する人に、さよならするために振るものでは ...
時間のなかに棲む蟻が
別の時間を描いている
滴と傷をまたぎ
影を喰んでは歩む


曇が廻りつづけている
鳥と光が
光と鳥をくりかえし
曇の前をすぎてゆく


時間が ...
泥を
振り払おうとする腕こそが
いつまでも拭えない
泥かもしれない

確かめようの無いその有様を
透明である、とは
誰も語らない

そこでまた
ひとつの泥の
可能性が
散る ...
もんたのお顔にばってんつけて「みのみのもへじ、、」って…何やってんだろ。






「おいくつですか?。」お年頃マエストロあたり前田のデクレッシェンド… ...
もうじき全てが終わるから
夢はそう僕に告げる
それでその両腕に
僕のことを引き止めようとして
魂が、それを振り切って目覚める

いつも思う
現実は
始まりだけは
いつも優しい
それ ...
老廃物と手をつなぐ
せつないから
死んでるようだ
見たものが
足元で花になり
ピアスでしたね
初めてのプレゼントは
初めてでしたね
はがれていったのも
見送ることは時々
見送ら ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
色のない世界朽木 裕自由詩4*07/9/11 22:58
散文詩はらだまさる自由詩8*07/9/11 22:46
蜥蜴ICE自由詩107/9/11 22:40
立ち話フクロネヅミ自由詩1*07/9/11 22:29
甘い水ゆうと自由詩1*07/9/11 22:14
____未詩・独白107/9/11 22:14
日記明楽自由詩107/9/11 22:09
満身創痍の豚は空を飛ぶ自由詩007/9/11 22:09
羽化自由詩107/9/11 22:08
naho自由詩407/9/11 22:05
覚悟北大路京介自由詩8*07/9/11 21:40
どうでもいいから口笛吹こう。三条自由詩107/9/11 21:27
雨滴風音携帯写真+...7*07/9/11 21:27
八月のエピローグLEO自由詩16*07/9/11 21:16
アン・ブレラ酸素の枷自由詩2*07/9/11 20:39
思い出、ナイナイ太陽の獣自由詩007/9/11 18:57
444、999むむ自由詩107/9/11 18:47
錆びた鉄板に描かれた象形文字の解読狩心自由詩4*07/9/11 18:34
ダンス唐草フウ未詩・独白3*07/9/11 18:28
携帯の着信音は猫ひろしの声 らっせいらーらっせいらーP.B.自由詩307/9/11 17:41
今日の箱乱太郎自由詩16+*07/9/11 17:38
目的と手段生田 稔自由詩007/9/11 17:35
みつ美月朱恋自由詩107/9/11 16:18
顕微鏡短角牛自由詩3*07/9/11 16:09
両手のない男udegeu...自由詩2*07/9/11 16:02
午後と廻転 Ⅱ木立 悟自由詩507/9/11 13:28
透いてゆく千波 一也自由詩22*07/9/11 13:20
「 みのみのもへじ、、 」PULL.短歌2*07/9/11 12:04
現実への所感雨宮 之人自由詩1*07/9/11 11:57
ため息たもつ自由詩707/9/11 11:28

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