さっきから押し黙ってばかりいる私の
ばかばかしい淋しがりに気付いて
なお不安定な距離感に揺れながら
愛にまかせて微笑っているのはふたり
希望に恐怖が染まる頃
恐怖は色鮮やかに花開いて
...
夕焼けなんてなくなってしまえばいいとおもう。昼と夜
をへだてるものをなんとなくつないでしまう、そんなち
ゅうとはんぱな橋は、星からやってきたぬすっとにくれ
てやるか、三日月のくらいぶぶんになげこ ...
「万物には形式がある。形式は必ず崩壊する。万物は崩壊する。」
(ーー吾妻滋郎著『認識の基地』序文より抜粋)
*
目玉焼きを焼いていた。
朝は数時間前に昼となり、
皿に向かう私の寝 ...
三日月のベッドに揺られて
星達の子守唄を聴いて
さぁ今夜はおやすみ
買えなかった玩具も
転んで擦り剥いた傷跡も
すべて忘れて眠りなさい
君が見る夢は ...
引っ越し間近のがらんどうの部屋で大笑いが起きても
密度が足りない
底上げをしなかったコンビニのナポリタンみたいだ
いらないものが無さ過ぎる。
菱がたの声が地に灯り
空にも海にも届きながら
誰も呼ばずにまたたいていた
夜の鳥
飛べないのだと
想いたい鳥
水をざくりと斬る光
動かない縦の水紋
熟れた灯 ...
北東の風が、強い。
雲は千切れ、崩れていく。
思ったより遠く、ずっと遠くまで、
走っていた。
(誰もいないグラウンドに立ち、空の箱を投げる。誰もいない。投げられた衝撃で箱が開
き、そこか ...
夕刻の鉄道駅では
通勤客の
ポーカー
フェイス達が
ごった返していて
自動改札機に
ようやっと
迎えられ
財布から
定期券を
ジョーカーを
引くように
取り出し
鉄道 ...
朝
開いた野ばらの花びらに
光る 雫は
愛に 満ちている
喪主を務める まりこさんは
そんな・・・余裕・・・
まりこさんには・・・ない
手違いがあって
ひたすら ...
見下ろすように
空を撮ろうと思って
木の上から
家の屋根の上から
ビルの屋上から
ヘリコプターに乗りながら
パシャリ
と,撮った
現像してみると
空なんか写ってなく ...
どうしてだろう
食欲がわかないんだ
もう丸3日もわたしは水だけで生きている
その水でさえ今ではあまり受けつけなくなってきている
化石にでもなるつもりなのか
ペタンコなお腹を見下ろしてみて ...
薔薇喰へば詩人
悔やみきれぬ漆黒の髪長し
萩散る恋散る
満腹猫の小憎らしさよ
雲間を逃げるホワイトジーンズ
欲しいものは淫らなギター
まばたきする度に薔薇
片 ...
いつの間にか
私たちは忘れてしまった
追いかけっこに
夢中になっていて
周りを見れば
誰もいなかった
ただひたすらに
走っていたから
疲れ果てて
たくさんの時間が過ぎた
数の計 ...
たとえば僕が死んだら
「これで世界はほんの少しだけ平和になった」
とつぶやいて
盛大ではないけどささやかでもないパーティを
みんなで祝ってくれないか
たとえば僕が死んだ ...
期待しないこと
望まないこと
全ては上手く廻るはず
何気無く無為な日々を
風のように過ごしては
喧嘩した日もあったね
(マックでの会話。)
「何食べてんのさ。」
「ポテトは鼻 ...
夜の底へ
冷えて低く這う空気
くるぶし辺りを撫ぜて
そんな空気が僕は大好きで
まるで終わらない空を背景に
風に、ささやかな歌声が、乗って
それは、愛?
確かめるすべを僕は知らない
...
ハンカチが飛んで、
きみのスカアトがめくれて、
ぼくの目線をとらえて、
きみはウインクをして、
踏切の音がして、
知らない歌が聞こえて、
人々の足音が止まって、
ギタア ...
いっぱい言葉を使って
書いて書いて書きまくれ
笑って生きれればいいとか 楽しければいいとか
笑って死ねればいいとか 後悔しなければいいとか
そんなのいらんのよ
必要な瞬間 ...
過去も未来も
空に還っても
あなただけを
愛してる。
きみが泣くときと
ぼくが泣くときが
一緒だったらいいなって
それだけ
・
約束なんて守らなくていいよ
だからいつでも会いに来てよ
星が見えない夜でも
雨が止まない朝 ...
金色の野に魅せられた夕刻の空
どこかで産声をあげ
どこかで、
永い眠りへと就いた
心の奥底は昔
表面は今
曖昧な生の狭間で
何を見、
何を聞き、
何を残す
手元 ...
苦しいよ
辛いんだよ
わからないんだよ
不安なんだよ
叫んだの
伝えたの
誰かがわかってくれて
大丈夫って
手を差し伸べてくれて
これは前進ですか・
...
本屋の漫画を読んでいく。
いろいろな漫画の映画を作る。
何かの本を読む。
いろいろな映画の歌が作られる。
本屋の漫画を書いていく。
本を書いていく。
何かの歌が書かれていく。
いろいろな ...
好きになってくれないなら
撃っちゃうよ?
惚れ薬。
ほら
3・2・1
ばぁん。
夏休み前
庭に
ひとつシャボン玉が飛んできた
夏休みが終わっても
そのシャボン玉は
割れずに
そのまま
今日も割れずに残ってる
先週、嵐がきた
昨日も雨が降った
それでも割れない
根性シャボン
しゃぼん玉に想いを吹き込んで
あなたに届くかな?
あなたに見えるかな?
『愛してる』
『大好き』
『いつも一緒にいたい』
あなたに届くかな?
あなたに見えるかな?
しゃぼん玉に想いを吹き込んで
閉塞感
喪失感
虚無感
どんな言葉を使っても
この暗闇を言い表せない
分かってる
他人や世界を否定したところで
すべては自分に返ってくると
そし ...
期待を裏切るもの。電話。メール。郵便物。
吉報は、まず届かない。
ひとの間違いを指摘することと、
自ら正しい答えを導きだすことは、まったく別のことである。
「食間に服用すること」
タ ...
歌は変わらず
私は ここに
歌は変わらず
そして 私は ここ
午後の日を 浴びきって
街を そぞろに歩き
ふと 立ち寄る喫茶
有線から 流れる
なつかしい 洋楽ポップ
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
愛しみ
かのこ
未詩・独白
2
07/10/12 23:52
かんかく
岡部淳太郎
自由詩
5*
07/10/12 23:47
食の素描#2
平
散文(批評...
1
07/10/12 23:38
子守唄
1486 1...
自由詩
3*
07/10/12 23:13
モノの豊かなワタシたち
短角牛
自由詩
2
07/10/12 22:41
夜へ 鉄へ
木立 悟
自由詩
6
07/10/12 22:29
中空
月見里司
自由詩
3
07/10/12 22:11
足あとⅠ—鉄道駅を降りてから—
りゅうのあく...
自由詩
5*
07/10/12 22:02
喪主 〜野ばらの庭で〜
Lucy.M...
自由詩
1
07/10/12 21:44
スナップショットで写した空
朗らか
未詩・独白
0*
07/10/12 21:37
不思議なこと
西藤ウサギ
自由詩
0
07/10/12 20:47
萩散る恋散る
三州生桑
俳句
4
07/10/12 20:38
ただ走って
いまじん
自由詩
7*
07/10/12 20:34
たとえば僕が死んだら
しろう
自由詩
7*
07/10/12 20:33
こころ
ANNA
自由詩
2
07/10/12 20:26
太陽
manabe...
自由詩
3*
07/10/12 20:22
秋が夕暮れ
雨宮 之人
自由詩
1*
07/10/12 19:59
きみ/瞬き/ぼく
山中 烏流
自由詩
4
07/10/12 19:19
そんなに急いでどこかに行く。
短角牛
自由詩
1*
07/10/12 18:56
過去も未来も
風音
自由詩
6*
07/10/12 18:45
やさしくなれたらいいな
ゆうと
自由詩
9*
07/10/12 18:28
断片の矛盾
見崎 光
未詩・独白
2*
07/10/12 18:15
・前進・
はち
自由詩
1
07/10/12 18:04
漫画の映像が流れる。
霧一タカシ
自由詩
4
07/10/12 18:02
おどし。
愛心
携帯写真+...
5*
07/10/12 17:44
雨上がりのシャボン玉
北大路京介
携帯写真+...
6*
07/10/12 17:37
しゃぼん玉に想いを吹き込んで
〃
携帯写真+...
4*
07/10/12 17:36
閃光
1486 1...
自由詩
1*
07/10/12 17:00
明日は明日の風が吹くと追記
んなこたーな...
散文(批評...
1
07/10/12 16:15
歌は変わらず 私は ここに
アハウ
自由詩
2
07/10/12 15:29
5285
5286
5287
5288
5289
5290
5291
5292
5293
5294
5295
5296
5297
5298
5299
5300
5301
5302
5303
5304
5305
5306
5307
5308
5309
5310
5311
5312
5313
5314
5315
5316
5317
5318
5319
5320
5321
5322
5323
5324
5325
6.68sec.